2021年印象的なゴールベスト5～4位～

今シーズンJ2リーグでヴァンフォーレが記録した得点数は ‘65’ 。この中から個人的に印象に残ったゴールを5つに厳選しランキング形式で紹介していきます。なおゴール個々の動画はありませんので、試合ハイライトの動画から対象ゴールシーンを分秒でお伝えするかたちをとらさせていただきます。続く第4位はこちら。



2021.11.21 2021明治安田生命Ｊ２リーグ 第40節 vs.ブラウブリッツ秋田

※対象ゴールシーンは2分37秒過ぎから。


◇ゴール評価◇
シュート難易度：★★★★☆
鋭いカウンター：★★★★★
長谷川選手の判断力：★★★★☆
須貝選手の献身性：★★★★★


第4位は長谷川選手のゴールを選出。シーズン終盤戦に差し掛かった11月下旬、J1昇格の可能性を僅かながら残していたヴァンフォーレは第40節でアウェー秋田に乗り込みます。前半に荒木選手のゴールで先制すると、後半も優勢に試合を進めていきこの後半23分のシーンを迎えます。自陣深くで相手からボールを奪うと素早くカウンター攻撃を発動。右サイドから中央に持ち上がった山田選手が後方から上がってきた長谷川選手にパスを送ると、長谷川選手は周囲を確認しながらドリブルで敵陣エリア付近まで攻め込みます。相手の状態を瞬時に認識し切り返すとそのまま右足を振り抜き、ミドルシュートが鮮やかにゴールに突き刺さります。もちろん長谷川選手の切り返しやシャープなシュートは素晴らしかったのですが、長谷川選手とともに左サイドを猛烈な勢いで上がっていった須貝選手も忘れてはいけません。彼が上がったことでディフェンスしていた相手選手がそちらにパスが送られるのではないかと警戒したその一瞬の動きを見逃さず長谷川選手が切り返してシュートへと繋げていたので、須貝選手には結局パスは出されませんでしたが、彼の労力のおかけでゴールに結び付いたと言っても過言ではないと思いますね。カウンター攻撃の質の高さと長谷川選手の瞬時の判断力、そして須貝選手の惜しまない精力的な動きが光るゴールでした。




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