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山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

FCふじざくら山梨 FC今治レディース戦見どころ紹介

2024-04-27 | FCふじざくら山梨
将来的なWEリーグ入りを目指すFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。普段は富士吉田市の富士山の銘水スタジアム(富士北麓公園)をホームとして戦っていますが、今回に限って甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで試合を行います。ふじざくらが山梨県の国中地域で公式戦を行うのはクラブ史上初。いつもはヴァンフォーレがホームゲームとして使っているスタジアムで初の開催となるので注目度も高くなっていることが予想されます。ヴァンフォーレのサポーターも観に行こうかなと思っている方もたくさんいるはず。そこでFCふじざくら山梨の試合を観戦するにあたり、ここを注目したら楽しめるという観戦ポイントを個人的な視点で紹介したいと思います。







まずは試合の基本情報から。FCふじざくら山梨の試合はこれまでリーグ戦でもスタジアム入場料は取っておらず、今回の試合も入場無料で観戦できます。それは新規さんにとってとても大きなポイントで、無料なら観に行くかと思う人が多ければ多いほど応援にも力が入ることでしょう。ふじざくらは今回クラブ史上最多となる2000人以上の入場者数の達成を目指しており、様々なイベントが企画&複数のキッチンカーが出店されて会場は大いに盛り上がることが予想されています。サッカー以外にもフレンドリーな雰囲気で楽しめるのがふじざくらの試合の良いところだと思うので、女子サッカーは初めてという方におすすめの機会になりそうですね。

実際に一昨年ふじざくらの試合を生で見る機会がありましたが、個人的に思う女子サッカーの特徴は足元の技術が高くてサボらず精力的に動き回っているところを挙げます。男子と比べるとキック力が弱くスピードも足りないので攻守の切り替えが早いサッカーとは言えませんが、ショートパスで繋いでいく技術は男子と引けをとらない正確性があると思います。そしてボールに向かって最後まで食らいついていく諦めない気持ちは試合中随所に見られるので、プレーの割り切りの判断が早い男子と比べても見ごたえのあるポイントと言えます。そしてなにより一生懸命プレーしようとする気持ちが伝わってくるので、見る人の気持ちまで動かされます。球際の攻防などは意外と激しいシーンなどもあり、男子サッカーに慣れている方でも毛色の違うサッカーを見る感じで楽しめると思いますね。

そして先日更新した『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道12』の記事でも書きましたが、チームはなでしこリーグ2部に所属しており現在6試合を終えて3位と好調をキープしています。今シーズンのリーグ戦は全部で22試合あるのでまだまだ先は長いのですが、今のところはなでしこリーグ1部昇格に向けて良いスタートダッシュが切れたと言えると思います。連勝が続いていた記録は前節4連勝でストップしましたが、また上昇ムードにしていくために今回の試合で大勢のサポーターに後押しされたいと思っていることでしょう。1位が1部に自動昇格となり、2位が1部11位と入れ替え戦を行うリーグ戦で上位2チームに入れるように頑張ってほしいですね。


◇予想メンバー◇
FCふじざくら山梨
GK出口
DF濱名、松岡、源関、小鍛冶
MF井原、三田、中村、菅
FW山本、鈴木

※山本選手は4得点で得点ランキング6位、鈴木選手が2得点で得点ランキング8位タイ

FC今治レディース
GK藤田
DF池崎、池澤、高橋、中山
MF橘髙、田中、竹田、森瀬
FW山下、首藤

※山下選手は3得点で得点ランキング7位


◇なでしこリーグ2部順位表◇
1位∶岡山湯郷Belle(18)+26
2位∶JFAアカデミー福島(15)+14
3位∶FCふじざくら山梨(12)+5
4位∶SEISA OSAレイア湘南FC(12)+4
5位∶吉備国際大学Charme岡山高梁(10)+1
6位∶大和シルフィード(7)-8
7位∶ディオッサ出雲(6)-1
8位∶ヴィアティン三重レディース(6)-3
9位∶ディアヴォロッソ広島(5)-8
10位∶つくばFCレディース(5)-10
11位∶FC今治レディース(2)-10
12位∶福岡J・アンクラス(2)-10
※第6節終了時点。()内は勝ち点。得失点差の順。







明日は小瀬の応援の力でふじざくらを勝利に導きましょう!




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FCふじざくら山梨WEリーグへの道12

2024-04-25 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。今となっては多忙により月イチ更新になっていませんが、これからまた少しずつ更新頻度を増やしていこうと思います。このコーナー第12回目となる今回は、今年のチームの特徴と今シーズンのこれまでの戦いぶりを振り返っていきたいと思います。


まずは今年のチームの特徴から。GKコーチから指揮官に昇格した渡辺海監督のもと初めて臨んだなでしこリーグ2部の舞台で昨シーズンは10チーム中7位。上位リーグで経験を積むと、今シーズンに臨むにあたって選手層の充実を図るため5人が退団したのに対して新加入選手が11人加わるなど、クラブ最多の25人体制となります。今までは人数的に紅白戦ができていませんでしたが、一気に大所帯となった今シーズンはチーム内での紅白戦の開催が可能となり、チームの長所や課題点を自分たちだけで試合形式の練習で見つめ直すことができるようになりました。MF田尻選手(→ヴィアティン三重レディース・なでしこ2部)やGK清村選手(→朝日インテック ラブリッチ名古屋・なでしこ1部)らがチームを去った一方で、世代別代表の経験がある37歳の保坂選手や最年少17歳の五味選手&内田選手や山本選手などの県内出身選手4人を含めた11人が加入した影響で、戦況に合わせた選手配置や交代などの采配ができるようになったのも渡辺監督にしたら昨シーズンから変わった心強いと思うポイントでしょうね。背番号10番をつける菅新主将のもといつになく充実したシーズンスタートを迎えました。


◇FCふじざくら山梨2024年リーグ戦成績(第6節終了時点)◇
第1節(3月17日) 岡山湯郷Belle ホーム ✕0-1

第2節(3月24日) 福岡J・アンクラス アウェー ○2-0 得点者:山本、鈴木

第3節(3月31日) 大和シルフィード ホーム ○3-0 得点者∶鈴木、山本、松岡

第4節(4月7日) ヴィアティン三重レディース アウェー ○2-0 得点者∶山本2

第5節(4月14日) JFAアカデミー福島 ホーム ○1-0 得点者∶濱名

第6節(4月21日) SEISA OSA レイア湘南FC アウェー ✕0-1

※4勝2敗(勝ち点12)3位


なでしこリーグ2部2年目を迎えた今シーズンの開幕戦の岡山湯郷Belle戦。その開幕戦ではホームの富士山の銘水スタジアムにクラブ史上最多の1329人を集めるなどその注目度はいつになく高い状態でした。試合開始からふじざくらは積極的に仕掛けていき自分たちがボールを持つ機会が多かったものの、決定機までは結びつかずに前半が終了します。後半になると一転して岡山が攻勢を仕掛ける場面が増えてきて、ふじざくらは守勢にまわる機会が目立ち始めます。そして後半11分に耐え切れずに失点。その後はホームの声援の後押しを受けて選手たちが反撃を試みますが、1点が遠くそのままタイムアップ。0対1で惜しくも初戦を落とします。しかしそれでチームは目が覚めたのか、アウェーの福岡戦で山本選手と鈴木選手のゴールで2対0と勝利し今シーズン初白星を飾ると、第3節の大和戦では3ゴールと攻撃陣が爆発。3対0と快勝しホーム初勝利を記録します。ふじざくらの一度波に乗ったその勢いは留まることを知らず、アウェーの三重戦では山本選手の2得点で勝利すると、続くホームの福島戦でも濱名選手のゴールを守り切って1対0で勝利し4連勝を記録するなど絶好調の状態に。得点量産の攻撃力の高さが目立ちますが、GK出口選手を中心とする3試合連続無失点に抑える守備陣の奮闘を忘れてはいけません。先日の4月21日に行われたアウェー湘南戦には敗れたものの、順位は3位をキープし合格点と言えるシーズン序盤戦になったと思いますね。


◇なでしこリーグ2部順位表◇
1位∶岡山湯郷Belle(18)+26
2位∶JFAアカデミー福島(15)+14
3位∶FCふじざくら山梨(12)+5
4位∶SEISA OSAレイア湘南FC(12)+4
5位∶吉備国際大学Charme岡山高梁(10)+1
6位∶大和シルフィード(7)-8
7位∶ディオッサ出雲(6)-1
8位∶ヴィアティン三重レディース(6)-3
9位∶ディアヴォロッソ広島(5)-8
10位∶つくばFCレディース(5)-10
11位∶FC今治レディース(2)-10
12位∶福岡J・アンクラス(2)-10
※()内は勝ち点。得失点差の順。


第6節を終了した段階でのふじざくらが所属するなでしこリーグ2部の順位表を見てみましょう。首位は現在全勝と力の違いを見せつけている岡山湯郷Belle。2位にはふじざくらが第5節で勝利し初黒星をつけたJFAアカデミー福島が勝ち点15で続いています。ふじざくらは勝ち点12で3位をキープしています。全22節あるので現在はまだまだ序盤の段階ですが、苦しい戦いが続いていた昨シーズンと比べたら飛躍的に良いスタートダッシュが切れていると思いますね。このまま上位を維持したままチャンスがあれば虎視眈々とさらに上の順位が狙えるように1試合ずつしっかりと戦っていきましょう!




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道11

2023-10-12 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。このコーナーは基本月イチ更新でしたが、多忙によりヴァンフォーレの方も更新がままならない状況でシーズン最後まで来てしまいました。そこで第11回となる今回は、前回シーズン前半戦の戦いを振り返ったので今度は後半戦を振り返っていきたいと思います。


【FCふじざくら山梨2023年後期の試合結果】
第10節(6月4日) ノルディーア北海道 アウェー ○1-0 得点者:鈴木

第11節(6月10日) JFAアカデミー福島 ホーム ×0-5

第12節(6月17日) ヴィアティン三重レディース アウェー ×1-2 得点者:脇田

第13節(6月24日) 岡山湯郷Belle アウェー ×0-3

第14節(7月2日) ヴィアマテラス宮崎 ホーム △1-1 得点者:井原

第15節(9月23日) つくばFCレディース アウェー ○1-0 得点者:菅

第16節(10月1日) 吉備国際大学Charme岡山高梁 ホーム △1-1 得点者:鈴木

第17節(10月7日) ディアヴォロッソ広島 アウェー ○2-0 得点者:辻野、鈴木
※3勝2分け3敗(勝ち点11)


シーズン前半戦(第9節まで)を終えて2勝4分け3敗の勝ち点10で7位につけていたFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。シーズン後半戦に向けて巻き返しを図ろうと6月4日に行われたアウェーの北海道戦に挑みます。試合は終盤まで膠着した状態が続いていましたが、終了間際に鈴木選手が決勝点を挙げて勝利。幸先の良い後半戦スタートを切ります。しかし次の試合でJFAアカデミー福島に対してホームで0対5と大敗すると、その後は三重と岡山湯郷にも敗れて痛恨の3連敗を喫します。重苦しい空気が漂っていたなかで第14節ホームで対戦したのはリーグ首位にいた宮崎。厳しい戦いが予想されていましたが、前半12分に井原選手のPKで先制点を奪うことに成功。その後も相手の猛攻を受ける展開が続きますが、なんとか耐えしのいで1点リードのまま終盤の時間帯までやってきます。しかし後半41分に失点。結果は逃げ切れずに引き分けに終わりましたが、首位相手に勝ち点1を奪えた自信は今後の試合へと影響を与えることになります。

第15節ではバスツアーも企画され、アウェーにも関わらず大勢のサポーターの後押しを受けて戦ったつくばFCレディース戦。0対0のまま1点を争うスリリングな試合展開となりましたが、後半39分に途中出場の菅選手が価千金のゴールを決めてこれが決勝点となり、1対0でふじざくらは約3ヶ月ぶりの白星を挙げます。続く第16節吉備国際大学Charme岡山高梁戦。2ヶ月の中断期間明け久しぶりのホームゲームということで、いつも以上のキッチンカーの出店や藤巻亮太さんがハーフタイムで歌声を披露するなど会場が盛り上がるなか、1点をリードされた後半巻き返しをみせて同点に追いつき1対1の引き分け。そして10月7日に行われたアウェー広島戦ではシーズン後半戦初の複数得点で2対0の勝利。5勝目を挙げて中位順位をキープしています。


…最終戦を残して現在の順位表も見てみましょう。

【なでしこリーグ2部第17節終了時の順位表】
1位:ヴィアマテラス宮崎(43)※優勝決定
2位:JFAアカデミー福島(36)
3位:岡山湯郷Belle(31)
4位:福岡J・アンクラス(30)
5位:ヴィアティン三重レディース(22)
6位:吉備国際大学Charme岡山高梁(22)
7位:FCふじざくら山梨(21)
8位:つくばFCレディース(15)
9位:ディアボロッソ広島(7)
10位:ノルディーア北海道(7)
※()内は勝ち点

ふじざくらは勝ち点21の7位。最終戦で福岡に勝利できれば勝ち点24まで伸ばすことができます。また勝ち点22同士の5位三重と6位吉備国際大学が最終戦で対戦するので、ふじざくらが勝利した時点で6位&または両チーム引き分けなら5位まで順位を上げることが可能になります。順位がジャンプアップできるかもしれないというモチベーションを活かしてアグレッシブに最終戦を戦ってほしいですね。

その最終戦は10月15日の日曜日13時から福岡J・アンクラスと対戦します。試合会場は富士北麓公園内にある『富士山の銘水スタジアム』。今シーズンラストの試合でしかもホームゲーム。これまでのふじざくらの勇姿を目に焼き付けながらぜひともスタジアムでみんなと一緒に応援しましょう!



FCふじざくら山梨2023年シーズンサポータームービー『GO WITH YOU』





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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道10

2023-06-02 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。前回2月更新以来しばらく間が空いてしまいましたが、第10回目となる今回はいよいよなでしこ2部リーグに臨むFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)のシーズン前半戦の試合結果をお伝えしていきます。


オフシーズンには清水選手や戒谷選手&松原選手など長年在籍しクラブに貢献してきた選手たちが退団。しかし新たに菅選手や永木選手らを迎え入れ、新生ふじざくらとして未知の世界に挑戦していくためのチーム作りを行います。主将の田中選手を中心とした既存の選手たちの団結力も加えて準備万端でなでしこリーグ2部に臨むことになります。


【FCふじざくら山梨2023年前期の試合結果】
第1節(4月2日) JFAアカデミー福島 アウェー ×1-3 得点者:辻野
第2節(4月9日) ノルディーア北海道 ホーム △0-0
第3節(4月16日) つくばFCレディース ホーム ×0-1
第4節(4月23日) 福岡J・アンクラス アウェー △1-1 得点者:脇田
第5節(4月30日) ヴィアティン三重レディース ホーム ○1-0 得点者:脇田
第6節(5月7日) 岡山湯郷Belle ホーム ○4-2 得点者:脇田3、田中
第7節(5月14日) ヴィアマテラス宮崎 アウェー ×0-1
第8節(5月20日) 吉備国際大学Charm岡山高梁 アウェー △2-2 得点者:鈴木、辻野
第9節(5月28日) ディアボロッソ広島 ホーム △0-0
※2勝4分け3敗(勝ち点10)


アウェーで臨んだ今シーズンの初戦は、辻野選手がチーム初得点を決めるものの1対3で敗れ黒星スタート。ホーム開幕戦の第2節北海道戦は多くの場面で攻め込みながらも決め手を欠きスコアレスドロー。続く都留市で行われた第3節でもつくばFCに敗れてスタートダッシュに躓きます。しかしその次に行われた第4節のアウェー戦で風向きが変わる成果を挙げます。


【ハイライト】アンクラス vs ふじざくら山梨



相手の福岡に先制点を奪われて苦しい展開となっていたふじざくら。そのまま追いつけずに0対1で試合終了かと思われた後半アディショナルタイムに脇田選手が土壇場で同点に追いつくゴールを決めて引き分けに持ち込みます。勝負を最後まで諦めない執念をピッチ上で力強く示したふじざくら。この最後まで信じて戦う経験が自信へと変わり、第5節に待ちに待った瞬間が訪れることになります。

第5節で対戦するのは昨年なでしこリーグ2部9位だった三重。2部で戦う先輩クラブに対してホームのふじざくらは一進一退の攻防を繰り広げ、後半19分に脇田選手が相手GKの頭上を越えていく素晴らしいロングシュートを決めて今シーズン初めて先制点を獲得。その後三重に押し込まれる展開がみられたものの、この虎の子の1点を最後まで守り切って勝利。ホームゲームに集まったサポーターと一緒に喜びを分かち合いました。ふじざくらは次の第6節でも攻撃陣が爆発し4対2で快勝。脇田選手はこの試合ハットトリックの大活躍。また3試合連続得点でチームの得点頭となりましたね。


ふじざくら2連勝!ヴァンフォーレ甲府 数的優位を生かせず…KICK OFF! YAMANASHI #6(月)2023年5月8日放送回


ふじざくらの試合ハイライトは1分58秒過ぎから。


この連勝で勢いに乗っていくと思われたふじざくらでしたが、ここ最近3試合は2分け1敗と足踏み状態が続いています。

順位表も見てみましょう。


【なでしこリーグ2部第9節終了時の順位表】
1位:ヴィアマテラス宮崎(23)
2位:福岡J・アンクラス(20)
3位:JFAアカデミー福島(17)
4位:つくばFCレディース(14)
5位:岡山湯郷Belle(12)
6位:ヴィアティン三重レディース(12)
7位:FCふじざくら山梨(10)
8位:吉備国際大学Charm岡山高梁(7)
9位:ディアボロッソ広島(6)
10位:ノルディーア北海道(1)
※()内は勝ち点


第9節を終えた段階でふじざくらの順位は勝ち点10の7位。なでしこリーグ初挑戦でこの位置はある程度評価できると思いますが、同じタイミングでこの2部に昇格した宮崎が現在首位に立つ快進撃をみせているので少し悔しい気持ちも正直あります。

この第9節でちょうどシーズンの前半戦が終了。次節(第10節)6月4日にアウェーで行われる北海道戦からは早くもシーズン後半戦がスタートします。この北海道はリーグ最下位に低迷していますが、今まで獲得した全勝ち点1のうちの1点がふじざくら戦の引き分けだったので、今度はしっかりと勝利して勝ち点3が掴めるように頑張ってほしいですね。そしてなでしこリーグ2部の雰囲気に慣れた残り9試合でふじざくらはどれだけ挽回できるか、その上位に浮上する力があるかにも注目したいですね。




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道9

2023-02-04 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第9回目となる今回は、2023年シーズンに臨むチームの退団&移籍情報を紹介していきたいと思います。


今年はなでしこリーグ2部で戦うFCふじざくら山梨。昨シーズン在籍したチームから、大宮選手が現役引退を表明。戒谷選手がなでしこリーグ2部のヴィアティン三重へ移籍。松原選手もなでしこリーグ2部のつくばFCレディースに活躍の場を求めました。そして関東女子サッカーリーグ2部で8得点を挙げて得点ランキング4位だった清水選手が海外挑戦をするために退団を決意。大宮選手は1シーズンのみでしたが、戒谷選手と松原選手は3シーズン&清水選手はクラブ創設からのメンバーとして4シーズンふじざくらに在籍していました。長年在籍していた選手たちがいなくなることはさみしいと思いますが、この4人がチームを去ったことでまた新たな仲間が加わることにも繋がります。

昨年なでしこリーグ2部から1部への昇格を果たした大和シルフィードから菅百花選手と須田胡桃選手の2人が移籍加入。須田選手はDFとして&菅選手はMFやDFができる万能型としての期待が高まります。またなでしこリーグ2部のディアヴォロッソ広島からMF徳田優香選手が加入し、なでしこリーグ1部のスペランツァ大阪からはFW永木真理子選手が加わりました。そして大卒選手として仙台大学からDF加村ななみ選手&武庫川女子大学からMF田尻沙妃選手の2人が加入内定。4人の退団に対して6人の補強で埋めるなど新シーズンに向けて積極的な補強をみせましたね。

大宮選手が抜けてGKが出口選手1人だけになってしまったので、シーズン開幕までにGKの補強を含めたオフシーズンの動きはまだまだありそう。今年のなでしこリーグ2部は4月1日or2日に開幕戦を迎えます。それまでに万全の準備をしてもらって、初のなでしこリーグの舞台にチャレンジしてほしいと思います。




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道8

2023-01-07 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第8回目となる今回は、12月始めに行われた皇后杯の結果と今年チームが挑むなでしこリーグ2部リーグについて簡単に紹介してみたいと思います。

まずは皇后杯。11月下旬に行われた1回戦でなでしこリーグ1部の日体大SMG横浜相手に1対0の金星を収めたFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。2回戦に進んだふじざくらは12月3日になでしこリーグ1部の強豪ニッパツ横浜シーガルズと対戦しました。この試合では前半に2点のリードを奪われると、後半にももう1点追加され0対3で敗戦。なんとか追いかける気力はみせるものの得点までは力及ばず。ふじざくらのチャレンジは2回戦で終えることになります。しかし1回戦を突破したのは山梨県勢初の快挙。まさになでしこリーグ2部入りを決めた勢いがこの大会でもそのまま発揮された結果になりましたね。


【ハイライト】第44回皇后杯 FCふじざくら山梨vs.ニッパツ横浜FCシーガルズ|2回戦



ふじざくらが今年参入する『プレナスなでしこリーグ2部』(開幕は4月1日or2日)。今シーズンは10チーム編成となっており、優勝&上位進出での1部昇格に挑みます。その10チームとは次のとおり。

JFAアカデミー福島、ディアヴォロッソ広島、福岡J・アンクラス、吉備国際大学Charme岡山高梁、ノルディーア北海道、つくばFCレディース、ヴィアティン三重レディース、岡山湯郷Belle、ヴィアマテラス宮崎、FCふじざくら山梨

昨年は1部のクラブが2チームシーズン限りでリーグから退会したことで、2部から上位2チームが入れ替え戦なしで自動昇格に。1位の静岡SSUボニータは自動昇格となったものの、2位に入ったJFAアカデミー福島は1部加盟基準が満たしていないことから、3位の大和シルフィードが自動昇格となっています。JFAアカデミー福島にとって悔しい結果となりましたが、2位に入ったことで今のところ新シーズンの優勝候補筆頭となるでしょう。その他のクラブもいずれも実力者揃いということで、ふじざくらは昨年以上に厳しい戦いが待っていることは間違いありません。しかしこれまで新しい環境に飛び込んでいってもすぐに馴染みチームの特色を出しつつ快進撃をみせてきたふじざくらなので、新シーズンもきっとうまくやってくれると思います。ただし一つ心配点はこれまでと違い全国規模の戦いになること。山梨県や関東エリアでの移動だけで済んでいましたが、今度はアウェー戦では北海道や福岡、広島や岡山などに遠征しなければいけません。移動距離が長くなることでの蓄積疲労対策は今からしっかりと準備しておきたいですね。また田口コーチが1年間監督代行としてチームを指揮してきましたが、新シーズンは3年間GKコーチを務めていた渡辺海氏が新たな指揮官に就任することが決定しています。コーチとスポーツダイレクターにまわる田口コーチと協力しながらまた強いふじざくらを作り上げてほしいですね。

これから退団や加入の情報が続々と入ってくることになりそうですが、新体制の発表が今からとても楽しみですね。ふじざくらのなでしこリーグでの躍進を期待しています!


NNS 2023年 新春特別番組「おめでとう!FCふじざくら山梨」





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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道7

2022-11-29 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第7回目となる今回は、今年の主な活動リーグとなっていた関東女子サッカーリーグ2部の最終結果となでしこリーグ入りを賭けたプレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦の様子&皇后杯についてお届けします。また11月12日に富士北麓で行われた入れ替え戦の第2戦ヴィアマテラス宮崎の試合を観てきたので、写真とともに紹介したいと思います。


関東女子サッカーリーグ2部は10月が終わった段階で勝ち点1差で首位に立っていたFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。1試合未消化だったVONDS市原FCレディースの試合結果待ちとなっていましたが、11月6日に行われた山梨学院大学との試合が引き分けに終わったために勝ち点36に。ふじざくらと勝ち点で並ぶものの得失点差でふじざくらが上回り、見事関東女子サッカーリーグ2部で優勝の栄冠に輝きました。ちなみに鈴木選手は10得点で得点ランキング2位入り。ふじざくらはVONDS市原FCレディースには2引き分けしたものの、その他の試合で白星を収めるなどその強さを見せつける結果となりましたね。

そして今年のクラブの最大目標として掲げていたなでしこリーグ2部入りを争う『プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦』。予選大会を勝ち抜いたふじざくらを始めとしてディオッサ出雲とヴィアマテラス宮崎、そしてなでしこリーグ2部10位の岡山湯郷ベルを加えた4チームで総当たり戦を行い、上位3チームが2部入りを決めることができるこの大会。ふじざくらは初戦のディオッサ出雲戦で後半アディショナルタイムに決めた広沢選手の得点が決勝点となり、1対0の劇的勝利を飾ります。続くホームゲーム連戦となったヴィアマテラス宮崎戦。このコーナーを始めるにあたって今年中に1回は試合観戦したいという個人的希望をついに叶えまして、初めてのふじざくらの試合観戦となるこの試合の現地の様子を写真で紹介していきます。




会場となったのは山梨県富士吉田市、富士山の麓にあります富士北麓公園陸上競技場。かつてヴァンフォーレも2015年にJ1の1stステージと2ndステージの合間の中断期間にトレーニングを行った経験があり、夏の厳しい暑さをしのぐ避暑地としても人気ですね。




駐車場から会場に向かっていくとメインスタンドの入り口付近にスタジアムグルメを販売しているキッチンカーが集まっていました。





お好み焼きや出汁が使われているカレーライス、オムそばや牛串&フランクフルトなどのスナックフードなど意外とたくさん種類がありました。





ちょうどお昼時間帯ということでお腹が超絶ペコペコだった自分はオムそばとお弁当のわんぱく食いに挑戦。しかしこの弁当は管理栄養士さんとアスリートフードマイスターの田中選手のコラボ弁当でめちゃくちゃ健康に気を使ったものなのに、わんぱく食いですべてが台無しに。許してください(笑)




他にはFCふじざくら山梨のクラブグッズも売ってましたよ。




入り口の目の前にはヴァンフォーレ甲府自販機。




チケットは必要なく入場無料。しかも入場入り口でマッチデープログラムとクラブカラーのピンクのマスクをプレゼントしてくれました。一部だけでもファッションにピンクを加えると一気にふじざくらカラーになりますね。




少し遅れてスタンドに入ったため、このように座るスペースを見つけるのが大変なほどサポーターが集まっていました。さすがなでしこリーグ2部入りがかかった大一番だけありますね。




この写真のようにスタジアム内にイベントテントが建てられており、そのなかにチームの荷物が集約されていました。さすがに着替えは別のところでしたが、ストレッチなどの準備運動をスタンドのサポーターに見られながらこなしていましたね。




チームの作戦も丸見え状態。良いのかな?これで。




スタジアムDJさんもいて、頑張って会場を盛り上げていましたね。





ふじざくらのゴール裏サポーター。太鼓を叩き少数で一生懸命応援する姿は初めてヴァンフォーレの試合を観に行った昔のことを思い出します。横断幕はとてもカラフルで華やか。





田口ヘッドコーチのもと選手たちは円陣を組んで士気を高めます。




整列し写真撮影に臨む選手たち。笑顔の辻野選手は可愛いキャラクターを前面に押し出しています。クラブマスコットじゃないよね?




審判団もみんな女性。




こんな広々としたところで試合を行います。






初めての女子サッカーの試合観戦でしたが、ちゃんとフィジカルコンタクトがあることにまず驚きました。そして自分のなかでは女子サッカーは大きく蹴り上げたロングボールをみんなで追いかけていくイメージがあったのですが決してそういうプレーは少なく、組織的にパスを繋いで相手のスペースを作り出してそこを鋭く仕掛けていく緻密さは想像以上のレベルの高さでしたね。




マークにつく井原選手。





一列になってセットプレーのキックに備えるふじざくらの守備陣。しかし一番手前の相手選手にヘディングで反らされて失点。相手のセットプレーの準備が用意周到だったと思います。




相手の17番は一人だけ体格が違いすぎてマーカーもその対応に四苦八苦していましたね。





少ないチャンスをものにしたかったふじざくらですが、セットプレーは相手に跳ね返されて攻撃のかたちが作れず。





その後も1失点したふじざくらは0対2の完敗。なでしこリーグ2部入り決定は先送りに。




勝ったヴィアマテラス宮崎はこの時点でなでしこリーグ2部入りが確定。喜んでコーチを胴上げしていました。宮崎の皆さんおめでとうございます!





応援に感謝し深々と頭を下げる姿が印象的でした。




実はこの試合で敗戦でも、ふじざくらは他チームの結果により上位3チームに入ることはほぼ確定的となり、選手たちは深刻な雰囲気ではなく次は勝って終わりたいという表情をしていましたね。


…今回初めてふじざくらの試合を観に行ったのですが、独特で特徴的なことがいっぱいありました。その1つ目はチームとサポーターの距離がとても近いこと。イベントテントでアップしていた選手たちは時折こちらのスタンドに目をやり、サポーターの知人を見つけて話しかけるシーンがありました。しかも選手だけではなくコーチもスタンドの知り合いに声をかけるなど、Jリーグの試合では決して見られないフレンドリーな試合前の雰囲気は女子サッカーならではの光景。そして試合の直前まで選手たちはみんな笑顔。男子サッカーのような重苦しいオーラが全くなく、仲良くじゃれあったりしているのが印象的でしたね。試合前は真面目にしなさいと思う方もいるかもしれませんが、緊張して臨むと萎縮して力の最大値が生み出せない可能性があるので、和気あいあいと緊張をほぐして気持ちを盛り上げていくのも女子サッカーの特徴の一つだと思います。2つ目は感謝を大切にしていること。手拍子と太鼓で一生懸命応援してくれたゴール裏サポーターに対して時間をかけてお辞儀を行い、メインスタンドに集まるサポーターに対しても試合後にキャプテンが代表して一言スタンドのサポーターにその想いを伝えるなどオリジナリティがありました。サッカー自体も思っていたよりも何倍もプレーのクオリティが高く、また機会があったら観に行きたいと思わせるような空間でしたね。11月20日に行われた第3戦の岡山湯郷ベル戦に勝利してふじざくらは2位を確定。見事来年のなでしこリーグ2部入りの権利を獲得しました。

そしてヴァンフォーレが天皇杯の舞台で優勝したように、ふじざくらも現在皇后杯というトーナメント戦に臨んでいます。


【ハイライト】第44回皇后杯 日体大SMG横浜vs.FCふじざくら山梨|1回戦



11月27日に行われた本戦1回戦では、なでしこリーグ1部に所属し7位の日体大SMG横浜相手に濱名選手の決勝点で1対0と大金星。皇后杯での初戦突破は山梨県勢初となる快挙でした。2回戦は12月3日に宮城で同じくなでしこリーグ1部8位のニッパツ横浜FCシーガルズと対戦します。再び勝って快進撃となるように、ふじざくらには今後も前進し続けてほしいですね。そして優勝したヴァンフォーレに続いて躍進してほしいと思います。頑張れふじざくら!




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道6

2022-10-31 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第6回目となる今回は、約3ヶ月ぶりに再開した関東女子サッカーリーグ2部の戦いを見ていきたいと思います。

このコーナーの前回は皇后杯の関東予選やなでしこリーグ2部入れ替え戦の予選大会の結果をお伝えしてきましたが、FCふじざくら山梨(以後ふじざくら)はいずれの大会も予選を突破。次の可能性に望みを繋げています。そして年間通して戦っている関東女子サッカーリーグ2部のシーズンは佳境に差し掛かっており、10月は全14試合中残りの4試合をこなしました。その試合結果を載せておきます。


◇関東女子サッカーリーグ2部 FCふじざくら山梨10月の試合結果◇
第12節(10月2日) vs山梨学院大学(A) ○1-0 得点者:辻野

第13節(10月9日) vsVONDS市原FCレディース(A) △2-2 得点者:井原、脇田

第14節(10月23日) vs日体大SMG横浜(H) ○2-0 得点者:松岡、広沢

第11節(10月30日) vs1FC川越水上公園メニーナ(H) ○8-0 得点者:辻野、広沢、井原、金井、清水2、引田2

10月の4試合で3勝1分けの成績を収めたふじざくらですが、首位と2位クラブが激突する天王山というべき第13節のVONDS市原FCレディース戦。ふじざくらが勝てば首位交代のチャンスがあったのですが、この試合は2対2の引き分けで決着ならず。首位クラブとの勝ち点差は埋められなかったのですが、その後の2試合は勝利を収めてフィニッシュを迎えています。最終順位1位が1部リーグへの自動昇格となるのでぜひともそこに入りたいところ。そこで現段階での順位表も見ておきます。


◇関東女子サッカーリーグ2部 1位&2位順位表◇
1位:FCふじざくら山梨(36)+45
2位:VONDS市原FCレディース(35)+37
※()内は勝ち点→得失点差

現時点ではすでにリーグ日程を終了したふじざくらが首位にいるのですが、実は2位のVONDS市原FCレディースはまだ最終戦を11月6日に残しています。3位山梨学院大学と戦う試合で勝てば首位でフィニッシュ。引き分けか負けでふじざくらが優勝となります。ふじざくらの命運は同じ山梨のクラブの山梨学院大学に委ねられていると言っても過言ではないと思いますね。ただし2位で終えても昇格の可能性が潰えることはありません。その後行われる1部の下位クラブとの入れ替え戦に勝利できれば1部昇格となるので、決して希望を捨てることなく最後まで戦ってほしいですね。

そしてクラブの将来的な目標としているWEリーグ参入に近づく第一歩となるなでしこリーグ2部入りをかけた『2022年プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦』が11月6日から行われます。入れ替え戦予選大会を首位で勝ち抜いたFCふじざくら山梨と2位ディオッサ出雲&3位ヴィアマテラス宮崎、そしてなでしこリーグ2部10位の岡山湯郷ベルの4チームで総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームがなでしこリーグ2部に加入(または残留)できます。来月はまずはそこを第一目標として全集中で試合に臨んでもらうことが重要。また11月下旬からは皇后杯の戦いも控えています。11月27日に藤枝で行われる皇后杯1回戦でふじざくらは日体大SMG横浜と対戦し、もし勝利できたら12月3日にニッパツ三ツ沢シーガルズとJFAアカデミー福島の勝者と2回戦で戦います。関東女子サッカーリーグ2部の戦いが終わっても次々と別の大会をこなさないといけないので、選手たちには力の100%が出せる戦うコンディションを万全に整えてもらって、さらなる高みを目指して頑張ってほしいと思います。




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道5

2022-09-30 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第5回目となる今回は、皇后杯関東予選の戦いやなでしこリーグ2部入れ替え戦の予選大会の様子をお届けします。


これまで年間通して戦っている関東女子サッカーリーグ2部は次節が10月2日開催と約3ヶ月間日程がお休み中。しかしその期間に別の大会が組み込まれており、FCふじざくら山梨(以後ふじざくら)はこの9月も様々な大会の日程をこなしてきました。まずはプロ&アマ問わず女子クラブのNo.1を決める皇后杯の本戦出場を賭けて臨む皇后杯関東予選。この関東予選は参加18チーム中7チームに本戦の出場権が与えられます。

【皇后杯 関東予選】
1回戦(9月3日)○2-0 神奈川大学 得点者:濱名、清水

準々決勝(9月10日)×1-2 東京国際大学 得点者:松原

順位決定戦(9月11日)×0-1 筑波大学

7位決定戦(9月19日)○0(7PK6)0 つくばFCレディース


ふじざくらは9月3日の1回戦神奈川大学戦に勝利しますが、続く準々決勝東京国際大学戦と順位決定戦の筑波大学戦に敗れてしまいます。後がなくなったふじざくらは最後の切符を賭けて7位決定戦に臨みます。両チームとも死闘を繰り広げますが勝敗はPK戦へ。そのPKもサドンデスまでもつれ込んだ結果執念でふじざくらが競り勝ち、本戦出場の最後の椅子に滑り込むことに成功しました。


そしてクラブが今年最大の目標として掲げていたのが、なでしこリーグ2部リーグ入りを決めること。加盟申請が通過したふじざくらは9月下旬から始まる入れ替え戦の予選大会に出場することになりました。

【2022年プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦 予選大会】
9月22日 ○2-0 エナジック琉球デイゴス 得点者:オウンゴール、清水

9月23日 ○0(4PK3)0 SEISA OSA レイア湘南FC

9月24日 ○2-0 北海道リラコンサドーレ 得点者:清水、脇田

9月25日 ○1-0 ディオッサ出雲FC 得点者:井原


雨でグラウンドがぬかるむあいにくのピッチコンディションのなか、4日間で4試合をこなす超過密日程で行われたこの入れ替え戦予選。清水選手のゴールなどで第1戦を勝利したその勢いのままに第2戦はPK戦の末に勝ち、第3戦&第4戦でもふじざくらは強さを発揮して白星を記録し4戦全勝。グループA首位で見事なでしこリーグ2部入れ替え戦への出場権を獲得しました。来年のなでしこリーグ2部入りを賭け、11月5日から20日の日程で行われる入れ替え戦出場に臨むことが決まりました。

皇后杯の本大会は11月27日からスタート&そして今年の目標であるなでしこリーグ2部入りを決める入れ替え戦は11月5日からと11月の予定もびっしり埋まっています。その前の10月は関東女子サッカーリーグ2部の残りの4試合が行われる予定で、その中には3位の山梨学院大学や首位のVONDS市原FCレディースとの直接対決も含まれています。現在2位のふじざくらは自動昇格圏の1位を目指し、ライバルを倒して1部への昇格を勝ち取れるか注目ですね。FCふじざくら山梨が良い結果を収めて、県内または県内を飛び出して全国的にクラブが知られるように選手たちには頑張ってほしいと思います。




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FCふじざくら山梨 WEリーグへの道4

2022-08-30 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第4回目となる今回は、関東サッカーリーグ1部昇格への可能性と皇后杯&なでしこリーグ2部の予選大会の日程も簡単に紹介していきます。


まず現在関東女子サッカーリーグ2部を戦っているFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。7月上旬に第10節までの日程が終了し、現在勝ち点26で2位に位置しています。首位VONS市原FCレディースは勝ち点28なので、勝ち点2差で追いかける展開となっています。このリーグは1位が1部に自動昇格&2位が1部下位クラブとの入れ替え戦を戦うので、ハラハラドキドキしないためにも残り4試合で1位に立ちたいところ。次の第11節は10月30日と今からまだ2ヶ月近く間隔が空いているのでまだまだしっかりとした準備はできますが、日程が近づいてきたらコンディションをそこに合わせていく努力をしなければいけませんね。

またヴァンフォーレが天皇杯を戦っているように、ふじざくらも皇后杯という舞台に挑むことになります。山梨県大会を制したふじざくらは、9月3日(土)14時から皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会の関東予選(群馬会場)で、関東女子サッカーリーグ1部に所属している神奈川大学と対戦することが決定。場所がコーエイ前橋フットボールセンターなので山梨のホームゲームではないのですが、18チームで争うこのトーナメント戦を順調に勝ち上がれば、上位7チームに本戦大会の出場資格を得ることができます。ふじざくらは前回大会も本戦に出場しましたが1回戦でPK戦の末に敗れているので、前回の雪辱を果たしたいですね。まずはこの神奈川大学との一戦に集中してほしいと思います。

そしてふじざくらはなでしこリーグ2部への加盟申請が先日通過したため、3大会連続で『2022年 プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦予選大会』に出場できます。9月22日から25日の日程で行われるので、こちらの大会も良い成績を挙げたいですね。


…ここでFCふじざくら山梨のメンバーをざっくり紹介していきます。

ヘッドコーチ:田口友久
GKコーチ:渡辺海
スプリント&フィジカルコーチ:山路和紀
トレーナー:小川楓香

GK:出口春菜、大宮響夏音
DF:松岡沙由理、高山紗希、工藤麻未、戎谷亜美
MF:松原ゆき、濵名花子、田中里穂、金井奈苗、中村友香、鈴木和遥、井原美波
FW:清水千陽、脇田紗弥、辻野友実子、広沢実佳子


この中から何名かをピックアップして紹介します。まず前任の菅野監督から後を継ぐかたちでヘッドコーチの田口友久氏が今年から指揮官に就任。田口コーチは山形県出身で前橋FCから桐生第一高校に進学し仙台大学で選手としてプレー。指導者となり、2019年からFCふじざくら山梨でヘッドコーチとアカデミーダイレクターを歴任。これまで3年間このふじざくらでコーチを務めていたため、29歳ととても若いことも含めて選手との距離感が近い指揮官として良好なコミュニケーションが取れると思います。キャプテンの工藤選手は青森県出身1991年生まれの現在31歳。前所属はノジマステラ神奈川相模原で2018年に一旦は現役引退を発表しましたが、前任の菅野監督に声をかけてもらい現役復帰。富士緑の休暇村で働きながらふじざくらでプレーしています。現在は家族の諸事情でチームから一時的に離れているようですが、頼れるキャプテンとしてチームを目標達成まで引っ張ってくれることでしょう。鈴木選手は宮城県出身1997年生まれの現在25歳。仙台大学からふじざくらに加入し今年で在籍4年目。川崎フロンターレが好きで憧れの選手は家長選手と語るように、中盤から積極的に仕掛けてゴールを狙うプレーを得意としており、現在関東女子サッカーリーグ2部で10得点を挙げ得点ランキングトップに立っています。鈴木選手はFWの清水選手とともにふじざくらの得点源としてこれからも注目の選手だと思います。



はくばく社員×FCふじざくら山梨選手によるYamanashi検定クイズ対決【その1】


最後にFCふじざくら山梨の選手3人とスポンサーにもなっているはくばくの女性社員さん3人が山梨検定のクイズ対決をしている動画が、はくばくYouTubeチャンネルに上がっていたので、この機会に載せておきます。この動画でみんなが少しでもFCふじざくら山梨に興味を持つきっかけになれば良いですね。




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