ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

2016年最後のご挨拶

2016-12-31 | Weblog



2016年も今日がラスト。あっという間に2016年が過ぎようとしています。

ヴァンフォーレの2016年はまさに耐える一年だったと思います。阿部拓選手や伊東選手&阿部翔選手など昨シーズンの主力選手を相次いで失い、代わりにそれに迫るような戦力が獲得できずに苦しみながらのスタートになります。開幕戦は勝利できるものの、次第に勝てなくなり一時はJ2降格圏に顔を出しますが、残留を争うライバルチームとの対戦で確実に勝ち点を掴んでいた印象ですね。終盤は伸び悩み、最終節敗れてギリギリ残留するヒヤヒヤする展開となりましたが、J1に居続ける目標を今年も達成できたことは良かったと思います。

個人的にはこの一年とても忙しい年になりました。仕事から帰ってきて記事を更新しようとしますが、疲れていたのか書いている途中で知らぬ間に眠り、更新できなかったことが多々ありました。またドゥドゥ選手がデビューしたホームの鹿島戦のように試合観戦に行きたいのに泣く泣く諦めるケースも多くありました。そのような状況の中でも、9月に大阪の‘新スタ’吹田スタジアムに行けたことが一番の思い出ですね。あの体験は貴重でした。来年もしばらく忙しい状況は変わらないと思いますが、マイペースでブログを更新していこうと思っています。

なお正月は3日頃からブログの更新を再開する予定です。『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』の発表や溜まっている移籍情報などを載せたいと思います。お楽しみに♪


今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします!




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契約更新選手発表⑤+福田選手長崎へ

2016-12-29 | Weblog
来シーズンに臨むチームと契約を結ぶ契約更新選手が発表されました。今回紹介するのは26日と27日に発表された4選手。


◇新里亮選手◇
新里選手は愛知県出身の現在26歳。中央大学から2013年にJ2水戸ホーリーホックに入団すると次第に頭角を表し、在籍3シーズンで94試合2得点という結果を残して水戸の主力選手として活躍。佐久間体制が継続しディフェンス陣の強化を進めていたヴァンフォーレは、J2で存在感を放つ新里選手に目をつけて彼を獲得しました。ヴァンフォーレに加入した今シーズンの序盤戦、本職のCBではベテランが構成する守備陣の壁に阻まれてなかなか出場機会を掴めませんでしたが、チームが負傷者を抱えていたウイングバックで開幕戦出場の座を掴みます。シーズンが始まり、まずは守備の安定を図りたい思惑だった佐久間監督はウイングバックに‘動けるDF’新里選手を起用。その戦略が見事にハマり、開幕戦を快勝します。そこから2節のG大阪戦や第11節の横浜戦などウイングバックで試合に出場するものの、それほどのインパクトを残せないでいると次第にメンバーから外れるようになります。なかなか出番が巡ってきませんでしたが、自身の立ち位置の風向きが変わったのは1stステージ終盤から。その頃チームはケガ人を多く抱えており、新里選手はそのチャンスをCBとして掴みました。福岡&仙台&広島戦と連続して先発出場を果たすと、2ndステージも開幕戦の神戸戦や中盤戦から終盤戦にかけて3バックの一角として存在感を示しました。結局今シーズンは14試合に出場。渡邉選手や柴村選手などのベテランが軒並み出場機会を得られない中で、新里選手は絶対的な存在ではなかったものの一定の評価を得ることができたと思います。

来シーズンの契約を結んだということで、2年目の新里選手にはセンターバックのレギュラーポジションの座を本格的に争ってもらうことになります。ウイングバックやセンターバックに負傷者が出たから入るのではなく、例え揃った状態でもポジションを掴めるように大いに自身の特長をアピールしてほしいですね。


◇田中佑昌選手◇


田中選手は福岡県出身の現在30歳。2004年にアビスパ福岡からプロのキャリアをスタート。福岡で8シーズンプレーした後2012年からジェフ千葉に移籍します。千葉では4シーズンプレー。Jリーグ通算384試合に出場するなど実績を残してきましたが、2015年シーズンをもって千葉との契約が満了してしまいます。田中選手はシーズンオフのJリーグトライアウトに参加して次の活躍先を探すことに。そこでのアピールが実を結び、見事にヴァンフォーレ入団を掴み取ります。

田中選手の本職はFWですが、少し下がり目の位置やウイングバックでもプレーできるユーティリティ性を武器にチームからの信頼度を高めていきます。シーズン開幕からしばらくは運動量の豊富さを活かして手薄だった左ウイングバックのポジションでプレーしていましたが、得点チャンスに絡むことができると次第にその役割がゴールに絡む仕事へと変わっていき、シャドーでの起用も多くなります。2ndステージからは新加入ドゥドゥ選手とともにチームの攻撃を任される機会が増え、決定的なプレーも随所で発揮できるようになります。時折チーム事情でウイングバックを務めることもありましたが、シャドーの選手としてのチームへの貢献はとても大きいものがありましたね。シーズンが終わってみればチームで唯一のリーグ戦34試合全試合出場を達成するなど大車輪の活躍を残しました。得点も5ゴールとチームの勝ち点獲得に繋がることがほとんどでしたね。

1シーズンでヴァンフォーレに欠かせない存在となった田中選手。来シーズンの契約を更新してくれたことはチームにとって非常に頼もしい出来事だと思います。これまでの経験を活かしスピードを活かしたドリブルでの仕掛けや強い攻撃性、豊富な運動量&ピッチを動き回る献身的なプレーなど来シーズンもチームのために魅せてくれると思います。ヴァンフォーレがこれからも飛躍していくために田中選手!力を貸してください。よろしくお願いします!


◇土屋征夫選手◇


土屋選手は1974年生まれの現在42歳。1994年から4シーズンブラジルのクラブで挑戦した後に1997年にヴェルディ川崎に入団。それから20シーズン近くクラブを変えながらもコンスタントに試合出場しながら今まで頑張ってきました。ヴァンフォーレに移籍してきたのは2013年。土屋選手はベテラン選手とは思えないプレーをピッチで存分に出していき、アグレッシブさを攻守両面で表現していきます。しかし2014年は開幕前の負傷が大きく響き、初のシーズン試合出場ゼロに終わります。その後もヴァンフォーレの堅守を支える存在として活躍しますが、ベテランとなり過密日程をこなすことが難しくなり、またケガも多く絶対的な存在になりきれていないのが現状だと思います(今シーズンは20試合に出場)。

来シーズンも契約を結んだことでヴァンフォーレでは5年目のシーズンとなります。シーズン中には43歳を迎えます。もし試合中得点を決めることができればJ1で歴代最年長ゴールとなるので、その記録の達成も目指して土屋選手には頑張ってもらいたいと思います。バウルさんにはまだまだヴァンフォーレを支えてほしいです!


◇黒木聖仁選手◇


黒木選手は今シーズンヴァンフォーレに加入してきた27歳。2008年にセレッソ大阪に加入し2009年こそJ2で34試合に出場するものの、その後はなかなか試合出場ができずに苦しみます。2014年に出場機会を求めてJ2V・ファーレン長崎に期限付き移籍を決断し、2015年に完全移籍加入。長崎ではC大阪で試合出場できなかった鬱憤を晴らし躍動。2シーズンで58試合に出場し5得点を挙げました。長崎でのプレーが評価されて、今シーズンヴァンフォーレに移籍を果たします。ヴァンフォーレでは主に1stステージ中盤戦から2ndステージ序盤戦にかけて出場機会を掴み、26試合に出場。180cmの長身を活かしてセットプレーの流れからヘディングで得点を決めるなどチームの勝ち点獲得に繋がる貴重なゴールを記録。チームに欠かせない選手へと成長しました。

今回契約を更新したことで来シーズンはヴァンフォーレで2シーズン目を迎えます。チームにも慣れてより黒木選手の良さが出てくると思うので、ヴァンフォーレのボランチと言えば黒木選手と言われるような存在感を示してほしいですね。


◇福田健介選手◇
先日契約満了選手が発表され福田選手はその対象選手となっていましたが、新たな活躍先としてJ2のV・ファーレン長崎入団が決まりました。長崎は比較的若い選手が多いので、福田選手の豊富な経験が活きると思います。ベテラン選手としてチームを良い方向に引っ張っていってほしいと思います。チームが違ってももちろんこれからも変わらず応援しますよ♪



※続々と新加入情報が入ってきていますが、お伝えしきれていない情報は年明けに順々に載せたいと思います。ご了承ください。




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堀米選手が完全移籍加入

2016-12-27 | Weblog
ヴァンフォーレは来シーズンに臨むチームの新加入選手として、J2京都サンガに所属しているMF堀米勇輝選手の完全移籍での加入を発表しました。


堀米選手は山梨県甲府市出身の現在24歳。2005年からヴァンフォーレU-15に入団すると、U-18を経て2010年にトップチームに昇格を果たします。チームがJ1に昇格した2011年は3試合に出場。続く2012年はJ2で出場機会を掴み21試合に出場しプロ初ゴールも決めました。このままチームの中核選手に成長していくと思われた2013年シーズンは一転して出番がなくなり、シーズン途中に試合経験を積むためにJ2ロアッソ熊本に期限付き移籍を決断します。翌年は愛媛FCに武者修行。熊本では25試合4得点、愛媛では42試合8得点という結果を残し、2015年に満を持してヴァンフォーレに復帰を果たします。





攻撃の軸として期待されていたのですが、シーズンが進んでも一向に出場機会を掴めずに苦しみます。結局14試合に出場し無得点。過度な守備戦術を用いるチームスタイルに堀米選手は最後まで溶け込めませんでしたね。今シーズンは自身がプロサッカー選手として成功していくために長年過ごしてきた愛着のあるクラブからの別れを決断し、J2京都サンガに完全移籍を選択します。愛媛時代の恩師だった石丸監督のもと、京都では攻撃の中心として活躍。37試合に出場しチームトップの7得点を記録。J1昇格の目標は果たせませんでしたが、プレーオフ進出の大きな原動力となりました 。その成績が高く評価され、ヴァンフォーレが堀米選手の再獲得を検討。京都と契約がまだ残っていましたが、ヴァンフォーレが移籍金を支払う形で交渉が成立しました。

堀米選手は今シーズン退路を断つ決意で京都に完全移籍しました。それから僅か1年でヴァンフォーレに復帰を果たすなど夢にも思わない出来事で、個人的には帰ってきてくれたことはもちろん最大級に嬉しいのですが、正直来シーズンも引き続き京都でやってみても良かったのではないかと思う自分もいます。それは堀米選手を必要としていない意味ではなくて、外での環境を期限付きではなく完全移籍の立場で知ってもらってサッカー選手としての経験を積み、今シーズン始めの自身の決断をもう少し尊重してみても良かったのではないかと思いますね。しかし本人がヴァンフォーレ復帰を望みクラブ側も強く獲得を望んでそれが実現した以上、ヴァンフォーレで頑張ってほしいと思うし、今度こそはレギュラーポジションを掴んで活躍してほしいと思います。







少し厳しめの発言をしてしまいましたが、これも堀米選手をずっと応援しているサポーターとして愛のある期待の裏返しです。個人的には堀米選手をデビューしてから今までその活躍をずっと追いかけてきました。2012年リーグ戦で唯一のゴールとなる水戸戦のプロ初ゴール&初ヒーローインタビューも目の前で見たし、愛媛時代には磐田まで試合を観に行ったこともあります。今シーズンは松本に京都戦を見に行きました。チームメートに指示を送る心強い堀米選手の姿を見て成長を実感していました。なのでヴァンフォーレ復帰は大歓迎です。2015年のように苦虫を踏むような表情の堀米選手の顔を見るのではなく、ピッチで活躍しサポーターに笑顔で応える堀米選手の姿をこれから見たいですね。吉田新体制のもとで活躍し、勝利に貢献する堀米選手に期待しています。来シーズンは新たなデザインのユニフォームの販売が予定されています。堀米選手のネームが入った新ユニを久しぶりに購入したいと思います!


※堀米選手過去記事
堀米選手熊本へ(2013年4月30日記事)
堀米選手愛媛FCへ期限付き移籍(2014年1月10日記事)
週末旅行記2~静岡観光&堀米選手~(2014年10月2日記事)
愛媛から堀米選手復帰!井澤選手徳島へ移籍(2014年12月27日)
堀米選手が京都に完全移籍(2015年12月27日記事)
松本山雅の挑戦53~J1再昇格へ夏の戦い&京都戦観戦~(2016年10月13日)




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契約更新選手発表④

2016-12-25 | Weblog
ヴァンフォーレと来シーズンの契約を結ぶ契約更新選手が発表されました。今回紹介するのは23日と24日に発表された3選手分。


◇河本明人選手◇


河本選手は滋賀県出身の現在26歳。千葉県の流通経済大学柏高校で選手権全国制覇を達成し、流通経済大学へ進学。大学時代にはユニバーシアード中国大会に臨む日本代表に選出され、得点王に輝き優勝に貢献します。2013年にヴァンフォーレでは異例となる3年契約を結び入団。開幕戦に途中出場しアシストを記録するデビューを飾ります。デビューからしばらくはレギュラーの座は掴めませんでしたが、夏場のC大阪戦でチームの8連敗をストップさせるプロ初ゴールを決めるなどその後は先発に定着。24試合に出場し1得点を記録しました。ヴァンフォーレで順調にキャリアを積み上げていくと思われたのですが、翌年の2014年は出場数を減らし16試合に出場。契約3年目となる2015年はJ2の栃木SCに期限付き移籍を果たします。今まで出場機会を思うようには掴めなかった鬱憤をJ2で解放し、26試合に出場し6得点を挙げます。そこでの活躍が評価され、契約を新たに結び直してヴァンフォーレに復帰。河本選手にとって勝負の年でしたが、ケガを負った影響も重なり17試合に出場し無得点と今年は不甲斐ないシーズンとなってしまいました。

来シーズンの契約を更新したことで、河本選手はヴァンフォーレで4年目のシーズンとなります。積極的に仕掛けていきチャンスを作り出すなど頑張ってはいますが、ヴァンフォーレでの得点はリーグ戦でC大阪戦での1ゴールのみと少々寂しいものがあります(カップ戦では決めています)。来シーズンは攻撃サッカーを信条としている吉田監督が指揮するので、強い積極性を発揮できる河本選手は自身の特長をアピールしやすいと思います。今シーズン以上の出場数を目指し、リーグ戦で得点を取る河本選手の姿が見たいですね。


◇津田琢磨選手◇


津田選手は1980年生まれの現在36歳。帝京大学から2003年にヴァンフォーレに加入すると、2004年や2005年に出場機会を掴みチームのJ1昇格に大きく貢献します。しかしJ1ではなかなか出番に恵まれず、5試合&6試合の出場に留まります。2008年にはJ2の愛媛FCに移籍。愛媛では13試合に出場するものの、7月にヴァンフォーレに復帰。それから主にチームの選手層を厚くするようなバックアップメンバーとして、チームを影から支えていきます。津田選手の状況が変化したのは城福監督が就任した2012年から。日頃の真面目な練習態度を評価した監督は彼に出場機会を与え、盛田選手と組むセンターバックは鉄壁のコンビネーションをみせてヴァンフォーレをJ2優勝&24戦無敗というリーグ記録も達成する主力メンバーとして活躍します。J1に再び上がったチームの中で津田選手は左腕を骨折したり、さらに左足の靭帯を損傷したりと負傷に苦しみ出場数を増やせませんでしたが、佐久間監督体制ではレギュラーとして堅守のヴァンフォーレの構成に関わっています。

来シーズンの契約を結んだことで津田選手はヴァンフォーレで15年目のシーズンを迎えます。チームは新体制となり、また新たなポジション争いの競争が始まります。ベテラン選手らしく安定した力を発揮でき、しかも練習に取り組む姿勢など他のチームメートにも大きな影響を与えることのできる津田選手の存在感はまだまだチームには必要です。来シーズンも頑張ってほしいですね。



◇橋爪勇樹選手◇


橋爪選手は長野県出身の現在26歳。山梨学院大学で2011年に東京都大学サッカーリーグ1部で得点王に輝く活躍を残し、2013年にヴァンフォーレに加入。大学ではFWで試合出場していたものの、入団直後にFWからサイドバック(ウイングバック)に転向します。2013年と2014年で計5試合となかなか出場機会を得られませんでしたが、2015年から徐々に指揮官の信頼を掴んでいき、17試合出場&2016年はキャリア最多の25試合に出場することができました。

橋爪選手は右足の技術が高く、正確なクロスボールやフィードなどを行うことができます。またセットプレーでのキッカーとしても存在感が増しており、次々と味方選手にチャンスを供給できます。運動量豊富で持ち前の攻撃性を活かせることから、サイドでチームの攻撃の起点になることが多いですね。最近ではウイングバックの他にもCBやシャドーのポジションも経験しているので、橋爪選手の可能性は益々広がっていくばかりです。来シーズンに向けてチームの体制が変わるので、まずは吉田監督に気に入られるようにサイドバック(ウイングバック)ではポジション争いのライバルたちには負けないように努力することが求められます。そして状況に応じて守備のポジションでも攻撃のポジションでも務められるように準備してたいですね。‘甲府愛’が強い選手なので、サポーターに喜びを与えらながら支えてもらいながらこれまで以上に頑張ってほしいですね。




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ウイルソン選手ゴール動画紹介

2016-12-23 | Weblog
ベガルタ仙台から来シーズンヴァンフォーレに移籍するウイルソン選手。彼の経歴やプレースタイルなどの特長は『ウイルソン選手加入』の記事でお伝えしたので、今回は実際にどのようなゴールを決めているのか、ウイルソン選手のゴール動画をいくつか紹介したいと思います。



【ゴール動画】ベガルタ仙台 ウイルソン選手が左サイドから持ち込み、左足のシュートで2試合連続のゴール!


2016年J1リーグ2ndステージ第5節湘南ベルマーレ戦。左サイドをフリーで抜け出したウイルソン選手は、ゴールに向かってドリブルを開始。対峙する相手DFとドリブルで間合いを詰めながら、サイドの角度のない位置から左足を振り抜きシュート。そのシュートはニアにいたGKの手とゴール上部の僅かなスペースを鋭く突いてゴールに突き刺さります。このゴールは自身のドリブルに対する自信とこの位置からシュートしても入るという技術の確証がなければ入らなかった素晴らしい得点だったと思いますね。


【ゴール動画】ベガルタ仙台 ウイルソン選手がドリブルからの強烈ミドルで先制ゴール!


2016年J1リーグ2ndステージ第4節アルビレックス新潟戦。ウイルソン選手は左サイドでボールを持つとドリブルをスタート。サイドを駆け上がるハモン・ロペス選手を囮に使いながら中央に切り込んでいきます。そして相手DFがプレッシャーをかけに近づいてきたところで突如右足を振り抜きます。少し遠い距離でしたが、グラウンダーで地を這うような弾道のシュートは手を伸ばすGKの脇を抜けてゴールに吸い込まれていきます。個人的に考えるこのゴールの凄いところは、相手DFが前にいてもその間合いをとりながら仕掛けていけることだと思います。そして振り幅の少ないシュートモーション。相手マークが反応する前にシュートを放ち、しかもそのシュートは強烈。ウイルソン選手の魅力が詰まったゴールだと思いますね。


【ゴール動画】ベガルタ仙台 ウイルソン選手がDFを振り切って追加点を獲得!


2016年J1リーグ2ndステージ第8節柏レイソル戦。エリア内でパスをもらうと、攻撃姿勢を全面に表し仕掛けを開始します。相手DFを一瞬のスピードで振り切り、左足でGKの反応しにくいニアサイドのゴール上部に強烈なシュートを突き刺します。パスをもらってからエリア内でシュートが放てるようなスペースを瞬時に見つけ出しそこに入っていくスピードとドリブル技術、左足でシュートを打つために右手を使ってさりげなくマークをブロックしているところなどは思わず唸るウイルソン選手の通好みのプレーですね。コンディションさえ万全に整えば、個の力で状況を打開できるような素晴らしい能力をウイルソン選手は備えていますね。


(ウイルソン)Jクロニクルベスト:2012ベストゴール


最後にとんでもないスーパーゴールを紹介します。2012年のJクロニクルベストに選ばれたゴールシーン。後方からのロングフィードをエリア内で胸トラップ。シュートを打ちやすい位置にボールを落とすと、素早く左足を振り抜きボレーシュートをゴール右隅に流し込みます。相手DFが近くに多数いてもお構いなくプレーできる冷静さ、難しい長いロングパスをピタリと止めて次の動作に繋げるトラップ技術、そして体を捻りながら反対サイドに素早くボレーシュートを打てる決定力。このようなプレーが容易にできるのであれば勝つことがとても簡単になってしまいますね。そのように思えるウイルソン選手の得点でした。


…ウイルソン選手の魅力が存分に出ている動画を4本紹介しました。これを見るとウイルソン選手は左サイドから中央に切れ込んでいくプレーが好きそうですね。そして右足&左足問わず強烈なシュートが打てる感じです。また一瞬の勝負で相手DFを振り切るスピードも持っていそう。こんな素晴らしい才能を持った選手がヴァンフォーレに来てくれることはとても嬉しいです。コンディションを万全にしてもらい、ヴァンフォーレの勝利に貢献してほしいと思います。




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エデル リマ選手獲得!

2016-12-22 | Weblog
ヴァンフォーレに新たな外国籍選手が加わります。ブラジルのアメリカ・ミネイロからDFエデル リマ選手の獲得が決まりました。


エデルリマ選手は1986年生まれの現在30歳。2010年にブラジルのノロエスチでプロのキャリアをスタートさせると、名門サントスFCなどを経て2013年に中国リーグに渡ります。2015年まで天津など2クラブを移動し、母国に帰国。ブラガンチーノやアメリカ・ミネイロに所属していましたが、クラブのリーグ2部降格に伴い次の移籍先を探していたところ、ヴァンフォーレが彼に声をかけて今回の移籍が実現しました。

エデルリマ選手は187cm・76kgでポジションはDF。彼の特長はやはり187cmの長身を活かした競り合いの強さで、制空権を掌握することでゴール前に立ちはだかる壁となります。また高さの他にスピードも兼ね揃えていて、鋭い出足でのインターセプトやそのまま前方のスペースに切り込んでの攻撃参加など、守備にも攻撃にもその速さを活かせるのが特長のようですね。センターバックが主なポジションになりますが、その速さと攻撃性を活かしてサイドバックもこなすことができます。チーム事情に合わせて3バックの一員やサイドバックのチョイスができることは、チームにとってその起用法の選択肢も広がりそうですね。

ヴァンフォーレではCBの選手たちの高齢化が進んでいます。豊富な経験を活かした熟練のプレーはできますが、瞬時の反応や体の当たりなど身体能力を求められる場面ではどうしても不安感が拭えません。その不安感を取り除けるようなエデルリマ選手の期待感は、ヴァンフォーレに良い影響を与えてくれそうですね。


Eder Lima - Zagueiro - Bragantino


ブラジルや中国時代のエデルリマ選手のプレー動画。高さや速さを活かしてディフェンスをしていることが分かりますね。あとダイナミックな攻撃参加も見ることができますが、攻撃に躍動感を与える一方でボールを早い段階で奪われたときに攻め上がった裏のスペースを突かれる恐れがありそうです。もしそのような状況になりそうなときは、山本選手や津田選手などカバーリングが巧い選手が彼をフォローしてほしいですね。うまくバランスをとってヴァンフォーレのディフェンス力と積極的な姿勢を高めてほしいと思います。

エデルリマ選手ヴァンフォーレでのプレーを選んでくれてありがとうございます。チームの勝利のために一緒に頑張っていきましょう!




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契約更新選手発表③+若杉選手復帰

2016-12-21 | Weblog
ヴァンフォーレと来シーズンの契約を結ぶ契約更新選手が発表されました。今回は19日に発表された分と飛ばしていた(笑)保坂選手を紹介したいと思います。


◇畑尾大翔選手◇
畑尾選手は1990年生まれの現在26歳。FC東京の下部組織を経て早稲田大学に進学するとすぐに頭角を表し主将に任命されるなど、ディフェンスリーダーとして抜群の存在感を示すようになります。しかし畑尾選手のサッカー人生はうまくいきません。肺の病気にかかりそれが悪化し、思うようにプレーできない日々が続きます。卒業を一年延長し懸命なリハビリに専念します。大学卒業の3月にヴァンフォーレの練習に参加。すぐに入団とはなりませんでしたが、その直向きな姿勢が認められて2014年7月に晴れてヴァンフォーレ入団が決定します。

畑尾選手は183cmの長身と素早く動ける身体能力を活かして高さや速さに対応できるセンターバック。試合状況を冷静に分析&判断できるので、守備の統率などリーダーとしての役割を忠実にこなすこともできます。的確な指示を送れるということで山本選手の後継者となりうる存在と言われ、実際に山本選手が不在のときには3バックの中央に入り守備陣を統率しました。しかしプレーの次の判断が遅れがちで、高さや速さ&後方からのフィードなど自身の武器を最大限活かしているとは言えず、自らの殻を打ち破れない印象ですね。2014年シーズンは5試合、2015年と今シーズン(2016年)はともに15試合に出場しましたが、満足できる成績ではないはずです。来シーズンは今シーズンの出場数の15試合以上に出場を目標にして、ヴァンフォーレの堅守を自身のプレーで貢献するような存在になってほしいと思います。


◇岡西宏祐選手◇


岡西選手は1990年生まれの現在26歳。山梨学院大附属高校出身で中央大学を経て2013年にヴァンフォーレに加入。主に荻選手や河田選手が形成するGKのポジション争いで後手を踏み、出場どころかベンチにも入れない日々が続きます。2015年までナビスコカップでの1試合のみと裏方として経験を積む機会が多かったのですが、今シーズンは佐久間監督のもと第2GKの座を獲得。ベンチに入り、守護神の河田選手の不測の事態に備えて常に準備を欠かさず行ってきました。すると河田選手が欠場した2ndステージ第14節の横浜F・マリノス戦で念願のリーグ戦デビューを飾ります。結果は4失点するなどほろ苦いものとなりましたが、貴重な経験を得ることができたと思います。

来シーズンは同じく契約更新した河田選手と岡選手と守護神の座を争うことになります。当面は河田選手が正GK候補筆頭だと思うので、第2GKとしていつでもピッチに立てるようにベンチ入りをかけて岡選手とのバトルに勝利することが求められます。高いレベルのポジション争いをしてもらって河田選手が少しでも気を抜いたらポジションを奪われる、そんなギラギラしたオーラを来シーズン出し続けてほしいですね。


◇保坂一成選手◇


保坂選手は東京都出身の現在33歳。東京学芸大学から2005年にヴァンフォーレに入団すると、開幕戦で途中出場を果たしJリーグデビューを飾ります。チームがJ1に昇格した2006年から少しずつですが出場機会が増えていき、試合の流れを一変させるような貴重なゴールを奪うなど印象的な得点を挙げ存在感を示します。しかしその後なかなかレギュラーには定着できず、2009年には岡山に移籍。1シーズンでヴァンフォーレに戻ってきますが、それからも状況はあまり変わりませんでした。状況に変化がみられたのは城福監督が就任した2012年辺りから。チーム戦術が組織的な守備サッカーに移行していくと、攻守のバランスを保ちながら堅実にプレーできる保坂選手の価値観が高まっていきます。ときにはベンチでピッチに立つチームメートを鼓舞しながら、出場するとチームに安定感をもたらすプレーでチームに貢献。ムードメーカーとなる明るい性格も重なって、今ではヴァンフォーレに無くてはならない存在となりましたね。ここ一番の場面でシーズン中に一回貴重なゴールを挙げる‘保坂の年イチゴール’も継続中。本人も来シーズンは‘年二’にしたいというように、今後の活躍に飢えています。来シーズンもピッチ内外で保坂選手の力がチームに良い影響を与えてくれることを期待したいですね。


◇若杉好輝選手◇
若杉選手は山梨県山梨市出身の現在21歳。2013年までヴァンフォーレU-18に所属し、2014年にトップチームに昇格。J1で戦うトップチームの高いレベルの練習に加わって刺激を受け、自身のサッカー選手として生きていく意識を高めます。2014年シーズンは天皇杯2回戦の福島戦でベンチ入りを果たしたものの、結局公式戦出場はなし。2015年にナビスコカップで公式戦デビューを果たすものの、試合経験を積むために2015年6月から育成型の期限付き移籍で北信越1部リーグのサウルコス福井に移籍します。2015年は6試合に出場。期限付き契約を延長した2016年はリーグ戦14試合中9試合に出場し、4得点3アシストと目に見える結果も残すことに成功しました。

若杉選手は左足の技術が高いMFで、積極的にドリブルで仕掛けていくことが多い攻撃的な選手。ヴァンフォーレへ復帰が決まった来シーズンは、主にジョーカー的な役割でチームに若い力で勢いを与えられるような存在になると思います。まずはベンチ入りメンバーに入れるように日々の練習から吉田新監督にアピールし、カップ戦や連戦が続く夏場など途中出場の機会が巡ってきたときには、自身の特長を大いに発揮してチャンスを掴んでほしいですね。そして将来的にヴァンフォーレを代表するような選手に成長してほしいと思います。‘ジョニー’若杉選手の今後の活躍を期待しています!




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契約更新選手発表②

2016-12-19 | Weblog
ヴァンフォーレは来シーズンに臨むチームの契約更新選手を発表しました。13日・15日・16日・17日と連続してクラブから発表がありましたが、今回まとめて紹介します。


◇松橋優選手◇


松橋選手は1985年生まれの現在31歳。早稲田大学から大分トリニータを経てヴァンフォーレには2009年に加入。加入当初はFWのポジションを務めていましたが、2012年に走力と献身的な姿勢を城福監督に評価されてサイドバックに転向。以降FWでは出場機会に伸び悩んでいましたが、ポジション変更後はコンスタントに試合に出場できる機会を得られるようになります。転向直後は守備面で軽率なプレーを行うことが多く、カードをもらうことや退場になるなどしばしばありました。しかし試合出場経験を積み重ねていくごとに攻撃面や守備面でも安定した活躍を残すことが増えていき、次第にチームに無くてはならない欠かせない存在に成長します。チームが採用する3-4-2-1のフォーメーションのウイングバックの地位を不動のものにして、今シーズンは過去最多の29試合に出場。1stステージ第12節のホーム名古屋戦では体ごとボールを押し込むようなゴールで2011年以来の得点も記録。松橋選手は充実したシーズンを送ることができたと思いますね。

来シーズンは9シーズン目のヴァンフォーレでの舞台になります。チームは新しく吉田監督を迎えてポジション争いもまたイチからのスタートに。松橋選手には守備面を堅実にプレーすることはもちろんですが、自身の根底にある攻撃性をこれから存分に発揮して他のポジション争いのライバルに違いを示してほしいですね。


◇岡大生選手◇


岡選手は愛知県出身の現在28歳。清水商業高校から駒沢大学を経て、2011年にヴァンフォーレに加入。加入して2シーズンは出場機会がなかったものの、2013年シーズンは終盤の第33節名古屋戦でJリーグデビューを飾ります。翌年の2014年はシーズン前半戦を中心に11試合に出場を果たし、その経験を活かすべく2015年シーズンはJ2の千葉へ期限付き移籍を決断します。しかしポジション争いで後手を踏み、ベンチにも入れない日々を送ります。そして今シーズンヴァンフォーレに復帰。河田選手や岡西選手の壁をなかなか越えられずリーグ戦のメンバーにはほとんど入れませんでしたが、ナビスコカップで1試合出場でき面目を保ちました。

今回契約更新が発表され、岡選手はヴァンフォーレで5年目のシーズンを迎えます。河田選手の契約更新も発表されているので、来シーズンも正GKに向けて厳しいポジション争いが待っています。岡選手にはまずは第2GKの座を獲得してもらって常時ベンチに入ることを目指し、リーグ戦での出場機会を虎視眈々と狙ってほしいですね。来シーズンは準備を怠らずチャンスを見逃さないようなシーズンにしてほしいと思います。


◇森晃太選手◇


森選手は1997年生まれの現在19歳。幼少期から18歳まで名古屋のユースで過ごすものの残念ながらトップチーム昇格は果たせず、次の活躍先を探していたところヴァンフォーレに声をかけられて今シーズンからチームに加入しました。森選手はシーズン開幕前のキャンプで活きの良いプレーを連発し評価が急浮上。見事開幕メンバー入りを果たします。Jリーグデビューは第2節のG大阪戦。途中出場で試合の流れを変えるべく積極的に仕掛ける強気の姿勢を披露し、チームに勢いを与えました。それからしばらく途中出場で流れを変える役割を担ってきましたが、ゴールという結果に見離されていると次第に最後までベンチを暖める試合が多くなり、ドゥドゥ選手や田中選手が存在感を強めるとシーズン終盤はほとんど出場時間が得られませんでした。1年目の今シーズンは14試合に出場できたものの、無得点1アシストのみと結果には結びつかないもどかしいシーズンになってしまいましたね。

来シーズンは2年目となり、周囲との連携がよりスムーズにこなせることができると思います。チームプレーができてくる一方で、森選手の最大の特長である強気に仕掛けていくプレーの選択肢が減ってしまう恐れがあります。個人的にはチームという枠に丸く収まるのではなく、森選手自身の個性を強く発揮できるようにボールを持ったらパスではなくてまずは前を向きドリブルで仕掛けていくことを心がけてほしいですね。試合の感覚に慣れてくることでプレーの視野が広がると思うので、局面でシュートの判断が正しいのか、それともパスでアシストすることが正しいのか、その判断力をこれから磨いてほしいと思います。


◇熊谷駿選手◇


熊谷選手は1996年生まれの現在20歳。城福監督のお兄さんが監督を務める仙台育英高校で存在感を高め、卒業した2015年にヴァンフォーレに加入。190cm・86kgという恵まれた体格を活かした競り合いの強さは大きな武器で、そのポテンシャルは計り知れないものがあります。しかしやはり経験が乏しくまだまだ荒削り感は否めないので2015シーズンは出場機会なし。2016年もDFとしては出場はありませんでしたが、FWに数多く負傷者を抱えるチームの中で1トップとして出場機会を掴みます。アウェーで行われた1stステージ第11節の横浜戦でJ初出場を飾ると、その試合で初ゴールも記録します。ダヴィ選手やドゥドゥ選手の獲得&負傷者が戦線に戻ってくるとその役割を終えて出番はほとんどなくなりますが、今シーズンは6試合に出場することができました。

来シーズンに向けてはこのままFWとしてポジション争いに勝負していくのか、それともDFとして厳しい争いをしていくのか分かりませんが、個人的にはCBとして熊谷選手本来のポジションでポジション争いを挑んでほしいですね。今シーズン自らFWを経験したことでまた別の視点から守備をすることができると思うので、その恵まれた体格を活かしてヴァンフォーレで守備の職人としての第一歩を歩んでほしいですね。理想は来シーズンセットプレーの中から頭で1点決めてほしい !


◇山本英臣選手◇


山本選手は1980年生まれの現在36歳。1999年にジェフ市原(現千葉)でプロのキャリアをスタートさせると、2003年にヴァンフォーレへ移籍。J2で全く勝てなかった当時のチームでクラブ繁栄のために自身のプレーで支えていきます。入団当初はサイドバックが主なポジションでしたが、チームがJ1など高いレベルの舞台を経験していくにつれて自身のプレースタイルも柔軟に変化。アンカーのポジションや今でも抜群の存在感を示しているセンターバックも経験し、J1リーグでも代表するような守備の選手に成長しました。

在籍14シーズン目となった今シーズンは、負傷した影響もあり24試合の出場に留まりましたが、山本選手がピッチにいる試合といない試合ではチームの守備の安定感が明らかに違うほどの統率力をみせました。36歳という立派なベテラン選手になりましたが、ヴァンフォーレには山本選手の力はまだまだ必要です。来シーズンはヴァンフォーレで15シーズン目を迎えます。これからもずっとチームのキャプテンで居続けてほしいですね。



◇ドゥドゥ選手◇


ドゥドゥ選手は1990年生まれの現在27歳。ブラジルのクラブを渡り歩き、2014年に期限付きでJ1柏レイソルに移籍します。シーズン後半戦だけの在籍だったにも関わらず、14試合で5得点の記録を残しました。シーズン終了後ブラジルに戻り1シーズン半プレーした後、今シーズン途中の7月5日にヴァンフォーレに移籍。移籍加入初戦となった2ndステージ第4節鹿島戦でヴァンフォーレデビューを果たすと、その試合でベストゴールと呼べるようなスーパーゴールを叩き込みます。この衝撃的なゴールで一気にサポーターとチームメートの心を掴んだドゥドゥ選手はエースの座をモノにして躍動します。シーズン終盤戦のアウェー福岡戦では終了目前の時間帯に逆転ゴールを決めてチームの勝利に貢献。結果的にはヴァンフォーレをJ1残留に導く活躍となりましたね。

センセーショナルな活躍からJの各クラブからの引き抜きが懸念されていたドゥドゥ選手。しかしそれを抑えてヴァンフォーレ残留を決めてくれたドゥドゥ選手にまずはありがとうと言いたいですね。来シーズンは間違いなく彼を中心としたチーム作りがなされていくと思いますが、チームはドゥドゥ選手が伸び伸びとプレーしやすい環境を作ることがまずは大切になると思います。ドゥドゥ選手もシーズン途中からでは味わえない開幕前のキャンプで集中してチームの戦術習得に取り組む期間があったり、そこでチームメートとより親密になれるチャンスもあります。お互いの特長なども今まで以上に分かると思うので、さらにレベルアップしたドゥドゥ選手の姿が開幕からみられそうですね。ドゥドゥ選手の活躍によってヴァンフォーレを上位に導いてほしいですね。


◇石原克哉選手◇


石原選手は1978年生まれの現在38歳。地元韮崎高校から順天堂大学に進み、2001年にヴァンフォーレに入団。当時のヴァンフォーレはJ2で最下位を経験するなど低迷していた時期で、そこから這い上がるため石原選手は毎シーズン30試合以上に出場し、自身の活躍によってチームを盛り上げていました。FWからDFまで様々なポジションをこなせるのも特長で、勝利を諦めない心や懸命にボールを追いかける姿など気持ちで負けないようなプレーを常にみせています。2006年に初めてJ1に挑戦する際は4-3-3システムのウイングの位置、J1再挑戦となった2011年にはサイドバックとして、そして現在は中盤の汗かき役としてチームの組織の一員として欠かせない存在になっています。やはり大ベテランと呼ばれる年となり、近年では出場機会もだいぶ少なくなってきています。今シーズンは在籍16シーズンで初めて出場数が一桁を切るなど、コンディション調整やチームから求められる仕事をこなすことも正直難しくなっているのが現状だと思います。しかしそれを打ち消すようなヴァンフォーレでの豊富な経験はクラブにとって大きな財産とも言えそうで、その存在感は所属選手たちにも多大な影響力があると思います。

‘ミスター・ヴァンフォーレ’は来シーズンで在籍17シーズン目を迎えます。あと8試合でJ1通算150試合出場&あと33試合でJリーグ通算500試合出場が達成されます。そこに到達し、そこからさらなる記録を目指していくために石原選手には今まで以上に頑張ってもらわなければいけません。貴重な山梨県出身のプロサッカー選手として、地元を盛り上げていく存在として石原選手にはそのシンボルとなってほしいと思います。



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ダヴィ&ビリーセレスキー&マルキーニョス・パラナ選手契約満了

2016-12-17 | Weblog
チームに次々と新しい情報が入ってきていますが、マイペースで順々にお伝えしていこうと思います。

ヴァンフォーレに所属しているダヴィ選手&ビリーセレスキー選手&マルキーニョス・パラナ選手の契約満了が発表されました。


ダヴィ選手


まずはダヴィ選手から。ダヴィ選手は1984年生まれの現在32歳。札幌や名古屋などで活躍し、中東のクラブを経て2012年に一度ヴァンフォーレへ入団。当時J2にいたチームで32得点を挙げて得点王に輝き、ヴァンフォーレをJ1昇格に導きました。2013年からは鹿島でプレー。3シーズン在籍していたものの、度重なるケガや鹿島の組織的サッカーへの適応に苦しみ、思うような成果を挙げられませんでした。2015年シーズン終了後契約満了となり、今年はブラジルで無所属の状態が続いていました。

クリスティアーノ選手が抜けて攻撃力ダウンが露呈されていた夏にヴァンフォーレは彼に目をつけます(8月3日入団)。当初はオーバーウエイト気味で明らかにコンディションが万全ではない状態で合流し、90分どころか半分の時間ももたない体力でチームを悩ませますが、シーズンが進むごとに体重が絞られていき、徐々にですが出場時間が長くなりプレーにもキレが戻ってきました。出場してもなかなか決定機に絡めない日々が続いていましたが、終盤の福岡戦で起死回生の同点弾を叩き込み、ヴァンフォーレのJ1残留に最後で貢献しました。

カウンターからゴール前でフリーになったダヴィ(甲府)が冷静に流し込み、同点に追いつく! 【ゴール:明治安田J1 2nd 第15節 福岡vs甲府】


結局今シーズンは10試合に出場し1得点という成績に。貴重なゴールはありましたが、やはりサポーターには2012年のゴール量産の記憶があったので、この成績では正直物足りなかったというのが率直な感想だと思います。今回来シーズンの契約を結ばないことになりましたが、苦しい状況のチームに加入してヴァンフォーレの力になってくれただけでありがたいと思いたいですね。次の活躍先はまだ決まってないようですが、ダヴィ選手の今後の活躍を願っています。


ビリーセレスキー選手


ビリーセレスキー選手はシーズン開幕前の1次キャンプで練習に参加し、2月3日にヴァンフォーレに正式加入となりました。元オーストラリア代表の31歳MFビリーセレスキー選手は、チームに守備的な選手が多いボランチの中でパスによる展開力が魅力の存在として一際輝いていました。シーズン前半戦を中心に13試合に出場。特に彼の才能が光ったシーンとして、ホームで行われた1stステージ第15節の福岡戦でのゴールが代表的だと思います。

【ゴール動画】ヴァンフォーレ甲府 ビリー セレスキー選手がリズムに乗ったワンツーから先制ゴール!


中央から仕掛けたビリーセレスキー選手は次々とワンツーパスを繰り返し、スルスルとエリア内に侵入。最後は冷静にゴール右隅にシュートを流し込みました。このゴールはビリーセレスキー選手の攻撃的センスが集約されているようなシーンでしたね。シーズン後半戦は一転して出場機会が恵まれないようになり、ベンチメンバーからも外れる日々が続きます。結局そのままシーズンが過ぎていき、活躍を残せないまま契約満了になってしまいました。チームの輪を乱すことを口にしたのか、それとも起用方針を巡って不満があったのか分かりませんが、突如として起用メンバーから外れたことは驚きでしたね。ビリーセレスキー選手はプレーを見ても分かるように、まだまだ十分その才能を披露することができると思います。オーストラリア出身ということで、貴重なアジア枠として他のJクラブでのプレーも考えられます。もちろんレギュラーポジションを掴み取り活躍することができると思うので、また日本でビリーセレスキー選手のプレーする姿が見たいですね。これからの活躍に期待しています。


マルキーニョス・パラナ選手


1977年生まれの現在39歳大ベテランMFマルキーニョス・パラナ選手。2013年に初めてヴァンフォーレにやってきて、攻守を繋ぐリンクマンとしての役割とチームのマイボールにするためのパスの収めどころとして貴重な働きを残しました。決して派手ではありませんが、いぶし銀で堅実な活躍をみせる彼のプレースタイルは守備的に進めるヴァンフォーレに無くてはならない存在になっていましたね。2014年シーズンは途中からチームに加わり、今シーズンも7月20日にチームに加入。ヴァンフォーレに低迷感が見られるようになったらパラナ選手がその混乱を収めるためにチームに加入する、まさに助っ人としての役割が数シーズン続きました。今シーズンも12試合に出場し、チームに落ち着きをもたらしJ1残留に導いてからシーズン終了後に契約満了に。3年連続でシーズン途中加入&契約満了となる珍しい光景がみられました。

ヴァンフォーレは来シーズンパラナ選手を重宝していた佐久間監督から吉田新監督に指揮官がバトンタッチされ、新たなチーム作りが進められていきます。ヴァンフォーレ独特のチームスタイルにハマっていたパラナ選手の存在感を今後みせることがなくなりそうなので少しさみしいですね。しかし我々サポーターの心の中にはチームが低迷してきたらパラナ選手の顔を思い出すことは確実で、それくらいパラナ選手には救われてきました。このまま例年通り無所属の状態が続くのかそれとも他のクラブに加入するのか分かりませんが、ヴァンフォーレが困ったときにはヴァンフォーレ優先でまた力を貸してください。お願いします!




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ウイルソン選手加入!

2016-12-15 | Weblog
来シーズンを戦うチームに頼もしい新戦力が加入します。ヴァンフォーレはJ1ベガルタ仙台からブラジル人FWウイルソン選手の加入内定を発表しました。


ウイルソン選手は1985年生まれの現在31歳。国籍はブラジル。2003年にブラジルのコリンチャンスでプロのキャリアをスタートさせるとそこで頭角を表し、2008年にはイタリアのジェノアへ移籍。海外リーグを1シーズン経験しブラジルに帰国。スポルチ・レシフェで3シーズンプレーした後に中国リーグに移籍します(2011年)。日本には2012年に来日しベガルタ仙台に加入。加入するとすぐに主力選手としてチームを牽引し、このシーズンは32試合に出場して13ゴールを記録。見事Jリーグベストイレブンにも輝きました。翌年もその持ち前のスピードと1対1の勝負強さを存分に活かして前年に続く13点を記録。仙台の躍進に大いに貢献します。しかし2014年シーズンはチーム体制の変化と自身のケガにも悩まされ4得点と伸び悩むと、2015年はシーズン序盤戦に挙げた4得点のみとコンディション調整に苦しみ、そのポテンシャルを発揮できませんでした。在籍5シーズン目となった今シーズンは23試合に出場し6得点と盛り返すものの、シーズン終了後の退団が決定。仙台での通算成績は128試合出場40得点(J1)。来シーズンに向けて新しい活躍先を模索していたところにヴァンフォーレの新指揮官に就任した吉田監督が直接ブラジルに赴いて彼と話し合いを行い説得。見事交渉が合意に達しました。

ウイルソン選手は181cm・75kg。日本に来る際は高さ&スピード&強さのFWに求められる能力の3拍子が揃う万能型のストライカーという評判でした。もちろん仙台時代にはヘディングシュートでのゴールもありましたが、実際には高さよりもスピードを活かして相手DFとの駆け引きに勝利して得るゴールが多いなという印象ですね。あと奪われないボールキープや相手とボディコンタクトをとる際の体の使い方など、長年プレーしてきて常に自分が優位になれるような方法を知っている選手だと思います。1トップでも対応できるという前評判ですが、単純に屈強な体格を活かす大型CFタイプではないので相手マークが集中しフォローも少ないヴァンフォーレの1トップでは少々彼への負担が大きくなるかもしれませんね。理想的なのは周りにチャンスメークやフィニッシュまでもっていける選手(ドゥドゥ選手)が常にいる状態で、彼の懐深いボールキープを活かしていきたいですね。そして機を見計らって素早くゴール前を抜け出して正確なシュートへと持ち込みたいですね。あと守備意識が高く前線でのチェイシングもサボらず行う印象なので、献身的な姿勢で組織的に進めたいチームを助けてくれそうですね。

ウイルソン選手のヴァンフォーレでの課題は‘コンディションを万全に整えること’だと思います。ここ数シーズンはケガやコンディション調整に苦しみ、ろくに試合出場できない状態が続いています。とは言っても能力的には確かなものを持っているので、仙台もそれを信じてシーズンごとに契約更新を続けてきた経緯があります。しかし近年はその期待を裏切られてきてチームの成績にも反映されていないのを考慮して、今回契約満了という結果が我慢の限界に達したという結論になったと思います。ウイルソン選手はヴァンフォーレの加入内定コメントで「来シーズン良い結果を残せるように既にコンディションを整えています」と載せていますが、我々サポーターはその言葉を信じるしかないですね。ヴァンフォーレのフロントも数値だけで獲得を決めた訳ではなく、もちろんシーズン通してベストコンディションで活躍できることを判断して使っていけると見込んでいると思うので、そこを信じたいですね。

ウイルソン選手は人柄も良く、仙台サポーターから愛された存在でした。ヴァンフォーレでも試合出場やゴールという結果を残してチームの勝利に貢献し、またピッチ内外でその性格の良さを存分に披露してチームから愛される存在になってほしいと思います。‘仙台のウイルソンから甲府のウイルソン’へ、今度は甲府のレジェンドになってもらいたいですね。仙台での経験をヴァンフォーレでも還元してくれることを望みます。ウイルソン選手のヴァンフォーレでの活躍を大いに期待しています!



新加入選手恒例の選手名鑑チェックを行いたいと思います。ウイルソン選手は2012年から5シーズン仙台に在籍していたので、5枚の写真があります。27歳から31歳のウイルソン選手の変化に注目してください。


2012年


2013年


2014年


2015年


2016年





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