ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

中山選手が来季チーム復帰

2021-12-21 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は、J3カターレ富山に育成型期限付き移籍していた中山選手の2022年シーズン復帰を発表しました。


◇中山陸(なかやま りく)選手◇
中山選手は2001年1月22日生まれの現在20歳。SC相模原Jr.ユースを経て2016年に東海大学付属相模高校に入学すると、そこで台頭し攻撃的な中盤のポジションとして存在感を発揮。チームを牽引し3年生となった2018年の6月にヴァンフォーレがオファーを出して加入内定が決定。JFA・Jリーグ特別指定選手として登録され、高校在学中でもヴァンフォーレの活動に参加できる指定選手となります。するとその年の9月に行われたルヴァンカップ準々決勝柏レイソル戦で試合メンバーに抜擢され、シャドーの選手として1ゴール1アシストを決める大活躍。続く第2戦にも出場し試合には敗れましたが、中山選手は強烈なインパクトを残しました。高い前評判+クラブ伝統の背番号7を希望し並々ならぬ決意で臨んだ加入1年目の2019年は厚いシャドーの選手層に阻まれてリーグ戦は出場機会なし(天皇杯は3試合出場)。新型コロナウイルス感染拡大による中断期間を経て過密日程となった2020年。チームはメンバーを総動員しながら戦った影響を受けて中山選手も出場機会が増加。ターンオーバーで約1試合置きペースの出番でしたが、持ち前の高いテクニック力を活かし14試合に出場し3ゴールを挙げました。昨シーズンの活躍によって今シーズンはさらに出場機会が伸びると思われたのですが、泉澤選手や三平選手&長谷川選手や鳥海選手ら大卒コンビの台頭もありなかなか出番に恵まれずに苦しみ、出場数は第20節群馬戦での途中出場わずか1分間のみ。日々の練習を頑張ってもその努力が出番に結びつかないもどかしい時間が経過していきます。自身の成長のために、また出場時間を得るために他チームへの期限付き移籍を決断。若手選手対象で再び帰ってくることが前提の育成型期限付き契約が7月7日に成立。J3のカターレ富山に入団することになりました。

中山選手は足元のテクニック力は抜群で長短の正確なパスが出せるチャンスメーカー。攻守の幅広い仕事をこなすよりもゴールに近い攻撃的なポジションにてフィニッシュに繋がるプレーをこなすことが得意で、相手マークを抜き去るドリブル能力もあります。それとシュート技術も高く、攻撃的なセンスは底知れないものがあると思います。しかしフィジカルコンタクトで吹き飛ばされるシーンが多々あり、体力面も含めてプロに通用するフィジカルをまだ備えていないのが現状。また攻守のポジショニングや他のチームメートとの連携でも不安定さがみられるなど、組織的なプレーが監督の望むレベルではないことは事実だと思います。攻撃スキルは良いものを持っているだけに非常にもったいないと思っていたので、武者修行先の富山では弱点克服に挑戦しつつも、得意の攻撃性能を落とさずにそのクオリティを保ってほしいですね。(2021年7月8日過去記事)

富山に活躍の場を移した2021年シーズン後半戦。富山には林堂選手や田中佑選手、黒木選手やユース出身の末木選手などヴァンフォーレに縁のある選手たちが多く在籍していることもあって、中山選手は彼らに助けられて早くチームに馴染み試合出場に絡んでくると思われたのですが、経験豊富な石崎監督の構想から早々に外れてしまいます。ベンチ入りできたのは東京五輪開催による中断期間明け初戦&中山選手のチーム合流初戦の第16節藤枝戦(8月28日)の1試合のみ。結局試合出場できたのはシーズン最終戦となった12月の鹿児島戦の途中出場1試合(19分間)のみと出場機会に関してはとても物足りない成績で終わってしまいました。しかし中山選手は違う環境に身を置いて日々の厳しいトレーニングを積んだことでレベルアップできたと実感しているようで、早く成長した姿をお見せしたいとコメントしています。ヴァンフォーレで中山選手と同期入団の宮崎選手はシーズン前半戦までは同じような立ち位置にいましたが、泉澤選手の負傷離脱によって巡ってきた先発の出場機会のチャンスをモノにして監督の信頼を勝ち取り、多くの試合出場と得点という結果を残しています。今や若手のホープと呼べる宮崎選手の活躍に刺激を受けて、中山選手も気持ちの面でも変わったプレーを新シーズンは見せてくれるはずです。同期のライバルであり同じポジションのライバルとなる宮崎選手とともにシーズン中に切磋琢磨しつつ、開幕前の2度のキャンプでは新監督に猛アピールができるように今からしっかりとした基礎体力づくりとコンディション調整に取り組んでほしいと思います。また通常であれば期限付き移籍から帰ってきた次のシーズンは選手にとって今後のサッカー人生がかかった勝負の年となります。たくさんの試合に出場しゴールとアシストという結果を残して中山選手ここにありというところをサポーターに見せてほしいですね。中山選手のヴァンフォーレでの2022年シーズンの活躍を願っています。よろしくお願いします!








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2021年印象的なゴールベスト5~2位~

2021-12-21 | 印象的なゴールベスト5
今シーズンJ2リーグでヴァンフォーレが記録した得点数は ‘65’ 。この中から個人的に印象に残ったゴールを5つに厳選しランキング形式で紹介していきます。なおゴール個々の動画はありませんので、試合ハイライトの動画から対象ゴールシーンを分秒でお伝えするかたちをとらさせていただきます。度肝を抜いた第2位はこのゴール!



2021.10.2 2021明治安田生命J2リーグ 第32節 vs.モンテディオ山形

※対象ゴールシーンは3分17秒過ぎから。


◇ゴール評価◇
シュート難易度:★★★★★
超ロングシュート:★★★★★
パンチ力:★★★★★
相手からの警戒心:★☆☆☆☆



第2位に輝いたのは10月始めにホームで行われた第32節のモンテディオ山形戦での鳥海選手のゴール。上位2チームを追いかける挑戦権とも言える3位4位対決となった第31節新潟戦に敗れたヴァンフォーレ。J1昇格が遠のく厳しい状況におかれたなかで勝ち点2差に迫ってきていた山形をホームで迎え撃ちます。前半は押され気味の展開で耐える時間が続きますが、後半に入ってすぐに宮崎選手がゴールを奪い待望の先制点を獲得。そこから1点差で試合が進むものの、その膠着状態を打開したのは鳥海選手のチャレンジでした。後半31分、攻勢を仕掛けてきた山形のパスを自陣エリア付近でカットすると、前にいた鳥海選手にボールを預けます。前に誰も味方選手がいなかった鳥海選手は反転して前を向いた瞬間にシュートモーションに移行。まさか打ってくるとは思っていない相手選手を尻目にセンターラインから放たれた鮮やかな放物線を描くロングシュートは相手GKの頭上を越えて見事にゴールネットに吸い込まれていきます。

約50mの距離のシュートを決めた鳥海選手。ピッチに立っていたときから相手GKが前に出ていたことを確認しながらプレーしていたと思いますが、相手守備陣が近くにいる状況と味方選手が近くに誰もいないことで単独でドリブルで仕掛けても相手の守備に阻まれる可能性が高く、うまく反転できたことで後ろにボールを戻すくらいならダメ元でもシュートでゴールを狙ってみようという果敢なチャレンジ精神が今回うまくいった結果になりましたね。鳥海選手は165cmと小柄な体格なのでこれまで強いシュートを打つ想像がつきませんでしたが、あまり振りかぶらなくてもあのように遠距離を飛ばせるキックを打ったことに個人的には驚きでした。もちろん相手GKのポジショニングの問題も確かにありましたが、積極果敢に狙っていった鳥海選手のチャレンジをこのゴールでは褒め称えたいですね。ヴァンフォーレの試合で10年に一度レベルの超ロングシュートゴールを決めた鳥海選手の得点を2位に選出しました。




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