STID を 2D字幕版で見てきました。
本編2時間12分という、短くはないものの、決して長過ぎるとも言えない尺の中に、
よく、これだけ詰め込んできたなぁという印象でした。
観客としての経験値から、鑑賞時には、映画全体の尺から逆算し、
そろそろクライマックスだよね~とか、ここから収束に入るはず・・ などの当りをつけたりもするのですが、
今作は、「え? まだ展開するの!?」という感じに、勢いを保ったまま物語がどんどん続いていくので、
実際の鑑賞時間よりも、"たっぷり見させてもらいました" 感がスゴかったです。
私のスタトレ歴は、ほとんど「無い」に等しく、
オリジナルのテレビシリーズも、旧シリーズの映画版も、未見です。
これまでに鑑賞したことがあるのは、
J・J・エイブラムス監督がリブートした前作「 スター・トレック(2009) 」のみ。
しかも、その理由が、ドクター・マッコイを演じるK・アーバンを、
久し振りに大きなスクリーンで見たい! からで、鑑賞回数も、映画館で一度きりでした。
それでも、このリブート第2弾にあたる「イントゥ・ダークネス」で、
エンタープライズ号のメインクルーたちの活躍ぶりを見ていたら、
すごく懐かしくなってしまい、自分でも、ちょっと驚きでした。
それだけ、各キャラクターが個性的、魅力的に、描かれているということですね。
STIDのプロモ期間中は、私自身がネタばれを回避していたから、というのもありますが、
主役の二人であるカークとスポック、そして、悪役のジョン・ハリソンにばかりスポットがあたっていて、
ポスターではウフーラが、来日イベントでキャロル役のアリス・イヴが、ようやく加わったけれど、
それ以外の、マッコイ、スールー、チェコフ、スコッティがどれだけ活躍しているのか、
事前には全く見当がつかず、密かに心配だったので。。 みんな、それぞれ見せ場があって本当に嬉しい!
特に、スコッティは大活躍!! だし、"ボーンズ" マッコイも、オープニングからしてなかなかでしたね。
適役ジョン・ハリソンも、設定が良かったなぁ~。
あくまでも "悪役" には違いないのに、思わず共感を抱きそうになる側面や、
パッと見、敵か味方かわからなくなる、冷静で、狡猾な罠の仕掛け方とか。
悪役が魅力的だと、ストーリーがぐっと面白くなりますね。
そして、パイク提督! ―― 前作の時から、すごい好きだったのに!!
STIDだけでも、一本の映画として十分に楽しめそうですが、
私はやっぱり「スター・トレック(2009)」を、もう一度見てみたくなってしまいました。
細かな部分に、これって前作の、あのシーンに繋がってるよね? というのが、結構あったので。
改めて前作を見てから、再度、STIDを鑑賞したら、もっと沢山のことに気づけそうです。
■覚書き■
STIDは、昨年末から関係者が数回にわたって来日しPRイベントを行うなど、
かなり長期間にわたるプロモーション活動を展開していましたが、
この点について、宣伝担当者にインタビューした こちらの記事 が面白かったです。
原作やオリジナルがある作品に、固定ファン層以外の新たな客を呼び込むため、
宣伝担当がいかに仕掛をしていくか、という裏話ですが、
私は、スタトレ熱はそれ程ではないものの、自分の好きな作品に置き換えて考えてみた時に、
やはり、複雑な気持ちになりますね ・・ 大人の事情という割り切りと、ファン感情の間で。
このインタビュー記事をまとめた加藤祐子さんは『スター・トレック』の熱心なファンの方で、
ご自身のブログでも、スタトレ初心者向けに、まず何から見れば良いか? などの記事を、
あげて下さっています。
その加藤さんによる、STIDの宣伝戦略に関しての つぶやき が、また、深いです。。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
本編2時間12分という、短くはないものの、決して長過ぎるとも言えない尺の中に、
よく、これだけ詰め込んできたなぁという印象でした。
観客としての経験値から、鑑賞時には、映画全体の尺から逆算し、
そろそろクライマックスだよね~とか、ここから収束に入るはず・・ などの当りをつけたりもするのですが、
今作は、「え? まだ展開するの!?」という感じに、勢いを保ったまま物語がどんどん続いていくので、
実際の鑑賞時間よりも、"たっぷり見させてもらいました" 感がスゴかったです。
私のスタトレ歴は、ほとんど「無い」に等しく、
オリジナルのテレビシリーズも、旧シリーズの映画版も、未見です。
これまでに鑑賞したことがあるのは、
J・J・エイブラムス監督がリブートした前作「 スター・トレック(2009) 」のみ。
しかも、その理由が、ドクター・マッコイを演じるK・アーバンを、
久し振りに大きなスクリーンで見たい! からで、鑑賞回数も、映画館で一度きりでした。
それでも、このリブート第2弾にあたる「イントゥ・ダークネス」で、
エンタープライズ号のメインクルーたちの活躍ぶりを見ていたら、
すごく懐かしくなってしまい、自分でも、ちょっと驚きでした。
それだけ、各キャラクターが個性的、魅力的に、描かれているということですね。
STIDのプロモ期間中は、私自身がネタばれを回避していたから、というのもありますが、
主役の二人であるカークとスポック、そして、悪役のジョン・ハリソンにばかりスポットがあたっていて、
ポスターではウフーラが、来日イベントでキャロル役のアリス・イヴが、ようやく加わったけれど、
それ以外の、マッコイ、スールー、チェコフ、スコッティがどれだけ活躍しているのか、
事前には全く見当がつかず、密かに心配だったので。。 みんな、それぞれ見せ場があって本当に嬉しい!
特に、スコッティは大活躍!! だし、"ボーンズ" マッコイも、オープニングからしてなかなかでしたね。
適役ジョン・ハリソンも、設定が良かったなぁ~。
あくまでも "悪役" には違いないのに、思わず共感を抱きそうになる側面や、
パッと見、敵か味方かわからなくなる、冷静で、狡猾な罠の仕掛け方とか。
悪役が魅力的だと、ストーリーがぐっと面白くなりますね。
そして、パイク提督! ―― 前作の時から、すごい好きだったのに!!
STIDだけでも、一本の映画として十分に楽しめそうですが、
私はやっぱり「スター・トレック(2009)」を、もう一度見てみたくなってしまいました。
細かな部分に、これって前作の、あのシーンに繋がってるよね? というのが、結構あったので。
改めて前作を見てから、再度、STIDを鑑賞したら、もっと沢山のことに気づけそうです。
■覚書き■
STIDは、昨年末から関係者が数回にわたって来日しPRイベントを行うなど、
かなり長期間にわたるプロモーション活動を展開していましたが、
この点について、宣伝担当者にインタビューした こちらの記事 が面白かったです。
原作やオリジナルがある作品に、固定ファン層以外の新たな客を呼び込むため、
宣伝担当がいかに仕掛をしていくか、という裏話ですが、
私は、スタトレ熱はそれ程ではないものの、自分の好きな作品に置き換えて考えてみた時に、
やはり、複雑な気持ちになりますね ・・ 大人の事情という割り切りと、ファン感情の間で。
このインタビュー記事をまとめた加藤祐子さんは『スター・トレック』の熱心なファンの方で、
ご自身のブログでも、スタトレ初心者向けに、まず何から見れば良いか? などの記事を、
あげて下さっています。
その加藤さんによる、STIDの宣伝戦略に関しての つぶやき が、また、深いです。。
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映画 『スター・トレック イントゥ・ダークネス』 ◇原題:Star Trek Into Darkness ◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 ) IMDb ( 関連ページ ) ◇鑑賞日:2013.9.6. 映画館にて ♪Karl Urban / Bones ♪Benedict Cumberbatch / Harrison |