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バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

白い岳の湯

2013-12-15 16:06:54 | ツーリング
12月も中旬
朝起きると山頂はうっすら白く染まり、池にはかなりの厚さの氷が張る。
ここは久住も近い熊本県わいた温泉郷、岳の湯。
外気温が低いので温泉の水蒸気が小さな集落を白く包んで
水蒸気は硫黄の香りを運びこれが自然の力である事を誇示している。

この地熱と水蒸気を利用して蒸す釜の部分を“すめ”と呼ぶ。
軽トラを横付けして何かをすめから引き上げているおばあちゃんがいたので
何か尋ねてみると大豆との事でここで蒸あげて味噌にするとの事。
きっと美味しい味噌が出来る事だろう。
おばあちゃんには重そうだったので軽トラまで運んであげる。
また温泉蒸気で蒸すすめで作る地鶏蒸はご当地グルメの代表である。

硫黄分を含んでいるが温泉は源泉温度が高く無色に近い。
上から見下ろす貸切露天風呂は更に寒くなって空から白い物がチラチラする頃には
見渡す物がすべて真っ白になってしまう。
寒くなればなるほど白く染まる岳の湯であった。










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