ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ベガルタ仙台戦見どころ紹介

2013-07-31 | Weblog
今シーズン早いものでもう後半戦に入ります。ヴァンフォーレは本日ホーム中銀スタジアムでベガルタ仙台と対戦します。連敗を脱出するために新戦力を加え、さらに新システムに挑戦するヴァンフォーレの頑張りに期待したいですね。


対戦相手の分析に移りましょう。ベガルタ仙台。これまで5勝7分け5敗の勝ち点22で10位に位置しています。昨シーズンは最終的に2位に入っただけに今の順位は仙台にとって物足りないと思いますが、後半戦の巻き返しを図るためにこのヴァンフォーレ戦には相当気合いを入れて臨んでくることでしょう。

ベガルタ仙台の予想スタメンを載せておきます。

【ベガルタ仙台予想スタメン】
   柳沢 ウィルソン
武藤       太田
   リャン 富田
石川 角田 鎌田 菅井
     林

夏場の過密日程の影響を考慮してか、仙台はメンバーを大幅に変えてくることが濃厚です。まず左SBに石川選手が初めて先発し、ボランチの角田選手がCBに転向。チームの中心リャン・ヨンギ選手がボランチに下がり、左SHに武藤選手を起用。アウェー戦ということで次のホーム戦のためにFW赤嶺選手を温存し、今回は代わって柳沢選手の先発出場が濃厚となっています。酷暑のため、日本代表の活動から帰ってきたGK林選手を中心にまず仙台は守備を固めて慎重に試合を進めていこうとするプランのようですね。

この試合特に注意すべき存在がFWウィルソン選手。ずんぐりとした体格とスピードに乗ったドリブルで常にゴールを狙っているストライカー。献身的なチェイジングも欠かせないので、ヴァンフォーレとしたら後方でのパス回しの際に一瞬でも気の抜けないでしょうね。あとはリャン・ヨンギ選手。リャン選手はプレースキックとサイドからのクロスの精度が良いので、彼が中盤の底の位置から前線に攻撃参加するために上がってきたときは最大級の警戒が必要だと思います。基本試合の展開は両チームの出方を伺うような緊迫した精神戦となりそうですが、そこでこの2人を中心とした一瞬の仕掛けで失点しないようにしたいですね。


ヴァンフォーレの予想スタメンも見てみましょう。

【ヴァンフォーレ予想スタメン】
   パトリック
   金子 柏
福田 山本 パラナ 水野
 佐々木 青山 土屋
     河田


ヴァンフォーレは城福体制になってからリーグ戦で初めて3バックを試します。守備時と攻撃時に人数をかけられるのがこのシステムの最大の武器なので、数的優位な状況が効果的に作れるように策略をうまく練ってほしいですね。個人的には始めはこのシステムは意外とうまくいくと思っていて、相手の研究が進む前に勝ち点をできるだけ稼いでおきたいところ。仙台戦のポイントは‘ウイングバック(WB)の体力を浪費させないこと’。攻守に重要なウエイトを占めるWBは上下動を繰り返す非常にタフなポジションといえます。慣れていないときは比較的マークの薄い彼らを攻撃の出発点として多用する割合が多くなると思います。疲れて動きが鈍くなってしまったら攻守にチームが停滞するので、効果的に使いたいところですね。

この試合の仙台の狙い目はズバリ‘左サイド’だと思います。先発出場が濃厚となっているDF石川選手は今シーズン初めてリーグ戦で左SBに入り、MF武藤選手は常時スタメンを目指す存在。ともにこの夏場の過密日程の機会をプラスに活かそうと気合いが入っているはずです。存在感を示そうと攻撃参加してきたタイミングを見計らって、その裏のスペースをうまく突いていきたいです。なのでヴァンフォーレの右サイドに入る柏選手や水野選手が中心となってコンビネーションで仙台守備陣を崩したいですね。


暑さが特徴のホーム中銀スタジアムで暑いゲームを繰り広げ、熱い応援でヴァンフォーレに勝利を呼び込みましょう。




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本日ベガルタ仙台戦!

2013-07-31 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。J1第18節ホーム中銀スタジアムにてベガルタ仙台戦です(19時キックオフ)。

今シーズンも後半戦に差しかかり、開幕戦で戦った仙台と対戦します。現在7連敗中とどん底にいるヴァンフォーレ。新戦力を加え、またシステムを変更して雰囲気を変えてこの試合勝利を狙います。

なおこの試合スカパーはもちろんですが、UTYとNHKBS1でも試合の生中継が行われます。本日会場に行けない方は、メディアを通してヴァンフォーレに声援を送りましょう。

連敗→連勝となるように応援でチームを盛り上げていきましょう!



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3-4-2-1の可能性を考える 選手編

2013-07-30 | Weblog
ヴァンフォーレが実戦の舞台で使おうとしている3-4-2-1システム。このシステムにはメリットとデメリットが存在し、使いこなすのには時間と労力が必要と言われています。しかしこの困難に敢えて挑戦していく道を選んだヴァンフォーレ。短期間で思い通りに試合を展開させるために、今回は選手の起用から可能性を探ってみたいと思います。


先日メディアで紹介されたヴァンフォーレの予想スタメンは次の通り。

【ヴァンフォーレ予想スタメン】
    パトリック
   金子  柏
福田        水野
   山本 パラナ
 佐々木 青山 土屋
     河田


3バックを構成するのは佐々木&青山&土屋選手。佐々木選手は今シーズンボランチを経験しフィジカルを活かしたディフェンスを披露。本来は左SBなので、機動力とフィジカルが要求される3バックに馴染みそうな感じがします。青山選手は中央で空中戦の強さを発揮し、土屋選手もアグレッシブなディフェンスが3バックに合いそう。しかし4バックのCBの役割より運動量を必要とするので、体力面で不安があると思います。土屋選手のバックアップがこなせるレベルの高い人材をベンチに用意しておきたいですね。

ボランチには守備力と攻守の橋渡しができる展開力が求められます。山本選手とマルキーニョス・パラナ選手はDFのポジションができ、パスを繋ぐ足元の技術も備えています。あと個人的には保坂選手もこのシステムに適した存在だと思います。保坂選手は試合の状況を見極めて攻守のバランスを保つことが得意なので、頭を使って試合を進めることが多い展開に効果的に働くと思います。

このシステムで最も重要なポジションとなるウイングバック(WB)。このポジションは主にサイドで攻守における活躍が期待されますが、上下動を頻繁に繰り返すスタミナも求められます。サイドバックの選手はもちろんですが、サイドハーフの選手もその対象選手となります。仙台戦では水野選手と福田選手が先発出場濃厚ですが、彼らがWBに合ってるかどうかは正直やってみないと分からない気がします。柏選手も得点力が足りないところを運動量とサイドからの切れ込みで補えると思います。個人的には柏選手のWBを見てみたいですね。

1トップと2シャドーは攻撃の全般的な役割を担います。少し後ろの位置でポジションをとるシャドーはサイドに流れたり、前線へ積極的にプレスをかけにいったりチームのダイナモとなります。もちろん決定機にも数多く絡まないといけないので決定力も必要。仙台戦では柏選手と金子選手の先輩後輩コンビが担当することになりそうですが、ここに新加入のジウシーニョ選手や平本選手など多くの選手がその座を争うことになるでしょう。1トップはパトリック選手で決まり。逆にパトリック選手しか適任者がいないので、そこはバックアップの成長などが今シーズン残りの課題だと思います。


多くの可能性を秘めている3-4-2-1システムですが、多くの経験をこなさないと修得できない難しいシステムともいえます。その難しさを楽しみに変えて向上心を持って日々の練習&試合に臨んでほしいと思います。




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3-4-2-1の可能性を探る

2013-07-29 | Weblog
東アジアカップ開催に伴うリーグミニ中断期間に新システム導入を考えているヴァンフォーレ。その新システムと言われているのが現在Jリーグで流行っている‘3-4-2-1’。今まで4バックだったのが3バックになるだけで劇的な変化をもたらす可能性のあるシステム変更になぜ今ヴァンフォーレは挑戦しようとしているのか、その本意を探ってみたいと思います。


まずは3-4-2-1にすることによるメリットとデメリットを考えてみます。長所となるポイントは‘3バック’と‘1トップ2シャドー’。3バックとは守備時における最終ラインの人数を表していて、真ん中に陣取る選手を中心に主にペナルティエリア枠内で構成されることがほとんどです。常に3人がゴール前でディフェンスを行うので、高さやドリブルでの侵入など直接的な相手の決定機に対応しやすいのが特徴です。‘1トップ2シャドー’とはオフェンス時の構成を表しています。真ん中の位置でゴールに最も近いポジションでプレーする選手と、少し下がり目の位置でその選手をフォローしたりサイドに流れていったりする2人の選手。3-4-2-1システムでこの3人がほとんどの攻撃機会に絡むので、少ない人数で局面を打開していく‘個の力’が求められます。3人の攻撃陣と3人の守備陣、その特徴が最も効果を表すのが‘劣勢時’だと思います。

試合展開で後手に回る機会が多くなってきた時間帯では守勢となる回数が増えます。そこで3人が中心を固めて守備に専念できるので守りやすくなるのが3バックのメリット。しかも両WBの選手が下がれば5バックとなり、3バックの懸念要素であるサイドのスペースも埋めることができます。劣勢時3バックと両WB、2人のボランチが下がってディフェンスを行えばほとんどの守備ブロックが完成するために、あとの選手はカウンター攻撃を準備することが可能になります。今までやってきた4-4-2システムだとDF&MFの選手が下がれば攻撃はFWの2人しか攻撃に備えることができないので、カウンターで展開の流れを一変に変えるのが難しい状況でした。それが3枚のカウンター要員がいることで、守りながらも相手に脅威を与えることができます。

要は試合中に訪れる重要な局面で今までよりも攻守に人数がかけられる3-4-2-1。このシステムで最重要ポジションがあります。それはウイングバック(WB)。センターラインのサイドにポジションをとるWBは、時には下がってディフェンスし、時には上がって前線にクロスを供給するなど攻守でその存在感を発揮します。90分間攻守に動き回れるスタミナも必要で、3バックを導入する際にはチームを活性化させる欠かせない心臓というべき存在で、その活躍度によって試合の行方を左右させるような重要なポジションといえます。そのWBを務められる高レベルの選手がチームにいるのかも新システム成功の要因となってくると思いますね。

デメリットも見ていきます。3バックを採用するにあたり中央を固めたディフェンスをするために、どうしても両脇のスペースが生まれます。WBもケアするのですが、常にカバーはできません。DFがサイドに連れ出されると困るのも3バックの特徴。サイドバックがいる4バックで味わえない苦悩を体験することになると思います。サイドの選手にプレスに行くなら行く、行かないなら我慢して中央を固めるなど状況に応じた瞬時の判断が求められますね。あとは攻守に柔軟に人数をかけられるので、攻め過ぎない&守り過ぎないことも大切。バランスを保ち、攻守両面で優位に立てるような意思判断を選手全員で持ちたいですね。


3-4-2-1システムを成功させるためには今よりももっと頭を使ったサッカーをしなければいけません。浸透するまで時間がかかるため、シーズン途中での導入は本当なら不向きなのですが、それに敢えて挑戦していくチームの前向きな姿勢は評価して良いと思います。今は7連敗中でどん底のチーム状態なのですからあとは右上がりに上がっていくだけです。システム変更を一つのきっかけとしてヴァンフォーレは再び浮上していってほしいですね。




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ヴァンフォメーション18 7/27

2013-07-27 | Weblog
今までお伝えできていなかったヴァンフォーレの情報を紹介するヴァンフォメーション(ヴァンフォーレ+インフォメーション)の第18弾。


◇羽生選手負傷状況◇
7月13日の第16節湘南ベルマーレ戦で負傷したMF羽生選手の負傷状況が発表されました。右大腿二頭筋肉離れで全治6~8週間。

…これまで契約で出場できなかったFC東京戦を除く16試合に先発出場してきた羽生選手。豊富な経験を活かして主に精神面でチームを引っ張ってきましたが、この長期離脱はチームにとって大きな痛手となることは間違いないですね。予定では6~8週間で復帰ということで、9月14日の第25節鹿島アントラーズ戦(ホーム)が照準となると思います。ケガをしっかり治してJ1残留&中位進出のキーマンとなれるように努力してほしいです。


◇ジウシーニョ選手のデビュー予定ズレ込む◇
この夏に途中加入したFWジウシーニョ選手のデビュー戦が遅れることが明らかになりました。順調にいけば7月31日のベガルタ仙台戦(ホーム)から出場濃厚とみられていましたが、移籍手続きの書類の不備が発覚し正式登録が遅れたために、最短で8月3日のセレッソ大阪戦(アウェー)にデビューがズレ込むことになりました。

…どうやら単純なミスのようで、注意していれば防げたもののようですね。シーズン途中で加入してくる選手で、しかもそれが外国籍選手なら一日でも早く試合に出て活躍してほしいと思うのが当然だと思います。31日の仙台戦はホームゲーム。同じく新加入のFWパトリック選手とともに多くのヴァンフォーレサポーターが集まる中銀スタジアムで初お披露目できないことは、一体となって巻き返しを図ろうとするチームの足並みが揃わないのと一緒。フロント陣にはしっかり反省してもらい、再発防止を図ってほしいと思います。


◇TM結果◇
7月20日 対清水エスパルス(富士北麓公園陸上競技場) 45分×2本
1本目:1-0 2本目:1-0 計2-0
得点者:パトリック、保坂

7月25日 対日体大(山梨大学医学部グラウンド) 45分×3本
1本目:1-0 2本目:1-0 3本目:1-0 計3-0
得点者:パトリック、ジウシーニョ、三幸

…どん底なチーム状態を早く抜け出すため監督が決断したのがシステム変更。FC東京戦でメンバー外となった選手が中心となりチームを構成した清水戦。このTMで初めて3バックが特徴的な3-4-2-1システムを試しました。スコアは新加入FWパトリック選手がゴールを決めて(2点目はMF保坂選手)トータル2-0でヴァンフォーレが勝利。ここで手応えを掴んだのか、日体大戦1本目の主力組の時間でも3-4-2-1を採用。水野選手のクロスにパトリック選手が高い打点でヘディングシュートを決める活躍を見せるなどトータル3-0で快勝。問題だった守備も無失点に抑えるなどある程度3バックが機能したようですね。公式戦の本番の舞台ではシステムはどうなるか分かりませんが、新しい試みにチャレンジして向上心を持つことは大切ですよ。




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Jリーグチップス企画2013

2013-07-25 | Jリーグチップス企画
またこの企画ができる機会がやってきました。Jリーグチップス企画。約2年ぶりの復活です。




今月の9日より発売されたJリーグチップス。このお菓子には1袋につき2枚の選手カードがついてきます。Jリーグチップスに選ばれる選手の条件は‘J1に所属クラブが在籍していること’。昨年ヴァンフォーレはJ1にいなかったのでJリーグチップスの対象クラブになれませんでした。しかし今年はJ1にいるのでもちろん対象クラブに入っています。ヴァンフォーレがJ1にいた2007年からJリーグチップス企画をやり始め、4年後の2011年にも企画を行っています(詳しくはブログのカテゴリー欄Jリーグチップス企画をどうぞ。過去記事をすべて見られるようにしてあります)。

この企画の内容は「ヴァンフォーレの選手カードが出るまで買い続ける」こと。大人買いしてしまったらつまらないので、日々の生活の中でたまにJリーグチップスを買うことを基本のルールとしています(ポテチを食べるので健康にも気をつけながらね)。そのゆったりさを大事にしているので、初年度の2007年は24枚集めたものの結局最後までヴァンフォーレの選手が出現せず。2011年は18枚でようやくヴァンフォーレの選手が出てきました。果たして今回はどれだけカードを集めたら目標達成となるのか、ポテチをどれだけ食べなくてはいけないかという恐さ反面とても楽しみでもあります。

…では前置きが長くなってしまいましたが、2013年の一発目に出たのはこのカード。




ベガルタ仙台
GK 16 林卓人

ベガルタ仙台の守護神。説明文では2007年途中から仙台の正GKとなっているようです。以前の企画の中でも登場してましたよね。確か。


…続いて2枚目。



鹿島アントラーズ
FW 9 ジュニーニョ

川崎で一時代を築いたジュニーニョ選手。鹿島では2年目。カードが光っているけど、これは‘当たり’ってことかな?



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ようこそパトリック選手!(&プレー動画)

2013-07-24 | Weblog
少し前の話になりますが、ヴァンフォーレは新しい外国籍選手としてブラジルのサルヴエイロFCよりFWパトリック選手を期限付きで獲得したことを発表しました。

→詳細はコチラからご覧ください(ヴァンフォーレ甲府公式HP・PC)


パトリック選手は現在25歳。2008年にプロ生活をスタートさせたパトリック選手は、ヴァスコ・ダ・ガマなどブラジルのクラブを渡り歩き、2013年シーズンにJ1の川崎フロンターレに期限付き移籍。大きな期待を受けて入団したものの、川崎ではチーム戦術にフィットせずなかなか出場機会に恵まれずにリーグ戦8試合出場2得点&ナビスコカップ5試合出場1得点と満足いく成績を挙げられないでいました。そこへ得点力アップを目指しているヴァンフォーレと、他チームに移っても出場時間を増やして日本で活躍したいパトリック選手の思惑が一致。この度ヴァンフォーレとの契約が成立しました(契約期間は来年1月1日まで)。

パトリック選手は189cm・82kgという長身&ガッシリした体格が最大の特長で、この体格を活かしてゴール前で競ってのヘディングシュートなどフィジカルを有効に使ったプレーが得意。また足も意外と速く、力強いドリブルから強烈な右足シュートも持っている本格的なストライカーです。昨年在籍していたFWダヴィ選手(現鹿島)のような相手マークをなぎ倒していく‘ゴリゴリ感’も備えているらしく、一人でもゴールを狙っていけるような逞しいタイプのようですね。

オルティゴサ選手が苦しんだ前線からのプレスも真面目にかけることができるようで、紹介文では非の打ちどころがない選手だと思いますが、細かい情報を見ると一瞬のスピードやドリブルのトップスピードに乗るまで時間がかかる&細かいパス(プレー)を要求される足元の技術など多少の難もあるようですね。パトリック選手がヴァンフォーレで活躍するためには、パスを受け取った直後に相手選手と密集したシーンを数多く作らないことが大切になってくると思います。スピードに乗ってボールを受けるカウンター攻撃の機会はスムーズに行けそうですが、とにかくゲームの組み立ては他の選手で構築し最高のお膳立てをしてゴール前で彼にゴールを決めさせる展開をたくさん作っていきたいですね。


最後にパトリック選手のプレーの特長の一部が分かる動画をご用意しました。この動画はブラジル時代のものでヘディングシーンが多いですが、その雰囲気は感じることができると思います。

パトリック選手!ヴァンフォーレで大暴れしてくれ!



GOLS PATRIC PELO VILA NOVA 2012 - 9 GOLS

※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。



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ありがとうウーゴ選手!

2013-07-23 | Weblog
ヴァンフォーレはチームに在籍していたブラジル人FWウーゴ選手の退団(契約満了)を発表しました。
→詳細はコチラからご覧ください(ヴァンフォーレ甲府公式HP・PC)


ブラジルのパラナクラブより今シーズンヴァンフォーレに加入したFWウーゴ選手(27)。180cmとポストプレーヤーとしては身長が高くない部類に入りますが、体をうまく使って競り合い時には常に自分に有利な状況を作り出して存在感を発揮。スピードと強引さがなかったために決定機の数はあまり多く作れませんでしたが、試合中に訪れる数少ない得点チャンスを確実にモノにする堅実さは際立っていました。第17節を終了して15試合で5ゴールと上々の成績を残すものの、チームがより得点機を作り出せる人材を求めていたことと契約内容の見直しの食い違いから、シーズン終了までの契約延長は勝ち取れませんでした。

ヴァンフォーレから退団することになってしまったウーゴ選手ですが、チームのために試合中献身的なプレーを見せ続けていたそんな彼を応援しているサポーターはとても多く、今回の決定を嘆いている方がたくさんいると思います(ちなみに自分もその1人です)。ブラジル人らしくない真面目に前線へチェックし続けようとする精力的な気持ちと相手を背負ってボールを受けて確実に味方に繋げるポストプレーの質の高さなど、チームの攻撃をスムーズにさせる技は彼がいなくなって初めて後悔するチームの武器だったと思いますね。

あとチーム編成のゴタゴタに巻き込まれてしまったのも不運だと思います。シーズン始めの2回のキャンプなどともに過ごして気心が知れたブラジル人2選手(ドウグラス選手&レニー選手)は早々とチームから去り、ストライカーの座を争う途中加入のライバルFWオルティゴサ選手には徐々に存在感を示されて出場時間が減ったあげく、巻き返しを図る前に退団。さらに新しい存在(マルキーニョス・パラナ選手)が増えるなど、サッカーに集中できる生活環境が万全ではなかったことがチームの不信に繋がり、このタイミングでの契約内容の大幅な改善を要求した要因の一つになったことが考えられますね。


ウーゴ選手の去就はいまだ明らかになっていませんが、ブラジルに帰国することが濃厚になっているようです(一部でJ2クラブ移籍の話も出ていますね)。彼は味方を活かすプレーがうまいので、2トップ(またはシャドー)でコンビを組む選手がより輝くと思います。そのような献身的な姿勢を新天地でもみせてほしいですね。そうすればウーゴ選手は末長く活躍できると思いますよ。約半年という短い期間でしたが、ヴァンフォーレでプレーしてくれてありがとうございました。ウーゴ選手の新天地でのこれからの活躍を期待しています。


2013年5月3日ホームジュビロ磐田戦、ウーゴの1点目とサポの歓喜

※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。

ウーゴ選手といえばゴールデンウィーク中に行われたホームジュビロ磐田戦での活躍が印象的でしょう!



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FC東京戦の写真公開

2013-07-21 | Weblog


17日にアウェー東京の味の素スタジアムで行われたJ1第17節FC東京戦。この試合の様子をたくさん写真に収めてきたので、ここで紹介したいと思います。





試合日の天気はあいにくの雨。しかし気温は下がり、暑さは凌げましたね。







アウェーゲームで毎回チェックするのがスタジアムの様子。今回の会場の味の素スタジアムは設備的にとても素晴らしく、アーティストのライブも行われるだけあって音響も良かったですね。陸上トラックがありますが、意外と見やすかったです。またスタジアムには360度屋根が設置されていて、今回のような天気でも濡れずに済みました(ただし屋根の効果があるのはスタンド後ろ上部の席でしたが…)。




アウェーヴァンフォーレゴール裏サポーター。大部分は濡れない上部にいるのですが、コアサポは前へ出て応援されていました。




水もしたたる良いヴァンフォーレサポーターといったところでしょうか?





一方のホームFC東京サポーター。雨に濡れないようにほとんどの人が上部で応援していました。この光景を見たときは不必要に濡れたくないというさっぱりとした都会的な考えだなと思ってしまいましたね。でも応援自体は熱かったですね。





試合のキックオフ。




試合はいきなり動き、FW平本選手のヘディングシュートでヴァンフォーレは電光石火の先制点を奪いました(記録は前半1分)。




しかし試合のペースは相手側が握っていて、ヴァンフォーレは守勢にまわることが多くなります。





両チームの指揮官。城福監督はかつて率いていたFC東京にヴァンフォーレの良いサッカーを見せたい、対するポポヴィッチ監督は過去のイメージを払拭し今の新しいFC東京のチームを見せたいとお互い思っていたはずです。




ハーフタイムにはFC東京のマスコット‘東京ドロンパ’も近くに来てくれました。何枚も激写したものの、前方を横切る人が写ったり、またぼやけてしまうなどなぜかしっくりくる写真は撮れず。東京ドロンパに妖術を使われたのかも(笑)




後半のキックオフ。




この日の観客動員数。平日(水曜日)開催でしかも雨なのにこの数は多いですね。FC東京の人気の底力を感じることができます。中銀スタジアムでも同条件でこのくらいいけば良いですね。





ヴァンフォーレはセットプレーから好機を探るものの、鋭いプレーは見せられず…。




4点目が奪われ、ドッシリとベンチに座る城福監督。





試合結果は1対4。もっとぼやけさせたかったけど無理でした。




7連敗しましたが、もちろんまだ降格が決まったわけでもなく、現在は14位に位置して再び上位進出を狙える機会が今後十分残されていると思います。チーム状態を少しでも立て直し、精神的にも失敗を恐れずに常に向上心を持って次の試合に臨んでほしいですね。


「全員で前を向いて共に戦え」








帰る頃には雨が止んでいました。そして電車に傘を忘れました…。




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FC東京戦は何がいけなかったのか?

2013-07-18 | Weblog
17日の試合で1対4で敗れたヴァンフォーレ。この敗戦でついに7連敗となってしまったのですが、今後の復調のためにその原因を追究し、日々の練習で修正しなければいけません。


①選手交代の失敗
ヴァンフォーレは前半1分に幸先良く先制点を挙げることに成功。その後相手に得点され追いつかれますが、前半は同点のまま終了。後半序盤も攻め込まれながらも耐えて自分たちでパスを回す時間もみられるなど、理想的ではないものの互角な展開を繰り広げていたことは確か。

しかし今回は選手交代で失敗したと思います。それはなぜかというと、右サイドバック(SB)の福田選手を下げてセンターバック(CB)の盛田選手を起用しましたが、この交代によってこれまでCBに入っていた山本選手がボランチの位置まで上がり、ボランチの佐々木選手が慣れていない右のSBにスライド。FC東京は瞬時にこの状況を把握し左サイド(ヴァンフォーレの右サイド)から積極的に攻撃を仕掛けるようになりました。SBの太田選手が果敢にオーバーラップを行い、ネマニャ・ヴチチェヴィッチ選手などそちらのサイドを徹底的に攻略してクロスやシュートを連発。まさに好きなようにやられる時間が続き、それで大量失点に繋がったと思います。

また2トップとしてコンビを組んでいた平本選手と金子選手が交代したのも痛かったですね。交代自体は常に走り回っていた状況だったのでガス欠を起こし仕方なかったのですが、代わりに入った河本選手が味方との呼吸が合わずにパスが繋がらない場面が多々みられました。河本選手とともに入ったMF石原選手は中盤の動きを活性化する役割でしたが、相手はサイドチェンジなどピッチをワイドに使うロングボールを多用し中盤をあまり使ってこなかったために彼の存在感が薄かったと言わざるを得ません。精力的に相手にプレスをかけに行ったこれまでと違い、プレッシャーの薄くなった相手はより攻撃に専念できたと思いますね。


②ターニングポイント
終わってみれば1対4と大差がついてしまったのですが、あるシーンでうまくいっていれば勝負が分からなかったと個人的には思うことがありました。それは後半6分のプレー。

そのときは1対1の同点で後半立ち上がりの主導権争いが続いていました。そのような状況で金子選手が右サイド敵陣深くまで切れ込み素早くかつ正確に中央へラストパス。フリーで走りこんできた佐々木選手がゴール前で合わせてシュートを放ちますが、ゴールバー上に浮かしてしまいまさかの失敗。自分はもちろん周りの観客もザワザワするくらい唖然とするプレーでした。もしこのシュートが決まっていればヴァンフォーレは2対1と再びリードを奪える状況になっていたので、戦略的にもっと違う手段を取れていた可能性が高いです。試合中にやってくる数少ない決定機をモノにするかしないかで勝敗が決まるJ1。あのシーンは試合を行方を決めるような重大なシュートミスでした。


③平本選手の存在感
31歳ベテランのFW平本選手。彼はサボらずに精力的にチェイジングを続けてチームのために動きます。それが今のチームには合っていて、彼が試合のリズムを作っていたと言っても過言ではないと思います。しかしスタミナ切れで平本選手がピッチを去ると途端にチームのリズムが悪くなったと感じました。それは平本選手のようなプレーが代わりに入った選手には出来なかったから。今の組織的なサッカーを続けていくなら平本選手のような頑張りが途中から入る選手もできなければいけません。得点力はもちろん欲しいですが、FWにはゴール以外の仕事も重要です。


④チャンス時の攻撃スピードの違い
前半は組織的にボールにプレッシャーをかけていた効果もあって、相手がパスミスするシーンが連続してありました。ときにはヴァンフォーレのアタッキングサードの位置でヴァンフォーレにボールが渡るシーンがあり、ドリブルやパスなど一発の仕掛けでシュートに結びつく機会が意外に多くありました。しかしヴァンフォーレは攻撃のギアが常に一定でチャンスなのにバックパスするシーンもみられるなど、相手守備網が戻り整った状態から攻撃のチャレンジをしていました。チャンス時に攻撃スピードを上げなければなかなかゴールは奪えません。一方のFC東京は後半ヴァンフォーレからボールを奪うと一気にゴール前へ駆け上がっていき、攻撃のギアを加速。ヴァンフォーレ守備陣が戻り切る前にフィニッシュまでたどり着いています。

常にトップスピードでやらなくても良いのですが、ここが勝負所という場面ではスピードをアップさせる努力も必要。それは気持ちが前向きになっていればできる行為で、もちろん今のヴァンフォーレの状態でもできます。リスクをかけて攻める勇気が求められています。


…17日のFC東京戦でヴァンフォーレを見た感想を書きました。一戦一戦出てくる課題を正面から見つめて反省し、日々の練習で少しでもそれらを克服する努力をすることが大切です。またサッカーは精神的な充実が不可欠だと思うので、気持ちを早く切り替えて次の試合に臨んでほしいと思います。





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