ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

伊藤監督お疲れさまでした

2021-12-03 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は、チームを指揮してきた伊藤監督の今シーズン限りでの退任を発表しました。



◇伊藤彰監督◇


伊藤監督は埼玉県出身1972年生まれの現在49歳。現役時代は川崎や大宮でプレーし徳島で引退。引退後は指導者に転身し、大宮アルディージャの下部組織(Jr.ユース・ユース)のコーチや監督を務めたのち、2017年5月から渋谷監督(現ヴァンフォーレ甲府コーチ)に代わり大宮のトップチーム監督に就任。低迷するクラブの立て直しを図りたかったのですが、チームの低迷から脱却できずにその年のシーズン終盤戦で解任されてしまいます。長年過ごした大宮を離れて新天地で再起を図ろうと翌年の2018年にヴァンフォーレにやってきます。当時はヘッドコーチとして指揮官の吉田監督を支える役割を担い、それはシーズン途中で上野監督に代わってからも変わらず選手と監督を繋げる兄貴分のような存在感で、チームの調和を取る働きを主にこなしました。その仕事ぶりが評価され、翌年(2019年)コーチから監督に昇格しヴァンフォーレの指揮を執ることになります。

就任1年目はエースのピーター・ウタカ選手を攻撃の柱としてシーズン前半戦で首位に立つなど好調ぶりを発揮しましたが、中盤戦での失速が響いて終盤戦に再度巻き返すものの5位でフィニッシュし昇格プレーオフにまわることになります。プレーオフ1回戦では徳島と対戦し引き分け、規定により敗退が決定しJ1昇格を逃します。続く2年目となる2020年シーズンは新型コロナウイルスが猛威を振るうなかでプレーオフが無くなり、週2回の試合開催が定番になるなどイレギュラーな日程となりましたが、ターンオーバーをうまく使って若手の成長を促し躍動。しかしリーグ最多の引き分けを記録する勝ち切れない試合展開が目立ち、4位でシーズンを終えます。若手選手が育ち開幕戦から積極的に彼らを起用してスタートした今シーズン(2021年)、前半戦から中盤戦は連勝と白星がなかなか残せない日々が交互にみられる不安定な戦いを演じますが、シーズン終盤戦に差し掛かり宮崎選手や長谷川選手などの大卒選手たちが躍動。大型連勝が何度も続くようになりましたがJ1昇格圏内には一歩及ばず。最終節を前に3位が確定しました。

伊藤監督はコーチとして1年&監督として3年の計4年ヴァンフォーレに在籍していたことになりますが、監督の成績としては5位→4位→3位と年々昇格に近づく結果を残していただけに、来年こそはと思っていた矢先での退任話だったので個人的には非常に残念な想いをしています。伊藤監督がヴァンフォーレに浸透させたと言っても過言ではない可変システムやポジショナルプレーといった戦術も日を追うごとにその精度が高くなっていくのを実感し、相手の戦術に合わせてこちらのシステムを変えていく柔軟な戦いも見るものを魅了していたと思います。伊藤監督の大宮時代の選手だった泉澤選手、教え子でもある長谷川選手&浦上選手や山田選手、大卒ルーキーの関口選手や鳥海選手&須貝選手、東京五輪開催による中断期間後に覚醒した宮崎選手など若い選手たちが活躍し、ゴールを決めて監督のもとに駆け寄るシーンが今シーズンとても印象的なシーンでしたね。それほど選手たちは監督のことを信頼しその関係性も良好だったことが窺えます。今年活躍した大卒組が経験を積み、さらにレベルアップした姿で伊藤監督が遂行する組織的なサッカーに当てはめて躍動する光景を来シーズンも見たかったのが本音ですね。でももう来年は見られなくなるので、最後に今月5日にホームで行われる最終戦(水戸戦)で伊藤監督のヴァンフォーレでの集大成となるサッカーを目に焼き付けたいですね。

監督の去就はいろいろと情報が出てきていますが、正式に発表された段階でまたお伝えしたいと思います。まずは退任発表ということでヴァンフォーレでの4年間お疲れさまでした。ヴァンフォーレでの経験を活かして次の場所でも頑張ってください!クラブが変わっても個人的に応援し続けたいと思います。

…最後にこのブログでこれまで伊藤監督の写真をたくさん撮ってきましたが、その一部を厳選してこのタイミングでお届けしたいと思います。




































本当にありがとうございました!




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