ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

試合結果【鹿島アントラーズ戦】

2016-05-30 | Weblog
本日15時よりアウェーで行われたJ1リーグ1stステージ第13節鹿島アントラーズ戦ですが、試合結果は0対4でヴァンフォーレは敗れてしまいました。


前半を1点のビハインドで折り返したヴァンフォーレ。予想外だった前半終了間際の先制弾で浮き足立ったのか、後半落ち着いて入ろうとするヴァンフォーレのソワソワしたところを鹿島に狙われていたような気がします。後半2分の失点はディフェンスに入った土屋選手が大きくクリアできなかったこぼれ球を土居選手に拾われて失点。この失点で精神的にガクッと来たヴァンフォーレ。後半6分の柴崎選手の得点は自陣深くでのビリーセレスキー選手のパスミスを相手にカットされたもの。そして後半28分は田中選手がヘディングでGKに戻そうとしたバックパスが中途半端になり、そのボールを鹿島の選手に繋がれて決められたもの。もちろん鹿島の攻撃の質は素晴らしいものがありましたが、堅固なディフェンス力を売りにしているヴァンフォーレにとって自陣でのミスが相次いだあまりにもお粗末な失点でした。やはりしばらくの間勝っていないときちんとディフェンスを行っているようで実はできていないという選手たちの自信が徐々に失われていることを感じられた試合でしたね。ここ数試合複数得点を相手に取られている状況が分かるような内容だったと思います。

相手にリードされて得点を奪わなければいけない状況になったヴァンフォーレ。この試合ではその得点意欲も少なかったと思います。前線で相手からボールを奪おうとクリスティアーノ選手がプレッシャーをかけにいきますが、その動きに周りの選手が連動していなかったことが多々みられました。なぜ負けているのにボールを奪いに行かないんだというクリスティアーノ選手の不満が表情に表れており、激しいジェスチャーでアピールをします。もちろんチームの生命線はディフェンス重視のスタイルなのでいつも行ける訳でもなくそれを忘れてはいけませんが、負けている状況でボールを奪おうと先陣を切ったクリスティアーノ選手の仕掛けに対応できる意欲的な選手がピッチに欲しかったですね。やはりチームで気持ちが一つになっていないとヴァンフォーレみたいな緻密に組織的に戦うチームには難しい試合になってしまいます。今回は守備でも攻撃でもほとんど良いところがみせられずに終わってしまった印象を受けました。

また個人的に気になったのはチュカ選手の‘動き’。チュカ選手は競り合えば相手に勝つフィジカルを備えていて、しかも一瞬で抜け出せるスピードも持っています。右足から放たれるシュートは振りのモーションが少なく、それでいて強烈。上質なポストプレーやラストパスなど能力は十分なものを持ち合わせていますが、それを発揮できるような状況下を作れないことが彼の課題。要はオフザボールの動きがあまり良くないので、味方選手と動きながら連動してプレーすることを苦手にしているような気がします。前線での守備もしつこく追わずにすぐに諦めてしまうなど淡白な一面もみせます。アフリカ人独特のムラッ気があると言えばそれまでですが、攻撃性能が高い分少々もったいないなと思ってしまいますね。この鹿島戦では存在感を全く示せなかったので、これからチュカ選手の能力を最大限活かしていく工夫や努力がチームとしてどうできるかが、チーム状態浮上の鍵となることは間違いなさそうですね。チュカ選手本人にとってはその一瞬一瞬だけではなく、90分間という時間の中でどれだけチームに貢献できるプレーができるか継続的な働きが求められていると思います。


【ハイライト】鹿島アントラーズ×ヴァンフォーレ甲府「2016 J1リーグ 1st 第14節」



この鹿島戦の大敗は、引き分けで辛うじて渡ってきた細い板の橋をバキッと壊してしまうような精神的なショックがあります。守備再建を謳い取り組んできた中でのこの守備崩壊は、ケガ人が多いからという理由をつけて逃げるのではなく深刻なものとして正面からその現実と向き合わなければいけないと思います。16位以下という降格圏内にもジリジリと近づいてきました。今ここで改めてチームの方向性というものを見直し、その方向性でチームの最大値が出せるように一体となって努力していかなければいけません。シーズンはあっという間に終わってしまいます。あとでこのときにちゃんとしておけば良かったという後悔を残すことがないように、今からしっかりと準備をしていきたいですね。これから代表戦開催のために1週間空きますが、再開される6月11日の福岡戦で全力が出せるようにまずはリフレッシュと休養をとってもらい、それから調子を上げていってほしいですね。




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前半終了【鹿島アントラーズ戦】

2016-05-29 | Weblog
現在アウェーで行われている鹿島アントラーズ戦ですが、前半が終了し0対1でヴァンフォーレが1点リードされています。

この試合、松橋選手が累積警告により出場停止。山本選手は序盤早々に負傷し畑尾選手と交代するなど、満身創痍の状態で試合は進んでいきます。前半は河本選手の右足で巻くような惜しいシュートを放ちますが、チャンスらしいチャンスはその1回のみだったように思います。大半の時間は鹿島がボールを保持して試合の主導権を握り、ヴァンフォーレは守備ブロックをしっかりと形成して守る展開が続きます。ヴァンフォーレは固い守備をベースに前半を無得点に終えたかったのですが、終了間際のアディショナルタイムに鹿島に一瞬の隙を突かれて土居選手に失点。残念ながら0対0で後半を迎えることができませんでした。

ヴァンフォーレは同点から逆転へと目指すために攻撃に比重を移していかなければいけません。守備を疎かにすることなく、うまくタイミングを見計らって決定的なチャンスを作り出してほしいですね。早い時間帯に同点、そして劇的な逆転弾を決めてほしいと思います。頑張れヴァンフォーレ!




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本日鹿島アントラーズ戦&見どころ紹介

2016-05-29 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2016明治安田生命J1リーグ1stステージ第14節アウェー茨城県鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムにて鹿島アントラーズ戦です(15時キックオフ)。

負傷者続出で我慢の時期を過ごしているヴァンフォーレ。リーグ戦では7試合白星がない厳しい状況となっていますが、引き分けに持ち込み勝ち点を少しでももぎ取っている事実もあります。降格圏内に顔を出すことなく再び浮上していくためには、そろそろ勝利という結果が欲しいところ。今回アウェーで2位のチームが相手と難しい環境の中での試合になりますが、結果を残し勝ち点を積み上げたいですね。


【鹿島アントラーズ】
8勝3分け2敗(勝ち点27) 2位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△○△○○
予想スタメン
    金崎 土居
カイオ      杉本
  小笠原  柴崎
山本  昌子  ブエノ  西
    曽ヶ端
※メンバーは実際と異なる可能性があります。


鹿島の基本フォーメーションは4-4-2。トゥーロン国際大会に参加しているGK櫛引選手とDF植田選手は欠場。MF遠藤選手やFWジネイ選手も負傷で欠場濃厚と鹿島はベストメンバーを組むことが難しい状況となっています。しかし数人が外れ、替わりに他の選手が入ってもチーム力がほとんど落ちないのがビッグクラブの力。日本代表の金崎選手を始め、昌子選手や柴崎選手など代表クラスの選手を多く揃えています。そのような状況の中でも常勝軍団らしいしたたかな戦いを仕掛けてくると思われます。

鹿島のキープレーヤーはカイオ選手。テクニックとスピードがあるアタッカーで、積極的に仕掛けるプレーが得意な選手。比較的プレッシャーが少ないサイドのスペースに果敢に潜り込むことができ、チームに決定的なチャンスを創出します。ヴァンフォーレはここ最近の試合でサイドを深く抉られてマイナスのパスをフリーでシュートを打たれるシーンが続いているので、このカイオ選手のサイドを突く突破には注意が必要だと思います。あとは小笠原&柴崎選手のボランチコンビ。この2人は足元の技術が非常に高く、ゲームを組み立てることができる司令塔にもなります。視野がとても広くプレーできるので、中盤の底の位置からサイドの空いてるスペースに鋭く通すパスにはいち早く対応する能力が求められます。しかしこの2人はどちらかというと守備が苦手のタイプ。ヴァンフォーレはここのポジションを中心に攻撃を組み立てて、攻撃に専念させないような工夫が欲しいですね。


【ヴァンフォーレ甲府】
2勝6分け5敗(勝ち点12) 14位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△×△△×
予想スタメン
     チュカ
   クリス 河本
田中 ビリー 稲垣  橋爪
   津田 山本 土屋
      河田
※ビリーはビリーセレスキー選手、クリスはクリスティアーノ選手の略称。メンバーは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。今回の試合では松橋選手が累積警告により出場停止。彼が務めることが濃厚だった右ウイングバックのポジションには橋爪選手が起用されそうです。

ヴァンフォーレはリーグ戦ここ最近5試合で11失点と守備が崩壊し、失点数はリーグワーストと苦しい戦いを強いられています。守備はチームの生命線となっていただけに、J1で生き残っていくためには守備力の再建は必要不可欠。先日のナビスコカップ湘南戦ではメンバーが違えど無失点に抑えたので、この感覚を自信に変えたいところ。開幕戦以来の‘ゼロ’に抑えることが今回の目標になるでしょう。そして攻撃陣。チュカ選手をトップに置き、クリスティアーノ選手と河本選手のシャドーが構成するトライアングルは攻撃力があります。チュカ選手とクリスティアーノ選手ができるだけ攻撃に専念できるように、河本選手がピッチを動き回り中盤と前線を繋ぐ‘潤滑油’的な役割を果たしてほしいですね。この河本選手の精力的な動きがヴァンフォーレにペースを呼び込むきっかけになりそうです。なので今回のヴァンフォーレのキーポイントは河本選手の献身的な働きに期待したいですね。

1.5列目にいるクリスティアーノ選手と河本選手が、小笠原&柴崎選手のいる中盤の底を狙って攻撃の圧力を強めていき、相手のCBがカバーに前に来た瞬間を突いてチュカ選手がスピードを活かして抜け出し、相手のGKとの1対1の勝負を制してほしいですね。守備の時間が続きチャンスは多くないとは思いますが、確実に来る決定機に集中力を研ぎ澄ませてゴールを決めてほしいと思います。そして無失点で白星を掴みましょう!


なおこの試合スカパーはもちろんですが、甲府市役所前広場にて試合のパブリックビューイングが行われる予定です。本日会場に行けない方は甲府でヴァンフォーレを応援できるチャンスです。みんなでチームの勝利のために一体となりましょう!


【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 5/29 6:00発表
茨城県立カシマサッカースタジアム
晴れのち曇り
最高気温:26℃ 最低気温:14℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:0%
18時~24時:10%

日中は晴れ模様で暑くなる見込み。雨の心配もほとんどないでしょう。夜からは天候が下り坂になるので、帰りが遅くなる方は雨具の準備をしたほうが良さそうですね。




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本日ナビスコカップ湘南ベルマーレ戦!

2016-05-25 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。ヤマザキナビスコカップグループリーグ第6節ホーム山梨中銀スタジアムにて湘南ベルマーレ戦です(19時キックオフ)。

ナビスコカップの舞台、前節ヴィッセル神戸に敗れてグループリーグ敗退が決まってしまったヴァンフォーレ。この湘南戦はすでに成績上で勝ち負けが次に繋がらない消化試合となりましたが、ヴァンフォーレは決して消化試合とは言えない事情があります。それは停滞してきたリーグ戦に向けてチーム状態を良い方向に変えていかなければならないから。現在負傷者続出でベストメンバーが組めない厳しい環境となっていますが、そういうときは普段なかなか出場機会に恵まれない選手たちが台頭するチャンスとも言えます。シーズンでもどかしい日々を送ってきたこれらの選手たちが、自身の活躍を実戦の舞台で佐久間監督にアピールできる絶好の機会です。特に渡邉選手や新里選手&柴村選手などは、本職ではない松橋選手にリーグ戦ではポジションを奪われています。相当悔しい時期を過ごしてきたと思うので、DF陣は思い切ってプレーして良いので佐久間監督に選手選考で自身の名前が頭に浮かぶ選択肢が増えるように存在感を発揮してほしいと思います。そしてレギュラーポジションを獲得して、松橋選手に本来の位置でポジション争いをするように良い意味で‘追い出して’ほしいですね。今回はDF陣の奮起と躍動により無失点で試合を終わらせてもらいたいです。



【試合会場周辺の天気情報】 goo天気 5/25 6:00発表
山梨中銀スタジアム
曇り
最高気温:25℃ 最低気温:17℃
降水確率
6時~12時:30%
12時~18時:30%
18時~24時:10%

日中は雲に覆われた空になりそう。気温も昨日に比べて最高気温が-6℃と低め(最低気温は同じ)。パラパラと雨が降るかもしれません。しかしキックオフ時間は19時なので、夜は日中よりかは雨が降る確率は低そう。でも一応雨具を携帯させておいたほうが良さそうですね。




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試合結果【ジュビロ磐田戦】

2016-05-22 | Weblog
昨日(21日)にアウェーで行われたJ1リーグ1stステージ第12節ジュビロ磐田戦ですが、試合結果は1対3でヴァンフォーレは敗れてしまいました。ヴァンフォーレの得点は後半8分の稲垣選手のゴールでした。


負傷者続出のヴァンフォーレ。特に離脱者が多いボランチの先発にはビリーセレスキー選手と稲垣選手を起用。ビリーセレスキー選手は前戦体調不良で前半のみの出場、稲垣選手は右足首を痛めたので2人とも半ば強行出場となりました。トップには一時帰国から戻ってきたチュカ選手が入り、シャドーのクリスティアーノ選手と河本選手とのトライアングルを形成します。

この試合を観た磐田の印象は、ヴァンフォーレのことを甘く見ずに徹底的に研究しているなと思いましたね。最近の相手チームの傾向としてあった最前線に長身FWを置きポストプレーから攻撃を組み立てるスタイルではなく、ヴァンフォーレのポジションのギャップをうまく突いた相手に合わせた戦術を採用してきましたね。それはシャドーのクリスティアーノ選手が攻撃的であることから、その彼の後方にできるスペースをまずは攻撃の起点とし、それに対応する左ウイングバックの田中選手は攻め上がりが得意なのですが、そこを守備に専念させることで彼の良さを封じていました。ヴァンフォーレの左側のボランチには主にビリーセレスキー選手がポジションをとっていたのですが、守備力はあまり高くなく周囲との連携も今シーズン途中から加入したばかりだったので不安定なところがありました。左の3バックに入った松橋選手も本来のポジションではありません。もちろん彼らにも他の良さを期待されてこのポジションに起用されているのですが、前半27分と36分の失点はその守備が不得意な左サイドを磐田に狙われ鋭く突かれたのがとても痛かったですね。試合中やハーフタイムにそこの修正の意識を高め、後半は相手の攻撃を食い止めていただけに、ウイークポイントを対応する前に立て続けにやられてしまった感がありました。試合に臨む上でその攻撃を想定できていなかったヴァンフォーレと相手のウイークポイントを研究し意識して確実に実行した磐田の分析力の勝利でしたね。

1点差に追い上げた後半6分のゴールは稲垣選手らしい得点でした。クリスティアーノ選手の前への動き出しを見ていた山本選手の正確なロングフィードも見事だったのですが、クリスティアーノ選手の突破にフォローの動きでついていった彼の献身的な努力が生んだゴールでしたね。こぼれ球にいち早く反応できるのは、試合に集中できている証と言えます。まだ右足を痛めていた状態だったと思いますが、この磐田戦での稲垣選手の存在感は大きかったですね。

後半38分の磐田の追加点でヴァンフォーレの悪くなっている守備の状況が露出していました。それはディフェンスの執着心がなくなってきていること。少し下がったアダイウトン選手の動きにDF陣が引きつけられたこともありますが、このシーンではサイドを突破されたヴァンフォーレはGKとの1対1に気をとられて左サイドから中央に入ってきた松浦選手のマークを外しています。河田選手は前に出てシュートコースは体を広げて切っているので、パスされる選択肢には細心の注意が必要でした。疲れていたのかもしれませんが、松浦選手の近くにいた選手も含め前に釣り出されていた山本選手や土屋選手の戻りも遅く、フリーになってシュートを打たれる状況は必然でした。もっと守備が良かった頃は苦しい時間帯にも決してそのように相手に隙をみせず集中した組織的なディフェンスを敢行していたので、離脱者続出の苦しいチーム事情や勝ち切れない成績など選手のメンタリティーの低下が守備の集中力に影響を及ぼしてきていると思いますね。溜め込んできたダムが決壊する前にもう一度チームの生命線である守備の立て直しを図ってほしいと思います。


この敗戦でヴァンフォーレは7試合白星がなく、ここリーグ戦5試合で11失点と自慢の守備が崩壊しています。負のスパイラルに入るとなかなか抜け出せなくなるので、そうなる前に改善へのきっかけをなんとか見つけたいですね。暫定順位ですがまだヴァンフォーレは14位で降格圏内には入っていません。しっかりとした準備をして万全なコンディションで次の試合に臨んでいきましょう!




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本日ジュビロ磐田戦!

2016-05-21 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2016明治安田生命J1リーグ1stステージ第13節アウェー静岡県磐田市のヤマハスタジアムにてジュビロ磐田戦です(14時キックオフ)。

負傷者続出で野戦病院化している今のヴァンフォーレ。選手起用の苦しいやりくりを強いられており、リーグ戦ここ6試合で5引き分けとなんとか耐えて勝ち点を少しでも掴む日々が続いています。最近では徐々に離脱していた選手が戦線に戻ってきてはいるものの、バリエーションに富んだメンバー構成や多種に渡る戦術の実現は夢のまた夢。今できることのひとつを出し切り、頭を使って計画的に試合を進めていきたいですね。

磐田は名門クラブですが、今シーズンJ1に昇格してきたチームの一つでもあります。4年連続のJ1残留を目指すヴァンフォーレはアウェーと言えども勝利を狙って戦っていきましょう!




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ジュビロ磐田戦見どころ紹介

2016-05-20 | Weblog
リーグ戦ここ6試合で5引き分け中のヴァンフォーレ。あまり目立ちませんが、じわじわと下位に下がっていく今の状況を打開するためには、アウェーと言えども勝ちを狙っていかなければいけません。しかも今回の対戦相手は今シーズンJ1に昇格してきたジュビロ磐田。磐田はこれまでJ1で実績を残してきた名門クラブですが、昇格してきたクラブには負けない気持ちでヴァンフォーレは戦ってほしいですね。


【ジュビロ磐田】
4勝4分け4敗(勝ち点16) 9位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→○○×△×
予想スタメン
   アダイウトン
松井   小林   太田
   宮崎 山本
中村 森下 大井 櫻内
     八田
※メンバーは実際と異なる可能性があります。


磐田の基本フォーメーションは4-4-2。前節のG大阪戦など3-5-2を採用しておりフォーメーションは流動的ですが、3バックのヴァンフォーレのサイドのスペースを狙うためにこの4-4-2を採用すると思われます。

磐田のキープレーヤーは松井選手。4月6日に行われたナビスコカップでは、試合開始早々にドライブ回転の素晴らしいミドルシュートを突き刺し決勝点を決められています。開始間際のプレッシャーが思うようにかけられないところでシュートを狙う松井選手の豊富な経験を活かしたしたたかさは今回も警戒すべきポイントで、彼のテクニックとアイディアをゴール前で発揮されないようなディフェンスを心がけたいですね。そしてアダイウトン選手。開幕から左のサイドハーフを務めてきましたが、ジェイ選手の負傷離脱を受けて1トップを任せられ現在の磐田の攻撃の中心となっています。アダイウトン選手の特長はその身体能力の高さを活かしたプレー。もちろん速さもテクニックもあり、176cmながら跳躍力が凄く競り合いにも強いタイプ。中盤から出されるスルーパスにもDFの裏を抜け出せるスピードを持ち、サイドから上げられるクロスボールにもDFより先に瞬時に前へ出てボールに触ることもできます。アダイウトン選手は攻撃性能は高いのですが、どちらかと言えば守備が苦手。ヴァンフォーレは後方でのボール回しで彼を食いつかせ、攻撃に使うスタミナを計画的に奪いたいですね。


【ヴァンフォーレ甲府】
2勝6分け4敗(勝ち点12) 13位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→△△×△△
予想スタメン
     チュカ
   クリス 河本
田中 ビリー 橋爪 松橋
   畑尾 山本 土屋
      河田
※ビリーはビリーセレスキー選手、クリスはクリスティアーノ選手の略称。メンバーは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。ヴァンフォーレは現在チームに負傷者が続出しており、他のポジションの選手が選手層の薄いポジションを務めるなどチーム全員が協力しあいながらなんとかこの状況に対応しています。先日のナビスコカップ神戸戦で橋爪選手とビリーセレスキー選手が復帰を果たし、橋爪選手は慣れないボランチでプレーするなど新たな一面もみせています。稲垣選手がこの神戸戦で足を捻挫し途中交代。磐田戦に出場できるか分からないところで、橋爪選手をカップ戦で試せたことはチームにとって大きな収穫でした。ビリーセレスキー選手も体調不良で前半のみの出場でしたが、今回はこのコンビでボランチを構成すると思われます。

今回個人的に注目するヴァンフォーレの選手はチュカ選手。ベルギー国籍取得のためしばらく一時帰国していましたが、先日のナビスコカップで戦線に復帰。後半20分から途中出場を果たすと、スピードを活かしたドリブル突破で強烈なシュートを放つなど能力の高さをみせてくれました。来日直後はコンディションが万全ではなく体の重さが感じられるようなプレーが続いていましたが、チームとともに練習していくにつれて徐々に体が絞られ本来の力を発揮する機会も増えてきましたね。磐田の守備陣はディフェンスラインを常に高く保っているので、その裏のスペースにチュカ選手がタイミング良く入り込めるように練習からそのタイミングを味方選手と話し合って決めてほしいですね。攻撃に力を最大限発揮できるよう、周りの選手たちが前線へのチェイシングを多く行うなど献身的なフォローも心がけてもらいたいです。

磐田は先程も言ったようにDFラインをコンパクトに保ち、各ポジションの選手間の距離を短くすることで中盤で激しくプレスに行くことができます。選手間の距離を短く保ってのスムーズなパス回しは選手個々の技術が必要となりますが、磐田の選手たちはその基本的なテクニックを持ち合わせています。試合では相手にボールを保持されて主導権を握られると思いますが、ヴァンフォーレはしっかりと守備ブロックを形成して待ち構え、自陣でスペースを全く作らせないように集中してディフェンスを行ってほしいですね。そうすることで時間が経つと磐田に‘攻め迷い’の感情が生まれてくるので、普段とは違った攻撃パターンを試したり攻撃に加わる人数を増やしたりチームとして得点の匂いを出してきたら、ヴァンフォーレが付け込むチャンスになります。山本選手を中心としたベテラン選手がその状況の変化にいち早く察知して感じ取り、守備陣の裏のスペースへクリスティアーノ選手を使った素早いカウンター攻撃に繋げていけば決定機に辿り着けると思います。鉄壁の守備を経てクリスティアーノ選手のサイドの突破から中央へクロスボールを供給し、そのボールをチュカ選手がヘディングで決めて仕留めるヴァンフォーレの‘蠍の一刺し’をみたいですね。ナビスコカップも含めてここ5試合連続で2失点しているので、久しぶりに‘0点’で抑える試合をこの磐田戦でみせてほしいです。


苦しい場面が多くなることが予想されますが、ヴァンフォーレの選手たちが冷静で計画的な試合運びができるようにサポーターが選手を後押しできるような前向きな応援を続けていきましょう!そして総力で勝利を勝ち取りましょう!




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本日ナビスコカップヴィッセル神戸戦!

2016-05-18 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。ヤマザキナビスコカップグループリーグ第5節ホーム山梨中銀スタジアムにてヴィッセル神戸戦です(19時キックオフ)。


まずは現在のナビスコカップ順位表を見てみましょう。

【グループA順位表】
1位:大宮アルディージャ(8)
2位:ヴィッセル神戸(7)
3位:ヴァンフォーレ甲府(5)
4位:ジュビロ磐田(4)
5位:湘南ベルマーレ(4)
6位:鹿島アントラーズ(3)
7位:名古屋グランパス(1)
※()内は勝ち点。神戸&磐田&湘南&鹿島は1試合未消化。グループ上位2チームが決勝トーナメント進出。


ヴァンフォーレは勝ち点5で現在グループ3位。3位なので好位置につけていると思いきや、現状はそうではありません。2位の神戸と勝ち点1差でヴァンフォーレを追っている4位磐田と5位湘南、6位の鹿島までヴァンフォーレよりも1試合多く試合を残しており、勝ち点のさらなる上積みが予想できます。ヴァンフォーレは残り2試合すべてで勝ち点3を取らないとグループ突破は難しいと思っていたほうが良さそうですね。


【ヴァンフォーレ予想スタメン】
      熊谷
     森 河本
福田 ビリー 橋爪 稲垣
   渡邉 津田 新里
      岡西
※ビリーはビリーセレスキー選手の略称。メンバーは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレは前節のリーグ戦で保坂選手がケガを負い戦線離脱。負傷者続出でまともにチームが組めない厳しいチーム状態に追い込まれています。ビリーセレスキー選手は戻ってきましたが、特にボランチの選手が足りず今回は他のポジションの選手が臨時でボランチにコンバートされる可能性が高いです。3バックには渡邉&新里選手、ボランチに橋爪選手、前線の3枚は熊谷&森&河本選手のフレッシュなトリオで構成され、普段リーグ戦ではなかなか見られないメンバー&布陣でこの大事な一戦に臨みそうですね。起用される選手たちの他のポジションを柔軟にこなす適応力と活躍してレギュラーに割り込みたい向上心、勝利への貪欲な気持ちをこの神戸戦で最大限に見せてほしいと思います。次に繋げるためには勝利しかないです!




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名古屋グランパス戦の写真公開

2016-05-17 | Weblog



5月14日にホーム山梨中銀スタジアムにて行われたJ1リーグ1stステージ第12節名古屋グランパス戦の試合の様子を、写真にたくさん収めてきましたのでここで紹介したいと思います。




ホームゴール裏に掲げてあった弾幕。サポーターの熱い気持ちが伝わってきますね。




グランパス君に長い足が生えてる!…と思ったら、グランパス君ジュニアという名前らしいですね。グランパス君ファミリーのようです。機動力がありそう。




ヴァン君と一緒にいるのはヴァンフォーレクイーン。プレゼントボールを投げ入れようとしています。ヴァンフォーレクイーンも頑張っています♪




ケガから復帰し先発メンバーに戻ってきた土屋選手。




土屋選手はカートに乗り、袴姿で頑張っていま…… あっ、違った。




今シーズン名古屋に移籍したGK荻選手の姿を見ることができました♪選手紹介時にはスタンドから暖かい拍手が起こっていました。この日は先発メンバーではなかったのですが、ベンチで虎視眈々と出場機会を窺っていました。出番が来るまで頑張れ荻選手。




名古屋の下部組織出身の森選手。途中出場を果たし、積極的な仕掛けで存在感を発揮していました。





名古屋の小倉監督。2003年から2005年までの現役生活晩年をヴァンフォーレで過ごしたこともあり、サポーターからは大きな拍手が。佐久間監督とともにGM兼任なのでお互いアドバイスをもらったのかな?





ホームヴァンフォーレ甲府サポーター。熱い応援で選手たちを後押しします。




対するアウェー名古屋サポーター。多くのサポーターがスタジアムに来てくれました。山梨を楽しんでくれたでしょうか?




試合のキックオフ。シモビッチ選手デカイねぇ。





オーマン選手と競り合う熊谷選手。徹底マークにつき激しくやりあうこの2人のバトルは見ていて面白かった。




ヴァンフォーレ先制時のスタンドの様子。田中選手のゴールに大いに沸きました。




ショートコーナーで素早く始めるクリスティアーノ選手。この試合のセットプレーは様々な工夫がみられていました。




セットプレーの守備。団子状態で一箇所に密集しています。やはり名古屋の選手たちは背が高いですね。




セットプレー。河本選手が近くにいて、チョンと出してからクリスティアーノ選手が蹴る相手のタイミングを外したセットプレーなどもチャレンジしていましたね。




2点目の松橋選手のゴールに大盛り上がりのゴール裏サポーター。




負傷明けの土屋選手は後半27分に交代。頑張った土屋選手には交代時スタンドから労いの拍手が送られていました。




途中交代で入った保坂選手が相手との接触で負傷退場。交代枠を使い切って10人になったここから流れが一気に相手に渡ってしまいました。




懸命に指示を送る佐久間監督。





2点のリードを守り切れず、試合は2対2の引き分けに終わりました。選手たちは全力を出し尽くしたようで、この体勢から約1分ほどピクリとも動きませんでした。審判が整列を促してもみんな動けず。




名古屋は2点差を追いついたので引き分けでも大きな拍手が起こっていました。




山本選手は悔しそうにスタンド挨拶回りの先陣を切ります。





ゴール時頭を負傷しても最後まで頑張った松橋選手を筆頭にみんな頑張っていました。




負傷者続出&6試合で5引き分けと勝敗がつかない我慢しなければいけない期間が続きますが、選手&チーム&サポーターの‘総力’でこの困難を乗り切っていきましょう!




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名古屋グランパス戦独自採点

2016-05-16 | Weblog
直接現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口気味に評価&採点するこのコーナー。今回の対象試合は14日にホームで行われたJ1リーグ1stステージ第12節名古屋グランパス戦です。



【名古屋グランパス戦独自採点】
河田(6)→同点に追いつかれた後の好セーブなど再三ピンチを防ぐものの、試合全体では飛び出すことやハイボールでの存在感がいつもよりなかった。試合の流れに逆らえなかった。

畑尾(5.5)→前半は周囲と連携してディフェンスをしていたが、後半相手がパワープレーを仕掛けてきた際に跳ね返す機会が少なかった。3バックの選手の中で一番背が高いので、彼が率先して跳ね返していく姿が見たかった。

山本(6)→守備陣を統率して組織的なディフェンスを形成。相手が個の力で勝負を求められてきたときはやはり後手にまわることが多い。得意の前に出てのインターセプトもほとんど見られず。

土屋(7)→経験豊富な読みと驚異的なジャンプ力でマンマークについた199cmのシモビッチ選手を完全に封じる。ケガの影響もあって途中交代するとチームの制空権は一気に不安定になってしまった。この試合では彼の存在感は非常に大きかった。後半27分に途中交代。

稲垣(6)→豊富な運動量を活かして自陣バイタルエリアの埋め合わせを図る。守備時はその動きで貢献したものの、チームが攻撃に切り替わったときのパス出しには不安定さがあり課題が残る。

黒木(6)→ボールを持ったときの落ち着きとキープ力はさすが。180cmの長身もセットプレーで威圧感を与えていた。キック精度が高い彼の武器をもう少し攻撃面で披露したい。攻撃にもっと顔を出したい。

田中(6.5)→左サイドで主に攻撃的なポジションをとり、チームの攻撃の崩しに絡むプレーを頻繁にみせる。CK時にもいち早くボールに寄っていき積極性をみせた。クロスの精度は物足りないが、その積極的な姿勢を評価したい。先制点を決めたときのポジショニングはお見事。

クリスティアーノ(7)→一目見ても周囲とレベルが違うほどの圧倒的な攻撃能力を発揮し、ドリブル突破や強烈なシュートなど一人で次々に決定機を作り出す。チームの得点シーンのすべてに絡む活躍をみせた。欲を言えば相手DFに競り勝って抜け出した左サイドでのGKとの1対1は決めたかった。

河本(6)→前線で精力的に動き回り、その機動力を発揮。主に熊谷選手のまわりを動く‘衛星’的なプレーを披露した。しかし熊谷選手との連携がうまくいかず、チームのチャンスには絡めなかったのは残念。後半21分に途中交代。

松橋(6.5)→上がる逆サイドの田中選手とのバランスをみていくらか守備的なポジショニングをとったために攻撃参加は少なめだったが、前線へ上がっていくタイミングが良く効果的だった。追加点となった得点は頭を地面に打ちつけながらも彼の懸命さが存分に発揮された魂のゴールだった。

熊谷(5.5)→1トップとして前節に引き続き先発出場。少しずれたパスには対応する能力は持ち合わせていないが、ピタリと合ったパスには体を使ってのキープやポストプレーができる攻撃センスがある。先制点にも絡むことに成功。前半の途中に足がつりそうになるなど、慣れないポジションでの課題はスタミナ面だろう。後半13分に途中交代。


途中出場
森(6)→後半13分、熊谷選手に代わり途中出場。追加点へと繋がるクリスティアーノ選手へのパスの選択は見事だったが、全体を通して見ると単独で突っかかってボールを奪われるシーンが多かった。もっとマイボールを大事にしたい。積極的な姿勢は良いことだが、相手が幼少期から過ごした名古屋ということで張り切り過ぎた感があった。

保坂(5.5)→後半21分、河本選手に代わり途中出場。リードを守るために中盤の底での積極的なディフェンスが求められる。彼もこの役割を懸命にこなしていたが、その懸命さが仇となり相手と激しく接触。そのまま負傷退場となってしまった。

津田(5)→後半27分、土屋選手に代わり途中出場。激しくなる相手のパワープレーの途中でピッチに入ったものの、跳ね返す力が弱くますます相手に勢いを与えてしまった。ベテランらしい経験を活かしたディフェンスを披露する機会がなく消化不良に。


指揮官
佐久間監督(5)→先発に前節得点を取った熊谷選手&高さを持っている畑尾選手の起用は理解できる。しかし熊谷選手と土屋選手が90分間もたないと分かっていたなら、なぜ彼らの交代枠を先に使い、1枚余らせる選手交代のチョイスができなかったのか。保坂選手が負傷退場し残りの時間を10人でプレーしなければならなくなり、2点差を追いつかれたことに繋がったのは結果論とも言えるが、追いかける展開ではなくこちらがリードしている状況ですべての交代枠を使い切る選択肢はチームにプレッシャーがかかる決断になってしまった。猛攻を受けているときの森&クリスティアーノ選手の役割も中途半端になった。采配次第で逃げ切れた試合だったと思う。




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