ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

PSM清水エスパルス戦の写真公開~番外編~

2015-02-27 | Weblog
22日に静岡県沼津市で行われたPSM清水エスパルス戦。試合は14時からキックオフされたのですが、せっかく静岡県に来たということで試合開始前に静岡観光をしてきたのでここで少し紹介したいと思います。


まずは気合いを入れて山梨を朝6時頃出発。精進湖を経由して富士宮→富士→沼津と車を進めていきます。会場があります愛鷹を通りすぎ、向かった先は海沿いの道。今回のドライブルートは西伊豆。海沿いから途中内陸部に入っていく伊豆の北西部を攻めるルートを選択しました。




この日はあいにくの天気。空を覆いつくした雲が絶好の見晴らしを邪魔していました。写真は三津シーパラダイス付近の港の様子。曇りでも風情がありますね。





富士山と海が同時に見られる景色の中で、特に夕日が水面に当たりキラキラして素晴らしい眺めとなる西伊豆の富士山ビューポイント‘大瀬崎’からの景色。やはり富士山は見られませんでしたが、それがなくても海が果てしなく広がる様子は体験できます。





戸田港。船を引き上げるために使う大型のローラーやたくさん船が集まっているのを見ると、戸田港は西伊豆の漁業の拠点であることが分かりますね。


…沼津の市街地から西側の海岸線に進んでいき、海を見ながらのドライブは続いていきます(途中道が狭くなりクネクネ道が続くので要注意)。戸田から伊豆の内陸に入っていき、伊豆の国市に突入。伊豆中央道で道幅の広い快適なドライブをしていると見えてくるのが、大瀬崎とともに行きたかった今回の観光地。




伊豆の国市にあります‘伊豆いちごプラザ’。一般で言うサービスエリア(道の駅?)みたいなところですが、たくさんの観光客で賑わっていました。特に中国人観光客と思われる団体が大勢いて、中国の大型連休‘春節’効果が凄いなぁと感心してしまいましたね。




ここに立ち寄ったら何といってもコレでしょう!‘大福や‘のいちご大福。いちご大福目当てにたくさんの人が行列を作っていましたよ。ちなみに自分もその一人です(笑)




今回はビックリサイズのいちごが入っているいちご大福をチョイス。コンビニなどで売っているいちご大福とは比べ物にならないくらい大福自体がとても大きく、とても重かった。




文字通りとても大粒ないちごが入っていました(食べかけ画像汚くてすみません)。いちごも甘く、文句なしで星3つ評価です!




いちごプラザを出発して沼津市街地方面に向けて北上。大福で多少お腹がいっぱいになりながらも12時半ころ昼食をしっかり食べて、14時キックオフのPSM清水戦に間に合うように愛鷹広域公園に行きました。

近くの富士通の駐車場が一般客の臨時駐車場でそこから出ているシャトルバスに乗車(往復500円)。今回のスタジアムでの席が芝生席(前売り2500円)で雨に弱くずっと後方で立って観戦していたことを考えると、バス代含めて少し高い観戦代金だったなぁと思いました(ケチな考え方ですが…)。今回の入場者数が約3000人ほどだったので、公園内の駐車場で十分足りたんじゃないかと思います。でも両チームの新戦力が見られたので行って良かったですね。

西伊豆には美味しい海の幸を食べられる場所や景色の良いところ&水族館や温暖な気候が生んだみかん直売所など見どころがたくさんあり、とても半日では回りきれませんでした。楽しい場所だったのでみなさん観光に行ってみてはいかがでしょうか?




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

PSM清水エスパルス戦の写真公開

2015-02-26 | Weblog


2月22日に静岡県沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場にて開催された清水エスパルス対ヴァンフォーレ甲府のプレシーズンマッチ(PSM)を観に行ってきました。




会場はメインスタンドの椅子席以外全部芝生。なんか昔の小瀬の雰囲気が漂います。




ヴァンフォーレゴール裏サポーター。やはり静岡県で行われたため人数はあまりいませんでしたが、精一杯応援していましたね。芝生の上で少人数が集まり応援する。この光景こそ昔に戻ったみたいですね。




選手整列。




円陣を組むヴァンフォーレイレブン。




山本選手が中央にいて畑尾&渡邉選手が脇を固める3バック。出来はあまり良かったとは言えませんでしたが、今シーズン取り組むべく守備に果敢にチャレンジしていましたね。




セットプレーの守備。エリア内遠い位置で清水の選手が縦一列で並ぶトリック的なポジション取りをしていました。それに惑わされないようにマークを確認するヴァンフォーレ守備陣。




前半はあまり良いところなく1失点。後半巻き返しを図るべくエンリケ選手を投入します。





エンリケ選手は個人技を活かしたドリブル突破とボールキープでヴァンフォーレのチャンスを何度も演出していました。FKではやってくれそうなオーラを漂わせていましたよ。





左サイドからチャンスを作り出す阿部翔選手。タイミングを見計らった攻撃参加と安定したセットプレーのキックはさすがベテラン選手ですね。





先発フル出場したアドリアーノ選手。今シーズンの大黒柱となる存在ですが、この日は不発。終盤はチェイジングのし過ぎで疲れていた印象でした。




終盤1点を取り返そうと攻撃に圧力をかけるヴァンフォーレ。しかしその攻撃は実らず…。




結果は0対1で敗戦。負けてしまって悔しいですが、今はスコアはそれほど気にしなくて良いと思います。




まだまだ本番ではありません。これからもっと精度の良いプレーができるように本番に向けて調整していきましょう!




樋口監督よろしくお願いします!




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

PSM清水エスパルス戦独自採点

2015-02-25 | Weblog



22日に静岡県沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で開催されたPSM清水エスパルス戦。この試合に出場したヴァンフォーレの選手たちの活躍を、自ら現地で観た独自の視点で評価し採点したいと思います。


【PSM清水エスパルス戦独自採点】
GK荻(6)→前半12分の失点シーンはノーチャンス。他は無難な印象。

DF畑尾(5)→何度も背後のスペースを突かれ、空中戦でも競り負ける機会が。阿部翔選手との連携もイマイチ。

DF山本(5.5)→ラインを高く保ちチャレンジしていたが、裏を突かれてそのカバーリングに追われる。またあまり攻撃に顔を出せなかった。前半のみで交代。

DF渡邉(5.5)→守備はそつなくこなすが、周囲との連携面に課題が残った。フィードのミスも目立つ。

MF保坂(5.5)→ポジション取りを気にしていたが、あまりボールに絡めず存在感を発揮できなかった。

MFジバウ(6.5)→中盤でボールを落ち着かせ、パスの供給者に。ヴァンフォーレの完全なキーマンとなっていた。

MF阿部翔(6)→味方と連携して左サイドを攻め上がる。ただし守備は△。

MF石原(5)→攻撃陣と中盤を繋ぐリンクマンとしての役割を期待されたが、思うような活躍ができず。前半のみで交代。

MF伊東(6.5)→前線の守備は物足りなかったが、ボールを持ってから素早く前を向き勝負を挑める技術はチームの武器となる素質を秘めている。

MF松橋(6)→ポジションを前目にとり、サイドを突破しクロスを上げ切る強い気持ちをみせた。

FWアドリアーノ(5.5)→守備をサボらずチェイジングに体力を使い、終盤バテていた印象。攻撃面は多少消極的だったが、いろいろ試しているようだった。


【途中出場】
MFエンリケ(6.5)→後半石原選手に代わり途中出場。主に右サイドでボールを収め、個性を発揮して強気に仕掛けていく姿勢を披露。左足でシュートを狙うシーンも多く、今後の可能性を感じさせた。

DF津田(6.5)→後半山本選手に代わり途中出場。ラインをうまく統率し、混乱気味だった守備陣を落ち着かせることに成功。山本選手の代役以上の活躍をみせた。個人的にも評価が大幅に上がった存在と言える。

DF野田(6)→後半渡邉選手に代わり途中出場。3バックの左に入り、相手を引き付けてからのパスや思い切ってサイドを駆け上がるなど大胆なプレーをみせた。

MF阿部拓(6.5)→後半伊東選手に代わり途中出場。入ると同時にボールが彼に集まるようになりチームの攻撃が活性化。チームの雰囲気をガラリと変える力を持っている。

MF稲垣(6)→後半保坂選手に代わり途中出場。疲れている味方のフォローを豊富な運動量でカバーした。


【指揮官】
樋口監督(6)→前半はチグハグな選手の動きだったが、後半の選手起用で持ち直すことができた。試合には敗れてしまったが、いろいろなチャレンジができた。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

PSM清水エスパルス戦で良かった点悪かった点

2015-02-24 | Weblog
22日に静岡県沼津市の愛鷹で行われたプレシーズンマッチの清水エスパルス戦。結果から先に言うと0対1でヴァンフォーレは敗れてしまったのですが、この試合でのヴァンフォーレの収穫点はどこだったのか良い点と悪かった点を挙げて検証してみたいと思います。まずは良かった点から。

【前へ奪いにいく守備の実践】
この試合は山本選手を中央に置き、畑尾選手と渡邉選手が組む3バックでスタート。ディフェンスリーダーの山本選手が中心となっていつもより前目にポジションを構え、相手を待ち構えました。前半は頻繁に裏のスペースを突かれて何度もピンチの場面を迎えたのですが、それはこのやり方を採用した以上はある程度リスクに対する覚悟はできていると思います。本番ではない今の時期に失敗を恐れずにチャレンジできたということが重要で、チャレンジの大半はうまく機能しませんでしたが中には積極的なディフェンスが実を結ぶシーンもあり、実戦で取り入れられるかその感覚を掴んだと思いますね。

【ジバウ&エンリケ選手の存在感】
この試合で公式戦デビューを飾った新加入のMFブルーノ・ジバウ選手とFWウィリアム・エンリケ選手。ジバウ選手は先発フル出場&エンリケ選手は後半始めから登場しました。ジバウ選手は中盤の底の位置でプレーし、落ち着いてボールを散らすなどDFとMFを結ぶ橋渡し的な存在として活躍。運動量も豊富で攻守に積極的に顔を出すなど、昨シーズン在籍したマルキーニョス・パラナ選手にアスリート性を加えたような選手に感じましたね。エンリケ選手は前半のチームの悪い流れを払拭するかのごとく躍動。主に個人技中心でしたが、高いテクニック力とキレのあるドリブルで独特なオーラを醸し出し、チームのリズムを作り出しました。シュートへの意識も高く、うまく使えば十分戦力になりそうな存在ですね。

【高い攻撃意欲の阿部拓選手】
後半から出場した阿部拓選手。彼が登場するとチームの攻撃力が格段にアップし、スムーズにフィニッシュへの流れができていました。やはり彼の存在感は抜群で、今シーズンも彼に頼るようなシーンが出てきそうですね。


一方個人的にあまり良くなかったと思う点は…

【連携プレーの乏しさ】
今の時期はそれほどコンビネーションが万全でなくても良いと思いますが、それを考慮してもパスやボールの受け渡しにチグハグさがみられたことは否めません。特に前半は酷く、ボールを持っている選手がパスを出そうとしても味方の動き出しが鈍いので、パスのタイミングが一歩二歩遅くなっていた印象があります。それで相手守備陣の陣形が整ってしまい、待ち構えたディフェンスに引っ掛かってしまう場面がみられました。あと前線でのボールの収めどころが見つからずに攻撃の起点が作れていなかったので、展開を落ち着かせるため&マイボールの時間を増やすためには前線で体を張れる存在が必要のように思いますね。

【奪いにいかないチェイジング】
先発した1トップのアドリアーノ選手を筆頭に石原選手と伊東選手が組む前線のトライアングルは、前線でのプレスが組織的ではなかったために単独でボールを追っているシーンが目立ちました。前線のプレスが組織的ではないとボールを計画的に追い詰めてプレッシャーをかけることができず、相手の前へ運ぶフィードを容易にさせてしまいます。それではプレスが効いているとは言えず、せっかくの精力的な動きも無駄になってしまうのでとてももったいないです。アドリアーノ選手もサボらずチェイジングを続けてきたのですが、前線の守備に余計なスタミナを消費してしまって試合の終盤はバテていた印象があるので、攻撃に力が使えるよう複数人で連動し相手を人数が揃っているエリアに誘い込むような計画的で無駄のないプレスを心がけてほしいですね。


…PSMは敗れてしまったのですが、スコアはあまり気にしなくて良いと個人的には思います。この公式戦での実戦の舞台で得た収穫と課題を開幕までにしっかりと修正し長所は伸ばし、万全な準備をしてほしいですね。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

PSM清水戦で確認したいこと

2015-02-20 | Weblog
今週末の22日に静岡県沼津市の愛鷹広域公園競技場にてJ1清水エスパルスとのプレシーズンマッチ(PSM)が開催されます(14時キックオフ)。2015年J1リーグ開幕へ向けてチームの仕上がりを確認できる絶好の機会として有意義に過ごしてほしいですね。


チームの新体制を発表し1次キャンプを静岡県、2次キャンプを宮崎県でこなしてきたヴァンフォーレ。2度のキャンプでチームの結束を深め、樋口監督が掲げる戦術の熟成を図ってきました。2次キャンプ中には4回のトレーニングマッチ(TM)においてメンバーの組み合わせや戦術の確認などがされています。今回のPSMはメンバーをたくさん入れ替えられるTMではありません。より実戦に近い条件とお客さんを会場内に入れることでその雰囲気を味わいながらの試合となります。開幕前に貴重な経験ができるPSM。山梨からもたくさん観戦に行かれる方も多いと思いますが、どんなポイントに注目してこの試合を観たら良いか、個人的な注目ポイントを挙げていきます。


【昨シーズンの堅守を表現できているか】
ヴァンフォーレが今シーズン戦う上でチームの生命線となるのが‘堅守’。昨シーズンリーグ2位の失点数の少なさを誇った守備力を樋口新体制でも継承できているかがこれからの鍵となります。本番前なので失点しても構わないと個人的には思います。でもその中で樋口監督が行おうとしている‘ボールを奪う守備’がチャレンジできているのか、チャレンジした上で取れなかったときのリスクカバーがきちんとされているかが守備面での見どころとなりそうですね。

【ボールを意図的に保持できているか】
樋口監督がヴァンフォーレで進めようとしているサッカーで2つ目の‘肝’となるのがボールポゼッション。いわゆる一般的な攻め続けるためのボールポゼッションではなく、ヴァンフォーレが考えるポゼッションは守備の時間を減らすためのもの。相手が一旦ペースを落とす際に敵チームにボールを持たせる‘受け身’のポゼッションにヴァンフォーレがならないように、自らが意図を持って自分たちが主体となってボールをキープするポゼッションをすることが大切になります。この清水戦ではどれだけ自分たちが意図的にボールを保持しているか、それによって終盤の時間帯に守備でバテないくらいスタミナを残せたのかにも注目したいですね。

【個の力をアピールできるか】
もちろん今の時期からも味方とのコンビネーションによって流動的に仕掛けることも大切ですが、それはシーズン通して1試合1試合経験を積み上げていくことでより熟成していくもの。個人的には今は攻撃面では‘個の力’を最大限に発揮してほしいですね。特にブラジル人の3選手と新加入選手にはその活躍がチームの命運を握っているので、自分はこれだけのプレーをすることができるんだという自分の長所を観に来たサポーターに存分にアピールしてほしいと思います。

【勝利へのメンタリティを見せられるか】
前監督の城福監督は勝利にこだわり、絶対に譲れないチームのストロングポイントを選手たちに長期間をかけて徹底的に叩き込んできました。昨シーズンヴァンフォーレが飛躍したのはこの勝利へのメンタリティがとても高く保たれていたためと考えられ、試合中チームが簡単に崩れていく機会がほとんどありませんでした。この精神力の高さを監督&選手が入れ替わっても表現したいポイントで、この清水戦でもその片鱗を見せてほしいですね。負けていても追い上げる努力をどれだけしたのか、点差が離れている展開にできたらどれだけ気を緩めずに進められたのかなど、最後まで気持ちを見せてほしい試合と言えます。


J1開幕に向けて実戦に近い形式で行われるこのPSMで本番の感覚を掴んでほしいと思います。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

杉山選手現役引退

2015-02-18 | Weblog
昨シーズンまでJ2FC岐阜に所属していた元ヴァンフォーレ所属DF杉山新選手の現役引退が発表されました。


杉山選手は埼玉県出身の現在34歳。167cm・66kgと小柄な体格ながらも、前へ力強く進んでいく推進力を持っているサイドバック。試合状況が停滞(膠着)している際に、警戒されていない後方から積極的に攻撃参加することにより、チームのチャンスを作り出す能力も備えていました。杉山選手は柏のジュニアユース&ユースを経て1999年に柏のトップチームに昇格。しかし4シーズンで思うような活躍が残せず構想外となると、2003年にヴァンフォーレ入団します。

ヴァンフォーレでは2003年から2009年まで7シーズン在籍。入団後から着実にレギュラーポジションを掴むと右のサイドバックに定着しフル稼働。チームの上昇ムードを‘ダイナモ’的な働きで支えていきます。チームが2005年にJ1昇格を果たすとJ1の舞台でもその存在感を発揮。2009年シーズンで退団するまでヴァンフォーレで217試合に出場し4得点を挙げる成績を残しました。やはり杉山選手といえばこの試合でしょうか。


2005京都vs甲府



2005年のJ2最終節アウェー京都サンガ戦。この試合で首位の京都に勝利したらJ1・J2入れ替え戦に出られる3位に入る可能性が残されていたので、ヴァンフォーレは是が非でも勝ちたい試合でした。終盤アライール選手のゴールで勝ち越したヴァンフォーレでしたが、試合終了直前に自陣エリア近くで杉山選手が危険なファールを犯してしまいます。杉山選手は一発退場し、このシーンから試合は荒れて約5分間試合の経過がストップします。冷静になり自責の念にかられた杉山選手はベンチで号泣。結局このFKはポストを直撃し難を逃れたのですが、この様子は映像でも映し出され大きなインパクトを残しました。
※ちなみにこの試合は当時では異例のラジオ中継が急遽組まれていて、個人的には車でラジオを聞きながら固唾を飲んで状況を見守っていた記憶があります(笑)

ヴァンフォーレを退団した2010年は大宮で2年間プレー。2012年には横浜FCに移籍するもケガなどが重なり満足した結果を出せませんでした。2013年には大宮時代のコーチだった行徳監督に誘われて岐阜に加入。1年目はコンスタントに試合出場できるものの、2年目は大型補強の煽りも影響して出場していた序盤から徐々に出場機会が減少。シーズン終了後にチームの構想外となり、2015年2月に現役引退を表明しました。J通算成績は333試合に出場し5得点でした。

ヴァンフォーレでの杉山選手の印象は‘よく走る’‘バテない’ですね。彼が所属していたときの右サイドバックは彼の不動のポジションで、代わりとなる選手を考えないくらい個人的には信頼していました。なので2009年の終わりにチームを去ることになったときにはショックでしばらく立ち直れなかった印象があります。もちろん気持ちを切り替えて杉山選手の大宮での挑戦を応援したのですが、自分にとって杉山選手はヴァンフォーレを低迷から飛躍へと導いてくれた最高の原動力だったと今でも思っています。2003年から続く‘糖尿病’との戦いは恥ずかしながら岐阜でプレーするまで知らなかったことですが、自らの病と向き合いながらもあれだけのプレーを常時披露することができた杉山選手はやはり凄い選手だなと思いましたね。引退を発表した今、改めてその偉大さが分かりますね。






ヴァンフォーレ退団後もヴァンフォーレと相手チームとして対戦する機会が結構ありました。杉山選手に会う度にヴァンフォーレサポーターからは暖かい拍手が送られ、頑張れよという気持ちになりましたね。





‘あの瞬間’を知る選手が現役生活を終えることはとても寂しいです。しかし杉山選手のような選手がいてヴァンフォーレの歴史と未来が立派に形成されていきます。

杉山選手16年の現役生活お疲れさまでした。引退後はサッカースクールのコーチに就任するようですが、第二の人生も頑張ってください!




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

2014年印象的なゴールベスト5~第1位~

2015-02-15 | 印象的なゴールベスト5
2014年の印象的なゴールを紹介する‘2014年印象的なゴールベスト5’。第1位に輝いたのはヴァンフォーレの静かなる闘将DF山本選手。


山本 英臣(甲府)のスーパーロングシュート! J1第21節 甲府vsG大阪



3対3の引き分けに終わった8月23日の第21節ガンバ大阪戦。相手に1点リードされた後半42分、ハーフライン少し先でフリーでパスを受けた山本選手が、相手のプレスを受ける前に右足を振り抜き、その弾道は無回転気味に鋭く飛んでいきゴールに突き刺さります。まさかの位置から思い切ってロングシュートを選択した山本選手。とてもラッキーなゴールと思われがちですが、山本選手は若い時期に無回転FKが放てる選手として知る人ぞ知る存在だったので、このゴールは絶好のシュート状況とミートのタイミングが完璧に合った狙っていた得点だったと言えますね。2013年に記録した保坂選手のロングシュートとともに、ヴァンフォーレの後世に語り継がれるようなスーパーゴールでした。個人的にも文句なしの2014年ベストゴールだったと思います。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

2014年印象的なゴールベスト5~第2位~

2015-02-15 | 印象的なゴールベスト5
2014年ヴァンフォーレの印象的なゴールを紹介する‘2014年印象的なゴールベスト5’。第2位として‘左足のスペシャリスト’DF阿部翔選手のゴールを取り上げます。


阿部 翔平(甲府)の気持ちがボールに宿った逆転弾! J1第21節 甲府vsG大阪



強豪G大阪と激しい打ち合いを演じていたヴァンフォーレは終了間際に追いつきます。そして迎えた後半43分、左サイドを駆け上がった阿部翔選手は中央に左足でクロスボールを供給。すると相手選手の足に当たりながらコースが変わり、相手GKの頭上を越すようなゴールが決まります。このゴールでヴァンフォーレは一時的に逆転しみんな総立ちで喜んだ印象があります。

阿部翔選手は2006年にデビューして以来247試合目で念願の初ゴール。デビューして最も遅く初ゴールを記録した選手となりました。会場の盛り上がりはもちろん凄かったのですが、ピョンピョン跳び跳ねる城福監督の喜び方も今シーズン一番だったと思いますよ(笑)




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

2014年印象的なゴールベスト5~第3位~

2015-02-15 | 印象的なゴールベスト5
2014年の印象的なゴールを紹介する‘2014年印象的なゴールベスト5’。今回紹介するのは第3位、‘蘇ったゴール感覚’ベテランFW盛田選手です。


2014 Jリーグ 第3節 ヴァンフォーレ甲府 1点目のシーン



中銀スタジアムでのホーム開幕戦となったJ1第3節アルビレックス新潟戦。序盤の時間帯から相手に先制されて苦しい展開となりますが、FWとして久しぶりに先発した盛田選手がその流れを一転させます。前半32分、左サイドからの右足クロスを相手と競り合いながらヘディングを放ち、同点に追いつくゴールを決めました。

このゴールは盛田選手にとって2011年ぶりの得点となり、FWとしてはなんと10年ぶりの得点だったようですね。38歳盛田選手の進化はまだまだ止まりません。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪

2014年印象的なゴールベスト5~第4位~

2015-02-15 | 印象的なゴールベスト5
2014年の印象的なゴールを紹介する‘2014年印象的なゴールベスト5’。今回紹介する第4位は‘献身的なブラジル人’FWジウシーニョ選手です。


J1第25節 甲府vs神戸@中銀スタ 80分 ジウシーニョ(甲府)



9月23日にホーム中銀スタジアムにて行われたJ1第25節ヴィッセル神戸戦。クリスティアーノ選手のゴールで先制したヴァンフォーレは、その1点を守りながらも後半35分、右サイドを攻め上がったジウシーニョ選手が強烈な右足を振り抜き、そのシュートはポスト内側を直撃しながらゴールに吸い込まれ、チームの貴重な追加点となりました。

ジウシーニョ選手のこのゴールは、2013年6月にヴァンフォーレに加入してから35試合目で初ゴールというメモリアルな得点に。ゴールをなかなか決められなかったジウシーニョ選手にとって、重い足かせが外れた瞬間でもありました。




にほんブログ村 サッカーブログ ヴァンフォーレ甲府へにほんブログ村
※ランキング参加中!1クリックお願いします♪