Web Master's Room

バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

ブラケットのフィッテング

2011-01-17 23:14:53 | Kawasaki Z750FX1
リアのスイングアームをZRXにしたのに合わせてフロント側もZRXをチョイス
インナーパイプが36径から41径になるので剛性アップと制動力アップを考えた訳です。



実際に比較してみるとフォーク間の20mmの拡大とオフッセトが25mm違います。
タイヤサイズの小径化と合わせてクイックな操舵感があるはずです。
しかしフォークがタンクに干渉しそうでハンドルの切れ角が少なくなりました。



実際にZRXとFX1のシャフトの長さとネジ山のカット位置が同じなので作戦開始です。
三ツ又はZRXでシャフトはFX1に打ちかえる手もありましたが
シャフトトップを削り出ししなければならないので
今回はそのまま使用しベアリングの方で調整したいと思います。
しかし実際に作業にかかってみるといくつかの問題点がありました。
参考 三又流用の考察

1シャフトを受けるベアリングの径の違い

両者のシャフトの長さやカットの仕方は同じなのですが
FX1が30径でストレートなのですが、ZRXは上部が25径、下部が28径と
細くなっているので当初深く考えずベアリングはZRX純正を購入しました。
下側のベアリングは難なく取り付けましたが
上側はFX1のフレーム側の受けが48径ありよってガタガタです。
1mm違いなので間に何か挟み込もうかとも考えましたが
やはりかなりのトルクがかかる所なので48径サイズのベアリングにする為
NTNやNSKベアリングで調べましたがバイク用のテーパーベアリングは
かなり特殊なサイズのようでちょうど良いサイズがありません。
なのでナカイ商工さんからRZなどで使用されているベアリングを購入しました。
本当は上側だけでOKなんですが2個セットなんで…。
結局ベアリングは上側ナカイ商工NHY-125(25x48x13)1mmほど高さが足りませんが
多分問題なし、下側ZRXカワサキ純正(28x47x15)使用しました。

取り付けは塩ビのパイプを使って打ち込むだけですが
均等にしかもかなり力を入れて打ち込みます。
そこだけ集中して作業していたらベアリングの下に入れるオイルシールを
上下逆さまに取り付けてしまいましたぁ!

2アッパーブラケットのキーシリンダー取り付け部のカット

ZXRのキーシリンダーはアッパーブラケットについていますが
FX1はメーターブラケットについています。
メーター取り付けの邪魔になるのでグラインダーでカットします。

3ハンドルロック用の穴開け

ZRXはメインスイッチとハンドルロックは一体式ですが
FX1はシャフトの横から差すタイプです。
使いにくい所なのでなくてもいいかなと思いましたが
確か車検の対象項目だったので穴を開けますが
シャフトはかなりの硬度なのでここは外注に出しました。

4同じくハンドルロック用のストッパーの取り付け

ZRXのストッパーはアンダーブラケットの上についているので軽量化の為削除
代わりにフォークは当たらない位置ににタップを切って
6mmのボルトにゴムブッシュを取り付けます。

5ヘッドライト取り付け用のブラケット

基本的にゼファーの物を利用しましたが少し長いので上側でカットしています。

6メーター用のブラケット製作

詳しくは後日


最新の画像もっと見る

コメントを投稿