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山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

今シーズンのターニングポイント5選

2021-12-13 | Weblog
先日の記事で今シーズン(2021年)のヴァンフォーレの試合をざっくりと振り返ってみましたが、このなかでヴァンフォーレの命運を左右させるようなターニングポイントと呼ばれる試合がいくつかありました。今回はそこにスポットライトを当ててコーナーにしてみました。題して『今シーズンのターニングポイント5選』。良きも悪きも分岐点となった試合を個人的なチョイスで5つ選んでいます。それでは早速1つ目からどうぞ。


①第2節 大宮アルディージャ戦
まず1つ目に選んだのは第2節のアウェー大宮アルディージャ戦。千葉との開幕戦を引き分けたヴァンフォーレは初勝利を目指して大宮との連続アウェー戦に臨み、CKから新井選手が頭で押し込み先制するとまたしてもセットプレーから最後は野澤英選手がゴール前で合わせて追加点。今シーズンのヴァンフォーレの得点の代名詞となったセットプレーからの2得点。この試合の成功がきっかけとなって選手たちは今シーズン自信をもってセットプレーを仕掛けていくことができたと思います。それと得点機以外でもピッチを幅広く使いサイド攻撃を果敢に実行&前からのチェイシングや複数人での組織的なプレスで計画的に前方でボールを奪うなど、これからやっていくヴァンフォーレの今シーズンのサッカーのかたちをピッチ上で示した印象的な試合だったと思いますね。


②第11節 ツエーゲン金沢戦
2つ目は第11節のアウェーツエーゲン金沢戦。ヴァンフォーレはスタートダッシュに成功した印象がありますが、細かく見ると実は開幕から10試合で4勝3分け3敗といまいち勢いに乗り切れていない結果でした。そんな状態のチームに刺激を与えたのがウィリアン・リラ選手とパウロ・バイヤ選手のブラジル人選手。新型コロナウイルス感染拡大による入国規制でチームへの合流が遅れた2選手は、5月始めとなるこの金沢戦がデビュー戦に。リラ選手が84分間、バイヤ選手がその後の約6分間プレー。バイヤ選手は伸び悩みましたが、リラ選手の加入はこれまでみられなかった大柄な体をうまく使っての前線でのポストプレー役として味方のチャンスを演出するなど存在感を発揮。自身で切り込んで得点を狙っていくようなプレーは少なかったものの、攻撃の起点が前線に明確にあることでチームも攻撃のかたちを作りやすかったと思います。ヴァンフォーレは金沢戦から7試合負けなし&磐田戦の一戦を挟んで3連勝+5試合負けなしと好調なチーム状態をキープ。白星に繋がる安定感が増したのもリラ選手たちがチームに加わったことが大きな要因だったと思いますね。


③第16節京都サンガ戦&第17節アルビレックス新潟戦&第18節ジュビロ磐田戦
当時シーズン前半戦のターニングポイントと位置付けてその試合の結果を注目した第16節~第18節の3連戦。その対戦相手が第15節終了時点で首位京都・2位新潟・4位磐田と5位ヴァンフォーレよりも順位が上にいるクラブだったので、勝てば勝つほど上位に迫れるビッグチャンスでした。3連戦初戦となった京都戦はアウェーでスコアレスドロー、ホームゲームの2戦目は土壇場で追いついて引き分けに持ち込み、3戦目はアウェーで磐田に敗戦と3試合で一つも白星が得られず。5差だった昇格圏内となる2位との勝ち点差が第18節終了時にはその差が8に離れ、3連戦で2分け1敗の勝ち点2の結果と一気に差を詰める機会を逸します。たらればの話にはなってしまいますが、ここで連勝して京都や磐田に同じペースでついていくことができていたらシーズンの展開はまた違ったものになっていたかもしれませんね。


④第20節 ザスパクサツ群馬戦
上位陣との3連戦で結果を出せず、続くホーム山口戦でも苦しんで引き分けたヴァンフォーレ。チーム状態が低調気味になりかけていた第20節群馬戦に臨むにあたって伊藤監督は大胆なメンバー変更を決断します。前節から先発メンバーを7人変更したその血の入れ替えが功を奏し、選手たちにアグレッシブさが復活。序盤から得点を順調に積み重ねていき、終わってみたら今季最多の6ゴール大勝。完全に甦ったヴァンフォーレはそこから4連勝を記録するなど、再び息を吹き返すきっかけとなった試合でした。


⑤第28節 京都サンガ戦
引き分け→負け→引き分け→負けの負の連鎖に陥ってしまったシーズン中盤戦。第27節では町田相手にほとんど良いところなく敗れた精神的ショックは大きく、同時期にチーム内得点王だった泉澤選手がアキレス腱断裂の今季絶望の大ケガを負ったことも重なって昇格の目標が遠く離れていくような感覚に苛まれたと思います。そんな暗くなりかけた雰囲気に一筋の光を差し込んだのは宮崎選手の奮起でした。今シーズン初先発のチャンスを獲得すると、常にゴールを見る積極的なプレーでヴァンフォーレの攻撃陣を牽引。後半23分には試合の行方を決めるような鋭いミドルシュートを突き刺すなど首位にいた京都に対して3対0で快勝し、ヴァンフォーレの底力を見せつけました。宮崎選手の勢いにチームも便乗してそこから3連勝、新潟戦には敗れてしまいましたがそこからまた4連勝(7戦6勝1敗)と右肩上がりで復活するヴァンフォーレの勇姿をみせることができましたね。


…個人的に感じた今シーズンのターニングポイントと思う5選を紹介しました。人によってまた違うターニングポイントがあったと思うので、この記事を見て自分なりに今シーズンのヴァンフォーレを振り返ってみてはいかがでしょうか?




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