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山田&リラ&メンデス弾!3度追いつく意地をみせて引き分け3位フィニッシュ【最終戦水戸ホーリーホッ...

2021-12-08 | Weblog
12月5日にホームで行われた2021年明治安田生命J2リーグ第42節(最終節)水戸ホーリーホック戦ですが、試合結果は3対3の引き分けに終わりました。ヴァンフォーレの得点は後半に挙げた山田選手&ウィリアン・リラ選手&メンデス選手のゴールでした。



◇良かった点◇
この試合良かった点は2つ。まずは3度追いつく意地をみせたこと。試合はスタートから水戸の圧力を受けて押され気味な展開になるものの、ヴァンフォーレは野津田選手と山田選手の中盤の守備陣が踏ん張り、そこから荒木選手や須貝選手などウイングバックがいるサイドに展開することで相手の圧力を避け、自分たちのペースを掴もうと試みます。シュートも数多く放つ機会がありましたが、そこで決定機を逸していると後半開始早々に水戸に先制点を決められてしまいます。この1点が目覚まし代わりになったようで、ヴァンフォーレの選手たちはよりアグレッシブに攻めていくことになります。相手の先制点から7分後の後半9分にはウィリアン・リラ選手を起点とした楔のパスに山田選手が抜け出し、相手GKとの1対1を制してすぐさま同点に追いつきます。水戸はエースFW中山仁選手の得点でまた突き放しますが、ヴァンフォーレはその3分後に荒木選手のマイナス気味のクロスボールを素早くゴール前に走り込んだリラ選手が押し込みまたまた同点に。終盤の時間帯には後半37分に伊藤選手のゴールで再び突き放されますが、後半アディショナルタイムにはセットプレーの後にゴール前に残っていたメンデス選手が荒木選手のクロスボールを高い打点のヘディングで合わせて三度同点に追いつきます。水戸に何度も勝ち越されても負けじと奪い返す意地をみせたことはこの試合でヴァンフォーレが良かったことで、勝利を収めたいと思う選手たちの執念を感じることができましたね。勝ち越すまではいきませんでしたが、その気になったら高い確率でゴールを記録することができる選手たちのレベルの高さが分かる試合だったと思います。

良かった点の2つ目はウィリアン・リラ選手の存在感が際立っていたこと。リラ選手は自らが強引にゴールを決めてやるんだというエゴイストな面を持ち合わせていない代わりに、屈強なフィジカルを駆使して自分を犠牲にして相手選手を引きつけてから周囲の味方選手を使うことが上手な選手。ヴァンフォーレの1点目も前でボールを受けたリラ選手は相手選手に囲まれている状態でボールをキープしポストプレーを敢行。味方選手が上がっていく時間を作り、山田選手が彼の横を走ってきた瞬間にパスを出しています。また後方から大きく放たれるクリアボールを競り合って競り勝ち、マイボールにする機会も多くチームの攻撃回数を増やすなど、試合展開を優位にするような働きをこなします。圧巻だったのはチーム2点目のゴール。荒木選手の鋭い弾道のクロスボールを相手守備の背後から走り込んで押し込みゴールしています。新型コロナウイルス感染拡大による入国規制の影響で今シーズンのチーム合流が大幅に遅れたリラ選手。戦術を体に染み込ませるキャンプへの合流が叶わなかったことで合流当初はなかなか得点に絡む働きはできませんでしたが、徐々に慣れてくると尻上がりに見せ場を作れるようになり中盤戦から終盤戦ではチームに欠かせないポストプレーヤーになりました。今回の最終戦でも最前線で体を張ってチームを引っ張る頼もしい姿をみせてくれたリラ選手。間違いなく今シーズンのキープレーヤーでしたね。


◇気になった点◇
この試合で気になった点は守備の不安定さ。対戦相手の水戸がアグレッシブに攻勢を仕掛けてきて戦いづらかった背景は確かにありましたが、今シーズン3度目となる3失点はいただけません。特にメンデス選手は後半アディショナルタイムの劇的同点ヘディング弾でマイナスを帳消しとする活躍となりましたが、水戸の1点目はファールと勘違いして動きを止めたり2点目もバックパスをエリア内で相手に奪われたり、3点目は前に出てきたところをかわされて、その背後のスペースを突かれたりと普段では見られないような不安定なプレーが露呈しました。メンデス選手だけではなく、今回は全体が完全にアグレッシブに行けずに本調子ではない印象だったので、これまで昇格の可能性で繋ぎ止めていた精神状態のバランスがいかに凄かったのかを感じさせてくれる結果となりましたね。


…この引き分けによりヴァンフォーレの今シーズンの最終成績は23勝11分け8敗の勝ち点80となり、順位は3位でフィニッシュしました。シーズンの総括はまた改めて後日の記事で書きたいと思いますが、過去9シーズンのJ1昇格ライン(2位)の平均が勝ち点80だったので、今シーズンの磐田と京都がいかに飛び抜けていた存在だったかということが分かりますね。それと同時に勝ち点80まで到達できたヴァンフォーレも良くやったと誉めてもいい成績だったと個人的には思います。

長かった熱戦もこれにてひとまず終了。改めましてヴァンフォーレに関わるすべての皆さんお疲れさまでした!そしてこのブログはシーズンが終了してもオフの動向も含めてヴァンフォーレ情報をお届けしていく予定です。引き続きよろしくお願いします!



【公式】ハイライト:ヴァンフォーレ甲府vs水戸ホーリーホック 明治安田生命J2リーグ 第42節 2021/12/5





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