ヴァンフォーレ甲府に所属しているDF金井貢史選手が、同じJ2リーグのFC琉球に完全移籍することが発表されました。
◇金井貢史(かない たかし)選手◇
金井選手は神奈川県横浜市出身1990年生まれの現在31歳。横浜F・マリノスユース出身で2008年にトップチーム昇格。始めの3年間は思うような出場機会を得られなかったものの、在籍4年目から出番が増えていき途中出場ながらも試合経験を積めるようになります。しかしさらなる出場機会を求めて2013年に鳥栖に移籍。鳥栖では尹晶煥監督のチーム構想の中心に入れずに主力選手になれずにいると、2015年にJ2ジェフ千葉への移籍を決断。千葉ではキャリアハイの35試合に出場し5得点という好成績を残します。その活躍が認められ、2016年に完全移籍で横浜に4年ぶりに復帰。ユーティリティ性を活かしてベンチにで出番を待ちますが、なかなか先発出場のチャンスはやってきません。在籍2年半で44試合出場に留まり2018年途中に名古屋へ完全移籍。2018年のシーズン後半戦は15試合に出場し4得点という結果を出しますが、2019年は一転して出番に恵まれずに途中に鳥栖に期限付き移籍。10試合出場4得点を記録し、2020年シーズンは清水エスパルスでプレー。14試合に出場し2得点を挙げました。新シーズンは内田選手や橋爪選手&藤田選手が抜けて経験豊富なウイングバックが不足していることを受けて、ヴァンフォーレが金井選手をピックアップ。ヴァンフォーレに加入した経緯がありました(過去記事抜粋)。
今シーズンヴァンフォーレに加入した金井選手。これまでの実績や開幕前の評判は高く、開幕戦の千葉戦は三平選手とシャドーのコンビを組んで先発出場惜しいシュートを放つなどスタートから飛ばしていきますが、その試合の前半29分に左太ももを負傷。そのままピッチを去り約1ヶ月の戦線離脱が決まりました。リハビリを経て復帰したかった金井選手にとって誤算だったのは、その離脱期間に本来勝負したかったウイングバックのポジションに関口選手という大卒の新星が台頭してきたことだと思います。右ウイングバックに抜擢された関口選手は与えられたチャンスをがっちり掴み、伊藤監督に強烈なインパクトを残します。金井選手は第7節北九州戦でベンチに入り、第8節松本戦で途中出場から試合復帰するものの、好調な荒木選手&関口選手のウイングバックの牙城は崩せず。守備的な選手ながら備えていた高い攻撃力を活かしてシャドーの切り札として勝負どころに起用されるシーンが多かったですね。群馬戦でアシストを記録したものの、結局ヴァンフォーレでは7試合に出場し先発は1試合のみ(総出場時間は75分)。J1クラブを離れてJ2クラブで再起を図りたいベテランの金井選手にとって非常にもどかしい時間になっていたと思いますね。そのような状況になっていたことと出場意欲に飢えていたこと、そしてFC琉球でケガ人が続出しておりユーティリティ性が武器の金井選手は絶好の人材だったことも含めて、横浜F・マリノス時代の恩師である樋口監督が彼に注目。この度の完全移籍での契約が成立しました。
もちろん実績は抜群で豊富な経験を若手選手の多いヴァンフォーレに還元でき、またプレー面でもGKとFW以外どのポジションでもこなせる柔軟性は、ベンチにいてもとても頼もしい存在になると思っていました。シーズン最後までチームに残ってくれたのなら非常に心強いと思っていましたが、それはチーム的な考えですね。金井選手自身のことを考えると他のJ1昇格を狙える位置にいるクラブが自分のことを使いたいと獲得オファーを送ってきているなら、ベンチに座っている機会が多い現状よりは試合に出場してその期待に応えたいという選択は間違ってないと思います。先ほども言いましたが、FC琉球はヴァンフォーレ以上に負傷者が出て野戦病院化しており新戦力が喉から手が出るほど欲しい状態。2012年に横浜で一緒だった樋口監督なら彼の特長をすぐに活かしてチームに溶け込めることができると思います。琉球で活躍しヴァンフォーレで活かせなかった自身の攻撃性を存分に発揮してほしいですね。でも次のヴァンフォーレ戦では恩返しゴールは要らないので、他の試合で暴れて金井選手ここにありをみせてほしいです。半年間ありがとうございました。琉球で頑張れ金井選手!
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◇金井貢史(かない たかし)選手◇
金井選手は神奈川県横浜市出身1990年生まれの現在31歳。横浜F・マリノスユース出身で2008年にトップチーム昇格。始めの3年間は思うような出場機会を得られなかったものの、在籍4年目から出番が増えていき途中出場ながらも試合経験を積めるようになります。しかしさらなる出場機会を求めて2013年に鳥栖に移籍。鳥栖では尹晶煥監督のチーム構想の中心に入れずに主力選手になれずにいると、2015年にJ2ジェフ千葉への移籍を決断。千葉ではキャリアハイの35試合に出場し5得点という好成績を残します。その活躍が認められ、2016年に完全移籍で横浜に4年ぶりに復帰。ユーティリティ性を活かしてベンチにで出番を待ちますが、なかなか先発出場のチャンスはやってきません。在籍2年半で44試合出場に留まり2018年途中に名古屋へ完全移籍。2018年のシーズン後半戦は15試合に出場し4得点という結果を出しますが、2019年は一転して出番に恵まれずに途中に鳥栖に期限付き移籍。10試合出場4得点を記録し、2020年シーズンは清水エスパルスでプレー。14試合に出場し2得点を挙げました。新シーズンは内田選手や橋爪選手&藤田選手が抜けて経験豊富なウイングバックが不足していることを受けて、ヴァンフォーレが金井選手をピックアップ。ヴァンフォーレに加入した経緯がありました(過去記事抜粋)。
今シーズンヴァンフォーレに加入した金井選手。これまでの実績や開幕前の評判は高く、開幕戦の千葉戦は三平選手とシャドーのコンビを組んで先発出場惜しいシュートを放つなどスタートから飛ばしていきますが、その試合の前半29分に左太ももを負傷。そのままピッチを去り約1ヶ月の戦線離脱が決まりました。リハビリを経て復帰したかった金井選手にとって誤算だったのは、その離脱期間に本来勝負したかったウイングバックのポジションに関口選手という大卒の新星が台頭してきたことだと思います。右ウイングバックに抜擢された関口選手は与えられたチャンスをがっちり掴み、伊藤監督に強烈なインパクトを残します。金井選手は第7節北九州戦でベンチに入り、第8節松本戦で途中出場から試合復帰するものの、好調な荒木選手&関口選手のウイングバックの牙城は崩せず。守備的な選手ながら備えていた高い攻撃力を活かしてシャドーの切り札として勝負どころに起用されるシーンが多かったですね。群馬戦でアシストを記録したものの、結局ヴァンフォーレでは7試合に出場し先発は1試合のみ(総出場時間は75分)。J1クラブを離れてJ2クラブで再起を図りたいベテランの金井選手にとって非常にもどかしい時間になっていたと思いますね。そのような状況になっていたことと出場意欲に飢えていたこと、そしてFC琉球でケガ人が続出しておりユーティリティ性が武器の金井選手は絶好の人材だったことも含めて、横浜F・マリノス時代の恩師である樋口監督が彼に注目。この度の完全移籍での契約が成立しました。
もちろん実績は抜群で豊富な経験を若手選手の多いヴァンフォーレに還元でき、またプレー面でもGKとFW以外どのポジションでもこなせる柔軟性は、ベンチにいてもとても頼もしい存在になると思っていました。シーズン最後までチームに残ってくれたのなら非常に心強いと思っていましたが、それはチーム的な考えですね。金井選手自身のことを考えると他のJ1昇格を狙える位置にいるクラブが自分のことを使いたいと獲得オファーを送ってきているなら、ベンチに座っている機会が多い現状よりは試合に出場してその期待に応えたいという選択は間違ってないと思います。先ほども言いましたが、FC琉球はヴァンフォーレ以上に負傷者が出て野戦病院化しており新戦力が喉から手が出るほど欲しい状態。2012年に横浜で一緒だった樋口監督なら彼の特長をすぐに活かしてチームに溶け込めることができると思います。琉球で活躍しヴァンフォーレで活かせなかった自身の攻撃性を存分に発揮してほしいですね。でも次のヴァンフォーレ戦では恩返しゴールは要らないので、他の試合で暴れて金井選手ここにありをみせてほしいです。半年間ありがとうございました。琉球で頑張れ金井選手!
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