ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

FCふじざくら山梨 WEリーグへの道6

2022-10-31 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。第6回目となる今回は、約3ヶ月ぶりに再開した関東女子サッカーリーグ2部の戦いを見ていきたいと思います。

このコーナーの前回は皇后杯の関東予選やなでしこリーグ2部入れ替え戦の予選大会の結果をお伝えしてきましたが、FCふじざくら山梨(以後ふじざくら)はいずれの大会も予選を突破。次の可能性に望みを繋げています。そして年間通して戦っている関東女子サッカーリーグ2部のシーズンは佳境に差し掛かっており、10月は全14試合中残りの4試合をこなしました。その試合結果を載せておきます。


◇関東女子サッカーリーグ2部 FCふじざくら山梨10月の試合結果◇
第12節(10月2日) vs山梨学院大学(A) ○1-0 得点者:辻野

第13節(10月9日) vsVONDS市原FCレディース(A) △2-2 得点者:井原、脇田

第14節(10月23日) vs日体大SMG横浜(H) ○2-0 得点者:松岡、広沢

第11節(10月30日) vs1FC川越水上公園メニーナ(H) ○8-0 得点者:辻野、広沢、井原、金井、清水2、引田2

10月の4試合で3勝1分けの成績を収めたふじざくらですが、首位と2位クラブが激突する天王山というべき第13節のVONDS市原FCレディース戦。ふじざくらが勝てば首位交代のチャンスがあったのですが、この試合は2対2の引き分けで決着ならず。首位クラブとの勝ち点差は埋められなかったのですが、その後の2試合は勝利を収めてフィニッシュを迎えています。最終順位1位が1部リーグへの自動昇格となるのでぜひともそこに入りたいところ。そこで現段階での順位表も見ておきます。


◇関東女子サッカーリーグ2部 1位&2位順位表◇
1位:FCふじざくら山梨(36)+45
2位:VONDS市原FCレディース(35)+37
※()内は勝ち点→得失点差

現時点ではすでにリーグ日程を終了したふじざくらが首位にいるのですが、実は2位のVONDS市原FCレディースはまだ最終戦を11月6日に残しています。3位山梨学院大学と戦う試合で勝てば首位でフィニッシュ。引き分けか負けでふじざくらが優勝となります。ふじざくらの命運は同じ山梨のクラブの山梨学院大学に委ねられていると言っても過言ではないと思いますね。ただし2位で終えても昇格の可能性が潰えることはありません。その後行われる1部の下位クラブとの入れ替え戦に勝利できれば1部昇格となるので、決して希望を捨てることなく最後まで戦ってほしいですね。

そしてクラブの将来的な目標としているWEリーグ参入に近づく第一歩となるなでしこリーグ2部入りをかけた『2022年プレナスなでしこリーグ2部入れ替え戦』が11月6日から行われます。入れ替え戦予選大会を首位で勝ち抜いたFCふじざくら山梨と2位ディオッサ出雲&3位ヴィアマテラス宮崎、そしてなでしこリーグ2部10位の岡山湯郷ベルの4チームで総当たりのリーグ戦を行い、上位3チームがなでしこリーグ2部に加入(または残留)できます。来月はまずはそこを第一目標として全集中で試合に臨んでもらうことが重要。また11月下旬からは皇后杯の戦いも控えています。11月27日に藤枝で行われる皇后杯1回戦でふじざくらは日体大SMG横浜と対戦し、もし勝利できたら12月3日にニッパツ三ツ沢シーガルズとJFAアカデミー福島の勝者と2回戦で戦います。関東女子サッカーリーグ2部の戦いが終わっても次々と別の大会をこなさないといけないので、選手たちには力の100%が出せる戦うコンディションを万全に整えてもらって、さらなる高みを目指して頑張ってほしいと思います。




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天皇杯優勝パレード&信玄公祭り

2022-10-30 | Weblog



昨日(10月29日)行われた第49回信玄公祭り内に開催されたヴァンフォーレ甲府の天皇杯優勝記念パレード。その様子を写真に収めてきましたので、久しぶりに開催された信玄公祭りの様子とともにここで紹介したいと思います。




甲府駅前はヴァンフォーレの天皇杯優勝をお祝いする展示で盛りだくさん。この写真は甲府駅バスターミナル入り口。駅ビルのセレオ甲府もありましたし、石和温泉駅にも大きい横断幕が飾られていましたね。




パレードは14時半に県議会議事堂からスタートするということで、甲府市役所までの道のりには選手たちが登場するのを今か今かと待っている人で賑わいます。祭り見に来た人だけと思っていたのですが、老若男女問わずユニフォーム着たサポーターもたくさんいたので、やはりみんなお祝いしたいんだなと感じましたね。




車に乗って出てくるのか、それともオープンバスでド派手に出てくるのかどのように出てくるのか注目されていましたが、シンプルに歩きでの登場でした。





選手たちは優勝メダルを首に下げてミニフラッグを振って歩きます。





ブラジル人選手たちも笑顔。特にマンシャ選手はノリノリでしたよ。





三平選手もこの表情。自分の隣で見ていたご老人は三平選手を見て「アフロの…ボンバーの…」と呟いていました(笑)




決勝戦の主役だった山本選手もにこやか。




佐久間さんは「ありがとうございました」とみんなに丁寧に声をかけていましたね。さすが社長。




ヴァンくんも優勝メダルをつけています。




この光景を見ても凄いことを成し遂げたんだなという実感が沸いてきますね。パレード自体は簡素的な感じでごく短い距離でしたが、それでもこれができる幸せで選手&サポーターともに良い時間だったと思います。




終わった後は信玄公祭りを楽しむということで、会場をぐるりと巡ります。山梨の魅力をPRする富士の国やまなし観光キャラバン隊長の ‘武田菱丸’ が巨大化してモニュメントとして登場!





屋台が出て大いに賑わっていました。天皇杯優勝も大きくアピール。




アーケードから出てくる甲冑隊。レアな光景ですよね。




芸達者なお猿さん。




まちなかヴァンフォーレプラザの前を通ったら天皇杯決勝のテレビを放映していて、それを見てもう一度喜びを噛み締めている方もたくさんいました。




甲府駅近くの商店街には達磨家というジンギスカン屋さんがあるんですね。初めて知りました。ちなみに吉田監督の家ではありませんのであしからず。




一糸乱れぬ連携で盛り上げる太鼓隊。




格好良い騎馬隊登場。






武田信玄の号令とともに甲州軍団が出陣。武田信玄に仕えた武将のうち後世に講談や軍記などで一般的な評価が特に高い24人(武田24将)が、それぞれに軍を率いて練り歩く甲州軍団出陣。






山梨県内で働くそれぞれの企業の社員さんたちが鎧を纏い、その代表者が武将になりきって馬に乗ります。こんな貴重な体験滅多にできないですよね。




9月に開催されたコンテストで優勝した湖衣姫さんも登場。写真はブレブレでしたが、とても綺麗な人でしたよ。




そして大トリを飾るのは本陣武田信玄部隊。赤が基調で武田菱が入っている家紋が格好良い!





最後に登場したのが武田信玄公。今回はジャルジャルの後藤さんがその大役を務めていました。


…信玄公祭り自体約3年半ぶりの開催で、甲府市や山梨県のみなさんが待ち望んできたお祭りの開催。もともとお祭りは春先の開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でお祭り初の秋開催に延期。約半年延期されても会場のあちらこちらで大いに賑わい、山梨県に大きな活気が戻った瞬間でもありました。ヴァンフォーレの選手たちやクラブスタッフの多くの方が初めてこのお祭りを体験したと思うので、チーム名の由来にもなっている ‘風林火山’ の極意をこのお祭りで学び、来年にプレーで活かしてほしいと思います。楽しかった!




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天皇杯決勝の写真公開~番外編~

2022-10-29 | Weblog
10月16日に日産スタジアムで開催された天皇杯決勝。その試合の前に観光に行ってきたので、番外編として紹介したいと思います。


…早朝甲府の家を出発し中央線で八王子駅に向かいます。そこから横浜線に乗り換え新横浜に向かうと思いきや、橋本駅で途中下車し相模線に乗り換えます。そして終点の茅ヶ崎駅で降りて東海道線で向かった先は…




藤沢駅。そうです。少し遠回りして江ノ電周辺を観光し、そこから横浜方面に近づこうというプランを今回計画しました。





江ノ電は藤沢駅から鎌倉駅を結んでいる江ノ島電鉄の略称で全区間約10kmの路線。梅雨の時期などは紫陽花も有名ですよね。




江ノ電一日乗車フリー切符『のりおりくん』。これを使って今回江ノ電を楽しみます。


藤沢駅を出発し路面電車のように走る区間や狭い建物の間を抜けていくように通り過ぎ、一気に海に近づきます。そして大観光地である江ノ島を今回はスルーして到着したのが…




鎌倉高校前駅。平日なら高校に通う学生さんが大勢乗り降りすると思いますが、今回は日曜日だったので降りる人はほとんどいませんでしたね。なぜここで降りたかというと…




この風景を見るため。大人気バスケットボール漫画『スラムダンク』のオープニングに登場していた踏切と踏切越しの海の背景がここにあります。もちろん周辺で生活されている方や車などの通行の邪魔にならないよう十分配慮しながら隅で撮っています。




やはり江ノ電が通るのを待ち構えている他の観光客も多くおり、踏切がなったら皆さん撮影に全集中で挑んでいましたね。写真ではあまりうまく撮れませんでしたが、実際に見た方が素晴らしい景色でした。


鎌倉高校前駅から七里ヶ浜駅に向かって今度はてくてく徒歩で移動。途中で…




道路と線路の区切りがない電車に近づきすぎる区間を並走。至近距離で江ノ電とすれ違います。




ここは江ノ電と江ノ島&海が一度に撮影できる場所。この日はあいにく曇っていましたが、天気が良ければそれにプラスして富士山も見えるビューポイントのようですね。




次に降りたのが稲村ヶ崎駅。







海岸沿いの風景がとても素晴らしく、鎌倉海浜公園(稲村ヶ崎公園)からは江ノ島を望む絶景が広がります。




海岸を満喫した後は稲村ヶ崎駅から長谷駅で降りてある場所に向かっていきます。それは…




鎌倉の大仏様。




来たのはだいぶ久しぶりだったのですが、当時と思っていたことは一緒でとてもでかい。そしてすべてを見透かされているような気分になります。賽銭を入れる場所があったので、大仏様に今日のヴァンフォーレの勝利をお願いしました。




福耳すぎる!!




そして長谷駅まで戻り江ノ電の終点である鎌倉駅に到着。この段階ではもう一ヶ所観光するつもりでいたのですが…




鶴岡八幡宮に繋がる小町通りはご覧のように人でいっぱい。混んでもたもたしていたら試合に遅れてしまうということで鶴岡八幡宮参拝は諦めます。鎌倉駅の中にあるお蕎麦屋さんで素早く軽い昼食を取り、横浜→東神奈川経由で小机駅で下車。そこからスタジアムに向かいました。




小机駅からスタジアムまでの道中は横浜F・マリノスのクラブの歩みが分かる展示がたくさんありました。さすが最寄り駅というだけあります。




前の人のスピードに合わせて約10分歩くと、巨大な建物が見えてきます。




2002年日韓ワールドカップの決勝の地でもある日産スタジアム(横浜国際総合競技場)。やはりスケールがとてつもなくデカイといつ来ても感じますね。






天皇杯決勝は特別な場所ということで様々なイベントが催されており、まさにお祭りといった印象でしたね。




ヴァンフォーレ側のグッズ売場には天皇杯グッズを買い求めるたくさんの人で長い行列ができていました。




広場に集まるこの人の数は凄い!





ワールドカップ決勝の対戦カードとメンバーが記された記念碑もありました。そこには元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏の手形も。でも約20年間他人の手を合わされ続けてるので、磨り減ってもうカーン氏の手の大きさじゃなくなってそうですね。





…以上スタジアムに入るまでの午前中に観光した様子をお届けしました。午後1時頃スタジアムに入り指定席に着席して試合観戦。90分プラス延長戦プラスPK戦の死闘を堪能し大感動のまま夕方5時過ぎにスタジアムを後にします。途中横浜で寄り道してある任務を遂行(後日記事にします)。そこから東神奈川経由で横浜線に乗り込み、中央線で山梨への帰路につきました。前回の夏の千葉遠征や味の素スタジアム遠征とは違って移動に過酷さはありませんでしたが、しっかりとピンポイントに観光地を抑えた良い旅行になったと思います。また来年の富士フイルムスーパーカップは日産スタジアムで開催されることが濃厚のようなので、もし行ける機会があったらまた別のルートで横浜&神奈川観光を楽しみたいですね。




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天皇杯決勝の写真公開~後編~

2022-10-29 | Weblog
→続きです。




後半に向けて円陣を組み気合いを入れるヴァンフォーレの選手たち。




後半に入ると広島にうまくサイド深くを使われて押し込まれる苦しい展開が続くようになります。




昨シーズンヴァンフォーレでプレーしていた野津田選手。彼の何かを起こしそうなセットプレーのキッカーとしての雰囲気は怖かったですね。




後半17分にリラ選手と松本選手を同時起用。




手拍子で選手たちを後押しするサポーターたち。




交代時にはピッチを退く三平選手に野津田選手が近づいてきてグータッチで健闘を讃えます。敵味方関係なくとても良い関係ですね。




1点リードした状態で荒木選手を下げて野澤陸選手を投入し、空中戦の強いタイプのDFを揃えます。




粘り強い守備で広島の圧力を耐え続けるものの、後半39分に川村選手の目の覚める一撃を食らい土壇場で同点にされます。




その直後にエゼキエウ選手が足を痛めて普通にプレーできなくなります。ドリブルキレキレだった彼がいなくなったのは広島の猛攻が少し落ち着く要因になったと思います。




この試合の入場者数は3万7998人。その人数の多くがヴァンフォーレサポーターで占められていたと思いますね。




90分で決着がつかず延長戦へ。





延長戦では足をつってしまう選手が続出。それほどの死闘でしたね。





相手のFKに対して壁を作る選手たち。リラ&野澤陸&マンシャ&ジェトゥリオ選手が構成する壁は迫力がありますね。





そして走り回った山田選手に代わって山本選手登場。






その山本選手がハンドで取られたPKを河田選手が超ファインセーブで防ぎ、絶体絶命のピンチを逃れます。セーブした瞬間は興奮してしばらく写真を取れませんでした。




その直後吉田監督にイエローカード。





120分でも決着がつかず、勝敗はPK戦に委ねられます。




PKを蹴る順番を決める選手たち。あとでテレビで知りましたが、当時はこのシーンであんなに盛り上がって笑顔に溢れていたなんて知りませんでした。




1人目リラ選手が落ち着いて決めます。




キッカーだけではなく、コーチ陣や控え&交代した選手、チームスタッフも一緒になって肩を組んで状況を見守ります。




順番以外のキッカーたちも共に戦っています。





ジェトゥリオ選手は試合にうまく絡めていなかったので心配でしたが、その心配をスパッと払拭してくれるようなナイスキックでしたね。




広島4番手の川村選手のキックをセーブする河田選手。試合中は止められなかったので、次こそは絶対に止めてやろうとする野心が河田選手の心の中にあったと思います。




セーブに喜ぶ選手たち。





ラストキッカーとして登場したのがヴァンフォーレの数々の歴史を直に見つめてきた山本選手。個人的にはオミさんがPKを外す機会をこれまで見てこなかったので、不安よりも安心感の方が勝っていましたね。





左隅に確実に決めてヴァンフォーレが勝利!





山本選手が決めた瞬間のスタジアムの熱狂は凄まじいものがありました。狂喜乱舞といった光景はまさにこのことで、みんなが過呼吸になりそうなくらい感動し、体全体で喜びを爆発させて跳び跳ねていたと思います。









勝った後でも凄いことを成し遂げた実感が沸いてこなかったのですが、個人的にだんだんと実感できたのが表彰式で天皇杯の賜杯以外に数々のトロフィーをもらっている場面ですね。いっぱいトロフィーや賞状をもらうなぁと見ていたときにこれってすごいこと成し遂げたんだなぁとしみじみ思いましたね。





そして賜杯を掲げた瞬間は裏側だったのですが、その喜びと興奮は確実に伝わってきました。




優勝の記念撮影ではクラブ消滅の危機からチームを立て直した海野さんらチーム関係者も加わります。オミさんが海野さんに賜杯を渡した場面は感動して目がうるっとなりましたね。




ヴァンフォーレの選手たちが喜ぶ姿を見つめる広島の選手たち。この悔しい経験が1週間後のルヴァンカップ制覇に確実に活きていたと思います。




ホントこの光景は一生に一度見られるかどうかだと思います。現地で見られて幸せでしたね。




そしてゴール裏サポーターのもとに優勝報告に行きます。まさに幸せの瞬間ですね。


…実はこの日は写真を取り過ぎていたために、選手たちがサポーターのもとに向かった後にカメラの電池切れが発生。その後は撮影ではなくサポーターの一員として喜びを分かち合うことに集中していましたね。ということで最後の最後に撮った写真を紹介して締めたいと思います。その写真はこちら!







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天皇杯決勝の写真公開~前編~

2022-10-28 | Weblog



だいぶ遅くなってしまいましたが、10月16日に日産スタジアムで開催された天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会決勝 サンフレッチェ広島戦の試合の様子をたくさん写真に収めてきましたので、この機会に紹介したいと思います。まずは前編となります。






会場では様々なイベントが開催。警視庁音楽隊の生演奏も開かれるなど贅沢すぎる豪華な雰囲気でした。






両クラブのサポーターもキックオフ時間が近づくにつれて応援のボルテージもヒートアップしていきます。選手のほとんどはこんなに声を張り上げてチャントを歌うサポーターの姿を見たのは初めてだったと思います。






ピッチ内練習に取り組む選手たち。リラ選手と山本選手の姿も見えます。





応援の熱が一気に高まったのはこのシーン。会場で見ていたときはじめは背広の男性がスタンド前にいたので吉田監督がサポーターに応援をお願いしているかと思ったのですが、後々見返したら橋爪クラブアンバサダーだったんですね。それにしてもサポーターの煽り方がうまかった!




天皇杯決勝限定の金色パンイチバージョンのヴァン君登場。パンツが常にずれ落ちそうになってました(笑)




サンフレッチェ広島のマスコット ‘サンチェ君’ もいましたよ。でもヴァン君とは違って露出控えめだったので、正面からの写真は取れませんでした。サンチェ君ごめんね。




審判団紹介。準々決勝から導入されていたようですが、個人的には試合にVAR担当がいることに感動しました。




ここ横浜でお馴染み元日本代表の木村和司さんが天皇杯の賜杯設置セレモニーを行います。





選手入場時には両クラブのサポーターが華やかな演出を敢行。ヴァンフォーレは青赤を基調として中央に白で武田菱を表現したコレオグラフィーを実施。これを見て奮い立った選手やサポーターも大勢いたことでしょうね。






そしてキックオフ直前になるとサポーターで広いスタンドや2階席などびっしり埋まっていましたね。それほど注目度が高い試合だったと言えます。





がっしり腕組みする広島のスキッベ監督と我らがヴァンフォーレの吉田監督。「がっしり腕組みしてますけどスキップはしないんでしょうかねぇ」という早野さん風親父ギャグを考えてしまった自分もおじさんです。




気を取り直して試合の様子をお届けします。ヴァンフォーレのセットプレーの守備はこのようにラインを浅く保って横並びに構えるスタイルでした。




この試合は守備の時間が長かったのですが、引いて守っているよりもどちらかといえばDFラインを高めに設定しコンパクトに守っている印象でしたね。それが広島攻撃陣の強力アタックを未然に抑える要因となっていました。




エドゥアルド・マンシャ選手。加入して約3ヶ月ほどしか経っていませんが、今や完全にヴァンフォーレ守備陣の要の存在となっています。空中戦の強さは広島相手にでも十分通用していましたね。





ともにプロのキャリアをヴァンフォーレでスタートさせ経験を積み、広島に旅立ち日本代表を目指せるまで成長した佐々木選手と柏選手。広島の生活の方が完全に長くなっていますが、今でもヴァンフォーレに愛情があるのがこれまでの行動や試合前の仕草にも滲み出ていましたね。






一斉に立ち上がった前半26分の先制点のシーン。得点を決めた三平選手のゴールセレブレーションを取りたかったのですが、前の人の挙げた拳が写り込み残念な写真に。トホホ。




CKのキッカーを務める長谷川選手。




競り合いに強いマンシャ選手にはピタリと密着しすぎるマークがついていました。この状態じゃさすがのマンシャ選手でも無理だわ。




ボックス外に出て熱血指示を送る吉田監督。さすがに審判から注意を受けていました。




マンシャ選手と広島の満田選手は試合中終始バトルを繰り広げていましたね。でも倒れるごとにお互い手を差し伸べて健闘を讃え合っていた光景は素晴らしかった。




セットプレーの守備につく三平選手。この時点でいつも以上にアフロが広がっていますが…




ジャンプして競り合うとこんなにもアフロが花開きます。後ろにいる選手はクロスボールが見えないでしょうね(笑)





1対0でヴァンフォーレがリードを保ったまま前半終了。観ているサポーターからも大きな拍手が起こります。




ハーフタイムになったら一斉に飛び出してきたベンチメンバー。山本選手も張り切っています。





パンイチだったヴァン君もちゃんとユニフォームを着て旗を振ります。フォーレちゃんも登場。


→後編に続く。




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一瀬大寿選手加入内定

2022-10-27 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府は2025年シーズンの新戦力として、山梨学院大学に在学している2年生DF一瀬選手の加入内定を発表しました。


◇一瀬 大寿(いちのせ たいじゅ)選手◇
一瀬選手は山梨県甲府市出身2002年9月27日生まれの現在20歳。ポジションはDF。甲府市の羽黒sssでサッカーを始め、2015年にヴァンフォーレ甲府U-15に入団。ボランチやサイドバックのポジションでプレーしますがユース昇格は叶わず。その後の進路として山梨学院高校に進学しサッカー部に入部します。高校で急激に身長が伸びた一瀬選手はセンターバックに転向するとその才能が大きく開花。3年時の2021年には全国高校サッカー選手権大会で強固な守備形成に貢献しチームを全国制覇に導く活躍を残すと、大会優秀選手に選出され日本高校選抜入りも果たします。高校卒業後は山梨学院大学に進学。1年目からレギュラーとしてCBの絶対的存在となり活躍。2年生となった今シーズンは山梨学院大学が東京都大学リーグ1部で優勝し関東大学サッカーリーグ昇格を決めるなど、町田内定の平河選手らとともに山梨学院大学旋風を巻き起こしています。

一瀬選手は186cm・75kgと恵まれた体格を活かしたディフェンスが得意で、空中戦の強さや攻守のセットプレー時のターゲット役として抜群の存在感を放ちます。それに加えて味方DFをフォローするカバーリング能力に優れており、協力しながら守備の組織力を高める役割もこなせるようです。またフィードも正確で安定して長い距離のパスを放てるようで、彼から一気にチームのチャンスを作る機会も訪れそうですね。高さやカバーリング&フィードに自信がある一方でどちらかといえば前に出ての守備が苦手のようなので、ヴァンフォーレに入団する前にその課題克服に取り組んでほしいと思います。一瀬選手は「山梨県出身の選手として地元のクラブを盛り上げられるような選手になりたい」と語っており、甲府市出身の彼を特に熱を入れて応援するサポーターも今後出てくることでしょうね。

一般的な高卒&大卒選手の加入内定のパターンは今年なら2023年シーズン加入内定がほとんどで、2024年シーズン加入内定のケースも珍しいことなのですが、今回の一瀬選手は2025年シーズンの加入内定ということで2年半後の加入内定は異例中の異例。プロを目指し4年生まで進路を保留していたらもしかしたら他のJ1のビッグクラブから声がかかる可能性があったなかで、このタイミングでもう進路を決めてしまうということは本人とクラブの関係が ‘相思相愛’ ということだということが分かりますね。クラブは来シーズン一瀬選手を特別指定選手として登録する予定で、早くも来年Jリーグデビューということも出てきそう。でも正式入団まで約2年半もあるので、プロに入る前に自身の課題克服に取り組んでもらい、長所はさらに伸ばせるように大学でのトレーニングに励んで今よりも数倍数十倍パワーアップしてヴァンフォーレに加入できるように頑張ってほしいですね。

一瀬選手!ヴァンフォーレ入団を決断してくれてありがとうございます。これから我々サポーターとともにプロサッカー人生を歩んでいきましょう!



#山梨学院大学 #一瀬大寿 選手 2025年加入内定!



【一瀬大寿|山梨学院】選手権優勝の立役者が今見据える未来とは〈 逸材 / ITSUZAI _#01 〉





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野澤英之選手現役引退

2022-10-26 | Weblog
ヴァンフォーレ甲府はチームに所属しているMF野澤英之選手の今シーズン限りでの現役引退を21日に発表しました。


◇野澤英之(のざわ ひでゆき)選手◇


野澤英選手は埼玉県出身1994年8月生まれの現在28歳。FC東京の下部組織で育ち、2013年にトップチームに昇格しますが出場機会が得られないでいると、当時J3で活動していたJリーグU-22選抜やFC東京U-23のチームに加わり試合経験を積みます。そして2017年にJ2のFC岐阜に期限付き移籍。大木監督のもとで14試合に出場するものの主力選手とはなれず、翌年(2018年)から愛媛FCに期限付き移籍を決断します。愛媛ではボランチのレギュラーの座をがっちり掴み、1年目&2年目ともに30試合近い試合出場数を経験。中盤の下がり目の位置でゲームメークする ‘レジスタ’ としてその存在感を大いに発揮しました。この愛媛での2年間が評価され、中盤の選手を探していたヴァンフォーレが彼に注目し2020年にチームに加入。これが期限付きではなく完全移籍という選択だったので、相当な覚悟の上での決断だったと思います。

ヴァンフォーレに加入してすぐに新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、長い中断期間を経て過密日程となったリーグ戦にターンオーバーながらも定期的に試合に出場でき、ヴァンフォーレの中盤を支えます。加入2年目となった2021年は野津田選手と山田選手の台頭もあってなかなかボランチの先発の座が掴めない厳しいシーズンとなりますが、それでも29試合に出場するなどボランチ3番目の選手としてチームのなかで貴重な活躍を残します。そして今シーズン(2022年)は野津田選手が広島に戻り、野澤英選手はボランチのスタメン獲得の最大のチャンスでしたが、序盤に負傷した影響や繰り返してきた脳震盪が予想外に大きなダメージがあったようで、その後満足できるコンディションに整えられずに苦しみます。それでも9月から戦線復帰し第37節横浜FC戦と第41節町田戦でフル出場を果たすものの、最後は最終節の途中出場からの1分間のみに留まり、今シーズンは6試合出場(先発出場3試合)でシーズンを終えました。

野澤英選手のプレースタイルは、高い技術と広い視野を持ち合わせた中盤の司令塔。特にDFから前線にパスを結びつけるリンクマンとしての役割をこなすのがうまく、相手の多少のプレッシャーを受けても流れのなかでスムーズに繋げることができる存在でした。サイドや前方など四方八方&長短の正確なパスを繰り出せる技は野澤英選手の研ぎ澄まされたセンスが感じられ、ヴァンフォーレに入ってから中盤の底の位置だけではなく最終ラインやシャドーでのプレーも経験するなど幅広く仕事がこなせる選手として輝いていましたね。

野澤英選手自身はサッカーに対して失礼なことはしたくないと考えていたようで、自分でけじめをつけたとインタビューを受けています。5月頃の脳震盪の影響が時間が経ってもなかなか治らなかったようで、その当初はヘディングをするのも怖かったと聞いています。脳へのダメージは一歩間違えれば命にも関わってくる大事な場所で、その苦しみは本人でしか分からない悩みや葛藤があったと思います。先日水頭症で亡くなられた工藤選手の例もあるので、28歳という若さでの引退決断でしたが、その先ずっと続く人生のためにここでひとまずプロサッカー選手の幕を下ろすのは決して間違いではないと思います。『ひでまる』というニックネームでチームメートやスタッフからも愛され、長身で小顔のモデルのような端正なルックスで女性サポーターからの人気も高かった野澤選手。現役ラストゲームとなった最終節の岩手戦では多くのサポーターから暖かく迎えられていましたが、これからチームに彼がいなくなるのはやはりさみしいですね。退団後に何をするのかまだ分かりませんが、ひとまずゆっくりと休んで次に向けての英気を養ってほしいと思います。

野澤英之選手!改めまして10年間のプロサッカー人生お疲れさまでした!天皇杯での優勝の喜びを分かち合えて幸せでした!




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鳥海&荒木弾!連勝で吉田体制フィニッシュを飾る【J2最終節いわてグルージャ盛岡戦】

2022-10-25 | Weblog
10月23日にホームで行われた2022年明治安田生命J2リーグ最終節(第42節)いわてグルージャ盛岡戦ですが、試合結果は2対0でヴァンフォーレが勝利しました!ヴァンフォーレの得点は後半に決めた鳥海選手と荒木選手のゴールでした。


☆前節からの先発変更は9人
天皇杯決勝での死闘の影響を考慮し、選手の大半を入れ替えて臨んだ前節の町田戦から中3日。今シーズンリーグ最終節&ホーム最終戦ということで、この岩手戦に照準を合わせて今一番力が出せるであろうベストメンバーを揃えてきました。河田選手と松本選手は継続して出場しますが、その他の9人を変更。吉田監督は大舞台で躍動した選手たちの姿をホームゲームに集まるサポーターに披露すべく準備してきましたね。また先日今シーズン限りでの現役引退を発表した野澤英之選手もベンチ入り。彼のラストマッチを勝利で華を飾ることができるかも注目されていました。

☆岩手の鋭いプレスに苦しむ前半
試合の立ち上がりは積極的なプレスをみせてくる岩手が中盤での争いでガツガツと向かってくるため、ヴァンフォーレは前方へのパスコースを遮断され思うように繋げずに苦しみます。それでも最終ラインの浦上選手やボランチの山田選手を中心に後方でパスを回して相手の出方を窺うようなボール保持を行い、支配率を高めていきます。後方や中盤の下がり目の位置ではボールを回せるものの、中盤からシャドーやトップに入る場面での岩手のディフェンスは厳しく、ヴァンフォーレはシュートに結びつくような仕掛けがほとんどできなかったのが前半の印象でしたね。ただし守備面ではそこから鋭いカウンター攻撃で攻め込まれるような展開もほとんどなかったことから、岩手が攻撃よりも守備に力を使っていた感がありました。ヴァンフォーレの前半のシュート数は3本のみ。しかも枠内シュートは0本だったので、攻撃のクオリティに課題が残る前半だったと思います。

☆股抜き技ありゴール
0対0で折り返した後半。鋭いプレスをみせてくる相手に対して取った策がワンタッチでの打開でした。後半13分、左サイドで荒木選手が中央にパスを入れるとその軌道の途中にいた鳥海選手がスルー。奥にいた三平選手にボールが渡ると三平選手は前方に走り出していた鳥海選手にダイレクトでスルーパスを供給します。抜け出した鳥海選手は寄ってきた相手選手をワンタッチでかわすと、最後は飛び出してきたGKの股の間を狙ってシュートをゴールに流し込みます。鳥海選手は今シーズン4得点目。このシーンでは攻撃のかたちがボールをキープする方法ではなく、ワンタッチで流れるような連携をみせたのが効果的でしたね。これまで厳しくプレスに来た岩手の選手たちは、ヴァンフォーレの攻撃がスルーしてきたりダイレクトに繋いできたのでディフェンスの的が絞れずに戸惑っていた気がします。またパスが入ればすぐに寄ってくるので、ダイレクトプレーによってその裏のスペースが有効に使えていたのも良かったですね。前半抑え込まれていたヴァンフォーレ攻撃陣がハーフタイムに相手の対策を立てて工夫して臨めたからこそフィニッシュまで繋がったと思います。そして鳥海選手のテクニックもピカイチでしたね。

☆冴える右サイドの仕掛け
ヴァンフォーレはこの試合右サイドから攻撃を仕掛ける場面が数多くみられていて、ウイングバックの関口選手が高めにポジショニングをとり、その背後を須貝選手がフォローするかたちが目立っていました。実際に関口選手が果敢にシュートを放つ場面もあり、右から相手の守備網を崩すチャレンジを行っていましたね。その仕掛けのかたちが実を結んだのは後半21分。相手の守備ブロックの外でボールを回すヴァンフォーレは、関口選手に渡るとその後方から須貝選手がオーバーラップを試みます。関口選手はそのままそこに出さずに中央の松本選手にパスを出してワンクッションおくと、松本選手は相手の選手間にスルーパスを供給。右サイドから相手の背後を突いて走ってきた須貝選手がマイナスのクロスをゴール前に入れると、シュートしようとした三平選手はボールに触れるのみでしたが、そのこぼれ球がうまい具合に左側でフリーの状態でいた荒木選手に渡り、荒木選手は利き足の左足を振り抜いて追加点となるゴールを決めます。このシーンで良かったのは一度相手守備陣の視線を中央に向けたこと。関口選手がオーバーラップしてきた須貝選手に直接パスを送れば相手に対応された可能性が高かった場面で、中央にいた松本選手を経由したことで岩手守備陣の目線が前を向き、右サイドの背後を走っていた須貝選手の動きを相手は一瞬把握できませんでしたね。それによって敵陣深い場所にピンポイントでパスが繋がったと思います。決め切った荒木選手も素晴らしいのですが、この試合で存在感を示していた右サイドの仕掛けが冴え渡った瞬間でもありました。

☆ハーフタイムでの修正力
ヴァンフォーレは相手の出足の速い守備に苦しんだ前半と比べて、後半はシュートまで繋げる攻撃が展開できていました。試合トータルのヴァンフォーレのシュート数は17本と、後半は実に14本を打った計算になります。これもハーフタイムで吉田監督を含めたコーチ陣が打開に向けて適切なアドバイスをしたこと、また出場している選手たちが試合中に感じていたことを共有し課題克服に真剣に向き合ったことが流れを変えるきっかけになった気がします。今まではこちらが失点するまではなかなか前半の流れを変えられないでいましたが、やはり天皇杯で成功した自信からなのか選手たちの勝利に対する取り組む姿勢がいつもとは違っているように感じました。もちろん前半飛ばしていた岩手の運動量が後半落ちた影響もあったとは思いますが、ヴァンフォーレのハーフタイムの修正力は光るものがありましたね。

☆現役ラスト野澤英選手登場
2対0で試合が進んでいた後半45分にヴァンフォーレは残っていた3枚の交代カードを一気に使います。野澤陸選手や天皇杯で注目を浴びた山本選手が入るなかで、ひときわサポーターからの声援を集めたのは野澤英之選手でした。今シーズンはケガや脳震盪で苦しみ試合出場に必要なコンディションが整えられなかった野澤英選手。先日28歳という若さで現役引退を決断し、この試合がラストゲームに。後半アディショナルタイムの数分間のみの出場でしたが、試合を締める組織プレーをこなして無事任務を完了させました。また野澤英選手のことは改めて想いを書く予定なのでここでは省きますが、大勢のサポーターに迎えられて本人も幸せな時間だったと思います。

☆勝因は?
この試合ヴァンフォーレが勝利できた要因として挙げられるのは、やはり修正力と適応力だと個人的には思います。前半シュート3本&枠内シュート0本に抑えられていた攻撃陣が後半になってシュートを飛躍的に増やせたのは紛れもなくハーフタイムでチームのコミュニケーションが取れており、また相手の戦い方の分析&対策がしっかりできてそれが確実に実行できたからだと思います。素早く寄せてくる相手に対して一人一人のボールキープ時間が長くなるとそのプレスの格好の餌食となる可能性が高いのですが、ダイレクトプレーを増やして球離れを早くしつつ出てくる相手の背後を狙うことで試合のペースをしっかり握れていました。あとは自分たちはやれるんだという自信も後半の勢いを加速させるエネルギー源になりましたね。サッカーは精神面の充実が力を何倍にも増幅させる作用があるので、ヴァンフォーレは天皇杯での成功によって底力が出せるような自信を得られていたと思います。そして退任が決まっている吉田監督とこの試合で現役引退する野澤英選手のために&天皇杯を共に戦ったサポーターのために勝ちたいという気持ちが相手よりも強かったから白星を挙げられたと思いますね。


…この勝利によって今シーズンのヴァンフォーレの成績は、11勝15分け16敗の勝ち点48の18位でシーズンを締めくくりました。J1昇格を目標に戦ってきたクラブとしては非常に物足りない結果となりましたが、うまくいかないそのなかでも選手たちは勝利を追い求めて一生懸命頑張っていたと思います。その頑張りは見ているサポーターの心を動かすパワーにもなっていたと思うので、逆境のなかでも懸命に戦っていたチームや選手を大いに讃えたいですね。そして今シーズンお疲れさまでした!



2022.10.23 2022明治安田生命J2リーグ 第42節 vs.いわてグルージャ盛岡





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試合結果【いわてグルージャ盛岡戦】

2022-10-23 | Weblog
【2022年 明治安田生命J2リーグ最終節(第42節)】

◇試合結果◇
○ヴァンフォーレ甲府2-0いわてグルージャ盛岡×

◇得点者◇
後半13分(甲)鳥海
後半21分(甲)荒木

◇試合会場◇
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)

◇データ◇
    甲府 岩手
60% ボール支配率 40%
17本 シュート数 4本
698本 パス成功数 360本

◇今シーズンの成績◇
11勝15分け16敗(勝ち点48) 18位

◇ヴァンフォーレ甲府メンバー◇


◇試合ハイライト動画◇
2022.10.23 2022明治安田生命J2リーグ 第42節 vs.いわてグルージャ盛岡





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本日J2最終節いわてグルージャ盛岡戦!

2022-10-23 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2022年明治安田生命J2リーグ最終節(第42節)ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにていわてグルージャ盛岡戦です(14時キックオフ)。


最終節いわてグルージャ盛岡戦見どころ紹介


今シーズンのJ2リーグ戦も今日でラスト。やはり天皇杯優勝の影響が大きく、この岩手戦ではホーム自由席が完売となるなど他のチケットの売り上げも好調の様子。まだチームはホームのサポーターに優勝報告ができていないので、この試合に勝利を収めて改めて良い雰囲気で我々サポーターに笑顔を届けてほしいですね。そしてスタジアムを訪れるサポーターは今シーズンの選手が来年必ず在籍しているとは限らないので、これまで戦ってきた選手たちの一挙一動を目に焼き付けて脳内の記憶に残しましょう。

なおこの試合Jリーグ全試合放送のDAZNはもちろんですが、エフエム甲府でも生中継が行われます。本日会場に行けない方はDAZNかラジオにてヴァンフォーレを応援してください。

勝利で今シーズンを締めくくりましょう!



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 10月22日 5:00発表
JITリサイクルインクスタジアム(山梨県)
晴れ☀️時々曇り☁️
最高気温:25℃ 最低気温:11℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:10%

晴れ間が広がる一日。雨の心配はなさそうです。ただし日中は昨日よりも4℃ほど高くなりますが、日が落ちると一気に気温が下がるので、帰りが遅くなる方は防寒が必要になってくるでしょう。


☆ホームスタジアムへの交通アクセス方法☆
ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう~スタジアム交通アクセス編2021年修正版~




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