ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

松本山雅の挑戦23~新潟撃破+望みを繋ぐ4連勝~

2011-11-30 | 松本山雅
月一でJFLに所属する松本山雅を応援するコーナーの第23弾。今回は天皇杯で旋風を巻き起こしている松本山雅の3回戦の様子と11月のJFLの戦いを見ていきたいと思います。


まずは天皇杯。1回戦で福井県代表の丸岡フェニックス、2回戦でJ2の横浜FCを破って勝ち上がった松本山雅。3回戦の対戦相手はJ1のアルビレックス新潟。しかも相手の本拠地であるビッグスワンでの試合ということで、相当厳しい戦いが予想されていました。しかし松本山雅は2回戦でJクラブを破った自信からか、試合立ち上がりから積極的な姿勢をみせて攻勢を強めていきます。前半5分、最初に得たCKのチャンスをDF多々良選手がヘディングで合わせて幸先良く先制点を挙げることに成功します。

20111116 松本山雅vsアルビレックス新潟(多々良ゴ~ル!)

※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。

ヘディングシュートでゴールを決める多々良選手と喜ぶゴール裏サポーターの様子が映っています。悪天候で平日夜の試合にも関わらず、たくさんの山雅サポーターがスタジアムに来ていることが分かりますね。

相手に先制パンチを食らわせた松本山雅は、FWブルーノ・ロペス選手やDF酒井選手、MFチョ・ヨンチョル選手など主力選手を揃える新潟の攻撃を耐える時間が続きますが、懸命のディフェンスで最後まで相手にゴールを許すことなく1対0で勝利。J2横浜FCに続いてJ1の新潟も撃破する‘ジャイアントキリング’を達成させ、4回戦に進出しています。

その4回戦で戦うクラブは横浜F・マリノス。横浜といったら夏に亡くなった松田選手の古巣で、早くも天皇杯の舞台で両チームの対戦が実現しました。天国で松本山雅と横浜の対決を楽しみにしているであろう松田選手のために、この試合は良い内容のサッカーをして両チームの力のすべてをみせてほしいですね。


来シーズンのJリーグ加入を狙っているJFLの戦いも見てみましょう。松本山雅の11月のJFLの成績を載せておきます。


◇松本山雅11月のJFL成績◇ ※日にち→節→対戦相手→開催場所→スコア→松本山雅得点者の順

11月3日(水) JFL前期リーグ第3節 横河武蔵野FC ホーム(アルウィン) 2-2 得点者:片山2

11月6日(日) JFL後期リーグ第14節 ブラウブリッツ秋田 アウェー 2-3 得点者:木島徹2

11月13日(日) JFL後期リーグ第15節 ツエーゲン金沢 ホーム(アルウィン) 2-0 得点者:木島徹、船山

11月20日(日) JFL後期リーグ第16節 ソニー仙台 アウェー 2-0 得点者:木島徹、木島良

11月23日(水) JFL前期リーグ第6節 ツエーゲン金沢 アウェー 2-1 得点者:木島徹、木島良

11月27日(日) JFL後期リーグ第17節 ホンダロック ホーム(アルウィン) 2-0 得点者:飯田、久富

※4勝1分け1敗(勝ち点13)→16勝8分け8敗(勝ち点56)の3位


11月の成績は4勝1分け1敗。序盤は秋田に競り負けるなど低調気味でしたが、その後復調した要因はFWの木島兄弟の活躍があるでしょう。2人揃って得点を挙げて勝利をモノにする試合が2試合あり、なかでも木島徹選手は今シーズン現在19得点で得点ランキングトップタイに立つなど絶好調。11月の試合チームが無得点だったことはなく、すべての試合でゴールを記録しています。チームがゴールを計算できるようになったのも、連勝に結びついている要因になっていると思いますね。

今回の試合動画はアウェーの金沢戦と27日のホンダロック戦の2試合の様子をお届けします。まずはアウェーの金沢戦。

20111123松本山雅FCVS金沢「第3弾,木島ブラザーズ競演ゴール!」

※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。

金沢の集客キャンペーンも行われていたので、JFLの試合ながらも8786人という大勢の観客が集まったこの金沢戦。北陸の地にも山雅サポーターがスタジアムの約半分ほど詰め掛けていることが動画で分かりますね。このサポーターの後押しがチームの勝利に繋がったと思います。

もう一つの動画は7日のホームホンダロック戦。

2011JFL後期第17節 松本山雅 2-0 ホンダロック

※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。


動画を見て初めて知ったのですが、JFLのクラブにもいろいろ変わった人がいるんですね~。こういう盛り上げ方は嫌いじゃないです(笑)今は対戦相手の応援団が少ないのですが、J2に昇格したらアウェーサポーターもたくさんやってきます。そう思うと近い将来簡単にアルウィンが満員近くになるのではないでしょうか。


順位表も載せておきます。

◇JFL順位表(暫定)◇
1.SAGAWA SHIGA FC(64)
2.長野パルセイロ(60)
3.松本山雅(56)
4.町田ゼルビア(55)
5.V・ファーレン長崎(54)
6.ツエーゲン金沢(46)

今シーズンの残りの試合は2試合。この2試合のうち最後のソニー仙台戦は『東日本大震災災害復興支援試合』となるので、リーグ戦の結果には含まれません。松本山雅以外のチームは2試合を残していることになるので、1試合分多く勝ち点を伸ばす可能性があります。次のアウェーホンダロック戦で山雅は必ず勝利して、あとは4位以内の争いに絡むクラブの結果を待ちたいですね。

松本山雅にはJに上がってほしい!良い報告を期待しています。




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新潟戦写真集

2011-11-30 | Weblog
27日にホーム中銀スタジアムで行われたアルビレックス新潟戦の試合の様子を、写真に何枚か撮ってきたのでここで紹介したいと思います。




この試合は今シーズンホーム最終戦ということで、スタンドはギッシリと人で埋まっていました。観客数は1万3361人。試合前はどうかなと思ったのですが、試合中は最終戦に相応しい盛り上がりでした。






ヴァンフォーレゴール裏サポーター。今の気持ちを表した弾幕も出ていますね。




対するアウェー新潟サポーター。ホームチームを圧倒するようなとても多くのサポーターが山梨に駆けつけ、熱い応援をしていました。試合前や試合後は山梨の観光地や名物をたくさん楽しんでくれたでしょうか?






ヴァン君&フォーレちゃんは今シーズンホームゲーム最後のお仕事。たくさんのサポーターと触れ合っていました。




試合前整列。




円陣で気合いを入れ、ハイタッチでコミュニケーションを図る選手たち。




そしてキックオフ。出場停止のハーフナー・マイク選手の代わりにダヴィ選手が先発出場。




CKのキッカーは片桐選手。今日の片桐選手は運動量も多く、左足のキックやゲームメークで何度もチャンスを作っていました。この写真は今回の一押し♪




CKを蹴るときも熱いサポーターが後押しします。




得点を挙げて喜ぶスタンドの人たち。最初は置かれていた状況からネガティブな声が聞こえていたのですが、3ゴールを挙げたらその声は聞かれなくなりました。ゴールの力は凄いですね。






結局3対0で勝利。始めはアグレッシブさから後半バテるのではないかと思ったのですが、ゴールというカンフル剤もあって最後までヴァンフォーレペースで行けたように思います。このサッカーが出来るならもっと早くから観たかったなぁと思ってしまいます。でも今シーズン最後に良いゲームを見せてもらいました。



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新潟戦を振り返る

2011-11-30 | Weblog
27日に行われたJ1第33節アルビレックス新潟戦。この試合はホーム最終戦ということで、たくさんのサポーターが中銀スタジアムにやってきて大きな声援を送っていました。チームはJ1残留が極めて難しくなった影響を感じさせないアグレッシブなサッカーで新潟を圧倒し、3対0で勝利を収めました。ゴールを決めてももう1点取ろうとボールを持ってセンターラインに行く選手たちの姿は、かすかな望みに挑戦していく懸命さが感じられ、観ていてとても感動しました。この熱い気持ちのサッカーがもう少し前に見れていたらと悔しく思います。


それでは試合を振り返ってみましょう。試合立ち上がりはお互い攻めあぐねていたのですが、どちらかといえばヴァンフォーレがボールを保持して主導権を握っていたように思います。選手たちの動きでいうと完全にヴァンフォーレの方が運動量が多く、若干飛ばし気味の印象を受けました。そんな前半のアグレッシブさがMF片桐選手の先制点を生み出すことになります。前半37分、ゴール前でボールを受けたFWダヴィ選手がキープして後方にはたく。そのボールに反応したのが後ろから走りこんできた片桐選手。プレスに来た相手守備陣をチョコンとボールを浮かせてかわし、すぐさま右足でシュート。それがゴールに吸い込まれて、ヴァンフォーレは貴重な先制点を獲得することに成功します。

前半を1点リードで折り返したヴァンフォーレ。1点ビハインドの新潟は後半始めから選手を2枚交代させ、攻撃陣の活性化を図ります。その影響もあって後半始めは新潟ペースで試合が進んでいき、ヴァンフォーレは守備にまわることが多くなります。特にCKから再三に渡ってヘディングで決定的なチャンスを作られるなど競り合いで分が悪いシーンが目立ちました。その嫌な流れを再びヴァンフォーレに引き戻したのがMF養父選手の追加点となるゴール。右サイドをパウリーニョ選手が攻め上がり、相手選手を引きつけた状態で中央のMF山本選手にパスを送ると、山本選手はこれをダイレクトにシュート。GKもこれを読んでシュートコースを防ごうとするも、ゴール前に立っていた養父選手に当たりコースが直前で変わってゴール。軌道が変わる幸運もありましたが(実は養父選手は狙っていたかもしれない)、このゴールは若干疲れがみられていた選手たちを元気付ける、2点のセーフティーリードを保てるヴァンフォーレにとっても、これから反撃に出ようとする新潟の出鼻を挫く、両チームにとって強い影響力のある得点となりましたね。

この2点目で完全にペースを引き寄せたヴァンフォーレは、後半37分に柏選手が左サイドから中央にドリブルで切れ込み、一旦パウリーニョ選手にボールを預けて壁パスで再びボールをもらうと、一度もスピードを緩めることなくフリーでシュート。柏選手の特長であるスピード突破を存分に活かしたファインゴールとなりました。

新潟はMFミシェウ選手&FWブルーノ・ロペス選手、途中から入ったMFアンデルソン選手という攻撃的なブラジル人トリオでヴァンフォーレゴールに迫りますが、ヴァンフォーレはDF吉田選手やDFダニエル選手、GK荒谷選手を中心とする守備陣で落ち着いて対応できていたと思います。相手の攻撃を最後まで守り切り、3対0で勝利。3点リードして勝てた試合は本来では上出来ですが、今回は置かれている状況もあってそれでもなにかモヤモヤする試合結果でしたね。


この3対0で15位浦和との得失点差を大幅に縮めることに成功しましたが、まだ得失点差で‘14’もの差があります。最終節でヴァンフォーレの試合と浦和の試合のスコアをいろいろ考えてしまいますが、とりあえずヴァンフォーレは次の大宮戦に何点差になっても勝つことを優先にして事前の準備をしてほしいですね。そして勝利して胸を張って前へ進んでいきましょう!




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新潟戦試合ゴール動画

2011-11-28 | Weblog
昨日ホーム中銀スタジアムにて行われたJ1第33節アルビレックス新潟戦の試合ハイライト動画がYou Tubeにありましたので、ここで紹介したいと思います。


33節 甲府対新潟

※動画再生時はパケット通信料にご注意くさだい。動画はゴールシーン中心です。



シーズンの大勢はほぼ決まった中での試合でしたが、自身の特長が存分に発揮された片桐選手&柏選手の今シーズン初ゴールも見れましたし、GK荒谷選手を中心に無失点で守った守備陣も奮闘し、見どころ満載の試合でした。このような試合がもっと早く出来ていればなぁと今となっては思ってしまいますね。



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試合終了【アルビレックス新潟戦】

2011-11-27 | Weblog
今まで行われていたアルビレックス新潟戦ですが、試合が終了し3対0で勝利しました。ヴァンフォーレの得点は片桐選手&養父&柏相手のゴールでした。

後半始めは新潟が攻勢を仕掛けていたのですが、DF吉田選手とMF山本選手が特に懸命にディフェンスしていたように思いますね。相手の攻撃をシャットアウトした後のMF養父選手のゴールで、新潟は大きなダメージを受けたと思います。

片桐選手&柏選手の今シーズン待望初ゴールの共演は、事実上のJ2降格に落ち込む中銀スタジアムのスタンドに活気を与えてくれました。元気出していこうという気持ちを選手たちから教わった、そんな感じの試合でしたね。


…とりあえず結果を先にお伝えしました。試合の詳細や会場の様子、感想などはまた改めて更新したいと思います。




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前半終了【アルビレックス新潟戦】

2011-11-27 | Weblog
現在行われているJ1第33節アルビレックス新潟戦ですが、前半を終了し1対0でヴァンフォーレがリードしています。ヴァンフォーレの得点はMF片桐選手のゴールでした。

前半は飛ばし気味のヴァンフォーレ。片桐選手のナイスゴールで先制できましたが、後半はスタミナ切れで相手に押し込まれないように粘り強いディフェンスを最後までしてほしいですね。ぜひ勝利でホーム最終戦を締めくくってもらいたいです。




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本日ホーム最終戦アルビレックス新潟戦!

2011-11-27 | Weblog


ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。J1第33節ホーム中銀スタジアムにてアルビレックス新潟戦です(13時キックオフ)。

今シーズンのホームゲームも今回で最後。チームを温かく、時には厳しく応援してきた大勢のサポーターの前で、これぞチームの集大成と言えるような内容のサッカーをしてほしいですね。昨日の浦和戦の結果でJ1残留の可能性は極めて難しくなってしまいましたが、こうなったら浦和と勝ち点で並んでヴァンフォーレの‘意地’を最後まで見せましょうか。

なおこの試合はスカパーはもちろんですが、NHK甲府(テレビ)やYBSラジオでも試合の中継が行われる予定です。本日現地に行けない方はメディアを通してヴァンフォーレに声援を送りましょう!





サポーターはどんなときもどんな状況になろうともヴァンフォーレを応援します。応援してくれるはずです。選手たちはそのサポーターの応援を後押しに、最後まで全力を尽くしてほしいですね。




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アルビレックス新潟戦見どころ紹介

2011-11-26 | Weblog
今シーズンも残り2戦となったJ1リーグ。J1残留を目指して戦っているヴァンフォーレは、明日(27日)にホーム中銀スタジアムにてアルビレックス新潟と対戦します。

対戦相手の新潟。今シーズンここまで32試合を終えて10勝9分け13敗の勝ち点39で14位に位置しています。前節まで僅かにJ2降格の可能性が残っていたのですが、引き分けによって2試合を残してJ1残留を決めています。残留が決まったことで目標達成の安心感からこの試合ではモチベーションの低下が予想されますが、ヴァンフォーレはこの新潟相手に精神面では上回らないといけません。

では新潟の予想フォーメーションを見てみましょう。

アルビレックス新潟 (J1第33節予想フォーメーション)
川又 ブルーノ・ロペス
ミシェウ田中
本間三門
内田村上
千葉菊地
 小澤 

※PCでご覧ください。なおメンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


新潟の基本フォーメーションは4-4-2。新潟と言ったらブラジル人選手が真っ先に思いつきます。前線のFWブルーノ・ロペス選手は高さでもスピードも一流で、パスセンスも兼ね揃えているので掴みどころがないタイプの万能型ストライカー。決定機にスルスルと入り込んでシュートを狙える嗅覚も持っているので、新潟の得点源となっている彼のプレーには十分注意したいですね。彼の他にもMFミシェウ選手というテクニシャンもいます。彼の特長は高いテクニック力を活かしたゲームメーク。ドリブルで相手エリア付近まで容易にボールを運べるので、そこのバイタルエリアを効果的に使ってラストパスやシュートなど決定的な仕事がこなせます。新潟で最も警戒しなければならない存在がこの2人のブラジル人選手。なのでヴァンフォーレはDFと中盤の間のエリアのケアとゴール前のブルーノ・ロペス選手を常にチェックしてディフェンスしたいですね。

あとは右の攻撃的な中盤の選手として先発出場が濃厚なMF田中選手。彼のドリブルの仕掛けとプレースキックの能力は素晴らしく、ゴール前で新潟にセットプレーのチャンスを与えてしまったら脅威の存在となります。あとこれまで途中出場が続いていたFW川又選手が先発で、シーズン途中にチームに加入した左足のチャンスメーカーMFアンデルソン選手なども勝負どころで出番を虎視眈々と窺っており、モチベーションの低下によるチーム力ダウンは最小限に留まりそうですね。

しかし新潟はU-22代表にDF酒井選手とDF鈴木選手を送り出していて、不動のサイドアタッカーMFチョ・ヨンチョル選手も韓国代表の活動に参加しているので、今回の試合にはこの3人は欠場します。鈴木選手は元々CBですが、酒井選手とチョ・ヨンチョル選手はサイドを切り崩す術に長けているので、今回の新潟は若干サイドからの攻撃にぎこちなさが生まれると思います。ミシェウ選手もこれまでトップに近い位置でのプレーが続いていたので、1列下がった位置でどれだけの仕事ができるかも今のところ未知数といえますね。

ヴァンフォーレの予想フォーメーションも見てみましょう。

ヴァンフォーレ甲府 (J1第33節予想フォーメーション)
片桐 ダヴィ
パウリーニョ
山本井澤
内山吉田
冨田ダニエル
 荒谷 

※PCでご覧ください。なおメンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


前節退場処分を受けたFWハーフナー・マイク選手はこの試合出場停止。代わりに前節で出場停止だったパウリーニョ選手が戦線に復帰します。右サイドにはスピードでの突破が期待される柏選手、前線にはFWダヴィ選手が起用されそうですね。今回のヴァンフォーレのキープレーヤーはなんといってもFWダヴィ選手。フィジカル面の不安からコンディション調整に苦しみ、最近ようやくこの不安から脱却しつつあるダヴィ選手ですが、残念ながら先発として出場した今までの試合(天皇杯)では結果を残せていません。特に動き出しの反応の鈍さが目立つので、あまり動かなくてもいい状態で彼にピンポイントで合わせる攻撃を心掛けたいですね。ダヴィ選手を存分に活かすためには足を伸ばして届く位置にパスを送ること。ボールを一度保持してしまえば強靭なフィジカルを利用して‘タメ’を作ることが出来るので、ヴァンフォーレにチャンスが広がると思います。彼に近い位置で後ろから走りこみ、勢いを保ったままドリブルで一気にシュートまで持ち込みたいですね。そのプレーはトップ下のMF片桐選手にしてほしいです。ダヴィ選手とうまく絡むことができたら、片桐選手の今シーズン初ゴールもあると思います。

ヴァンフォーレの置かれた状況を考えて、新潟は隙を常に窺うような慎重な試合運びをしてくると思います。ヴァンフォーレが積極的に仕掛けたい気持ちは分かりますが、相手の出方を見ている状況を冷静に見極めて、徐々に圧力を強めていく戦い方をしてもらいたいです。ホームゲームなのでチャンス時には必ず勢いがつくと思うので、決定機を確実にモノにしてそのリードを保っていくような磐石な試合運びが理想ですね。


本日行われる福岡対浦和の試合結果によって大勢が決まってしまう可能性がありますが、大勢が決まっても決まっていなくても試合ではこれぞヴァンフォーレのサッカーだという試合内容で勝利してほしいと思います。そして出来れば最終節まで勝負の行方を延ばしたいですね。




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ラスト‘2’サバイバル

2011-11-25 | Weblog
◇J1下位4チームの順位表◇
15位:浦和レッズ(33)
16位:ヴァンフォーレ甲府(30)
17位:アビスパ福岡(22)
18位:モンテディオ山形(21)


今シーズンもいよいよ残り2試合。現在J2降格圏内の16位にいるヴァンフォーレは、残留を果たすために15位浦和を追い抜かないといけません。両者の勝ち点差は‘3’。少ない数字のように思われますが、実際にはとても差のある数字で目標を達成するためには厳しい状況といえます。しかし可能性がわずかでもある限り、サッカーは何が起こるか分からないスポーツ。そこで残り2戦となった今の状況で、ヴァンフォーレがJ1残留を果たせる可能性を探ってみたいと思います。

まずは浦和とヴァンフォーレの残り2試合の対戦相手を見てみましょう。


◇浦和・ヴァンフォーレ残り2試合の対戦相手◇
浦和レッズ
第33節(11月26日) アビスパ福岡(アウェー)
第34節(12月3日) 柏レイソル(ホーム)

ヴァンフォーレ甲府
第33節(11月27日) アルビレックス新潟(ホーム)
第34節(12月3日) 大宮アルディージャ(アウェー)


ヴァンフォーレがJ1残留するために大前提なのが、次の節で浦和が福岡に引き分けか負けること。もし勝利してしまうと得失点差の影響でヴァンフォーレは浦和に追いつけないので事実上のJ2降格が決定。逆に引き分けか負けると一気に残留できる可能性が高まります。なぜかというと、浦和は最終節に首位柏との対戦が残されており、優勝に向けてモチベーションが高い柏相手に厳しい戦いが求められます。

ヴァンフォーレは1勝1分け以上の成績が絶対条件。浦和が連敗したときのみその1分けが許されるのであって、基本は連勝が希望を繋げる結果となります。第33節の新潟も最終節の大宮もリーグではヴァンフォーレよりも上の順位に位置しているのでそう簡単には勝ち点計算はできませんが、残留したいという強い気持ちがプレー面でも表れればきっと良い流れになっていくと思います。とりあえずは明日(26日)の福岡対浦和の試合で福岡には頑張ってもらって、ヴァンフォーレもホームで新潟に勝利して最終節まで勝負の行方を伸ばしてほしいですね。





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戦術を読まれ始めたヴァンフォーレ

2011-11-25 | Weblog
いよいよ今シーズンも大詰めとなったJ1。J1残留の可能性を残すヴァンフォーレにとってここ最近の試合で勝てず3連敗。三浦監督から佐久間監督となりチームの戦術も大幅に変えていますが、そのチーム状態を他のクラブに研究されて読まれ始めた気がします。残り2戦で勝利を目指すために修正すべきポイントはどこかを探っていきたいと思います。

どちらかといえば守備的な方針の三浦前監督の戦術から、佐久間監督は攻撃に比重を置いた戦術を目指していると思います。基本フォーメーションも4-4-2から4-2-3-1に変えて、攻撃時中央にできるだけ選手がいるように工夫していますね。守備陣も積極的に前へプレスをかけていくやり方に変更したので、三浦体制時に戦ったクラブはヴァンフォーレの戦術の変化に意表を突かれたと思います。佐久間体制になってから対戦相手がその対策が出来なかったためにヴァンフォーレは勝ち点を積み重ねることができましたが、次第にその戦術が研究されてきたため難しい試合展開が多くなってきています。

そこで佐久間監督体制になってからの、ヴァンフォーレの成績を見てみましょう。

◇佐久間監督就任後のヴァンフォーレ成績◇
×第21節 モンテディオ山形(アウェー) 1-3
○第22節 浦和レッズ(ホーム) 3-2
△第23節 鹿島アントラーズ(ホーム) 1-1
×第24節 名古屋グランパス(アウェー) 1-4
×第25節 ベガルタ仙台(ホーム) 1-2
○第26節 アビスパ福岡(ホーム) 2-1
○第27節 ガンバ大阪(アウェー) 2-0
×第28節 川崎フロンターレ(ホーム) 0-1
○第29節 セレッソ大阪(アウェー) 4-0
×第30節 清水エスパルス(アウェー) 0-3
×第31節 横浜F・マリノス(ホーム) 1-2
×第32節 ジュビロ磐田(アウェー) 1-2
※12戦4勝1分け7敗(勝ち点13)


ヴァンフォーレはFWハーフナー・マイク選手はもちろんですが、司令塔としてゲームを組み立てるMF片桐選手にも試合を重ねるごとに相手選手からのマークが厳しくなってきています。攻撃のキーマンを封じ込められることで、ただでさえバリエーションに乏しい攻撃が尻すぼみの状態となり、明確な手段がとれなくなります。

あとは残留争いをしていることも、相手に付けこまれる要因になっていると思います。ヴァンフォーレは試合に勝たなければいけないので、勝負どころで攻撃に比重を移して得点を取りにいく状態に変化します。相手チームはその攻撃に対応するディフェンスに追われますが、その分カウンター攻撃を狙いやすい状態となっており、そこで効果的に突かれるとヴァンフォーレは攻撃に専念できなくなります。サッカーは心理的な要因が勝負を分けることが多いスポーツ。最近では相手に出方を窺われている状態になっているので、得点を急がずに心理的な点で焦れずに我慢するような試合をしてほしいですね。

佐久間監督になってから勝ち星はそんなに恵まれていませんが、試合で得点を取れるようになってきました。無得点だった試合は12戦中2試合のみと攻撃面では評価して良いと思います。しかし先ほども言ったように戦術が相手に研究されてきたので、キープレーヤーの彼らに任せるやり方だけではなく、その他の選手の躍動が大切になってくるでしょう。残り2戦のポイントは‘救世主’の登場。今シーズンの井澤選手のように相手にマークされていない選手がプレーすることにより、相手の情報が錯綜して混乱する可能性があります。残留がかかったとても大事な時期で若手選手は起用しにくいのですが、ここはMF堀米選手やFW加部選手などの勢いの出る若手選手を思い切って使ってチャレンジしてほしいですね。

もちろんブレずにやることは大切ですが、相手に読まれないサッカーも求められます。この追い込まれた状況でこそ、保守的にならずに積極的に挑戦すべきです。ヴァンフォーレの底力を今こそ発揮しましょう!




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