ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ベストゲームセレクション58

2024-05-10 | ベストゲームセレクション
過去のヴァンフォーレの名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。このコーナー約1年ぶりの更新の第58弾となる今回の対象試合は、2020年7月25日にホームで行われた第7節ジェフ千葉戦です。


全世界が震撼した新型コロナウイルス感染症の大流行で開幕戦のみ計画通り行われた2020年のJリーグ。それから約4ヶ月ほどリーグ戦は中断され、6月27日から無観客で再開。7月11日からは収容人数を50%(5000人以外)に制限した超厳戒態勢で開催されるようになります。そのような状態のなかで行われた第7節の千葉戦。ヴァンフォーレは第6節終了時点で順位は10位と伸び悩んでおり、相手の千葉も7位とお互いにここで勝利を収めて上位進出のきっかけを掴みたいと考えていたと思います。その試合の行方はどうなったのかご覧ください。



2020.7.25 2020明治安田生命J2リーグ 第7節 vs.ジェフユナイテッド千葉




コミュニケーションをとる選手たちの声がピッチ上で響き渡るなか、前半は千葉が決定機を数多く演出。しかしその機会はヴァンフォーレGK岡西選手が好セーブで防ぐなど堅い守備力をみせて無失点に抑えます。後半に入り今度はヴァンフォーレが攻勢を仕掛けると、相手のクリアボールを遠目の位置から新井選手がミドルで狙い、そのグラウンダーの弾道のシュートが相手DFに当たりながらゴール隅に鋭く吸い込まれていきます。先制点を奪うことに成功したヴァンフォーレは後半18分にも藤田選手のCKのボールをニアサイドでドゥドゥ選手が頭で反らして中央に送り、そこに走り込んだジュニオール・バホス選手が強引に右足で押し込み2点目を決めます。千葉も後半アディショナルタイムにFKのロングフィードをゴール前で櫻川選手がヘディングで合わせて1点返しますが反撃はそこまで。緊迫した攻防戦は2対1でヴァンフォーレに軍配が上がりました。

当時の試合メンバーで現在もチームに残っているのはヴァンフォーレが今津選手と山本選手&宮崎選手、千葉には田口選手とドゥドゥ選手。個人的にはこの2020年シーズンに在籍していたドゥドゥ選手や9月に加入したメンデス選手の姿を小瀬のピッチで見たいですね。そして当時の熱狂同様に明後日(12日)行われる試合でも白熱した内容のサッカーを期待したいと思います。


そして当時の試合の事を書いた過去記事も合わせて紹介しておきます。暇つぶしにぜひご覧ください。


◇2020年明治安田生命J2リーグ第7節ジェフ千葉戦◇
ジェフ千葉戦見どころ紹介
本日ジェフ千葉戦!【超厳戒態勢試合】
試合結果【ジェフ千葉戦】
ジェフ千葉戦独自採点
戦略的白星でホーム3連勝【ジェフ千葉戦】
ジェフ千葉戦の写真公開
ジェフ千葉戦の写真公開2




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ベストゲームセレクション57

2023-04-19 | ベストゲームセレクション
過去のヴァンフォーレの名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。このコーナー約1年ぶりの更新の第57弾となる今回の対象試合は、2019年8月4日にホームで行われた第26節町田ゼルビア戦です。


1年でのJ1復帰が叶わなかったヴァンフォーレは2019年シーズンでその目標を達成すべくコーチを務めていた伊藤コーチが監督に昇格。徳島で半年間プレーしていたピーター ウタカ選手を獲得し、期限付き移籍していたドゥドゥ選手も復帰。宮崎&中山選手の高卒コンビが入団したのもこのシーズンでした。夏の段階でなかなか白星が積み重ねられず8位という順位にいたヴァンフォーレは、18位とJ3降格圏に近づいていた町田と第26節で対戦。夏休みの子供たちがスタンドで声援を送るなか選手たちは躍動します。



2019.8.4 2019明治安田生命J2リーグ 第26節 vs.FC町田ゼルビア




夏期限定ユニフォームで登場した選手たちは佐藤選手や内田選手の精度の高いキックからウタカ選手を中心とした攻撃を展開。前半は互角の展開だったものの、後半となりCKの機会に小柳選手が頭で合わせて先制点を奪います。その得点で波に乗ったヴァンフォーレはウタカ選手が圧巻の2ゴール。守っては相手の攻撃をゼロで抑えてクリーンシート。見事3対0の完勝となりました。この試合の勝利がきっかけとなり次の徳島戦でも快勝。そして天皇杯3回戦でFC東京を破り公式戦3連勝へと繋がっていきました。


…次節は7勝2分け1敗の勝ち点23で首位にいる町田ゼルビアと対戦します。2019年の頃と比べて町田は現在J1昇格を狙える強豪クラブに成長していますが、ヴァンフォーレはここで首位チームを叩いて一気に上位に迫っていきたいですね。当時も在籍していた佐藤選手は負傷により欠場濃厚ですが、ウタカ選手は前節ゴールを決めて調子も上向きだと思います。きっと動画のような活躍をしてくれることでしょう。勝ち試合が見たい!




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ベストゲームセレクション56

2022-05-19 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレ甲府の過去の名シーンや名勝負を動画で振り返る『ベストゲームセレクション』のコーナーの第56弾。約2ヶ月ぶりに紹介する今回の対象試合は、2019年6月22日にアウェータピック県総ひやごんスタジアムで行われた2019年明治安田生命J2リーグ第19節FC琉球戦です。

2018年シーズンのJ3を優勝し、意気揚々とJ2リーグに昇格してきたFC琉球。2019年もその優勝した勢いそのままに攻撃的なサッカーで序盤から快進撃を続け、ホームでは負けない琉球としてJリーグ最長のホーム無敗記録を継続していました。なんとその数30試合連続。ホームでは絶対的な自信を誇る琉球に初顔合わせとなるヴァンフォーレが敵地に乗り込み挑みかかりました。



2019.6.22 2019明治安田生命J2リーグ 第19節 vs.FC琉球




スコアは前半から動きます。前半23分に風間宏選手の直接FKで先制点を取ると、前半37分には越智選手が決めて琉球が早々と2点のリードを奪います。そのまま2点差でハーフタイムに入ると思いきや、その直前の前半44分に左サイドを抜け出した森選手が中央にクロスを上げると、ピーター・ウタカ選手がスルーした後ろに走り込んだ佐藤和選手が押し込んで前半のうちに1点を返します。後半開始直後2分にも内田選手が上げた高い弾道のクロスボールをトラップした横谷選手がゴールを決めて同点に追いつくと、後半8分には内田選手の左足で巻いてくるクロスにピーター・ウタカ選手が頭で合わせてついに逆転に成功。そして後半15分には森選手が抜け出して相手GKとの1対1を制して4点目。とどめは後半アディショナルタイムに内田選手が直接FKを鮮やかに決めてダメ押し点。後半は怒涛のゴールラッシュをみせて5対2で快勝。琉球のホーム無敗記録をストップし、ヴァンフォーレはJクラブの先輩として威厳を見せることができました。


…ヴァンフォーレの次の試合は5月21日にアウェーでFC琉球と対戦します。2019年当時と同じようにアグレッシブに攻めていき、得点が多く奪える試合になれば良いですね。そして勝利を収めて山梨に帰ってきてほしいと思います。




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ベストゲームセレクション55

2022-03-03 | ベストゲームセレクション
過去のヴァンフォーレの名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。約半年ぶりに更新する第55回目となる今回の対象試合は、約3年前の2019年3月17日に行われた第4節V・ファーレン長崎戦です。


伊藤コーチが指揮官に昇格しホームでの初陣となったこの試合。大々的なキャンペーンの効果もあってこのホーム開幕戦には1万5665人ものサポーターが集まり歴代ホーム開幕戦最多入場者数を記録。とても賑わう良い雰囲気のなかで試合が開催されました。



2019.3.17 2019明治安田生命J2リーグ 第4節 vs.V・ファーレン長崎




試合はすぐに動きます。前半9分、敵陣付近でパスカットすると左側にいたピーター・ウタカ選手から横谷選手にボールが渡ると、彼のシュートは相手にブロックされますがそのこぼれ球にいち早く反応したウタカ選手が右足で豪快に蹴り込み、ヴァンフォーレが幸先良く先制点を奪うことに成功します。その後も佐藤選手やドゥドゥ選手の鋭いミドルシュートなどで攻め込むヴァンフォーレ。前半41分にはCKのチャンスを得ると、内田選手のカーブのかかったキックをウタカ選手がゴール前の混戦から膝で合わせて押し込み2点目を獲得。清水エスパルスで同僚だったコンビの阿吽の呼吸により貴重な追加点を得たヴァンフォーレは、後半さらにPKのチャンスが巡ってくるもそのPKはドゥドゥ選手が止められて3点目は奪えず。しかし試合中常に優位に展開していたヴァンフォーレが2対0で勝利し、満員に埋まったスタジアムのサポーターを盛り上げることができました。

ヴァンフォーレの次節は3月5日の第3節でV・ファーレン長崎と対戦します。動画で紹介した当時とは違ってアウェー戦となりますが、このときのように常にペースを握ってヴァンフォーレが快勝する試合を見たいですね。




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ベストゲームセレクション54

2021-09-11 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレ甲府の過去の名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。約10ヶ月ぶりに更新する第54弾となる今回の対象試合は、2010年J2リーグ第13節ザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)戦です。

コーチから昇格した内田監督のもとJ1昇格を目指していた2010年シーズン。ハーフナー・マイク選手やパウリーニョ選手など攻撃陣にタレントを揃え、第12節終了時点で3位につけていたヴァンフォーレは第13節でアウェーの地である正田醤油スタジアム群馬に乗り込みました。



【J2:第13節 ザスパ草津 vs ヴァンフォーレ甲府】

※試合ハイライト動画。



ヴァンフォーレは前半11分に内山選手のゴールで幸先良く先制点を奪うと、前半35分にもハーフナー・マイク選手が打点の高いヘディングシュートを決めてリードを2点とします。後半19分に草津に1点返されるものの、その3分後にパウリーニョ選手が相手GKをかわして無人のゴールに流し込みすぐに突き放すと、後半36分に秋本選手がだめ押し点を奪って試合の大勢を決めます。草津がシュート6本だったのに対してヴァンフォーレはシュート22本を放つ高い攻撃力を見せつけて4対1で勝利。2位に浮上し柏レイソルとともにJ1昇格への基盤を固めることに成功しました。

明日(12日)ヴァンフォーレはアウェーでザスパクサツ群馬と対戦します。当時のように快勝できれば良いですね。




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ベストゲームセレクション53

2020-11-17 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレ甲府の過去の名シーンや名勝負を動画で振り返る『ベストゲームセレクション』のコーナー。2日連続してお届けする第53回目の今回の対象試合は、2017年J1リーグ第20節ガンバ大阪戦です。


吉田新監督を招いて臨んだ2017年シーズンのヴァンフォーレは、序盤戦こそ強豪クラブ相手に善戦していましたが徐々に勝ち星が増やせなくなりズルズルと後退し、気づけばJ2降格圏内の一歩手前である15位の位置にいました。10試合白星がない状態でホームゲームに迎えたのが強豪ガンバ大阪でした。



2017年8月5日 J1リーグ【第20節】ヴァンフォーレ甲府 vs ガンバ大阪 DAZNハイライト



オ・ジェソク選手やファン・ウィジョ選手の韓国人コンビや長沢選手&倉田選手など攻撃的な選手が揃うG大阪は序盤から積極的に仕掛けていきます。対するヴァンフォーレはその相手の圧力に耐えながらも、懸命に守ってドゥドゥ選手やウイルソン選手を中心とするカウンターアタックで反撃を狙う試合展開が続くことに。お互い決定機を作りながらもそのチャンスを活かせずに試合はスコアレスで終盤の時間帯に差し掛かると、迎えた後半43分にドラマが生まれます。左サイドからの仕掛けからウイルソン選手が個人技で相手をかわして素早く右足を振り抜くと、カーブのかかったシュートはゴール前の混戦の僅かな隙を通ってゴールに吸い込まれ、待望の先制点を獲得します。チームとして7試合ぶりの得点となるその虎の子の1点を最後まで守り切って勝利。久しぶりの勝ち点3を積み上げました。

この試合のMVPはなんといってもウイルソン選手。仙台での豊富な経験をヴァンフォーレでも発揮すべくエース候補としてチームに迎え入れられましたが、思うような活躍が残せずに苦しみリーグ戦ではPKによる1点のみとスランプに陥っていました。先発を外される機会も多くなってきた状況で得た自身16試合ぶりのゴールにウイルソン選手は感傷に浸り、詰めかけたサポーターは大いに沸きました。結局この1ヶ月後に彼はチームを去ることになりますが、チームとサポーターが一体となった瞬間でもありましたね。今思い出しても感動する名場面でした。




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ベストゲームセレクション52

2020-11-16 | ベストゲームセレクション
先日の愛媛FC戦が急遽中止となり、週末にヴァンフォーレの試合を楽しめずに肩透かしを食らっているサポーターがたくさんいると思います。そこで試合がなかったさみしさを少しでも紛らわすこのコーナーを約半年ぶりにお届けします。

ヴァンフォーレ甲府の過去の名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』のコーナー。第52弾となる今回は、2016年にアウェーで開催されたJ1リーグ開幕戦のヴィッセル神戸戦を見ていきたいと思います。


まずは試合を紹介する前に当時のヴァンフォーレの置かれていた状況からお伝えします。2015年途中からチームの指揮を執った佐久間監督は、2016年シーズンも引き続き指揮官を務めることを発表。短いシーズン間の準備期間で大きな戦力補強ができないと判断したチームは監督と戦術の継続を決めますが、現在日本代表に選ばれている伊東選手など昨シーズンまでの主力選手が多数抜ける戦力ダウンが指摘されていました。クリスティアーノ選手が柏から復帰するものの前途多難なシーズンが予想されていた矢先の開幕ゲームでしたが、その周囲の評判をを良い意味で裏切るような戦いをヴァンフォーレの選手たちは演じてくれます。



Jリーグ2016 ハイライト ヴィッセルVSヴァンフォーレ



前半42分に左サイドからの突破からクリスティアーノ選手が先制ゴールを奪うと、後半32分にもクリスティアーノ選手が決めて追加点。終盤神戸の猛攻を受けますが、懸命なディフェンスにより最後まで守り抜き2対0で勝利。ヴァンフォーレがJ1開幕戦初勝利を飾り、幸先の良い船出を成功させました。

なんといっても開幕戦(J1)で初めて勝利したという記念すべき勝利の記憶は今でも忘れないですね。当時1試合のみの消化ながらもニュースなどで順位表が発表されて、得失点差も含めた成績が広島や鹿島など並み居る強豪を抑えてヴァンフォーレがトップで、史上初めてJ1リーグで首位に立ったと巷がざわついていたことを覚えています。ヴァンフォーレ首位の画面のスクリーンショットを取った方もいらっしゃると思います(笑)

逆境をはねのけて勝利を収めたチームと選手たち&サポーターの喜びはひとしおでしたね。またそのJ1の舞台に戻れるように頑張っていきましょう!




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ベストゲームセレクション51

2020-04-03 | ベストゲームセレクション
過去のヴァンフォーレの名シーンや名勝負を動画でお届けしていく『ベストゲームセレクション』。第51弾となる今回は、2018年6月2日と6月9日に行われたYBCルヴァンカッププレーオフステージ浦和レッズ戦の2試合を紹介したいと思います。


磐田や清水&札幌が入る予選Bグループを2位で通過したヴァンフォーレ。アジアチャンピオンズリーグ参加クラブも含めた8チームで争われるプライムステージ(決勝トーナメント)進出をかけて、グループCを首位通過した浦和レッズとプレーオフステージを対戦しました。



【ハイライト】ヴァンフォーレ甲府×浦和レッズ「ルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦」



シーズン途中で指揮官に就任した上野監督のもと、得点を量産し勝ち星を積み重ねてJ2で順位を急浮上させていたヴァンフォーレは、その勢いのままルヴァンカップの舞台でも自信を持ったプレーを選手たちは披露します。特に序盤でみせたあの複数人が全力で駆け上がっていくカウンターアタックはチームの好調ぶりを象徴している場面だと個人的には思っていて、強豪浦和相手にボールを奪われた後のリスクを考えずにあそこまで思い切って上がっていけるのは、選手たちに相当な自信がなければできない攻撃だと思います。あれは上野サッカーの真髄が詰まった良いシーンでしたね。

前半37分、CKを素早くリスタートさせたヴァンフォーレは小塚選手のクロスボールをゴール中央に走り込んだ今津選手がヘディング。タイミングがバッチリ合った強烈なヘディングシュートはゴール右隅に突き刺さります。奇抜なゴールパフォーマンスで喜びを表す今津選手。ヴァンフォーレは貴重な先制点を獲得することに成功します。直前にオリヴェイラ監督が就任しまだイマイチ噛み合っていない印象を受ける浦和に対して、ヴァンフォーレはさらに攻勢を仕掛けていきます。後半6分、ゴール前のハイバウンドの処理を金園選手がうまく体を張ってボールキープすると、その落としを小塚選手が反応してシュートを決めて2点目を奪います。2点をリードされた浦和は反撃を行うために攻撃に重心を置いてポジションを前目に構えます。しかしヴァンフォーレはその裏にできるスペースを効果的に突いてカウンターアタックを発動。金園選手を中心に何度も浦和ゴールに襲いかかります。シュートはポストに当たるなどして入りませんでしたが、浦和の攻撃をゼロに抑えて2対0で勝利。第1戦で2点のリードを奪い先勝する理想的な展開で第2戦を迎えることになりました。



【ハイライト】浦和レッズ×ヴァンフォーレ甲府「ルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦」



浦和のホーム埼玉スタジアムで行われた第2戦。敵地に乗り込んだヴァンフォーレは、第1戦で得た2点差を守る戦術に出るのかそれとも1点を奪って突き放しに出るのか、その戦い方が注目されていました。しかし浦和はヴァンフォーレの序盤の立ち位置が不確定なところを鋭く突き、前半19分と24分に立て続けに興梠選手が得点。一気に第1戦のビハインドを埋めてきます。ホームでさらに盛り上がる浦和に対してヴァンフォーレは劣勢になると思われたのですが、その嫌な雰囲気を払拭したのが小塚選手の活躍でした。失点から3分後に森選手がしぶとく粘ってドリブルしゴール前まで運ぶと、もつれたこぼれ球を詰めていた小塚選手が右足でゴールに押し込んで1点を返します。プレーオフステージ浦和戦2ゴールと好調ぶりをみせた小塚選手。このゴールにより勝つためにはさらに2点が必要になった浦和は、追いつこうとする気迫と底力が弱くなった感じがしましたね。マウリシオ選手や武藤選手のシュートがポストに当たるラッキーもありましたが、浦和の猛攻を最後まで守り抜き1対2で終了。第2戦は敗れましたが、2戦合計が3対2となりヴァンフォーレが勝利しプレーオフステージを突破。プライムステージに進出することができました。

強豪浦和に真剣勝負で勝つことができ、しかもJ2リーグ戦で得点量産で勝つ試合が多かったことから、この頃のヴァンフォーレのサッカーに可能性を感じる人が多かったと思います。まさに名勝負でした。




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ベストゲームセレクション50

2020-04-02 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレの過去の名勝負や名シーンを動画でお届けする『ベストゲームセレクション』のコーナー。記念すべき50回目の今回は特別編として、2009年の4月12日に山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場にて行われたヴァンフォーレ甲府対TAKE ACTION FCの親善試合をご覧ください。




(ニコニコ動画)
※流れる文章が気になる方は、画面をクリックした後に右上に出る吹き出しを選択すると非表示にすることができます。


現役引退した中田英寿さんが中心となって設立された一般財団法人『Take Action FOUNDATION』。その代表理事に就任した後の初事業として、彼の故郷である山梨県の信玄公祭りの日程に合わせて甲府市で親善試合を中心とする活動が行われました。メインの試合だけではなく、Take Action FCのメンバーがコーチとなってサッカー教室が開かれたり、満員となった親善試合の収益の一部から山梨県のサッカーの機会拡大のための地域活性プロジェクトへの寄付や約2万個のボールをアフリカへ届ける慈善活動を行っています(前日には信玄公祭りにも顔を出していました)。

親善試合はJ2リーグ戦が前日に行われたことから、ヴァンフォーレのメンバーは出番を虎視眈々と窺う若手選手を中心に構成されました。一方のTAKE ACTION FCには中田英寿選手を始めとして前年シーズンに現役引退した名波選手&前園選手や山口素弘選手など日本代表で活躍してきたレジェンドたちが集結。豪華で強い個性を持つ選手たちが揃い、小瀬のピッチで夢の共演を果たそうとしていました。

試合は勢いがありこの舞台でアピールすることでリーグ戦出場に繋げたいヴァンフォーレの若手選手が躍動。千葉国際高校から昨年高卒で加入したブラジル国籍のブルーノ選手が挨拶代わりに前半4分に先制すると、前半20分過ぎにもブルーノ選手が個人技で右サイドを突破し右足で素晴らしいシュートを決めます。2点のビハインドを負ったTAKE ACTION FCは中田選手を攻撃の起点として反撃開始。後半14分には左サイドにいた中田選手がゴール中央に巻いてくるクロスボールを供給。そこに走り込んだ松原選手が押し込んで1点差まで詰め寄ります。後半の序盤の時間帯で1点返したため、その勢いに乗って猛攻を仕掛けたかったTAKE ACTION FCでしたが、後半26分に井澤選手が後ろに下がりながら体をうまく回転させてボレーシュートを放ち、それがゴールに鮮やかに吸い込まれます。年齢差があって体力的にキツくなり若いヴァンフォーレに押され気味になっていたのですが、最後まで諦めない姿勢を見せるなど終盤は攻撃に圧力を強めて攻め込むものの、得点は最後まで奪えず。3対1でヴァンフォーレ勝利という結果に終わりました。

チケットが早々に完売となり、山梨県だけではなくて日本中がこの小瀬に注目が集まった日でもありました。日本を飛び越えて世界で活躍した中田選手の山梨凱旋ということもあり、とても華やかで大いに賑わったことを覚えています。もちろん親善試合は楽しかったのですが、この試合の収益の一部を慈善活動に使う試みなど、感心させられることが多かったですね。その後は古巣である湘南や宮崎、タイでもTAKE ACTION FCの親善試合を開くなど、積極的な活動を見せた中田英寿さん。ヴァンフォーレがJ1に上がった2006年にはスポンサーを紹介するなど、直接的な関わりがなくても間接的にクラブを支援してくれました。また近い将来彼と良好な関係でクラブと関わりを持てる機会が来ることを密かに期待しています。




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ベストゲームセレクション49

2020-02-09 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレの過去の名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』。第49弾となる今回は特別編として、2020年開幕戦(第1節)で対戦する町田ゼルビアとの2018年&2019年の4試合をお届けします。



【2018年】
第3節
ハイライト動画 明治安田生命J2リーグ第3節vsヴァンフォーレ甲府


第31節
ハイライト動画 明治安田生命J2リーグ第31節vsヴァンフォーレ甲府



【2019年】
第8節
ハイライト動画:明治安田生命J2リーグ第8節vsヴァンフォーレ甲府


第26節
2019.8.4 2019明治安田生命J2リーグ 第26節 vs.FC町田ゼルビア



直近2シーズンの町田との対戦成績は1勝2分け1敗のイーブン。しかしアウェー戦では2引き分けとまだ白黒はっきり決着がついていません。はたして今シーズンヴァンフォーレはアウェーの地で勝利することができるのか?今から楽しみで開幕戦まで待ちきれませんね。




『2019年熱血ヴァンフォーレ検定~飴~』
『2019年熱血ヴァンフォーレ検定~鞭~』

新しい検定を作ってみました。易しいと難しいの2種類です。気軽に参加してみてください。



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