ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

2023年最後のご挨拶

2023-12-31 | Weblog



早いもので2023年もあっという間に過ぎようとしています。

いろいろあったこの一年。ヴァンフォーレは山梨県出身でクラブOBの篠田新監督のもと、リーグ戦でのJ1昇格を大目標に秋口からACLの舞台もスタートするということで、今まで以上に厳しく未知なる戦いが待っていたと思います。J2リーグ戦では惜しくもプレーオフ入りを逃して8位でシーズンを終えますが、ACLでは前評判を良い意味で裏切る快進撃をみせます。Jリーグ連合軍という新たなワードが生まれるなど様々なクラブのサポーターたちが国立競技場に集結して戦った大会でなんと3勝2分け1敗という成績を残してグループ首位通過。来年のノックアウトステージに希望を繫げています。J1昇格は逃したもののアジアの舞台で大きな存在感を発揮してくれたヴァンフォーレ。サポーターに新たなワクワクをもたらしてくれた戦いは来年に続きます。

個人的には昨年同様仕事が忙しくなかなかスタジアムに足を運べないことの方が多く、DAZNで試合を追いかける日々が続いていましたがそのなかでも予定を組んでアウェー遠征に出かける機会があり、味スタや栃木&ACLの国立競技場にも行くことができました。でもシーズン通して遠征3ヶ所はさすがにさみしいので、来年はホーム戦はもちろんアウェー戦にももっと行けるようにきちんと計画を立てて日々の生活を過ごしたいですね。


…このブログは来年の3日まで更新をお休みさせていただきます。4日からすでに発表されている契約更新情報など溜まっている情報などを順に書いていきたいと思います。少し更新が遅れますがご了承ください。なお細かい表記となってしまいますが、新年明けてから2023年シーズンを昨シーズン、2024年シーズンを今シーズン(新シーズン)と切り替えを実施します。こちらもよろしくお願いします。

…今年1年このブログを見ていただきありがとうございました。それでは良いお年を!




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『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー2023』大賞発表!

2023-12-31 | Weblog
このブログ上でヴァンフォーレの年間MVPを決める『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』。その2023年シーズン版をお届けします。このコーナーは個人的な裁量と独自の視点で各賞を決めています。また大賞だけではもったいないので、大賞以外にも様々な賞を用意しています。それではさっそくどうぞ!



【ニューヒーロー賞】→井上詩音選手

高卒や大卒など新人選手1年目の選手を対象にしたニューヒーロー賞。専修大学から加入した入団当初の評価はそれほど高くなく、マンシャ選手や蓮川選手が築くポジション争いの壁を乗り越えるのは難しいと思われていましたが、蓋を開けてみると開幕前のキャンプで猛アピールし篠田監督からの評価がうなぎ登りに上がっていくと、第2節の徳島戦からスタメンに大抜擢されます。シーズン序盤はマンシャ選手とCBのコンビを組み、その後は蓮川選手と連携の取れた守備を披露。また闘志剥き出しに向かっていく強気のディフェンスは圧巻で、184cmながら屈強なフィジカルを活かした競り合いの強さで相手の攻撃を次々と跳ね返す力強さもみせていましたね。夏場に戦線から離れる時期もありましたが、終盤戦には守備の要として復帰しそのままシーズン終了までチームのディフェンスを支えました。リーグ戦での出場数は30試合。ACLにも4試合に出場しメルボルン戦ではヘディングでゴールを奪うなど、大卒ルーキーとは思えない堂々とした活躍でその存在感を発揮していましたね。クリア数と空中戦の勝利数がチームNo.1ということで、1年目ながらも華々しい成績を収めた井上選手にニューヒーロー賞を送りたいと思います。


【優秀選手賞】→三浦颯太選手

優秀選手賞1人目は三浦選手。昨年も特別指定選手としてリーグ戦に5試合出場していましたが、正式入団となった今シーズンはスタートからエンジン全開。開幕前のFUJIFILM SUPER CUPではいきなり先発の座を射止めて全国に存在をアピールすると、その1週間後のJ2開幕戦にも引き続きスタメン出場。しかしその試合で自身のサイドを突かれた原因で失点し試合に敗れると、しばらく試合から遠ざかる時期に入ります。第9節長崎戦で篠田監督の信頼を取り戻して先発復帰。シーズン途中に脳震盪や左ひざの靭帯を痛めるアクシデントもあり離脱する期間もありましたが、基本的にはチームの左サイドバックのファーストチョイスとして活躍し続けていました。リーグ戦には21試合に出場。ACLでも存在感を示し、左サイドを仕掛けて上げたクロスボールでアシストしたメルボルン戦での活躍など印象的なプレーを披露。2試合に出場しました。シーズン後には左サイドバックとして高い攻撃性を発揮したことが森保監督の目に止まり、元日に行われるタイ代表との親善試合の日本代表に初選出(追加招集)。J2クラブの選手が代表に選ばれた物珍しさもあって全国的な話題となりました。ヴァンフォーレにとっても現所属選手が日本代表に選ばれたことはハーフナー・マイク選手以来実に12年ぶりの快挙。その後すぐに川崎フロンターレへの移籍が発表されてしまいましたが、大卒1年目のJ2の三浦選手が日本代表に選出されたことを大いに評価したいですね。


【優秀選手賞】→三平和司選手

優秀選手賞2人目は、在籍3年目の35歳とは思えない奇抜なアフロヘアが印象的でそれによって知名度も爆発的に高くなった三平選手。開幕当初はウタカ選手の加入による煽りを受けてしまうことを心配されていましたが、ポジション争いを1トップではなくトップ下の位置に照準を合わせることで彼の価値が格段に向上。あまり守備をしないウタカ選手の代わりに前線を駆け回りながらチェイシングを行い、またチームが組織的にプレスをかけに行く際のファーストディフェンダーとして計画的にボールを追っていく頭の回転の良さもみせます。その働きもあってチームが相手陣地で前目の位置でボールを奪う機会が多くなり、篠田監督が目指すハイライン&ハイプレスからのショートカウンターが発動できる環境を作り出していたと思います。また守備面だけではなく攻撃面も三平選手らしいタイミング良くゴール前に飛び出しての打点の高いヘディングを披露する場面も多く得点数も9ゴールを記録。リーグ戦39試合出場9得点は自身のキャリアハイに迫る好成績となりました。受賞理由はチームが目指す戦術の完成に向けて三平選手が先頭を切って積極的にチャレンジしていたことを挙げたいと思います。


【優秀選手賞】→関口正大選手

優秀選手賞3人目は関口選手。今シーズンは序盤から須貝選手とのポジション争い&夏場以降は期限付きでC大阪からやってきた松田選手とのバトルで、右サイドバックの定位置がなかなか掴めずに苦しんでいた関口選手。しかしシーズン途中からキャプテンマークを須貝選手から引き継ぐと、プレー以外にもチームをまとめていこうとする自覚が生まれてきます。リーグ戦では松田選手にレギュラーの座は譲るものの、ACLの舞台では右サイドバックとしてグループステージの全6試合に先発フル出場。第4節浙江戦ではニアサイドをぶち抜くスーパーゴールを決めるなどグループステージ突破の立役者となりました。ヴァンフォーレのACLノックアウトステージ進出は彼なしでは成り立たず、レベルの高い激しいポジション争いに巻き込まれながらもその困難に力強く打ち勝っていこうとする野心を持っており、急に主将になってチームをまとめ上げた実績は優秀選手に値すると個人的には思いますね。


【カムバック賞】→クリスティアーノ選手

これまでもがき苦しんだ経験を持つ選手が、今シーズンようやく花開く活躍を残した選手がこの賞の対象選手となります。今回の受賞選手はクリスティアーノ選手。元々素晴らしい実績を持っていて20代後半にヴァンフォーレで活躍した後に柏に長年在籍し全盛期を築き上げています。2022年長崎に移籍し、1年半在籍した今年の8月にヴァンフォーレに期限付き移籍を決断した頃には彼はすでに36歳になっていました。長崎では数多くいるブラジル人選手との外国籍選手枠から外れることが増えてきて出場機会も減らしており、クリスティアーノ選手自身にとってもクラブを変えることでまだ自分は第一線でやれるんだという姿をみせたかったと思います。心機一転で臨んだヴァンフォーレでのシーズン後半戦は、ウタカ選手が不調の時期に入っていた影響もあって第30節いわき戦から先発で試合出場。今シーズン長崎ではほとんどの試合途中出場からだったので体力的にもキツかったと思いますが、体力が続く限り前線での守備も精力的にこなすなど献身性もみられました。かつてヴァンフォーレでみせていたようなゴールを我が物顔に狙っていく強引さは影を潜めていましたが、サイドからクロスボール1本で味方のヘディングシュートに繋げるチャンスメーカーとしての輝きはまだ失っていなかったクリスティアーノ選手。ACL第2節のブリーラム戦では長谷川選手の決勝点をアシストし、第5節メルボルン戦では宮崎選手のゴールをお膳立てするなど見せ場を作ります。リーグ戦での成績は平凡なものでしたが、ACLのアシストを含む攻撃面での活躍が再び彼にスポットライトが当たるきっかけとなりましたね。置かれている近年の状況やヴァンフォーレに力を再び還元したいという想いも含めて、今までの努力がACLで花開いたということでカムバック賞に選出させていただきました。


【特別功労賞】→須貝英大選手

長年クラブで活躍し現役引退を決断した選手やヴァンフォーレのクラブのために成果を挙げて他クラブに去っていった選手を対象にした特別功労賞。今回の対象選手は須貝選手。もちろん主将という身でありながらシーズン途中での鹿島移籍を決断したことで、裏切られたという想いから批判される方も多くいることは承知でそう考えるのも仕方ないとは思いますが、地元山梨県中央市出身で子供の頃からヴァンフォーレの試合を見て応援してきた存在が明治大学から加入し主力となってチームの守備を支えてきた経緯を考えると、与えてくれていた恩恵の方が大きいことに気づかされます。またサイドバックの他にも超攻撃的CBとして得点を決め続けてチームの勝利に貢献していた2年目のインパクトも強く、3年目となる今シーズンもサイドバックとして攻守を牽引し、26試合に出場し3得点。3シーズン合計で87試合9得点という成績を残し存在感を示してきたので、これまでチームのために十分な努力をしてくれていたと個人的には思います。ずっとチームに居続けてほしいのがサポーターの願いですが、イチサッカー選手としてもっと上のレベルで挑戦したい本人の純粋な気持ちも理解できます。こうなったら。須貝選手には鹿島でレギュラーポジションを勝ち取り、行く先には日本代表に手が届くくらいの活躍を残して、その良い情報を山梨で応援するサポーターに届けてほしいですね。賛否両論あると思いますが退団した須貝選手を特別功労賞として選出しました。


【最優秀選手(MVP)賞】→長谷川元希選手

映えある2023年ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは長谷川選手!在籍3年目を迎えた今シーズンは背番号10を自ら志願して纏い、並々ならぬ闘志を燃やして開幕を迎えました。篠田監督からの信頼も絶大で、途中で代えられる機会はほとんどないまま先発でフル出場することが多かったのが印象的でしたね。序盤戦はトップ下&シーズンが進んでいくごとに左サイドハーフでプレーするなど順応性もみせてきた長谷川選手。チームが好調のときも下降線を辿っていたときも一生懸命プレーし勝利を目指して戦ってきたまさにチームの柱というべき存在でした。今シーズンのリーグ戦の成績は39試合出場7得点6アシスト。ACLの舞台では5試合に出場し、第6節の先制ゴールも含む2得点。特にホームで行われた第2節ブリーラム戦での後半終了間際に決めたヘディングでの決勝点は初勝利に繋がるもので、今後のクラブ史に語り継がれていきそうなあのゴールシーンを個人的に間近で見られたのは幸せでしたね。攻撃を中盤で組み立てる司令塔として7得点6アシストの目に見える結果の他にも、献身的なディフェンスでチームの支えになるような裏方仕事も率先してこなしていた長谷川選手は、攻守両面で今年のヴァンフォーレの顔と言っても間違いないでしょう。ゴールを奪ったら真っ先にゴール裏サポーターのもとに駆け寄ってきてくれた光景はいつまでも忘れません。来年は他のクラブに移籍することになりましたが、長谷川選手らしくさらなる成長を目指して頑張ってほしいですね。




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2023年ヴァンフォーレ甲府10大ニュース

2023-12-30 | Weblog
もう少しで今年も締めくくりの時期となります。そこで色々あった2023年のヴァンフォーレの出来事を10個に絞って『10大ニュース』として今回お届けしたいと思います。ちなみに個人的な視点で選定していますので異論反論あるかもしれませんが、どうぞ温かい目でご覧ください。


10位∶クリス&中村選手VFK復帰!シーズン途中加入で主力としてチームを支える

8月2日に加入したクリスティアーノ選手、8月15日に松田選手とともに期限付き移籍加入した中村選手。クリスティアーノ選手と中村選手はかつてヴァンフォーレに所属しており、中村選手は約1年半ぶり&クリスティアーノ選手は実に約7年ぶりのクラブ復帰となりました。クリスティアーノ選手はシーズン終盤戦を中心に1トップもしくはサイドハーフを務め、中村選手はボランチの即戦力として中盤の底の位置でゲームメーク。停滞気味だったチームが2人の特長を活かした仕掛けで再び活性化しましたね。クリスティアーノ選手はリーグ戦の13試合に出場&中村選手は12試合に出場してともに2得点と途中加入ながらもチームの中核を担っていたことは凄いことだと思います。そしてクリスティアーノ選手はACLでは2試合で勝ち点獲得に繋がる2アシスト。サポーターとしてもかつて活躍していた選手が数年の時を経てまたヴァンフォーレに戻ってきてくれて幸せを感じていた瞬間だったと思います。


9位∶三平選手キャリアハイの充実シーズンに!アフロヘアはラストゲームでついに断髪

ヴァンフォーレにやってきて3年目のシーズンを迎えた三平選手。4-2-3-1のトップ下のポジションでウタカ選手をフォローする難しい役割に挑戦。頭を使った精力的に相手を追い込んでいくチェイシングでチームの組織的プレスのファーストディフェンダーとなり、また攻撃時には2列目からゴール前にタイミング良く飛び出してクロスボールにヘディングで合わせてゴールを量産。篠田監督からの信頼は厚く、2012年の大分在籍時と並ぶリーグ戦39試合に出場。9得点を挙げる活躍を残しました。また昨年夏から印象的なアフロヘアにチャレンジし天皇杯決勝の表彰式のインパクトは絶大で、サッカーにあまり詳しくない人にもアフロの人として山梨県内の老若男女に認知されていたと思います。しかしそのアフロヘアは今年の公式戦の最終戦となったACLブリーラム戦前にバッサリカットし卒業。中央分けのノーマルな髪型の男前三平選手が誕生。アフロが見られなくなるのはさみしいですが、ニューヘアの新しいさんぺーさんとして新たな歩みを踏み出しています。


8位∶河田選手負傷欠場の非常事態!山内&ウッド&渋谷選手が穴を埋める

昨年の天皇杯決勝でのPKストップなど近年ではセービングで数々の窮地を救うなどチームの絶対的守護神となっているGK河田選手。今シーズンも夏場までは安定して連続先発フル出場を続けていましたが、アクシデントは突然訪れます。第30節いわき戦の試合開始早々に右足を負傷し途中交代。診断結果は右ひざの靭帯損傷で戦線離脱となりここでリーグ戦の試合出場は終了。シーズン途中で絶対的守護神が欠場となりGKのポジションは非常事態を迎えますが、その穴を山内選手や途中加入のマイケル・ウッド選手が埋めます。また渋谷選手はリーグ戦の最終節手前まで9試合負けなしに貢献するなどチームの守備に安定感をもたらしました。そして今シーズンの公式戦最終戦となったACLのアウェーブリーラム戦では、リハビリから帰ってきた河田選手が満を持して戦線復帰。あわや同点という場面をスーパーセーブで防ぐ活躍をみせるなどチームの勝利に貢献。やっぱりヴァンフォーレの守護神は河田選手だという存在感を示しました。今シーズンのGKは河田選手を含め渋谷選手や山内選手&マイケル・ウッド選手の4人がいましたが、どの選手も試合に出場し自分の良さを発揮できていたところが良かったですね。


7位∶驚異の大卒ルーキー!守備の要に躍り出た井上選手の活躍

専修大学から今シーズンチームに加入した井上選手。開幕戦こそベンチでしたが、次の第2節からスタメンに定着しその力強いディフェンスを披露。夏場こそ試合のメンバーから外れましたが、9月下旬からまた先発に復帰しそこから最終節まで駆け抜けました。井上選手は184cmの長身を活かした競り合いの強さと相手に絶対に負けない強い気持ちをプレーに表現できる点も魅力の一つだと思います。同じポジションに競り合いの強いマンシャ選手という強力なライバルがいますが、その彼を押しのけるくらいの気迫が漂っていましたね。ルーキーシーズンでリーグ戦30試合出場、ACLでも5試合に出場するなど完全にチームの守備の中心選手として快進撃を支えていました。開幕前あまり前評判は高くなかったのですが、一気に1シーズンで評価を上げていった驚異の新人選手だったと思います。このオフは移籍の噂はありますが、ぜひとも来シーズンも残ってほしい存在でもありますね。


6位∶FUJIFILM SUPER CUP初出場!J1王者横浜に善戦

昨年の天皇杯優勝のご褒美というべきJリーグ開幕1週間前に行われる1試合のカップ戦『FUJIFILM SUPER CUP 2023』。天皇杯優勝クラブとして出場したヴァンフォーレはJ1王者の横浜F・マリノスと対戦しました。前半にエウベル選手のゴールで先制されますが、前半アディショナルタイムにウタカ選手がオフサイドギリギリの状態で決めて同点に追いつきます。しかし後半西村選手に決められて勝ち越されて万事休す。後半アディショナルタイムにはジェトゥリオ選手が鮮やかなボレーシュートでネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定でノーゴール。1対2と試合には惜しくも敗れましたが、攻守の場面で良いプレーがたくさんあり収穫が多い試合と言えました。個人的には毎年いつもテレビで他のクラブが出場しているところを見ていたので、その大会にまさか身近なヴァンフォーレが出場するとはと感動し、また全国放送の日テレでいろいろクラブのことを紹介されて嬉しかった記憶があります。


5位∶須貝選手まさかのシーズン途中鹿島電撃移籍!主将交代の大ピンチ

在籍3年目の須貝選手は今シーズンチームの主将に就任し、篠田監督が推し進める4-2-3-1のフォーメーションの右サイドバックとしてレギュラーを獲得。シーズン途中で左側に移ったりもしたなかで安定したプレーぶりを披露します。天皇杯3回戦では鹿島を撃破。しかしその鹿島戦でのプレーが最終的な引き金となり、以前から彼を調査していた鹿島が獲得オファーを送ったことでヴァンフォーレ退団が決まってしまいます。シーズン途中での主将の退団にチームは一時的に混乱しチームのリズムが狂ってしまいますが、須貝選手の代わりに主将に就任した関口選手が次第にチームを落ち着かせて再びバイオリズムが右肩上がりの状態になりました。須貝選手は憧れのJ1ビッグクラブからの突然のオファーを前に真剣に悩みイチサッカー選手として純粋な選択をしたとも言えますが、個人的には2年連続の主将の途中退団はやはり堪えましたね。こうなったら須貝選手には鹿島で揉まれてレギュラー確保に向けて精進してもらい、鹿島から日本代表に近づいていけるように頑張ってほしいですね。


4位∶天皇杯で鹿島を2年連続撃破!しかしラウンド16で敗れ連覇の夢潰える

昨年の大会で優勝し、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今年の天皇杯。組み合わせも前回大会とは比較にならないくらい厳しいトーナメントブロックに入り、初戦となる2回戦ではアウェーでV・ファーレン長崎と対戦。接戦を制して3回戦に進むと、待っていたのは2年連続対戦となる鹿島アントラーズ。昨年準決勝でヴァンフォーレに敗れている鹿島は2大会連続で負けてはいけないと相当な覚悟で向かってきたと思いますが、延長戦に突入しPK戦でも13人目までもつれ込んだ死闘を制したのはヴァンフォーレでした。ホームJITリサイクルインクスタジアムに集まったサポーターはその勝利に狂喜乱舞の状態だったのが印象に残っています。強豪鹿島撃破に大会連覇できるかもと過ぎりますが、ラウンド16では当時J1首位にいて今年の王者にもなったヴィッセル神戸に1対4で完敗。でも前半先制点を奪った後に神戸は後半から大迫選手や武藤選手を投入しJ1首位のクラブに本気を出させたヴァンフォーレは爪痕を残したと思いますね。結局大会連覇の夢は叶いませんでしたが、個人的に今シーズンのベストゲームがこの鹿島戦だと思うので、インパクトのある戦いをチームはしてくれたと思います。


3位∶山梨県出身クラブOB篠田監督就任!4バックに本格チャレンジ

昨シーズンチームを率いていた吉田監督に代わり2023年シーズンからヴァンフォーレの指揮官に就任した篠田監督。甲府市出身で1990年にヴァンフォーレ甲府の前身クラブである甲府クラブで選手としてプレー経験があるOBですが、まず始めに取り組んだのが4バックへの移行。長年3バックを採用していたチームにとって改革と言えるような決断で、重心が後ろになり過ぎない陣形へのチャレンジが窺えると思います。そしてそれと同時にポゼッションスタイルのサッカーから堅守速攻のカウンタースタイルへの変更も行い、相手が守備に戻り切る前に大半の攻撃を仕掛け終わることを目指します。個人的には1シーズンでかなり良いところまでスタイル変更が順調に進められたなという印象で、篠田監督流のサッカーがチームに早くも根付きつつあると思います。しかしポジティブに感じる一面はあるものの、背後にスペースがある守備陣の対応や相手が完全に守備ブロックを形成した後でそこから崩していく攻撃などまだまだ課題点は多くありそう。良い点は残しつつ気になった点をバランスが崩れない程度に修正していく必要があるので、そこを2年目となる篠田監督の指導で課題点の修正に取り組んでほしいですね。今シーズンは8位に終わりましたが、今度こそはJ1昇格できるように篠田監督指揮のもと這い上がっていく気持ちをみせてほしいと思います。


2位∶リーグ最終節で悪夢の陥落!8位でプレーオフ進出逃す

2017年シーズンぶりのJ1を目指した今年のヴァンフォーレ。篠田新監督が推し進める堅守速攻型のスタイルがハマり、勝ち点を順調に積み上げて順位も上位に定着。第18節大宮戦に5対1で勝利し3位まで浮上しました。しかし夏場に主将の須貝選手の電撃退団やGK河田選手の負傷離脱など急なアクシデントが相次ぎ、また運動量が求められるスタイルが過酷な暑さの影響で機能不全に陥るなどチームは急激に失速。7試合勝ちなしを記録した第33節仙台戦後は10位まで順位が下がるなど大いに苦しみました。しかし酷暑の状態が一段落し、またACLの大会が間近に控える状況になると再び選手たちの士気が復活。第34節大分戦では2点差のビハインドをひっくり返して3対2で勝利を収めると完全に自信を取り戻します。そこからチームは9試合負けなしを記録するなどシーズンのラストスパートをみせ、最終節手前まででJ1昇格プレーオフに出場できる6位をキープするなど躍動します。しかしリーグ最終節で山形に逆転負けを喫するとプレーオフ圏内から転落し、最終的な順位は8位という結果に終わりました。後半18分まではヴァンフォーレが先に1点をリードしていただけにまさに悪夢と呼べる逆転劇でしたね。選手たちはこのシーズンに賭けていたと思うし、クラブとしても昨年の天皇杯優勝に続く大きな目標を達成したかったと思いますが、やはりそう簡単にはうまくいきません。来年は篠田監督の続投が決まっているので、今度こそはJ1昇格の目標を達成させたいですね。


1位∶ACL J2勢史上初のグループステージ突破の快挙

昨年の天皇杯を制したことで掴んだこのACLの出場権。各国のトップリーグ優勝クラブや優勝争いをするアジアのクラブが集まる大会なので、J2から参加するヴァンフォーレは場違いと当初は言われることもありました。個人的にもグループステージで1勝できれば素晴らしいと思っていた大会でしたが、蓋を開けてみれば初戦のアウェーメルボルン戦でスコアレスドローに持ち込むと初勝ち点をゲット。そして国立競技場で行われたホーム初戦ではタイの強豪ブリーラム・ユナイテッドに対して終了間際に長谷川選手のヘディングが決まり土壇場で決勝点を決めて劇的勝利。長谷川選手がACLチーム初得点を決め、同時にACL初勝利となる記念すべき試合となりました。第3節ではアウェーで浙江に敗れるものの、ホームに帰ってきた第4節は4ゴールを奪う快勝で浙江にリベンジ成功。首位攻防戦となった第5節メルボルン戦は撃ち合いの末に引き分けるものの、グループステージ突破を賭けた第6節アウェーブリーラム戦で3対2で勝利し、見事初のACLの舞台で首位となりグループステージ突破とノックアウトステージ進出を決めました。ACLの試合日がリーグ戦がないミッドウィークのナイトゲームに開催されたこと、また昨年J2で18位だったクラブがアジアの大会に参加する物珍しさも手伝ってヴァンフォーレの頑張りを応援してあげたいと思う他のサポーターが興味を持ってくれたこと。そして開催地が小瀬ではなく国立競技場ということもあり、山梨県の方は少し大変でしたが東京や関東近県の方まで場所的に集まりやすいという環境面の良さも重なっていたことが潜在的に人を惹きつける下地ができていたように思います。そしてクラブが仕掛けた巧みな集客戦術も話題となり、ホーム初戦となった第2節ブリーラム戦は1万1802人の入場者数を記録。この試合ではヴァンフォーレ以外のサポーターがそれぞれのユニフォームを着て集まり、ゴール裏でヴァンフォーレを応援する異色の応援スタイルが誕生。そのJリーグ連合軍の話題も全国に広まり、またヴァンフォーレも怯まずに真正面から向かっていく面白い試合をすることも評判となり飛躍的に国立競技場にサポーターが集まることになります。ホーム2戦目となった浙江戦では1万2256人&第5戦のメルボルン戦では1万5877人。試合をするごとに増えていくサポーターの声援でチームは底力を出せたと言っても過言ではないでしょう。それほどチームにとっては心強い頼もしい後押しになったと思います。このグループステージ突破はJ2勢としては初の快挙。ヴァンフォーレサポーターを中心として、他のサポーターの力を借りて成し得たこの成功をいつまでも大切に胸に留めたいですね。そして来年はノックアウトステージの舞台が待っています。夢の続きをまた存分に味わいたいですね。




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ACLノックアウトステージラウンド16対戦相手決定!

2023-12-30 | Weblog
クラブ史上初めて臨んだACLの舞台で快進撃をみせて見事グループステージ突破を果たしたヴァンフォーレ。次はノックアウトステージ(決勝トーナメント)の戦いが待っていますが、そのノックアウトステージの組み合わせ抽選が28日に行われました。ヴァンフォーレの対戦カードは次の通り。


【ACLノックアウトステージラウンド16 東地区】
全北現代モータースFCvs浦項スティーラーズ
蔚山現代FCvsヴァンフォーレ甲府
山東泰山vs川崎フロンターレ
バンコク・ユナイテッドvs横浜F・マリノス
※第1戦は2月13or14日、第2戦は2月20or21日に開催。なおヴァンフォーレがこの試合で勝ち抜けた場合は準々決勝で全北vs浦項の勝者と対戦。


ヴァンフォーレの対戦相手は韓国の蔚山(ウルサン)に決定。ヴァンフォーレがいたグループHに韓国のクラブがいなかったので、今回初めて対戦することになります。このラウンド16はホーム&アウェー戦2試合の結果で勝敗が争われるため、ホームでは国立競技場を使用しアウェー戦は韓国の蔚山文殊サッカー競技場で開催されます。東南アジアや中国と比べて移動の負担が少ない韓国で試合ができることはヴァンフォーレにとってコンディション的に一安心といった感じだと思いますが、それよりなにより相手が手強いことが最大のネックと言えます。蔚山は韓国のリーグ戦で連覇を達成しており、今Kリーグで一番強いクラブと言えるでしょう。またACLの大会にも常連で参加しており、2012年と2020年の2回優勝経験があります。今回も川崎が所属するグループIを3勝1分け2敗の2位でグループステージを突破しており、川崎との対戦成績は1分け1敗でしたがその他のクラブには順調に勝ち点を獲得していました。

蔚山のクラブを少し深堀りすると、元韓国代表の名選手で現役時代には平塚や柏などでもプレーした韓国代表を率いた経験を持っているホン・ミョンボ監督がチームを指揮。来年1月に開催されるアジアカップの韓国代表には蔚山から5人招集されておりGK1人&DF4人という構成。GKチョ・ヒョヌ選手は2018年ロシアW杯や2022年カタールW杯にも選ばれた代表守護神。特にロシアW杯のドイツ戦では好セーブを連発しドイツ撃破の立役者となりました。33歳のCBキム・ヨングォン選手はFC東京でプロのキャリアをスタートさせ大宮やG大阪にも在籍。キム・テファン選手は34歳のサイドバックで、運動量が求められるポジションでも豊富な経験を活かしてプレーしています。ソル・ヨンウ選手は守備の複数ポジションがこなせる日本代表冨安選手に似たマルチプレーヤー。インターセプトやタックルを果敢に仕掛けマンツーマンディフェンスを得意としている両利きの左サイドバック。そしてチョン・スンヒョン選手は鳥栖や鹿島でもプレー経験がある188cmのCB。代表選手5人で固められる蔚山の守備力は相当高そうですね。

また韓国代表以外にもハンガリーリーグで得点王の経験があり(32試合31得点)、191cmのあごひげが特徴の巨漢FWマルティン・アーダーム選手や今年のKリーグで得点ランキング5位となる11得点を挙げ、フィテッセ時代にハーフナー・マイク選手とチームメートだった機動力のあるヴァレリ・カザイシュビリ選手&元韓国代表でボルトンやクリスタルパレス&ボーフムでプレーし欧州経験が豊富なイ・チョンヨン選手、柏や浦和に在籍経験がある元日本代表江坂選手など多くの実力者を揃えています。もちろんメルボルン・シティやブリーラム・ユナイテッドも強かったのですが、それよりもさらにもう1段階チーム力が上のクラブとの対戦になるので、ヴァンフォーレは非常に厳しい戦いになることは間違いないと思います。

まだ日程などの細かい部分は発表されていませんが、おそらく第1戦は蔚山のホームで試合を行い、第2戦でヴァンフォーレのホーム国立競技場で試合が開催されることが濃厚。幸いにも川崎や横浜といったJクラブとの対戦を免れることができたので、また国立競技場でJリーグサポの共闘を呼びかけることができると思います。J2で中位順位のヴァンフォーレが奇跡的にACLの舞台に参加してそこで快進撃をみせた興奮と感動は他のJリーグサポーターの心に確実に届いていると思います。日本人が日本のクラブを一緒になって同じ空間で応援できる素晴らしい光景を蔚山戦でも作り出したいですね。できれば第1戦で接戦に持ち込み、第2戦で希望を繋げた状態でホームゲームを迎えましょう。ラウンド16でまた奇跡を起こすためにも全国のサポーターのみなさん協力をよろしくお願いします!


…最後に蔚山のACLグループステージ全試合のハイライト動画を載せておきます。これを見てノックアウトステージラウンド16の予習をしましょう!



【蔚山×パトゥム|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI 第1節|2023-24



【川崎フロンターレ×蔚山現代|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI 第2節|2023-24



【蔚山現代×ジョホール|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI 第3節|2023-24



【江坂が同点ゴール!|ジョホール×蔚山現代|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI 第4節|2023-24



【パトゥム・ユナイテッド×蔚山現代|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI 第5節|2023-24



【蔚山×川崎フロンターレ|ハイライト】AFCチャンピオンズリーグ グループI第6節





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ファビアン ゴンザレス選手が加入

2023-12-29 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は2024年シーズンの新戦力としてJ2ジュビロ磐田に所属しているファビアン ゴンザレス選手の完全移籍での加入を発表しました。


◇ファビアン ゴンザレス選手◇

ファビアンゴンザレス選手はコロンビア国籍1992年生まれの現在31歳。コロンビアのデポルティーボ・パストでプロデビューを飾ると、ラ・エキダというクラブを経て2016年にペルーのスポーツ・アンカシュに移籍。その後在籍したアカデミア・カントラオでは39試合に出場し21得点というペルーリーグで驚異的な成績を残します。2019年にコロンビアに戻り、2020年に在籍したアトレティコ・ナシオナルで活躍したことがJリーグクラブの目に止まり、2021年からジュビロ磐田に移籍することが決まります。磐田では2021年シーズンは新型コロナウイルス流行の入国規制の影響もあってチーム合流が出遅れ、19試合に出場し1得点と結果を残せず。2年目の2022年シーズンはジョーカー役として主に途中出場でJ1で18試合6得点と存在感を示すものの、アトレティコ・ナシオナル退団後にタイのクラブと契約していたことが明るみに出たことで磐田には罰金処分と次の2023年シーズンの補強禁止処分がFIFAから下ります。そして本人には2022年シーズン残りの公式戦と2023年シーズン前半戦(5月11日)まで計120日の公式戦出場停止処分が決定。2023年は出場停止期間が明けた5月13日J2第15節群馬戦で戦線復帰を果たし、そこからシーズン終了まで主にベンチから得点を狙う切り札として起用されます。結局シーズン後半戦で15試合3得点という結果に終わった2023年。この磐田で過ごした3シーズンはスタメン定着には至らなかったものの、チームが得点を狙いに行く際の強力な武器として期待されていたと思います。シーズン終了後磐田との契約満了が発表され、FWに新たな得点力を求めていたヴァンフォーレが彼に興味を持ち交渉。来シーズンの戦力としてチームに迎え入れることが決定しました。

ファビアン ゴンザレス選手(ファビアン・アンドレス・ゴンザレス・ラッソで愛称は ‘ラッソ’ )は187cm・80kgでポジションはFW。187cmの長身でサイボーグのように体も引き締まっており、フィジカルが強く競り合いに強いタイプのCF。ポストプレーが得意でクロスボールを合わせることも上手なのでヘディングシュートでゴールを狙うことができます。また長身ながらスリムな体格をしているので足も速くゴールに突進していくようなプレーが魅力的。速攻からのゴールにも期待できると思います。攻撃面の他に守備意識もしっかりありますが、前線でがむしゃらにボールを追いかけていく癖があり相手を引っかけてイエローカードを貰うこともしばしば。そして難しい体勢からスーパーゴールを決めたりドリブルで相手をかわす技術がある一方で、逆に簡単にゴールを決められそうな場面で決め切れなかったりPKを力んだりとどこか憎めない一面もある選手のようですね。

新シーズンに臨むヴァンフォーレで勝負していくポジションはもちろん1トップになるでしょう。篠田監督が推し進める戦術は堅守速攻型なので、足が速く高さも使える彼はFWのレギュラーファーストチョイスとなりそう。あとはしっかりとコンディションを整えてもらい、シーズン通して活躍してくれることを期待しています。また非常に明るく陽気な性格のようで、磐田の選手やサポーターから愛されてきたラッソ選手。ヴァンフォーレでも明るい性格を前面に出していって三平選手に並ぶクラブの人気者になってほしいですね。ラッソ選手これからよろしくお願いします!



◇選手名鑑チェック◇






ファビアン・ゴンザレス ジュビロ磐田 2022年ゴール集 全7ゴール Jリーグ・ルヴァンカップ


2022年のJ1リーグ&ルヴァンカップのファビアン ゴンザレス選手のゴール集がYouTubeにありましたのでここで紹介します。早くヴァンフォーレで素晴らしいゴールシーンが見たい!




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木村選手が加入

2023-12-29 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は2024年シーズンの新戦力としてJ1横浜F・マリノスに所属している木村選手の期限付き移籍での加入を発表しました。なお契約中は横浜F・マリノスと対戦するすべての公式戦で出場ができません。


◇木村拓斗(きむら たくと)選手◇

木村選手は東京都世田谷区出身2000年生まれの現在23歳。幼い頃から高校まで横浜F・マリノスの下部組織(プライマリー→Jrユース→ユース)で育ち、大学は明治大学に進学。ユース時代からプレーしていたサイドバックでポジション争いに加わるものの、鹿島からスイスリーグのクラブに移籍した常本選手やFC東京の中村帆高選手など能力の高い実力者が同ポジションには多く、木村選手は試合出場に絡めない日々が続いていました。しかし大学2年生のときにボランチに転向。すると持ち味の豊富な運動量を活かしたディフェンスと球際の強さがより引き立つこととなり、たちまちチームの主力に成長します。そして大学屈指のボランチと呼ばれ始めるとユース時代を過ごしてきた横浜から獲得のオファーが届きそれを快諾。2023年正式に入団します。日々のトレーニングで自身をアピールし試合出場のチャンスを窺っていましたが、松原選手や山根選手&喜田選手や渡辺選手の壁を越えることはできず。出場機会を求めて7月下旬にJ3愛媛FCに育成型期限付き移籍を決断。武者修行先の愛媛ではすぐにレギュラーポジションを獲得。右サイドバックとしてチームを支えて18試合に出場し、愛媛のJ3優勝に大きく貢献しました。新シーズンに向けてサイドバックを含めた複数ポジションをこなせる選手を探していたヴァンフォーレが、J3で存在感を示していた彼に注目。再び横浜からの期限付き移籍で2024年はヴァンフォーレに加入することが決まりました。

木村選手は170cm・69kgでポジションはMF。先ほども言ったようにユースまでサイドバックのポジションで活躍し、大学の途中でボランチにも挑戦。なのでサイドと中盤の底の位置が主戦場となりそう。長所として豊富な運動量と球際の強さに自信があるようで、相手アタッカーに対してスピードで振り払われず離れずに粘り強くくっついてのディフェンスができると思います。そしてハードワークしながらミドルシュートを積極的に狙えるパンチ力も兼ね揃えているみたいです。現在のヴァンフォーレでポジション争いに参加するなら愛媛で体験した右サイドバックの位置になるでしょう。まだ契約更新が発表されていないので関口選手の去就がどうなるか分かりませんが、できれば木村選手が日々出場機会を窺いながらも関口選手をバックアップしていく裏方の仕事も精力的にこなしてほしいですね。そしてチャンスがあればボランチのポジション確保にも大いにチャレンジしてほしいと思います。また今シーズン在籍した蓮川選手や鹿島に移籍した須貝選手は大学の先輩&加入内定が決まっている井上樹選手は明治大学で1つ後輩という関係性でした。

改めまして木村選手ヴァンフォーレ入団おめでとうございます!ポジション争いで良いスタートダッシュが切られるように、開幕前のキャンプでいろいろなところでアグレッシブにチャレンジしていき、篠田監督の信頼を勝ち得て開幕スタメンの座を狙ってほしいと思います。



◇選手名鑑チェック◇





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ジェトゥリオ選手&クリスティアーノ選手の期限付き移籍期間満了+マセド選手

2023-12-29 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府はブラジルのトンベンセFCより期限付き移籍していたジェトゥリオ選手と、J2V・ファーレン長崎より期限付き移籍していたクリスティアーノ選手の期限付き移籍期間満了を発表しました。


◇ジェトゥリオ選手◇


ジェトゥリオ選手はブラジル国籍1997年生まれの現在26歳。昨シーズン途中からチームに加入しリーグ戦ではこれといったインパクトを残せなかったものの、天皇杯では決勝戦に途中出場しPK戦の2番手として落ち着いてシュートを決めるなど一定の成果を収めます。チームにフィットしていけば今よりも活躍できると踏んだクラブは期限付き移籍期間を延長し、ジェトゥリオ選手は2023年シーズンもヴァンフォーレに留まる決断をします。そして迎えた今シーズンは主に途中出場からチームが攻撃的に行きたいときのスイッチ役として試合に出ることが多く、長谷川選手がトップ下にポジションを変えた時期はジェトゥリオ選手が左サイドハーフを務めるなど、攻守に計算できる選手としてチームで認識されていたと思います。またジェトゥリオ選手と言えばボレーシュートと言われるようにその精度はとても高く、開幕前のFUJIFILM SUPER CUP横浜戦で結果オフサイドになった終了直前での幻の同点ボレーや第38節町田戦での土壇場勝ち越しボレーゴール&ACL浙江戦での足裏押し込みボレーなど、ボレーで強烈なインパクトが残る場面が多かったのが印象的でしたね。今年はリーグ戦24試合出場4得点、ACLでは4試合で1得点。天皇杯でも全3試合に出場するなど篠田監督からの評価も高かったと思います。

今回1年半続いた期限付き移籍期間が満了し、今シーズン限りでの退団が決まりました。ジェトゥリオ選手は速さ&高さ&巧さなど全体的な攻撃能力の水準は高く、ブラジル人選手には珍しい真面目な性格なので日本のサッカーにフィットし組織的プレーに向いている印象がありました。しかしFWの選手として得点機を活かしてゴールを増やすためにはもっと我を出してエゴイストにならないといけないと思います。そこの心のリミットを最後まで外せなかったのは少し残念だったと思います。ジェトゥリオ選手約1年半ヴァンフォーレの活動に参加してくれてありがとうございます。ブラジルに戻っても他のクラブに行ってもずっと応援しています!


◇クリスティアーノ選手◇


クリスティアーノ選手はブラジル国籍1987年生まれの現在36歳。8月に期限付きで長崎から約7年ぶりにヴァンフォーレに復帰を果たすと、2試合目で先発出場。その後は加入したタイミングでウタカ選手が調子を落としていたこともあり1トップやサイドハーフとしてスタメンに定着。リーグ戦では水戸戦と山形戦で得点を記録しますが、どちらかと言うとストライカー的働きよりもチャンスメーカーとして味方のゴールをお膳立てする働きが目立っていたように思います。シーズン後半戦で13試合に出場し2得点1アシストという結果。今シーズンクリスティアーノ選手がヴァンフォーレで輝いていたのはACLの舞台で、第2節ブリーラム戦では終了間際の長谷川選手のヘディングシュートをクロスボールでアシスト。また第5節メルボルン戦ではあわや敗戦の危機を救う宮崎選手のゴールをこれまたクロスボールでアシストするなど、チャンスメークでヴァンフォーレのグループステージ突破に大きく貢献する活躍を残しましたね。

年齢も36歳となり引き締まった体というよりは年相応の感じにはなっており、体力と運動量が全盛期と比べて落ちていたのは隠しきれない事実だったと思います。また柏時代に頻繁にみせていた強烈な右足の弾丸シュートで多少強引にでも得点を貪欲に狙っていく彼のプレーはかたちを変え、正確なキックで味方をフォローするプレーにスタイルが変わっていたところもチームが求めていた役割とは違っていたと思います。もちろん違う役割でも精力的に動いてアシストという結果を残したのは素晴らしいことなのですが、やはり彼にはゴールをがむしゃらに狙っていく強気のプレーが見たかったですね。今回ヴァンフォーレとの期限付き移籍期間が満了となり、本所属先の長崎からも契約満了が発表されています。クリスティアーノ選手が今後どこでプレーするのかはまだ分かりませんが、7年ぶりに戻ってきて再びプレーしてくれたクリスティアーノ選手の心意気に拍手を送りたいですね。オブリガード!クリスティアーノ選手!



◇ルーカス・マセド選手◇


ルーカス・マセド選手はブラジル国籍1997年生まれの現在26歳。夏のトレーニングでチームに合流しTMなどでのアピールが実り9月8日に正式契約を結びます。2017年にいわきFCでプレーした経験を活かしてヴァンフォーレでも出場チャンスを虎視眈々と窺いますが、時期的にチームの大枠が固まっており強烈な個性を発揮するなど相当なアピールをしないとポジション争いで間に合わない状況でした。そんな困難な状況のなかでもマセド選手は黙々と日々のトレーニングをこなしており、いつか巡ってくるであろう出場機会に備えて準備を進めていたと思います。しかしついに最後まで出番がやってこないままシーズン終了。試合出場はおろかベンチにも一度も入れない本人にとってはとても苦しいハーフシーズンだったと思いますね。

でもマセド選手のような選手が頑張って日々の練習をしていたおかげで、ブラジル人選手を始め他の選手たちは練習のクオリティを落とすことなく集中力を保ってトレーニングできていたと思います。そんな選手たちの意識を高めてくれたマセド選手には感謝しかありません。今度は彼が他のクラブに移籍し試合に出て活躍している姿を見たいですね。




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蓮川選手の期限付き移籍期間満了

2023-12-29 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はJ1FC東京より期限付き移籍していた蓮川選手の期限付き移籍期間満了を発表しました。


◇蓮川壮大(はすかわ そうだい)選手◇


蓮川選手は東京都足立区出身1998年生まれの現在25歳。FC東京ではなかなか出場機会に恵まれず出番を求めて昨シーズン(2022年)後半戦に岩手へ期限付き移籍。さらに今シーズンはヴァンフォーレに期限付き移籍加入。開幕前はそれほど前評判が高いものではなくゴールデンウィーク辺りまでベンチにも入れないことがあるなど苦しんでいましたが、第17節金沢戦で井上選手とコンビを組んで先発出場すると連携がバッチリと噛み合い完封勝利に貢献。そこから篠田監督の信頼をがっちり掴み、CBのレギュラーとして試合に出ることになります。CBのパートナーがマンシャ選手や井上選手に代わっても、競り合った後のこぼれ球を拾ったりドリブルで仕掛けてくる相手に対してスピードで対応するなど、彼らをフォローする役割を担いうまく守備のバランスを取っていた印象がありますね。チームが夏場思うように白星が挙げられない状況でも終盤戦に負けなしの上昇ムードだったときも変わらずCBのレギュラーを務めてきた蓮川選手。結局今シーズンは31試合に出場。シーズンが進んでいくごとに経験値を積み重ねて飛躍的にレベルアップしていった、試合を通じて成長していったタイプの選手だったと思います。

今回期限付き移籍期間が満了し、来シーズンはFC東京から期限付き移籍で清水エスパルスに加入することが決まっています。清水ではさらに厳しいポジション争いが待っていると思いますが、同じく期限付き移籍した中村選手とともに切磋琢磨し、ヴァンフォーレでの貴重な経験を活かして清水の中心選手として活躍できるように頑張ってほしいですね。もちろんチームを去ることは残念ですが、本人の意思を尊重しチームは違えどこれからも蓮川選手のことを応援していきたいと思います。細かく言うと蓮川選手と同じくらい愛犬茶々もこれから応援していこうと思います(笑)

清水で頑張れ蓮川選手!




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三沢選手が加入

2023-12-28 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は2024年シーズンの新戦力としてJ1京都サンガに所属している三沢選手の完全移籍での加入を発表しました。


◇三沢直人(みさわ なおと)選手◇

三沢選手は埼玉県坂戸市出身1995年生まれの現在28歳。三沢選手は小学生や中学生時代からその才能が注目されており、地元のクラブで存在感を発揮。その後西武台高校から2014年に専修大学に進学します。自身はテクニカルなプレーを披露するもののなかなかチームの結果には結びつかず、スポットライトがあまり当たることなく大学生活が終了します。2018年卒業後の進路にJ3のYSCC横浜を選択しプロの世界へ。すぐさまレギュラーポジションを掴み取り25試合に出場し7得点を挙げます。その1シーズンの活躍が評価され、同じJ3上位にいたガイナーレ鳥取から誘われて移籍を果たします。2019年は主に27試合7得点&2020年は34試合7得点を挙げて頭角を現すと、当時J2にいた京都サンガに引き抜かれます。チョウ・キジェ監督のもとで自身をアピールし信頼を掴むと、中盤や3トップのウイングのポジションもときには務めるなど幅広い起用法をされ、38試合に出場し4得点とJ1昇格に貢献する活躍を残します。しかし2年目の2022年シーズンで初めてJ1の舞台にチャレンジするというまさに始動の1月19日の練習中に右のアキレス腱断裂という大ケガを負い戦線離脱。シーズンのほとんどをリハビリに費やし、10月の試合でようやく戦線復帰し1試合に出場。京都3年目となった今シーズン(2023年)は中盤のポジション争いで後手を踏み、武田&川崎&金子選手の壁を越えられず。三沢選手は前シーズンの負傷の影響があったのか分かりませんが、本調子とは程遠く終わってしまった印象だったと思います。結局リーグ戦は7試合の出場に留まり、今シーズン限りでの契約満了が発表されていました。中盤でゲームメークできるタイプの選手を探していたことと負傷によってリズムが狂ってしまったものの再起へ向けて並々ならぬ闘志を燃やしていることを評価し、ヴァンフォーレが彼に声をかけて来シーズンの加入が決定。今度はヴァンフォーレで巻き返すチャンスを得ることになりました。

三沢選手は180cm・73kgでポジションはMF。高い足元の技術を活かして創造性あふれるプレーを披露することができる中盤の ‘ファンタジスタ’ 。トップ下やボランチが得意なポジションで、トップ下ではテクニック力を駆使してボールキープし中盤で攻撃の起点となると、相手の裏のスペースに出すスルーパスでチャンスメーク。また前を向いて正確なシュートも打つことができ、得点力にも期待できます。ボランチの位置ではDFとFWを繋げるリンクマンとしてパスの経由地となり後方から前方にボールを運びます。また180cmとフィジカルが強く多少の当たりにも怯むことなくプレーし、幅広く中盤のエリアを動き回ることができる豊富な運動量も魅力。コンディションが万全であればチームの攻撃を引っ張っていける存在になることは間違いなさそうですね。

篠田監督は来シーズンも4-2-3-1を継続して戦っていくことが予想されるので、三沢選手が実際にポジション争いに参加するのはボランチだと個人的には思います。トップ下は試合を組み立てる役割よりも前線の組織的プレスを仕掛けていくためにスピードと攻撃性が求められると思うので、パスを散らしながらゲームメークてきる三沢選手は相手からのプレッシャーがあまりかからない中盤の底の位置で伸び伸びとプレーしてほしいのが1点。そして速攻が成立しているときは良いのですが、相手が守備に戻ってその裏にスペースがほとんどない状況のときに、三沢選手の創造性は相手の守備陣形を崩していくきっかけになると思います。また引いている相手に対してその守備網の外から放つミドルシュートは効果的になるので、ミドルが得意な彼が光り輝く場面も生まれることでしょう。攻撃的能力は素晴らしいと思いますが、課題は守備面とコンディション調整。そこをヴァンフォーレで再び修正を図りながら同時に良い部分は伸ばしていけるように日々努力してほしいと思います。

三沢選手ヴァンフォーレ加入おめでとうございます!チームのJ1昇格の目標のためにサポーターとともに一緒に頑張っていきましょう!



◇選手名鑑チェック◇








三沢直人 ガイナーレ鳥取 2020年ゴール集 全7ゴール J3リーグ


ガイナーレ鳥取所属時代の2020年シーズンに挙げたゴール動画集です。どのような選手なのかざっくりとしたイメージが掴めると思います。




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中村選手と松本凪選手の期限付き契約期間満了

2023-12-27 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はJ1鹿島アントラーズより期限付き移籍していた中村選手と、J1C大阪より育成型期限付き移籍していた松本凪選手の期限付き移籍期間満了を発表しました。


◇中村亮太朗(なかむら りょうたろう)選手◇


中村選手は新潟県新潟市出身1997年生まれの現在27歳。所属先の鹿島から今年の8月に約1年半ぶりにヴァンフォーレに期限付きで復帰すると、すぐさまボランチのレギュラーに定着。強豪クラブの高いレベルでポジション争いをしてきた経験を活かしてピッチ上で強度の高いプレーを披露。リズミカルなパス回しはもちろん、前を向いて差し込む縦パスの質は中村選手ならではのクオリティとなり、そこから前線の選手の得点機会へと数多く繋がっていました。第一次在籍時に少し不安だった守備面もだいぶ改善されており、攻守両面の場面で活躍できる能力が備わっていたと思います。リーグ戦での得点は第32節山口戦と第40節大宮戦での2ゴール。ともにクロスボールに合わせたかたちとなりましたが、いずれも中村選手のゴール前に入っていくタイミングが際立った得点だと思います。リーグ戦での出場数は12試合。そしてACLの舞台でも4試合に出場し、第4節浙江戦ではウタカ選手のゴールに結びついたオフサイドギリギリのスルーパスを供給するなど活躍。チームのリーグ戦終盤戦の追い上げやACLの快進撃に無くてはならない存在でしたね。

今回ヴァンフォーレとの期限付き移籍期間が満了し、鹿島から来シーズンは清水エスパルスへの期限付き移籍が決定しています。ヴァンフォーレから2度目の退団ということでサポーターからしたらとてもさみしい気持ちがありますが、清水はJ1昇格を争うライバルクラブになると思うので来年富士山ダービーで対戦し彼らしいプレーをJITスタやIAIスタでみせてくれることを期待しています。約1年半在籍してくれてありがとう!清水でも頑張れ!



◇松本凪生(まつもと なぎ)選手◇


松本凪選手は大阪府大阪市出身2001年生まれの現在22歳。彼がヴァンフォーレに育成型期限付き移籍でやってきた2022年は、リーグ戦に30試合に出場するなど20歳ながらもその存在感を発揮。天皇杯決勝でも途中出場し延長戦からPK戦までもつれ込む試合を制して優勝に貢献。カップ上げのメンバーにもなりました。育成型期限付き移籍期間を延長して臨んだ今シーズンも、夏場以外はほぼレギュラーとして試合出場を続け29試合に出場。第6節水戸戦では目の覚めるような鋭いミドルシュートを左足で叩き込んでおり、得点はシーズンでその1点のみでしたが強烈なインパクトを残しました。ACLでも3試合に出場し国際大会の舞台を経験。このヴァンフォーレでの2シーズンは自身の成長に確実に結びついていたことでしょうね。

今回ヴァンフォーレとの育成型期限付き移籍期間が満了し、C大阪から今度はモンテディオ山形に期限付き移籍することが決まっています。来年は中村選手同様J1昇格を争うライバルクラブに在籍することになりますが、ヴァンフォーレ戦では松本凪選手らしい元気な姿を我々サポーターの前でみせてほしいですね。でも試合は活躍しないでもらうと助かります(笑)

在籍期間は2年間でしたが、ヴァンフォーレでの活動お疲れ様でした。山形で活躍し十分な実績と経験を積んでセレッソ大阪に復帰できることを願っています。




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