ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

柏レイソル戦独自採点

2014-08-31 | Weblog
直接現場で見た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口で評価&採点するこのコーナー。今回の対象は30日にアウェーで行われたJ1第22節柏レイソル戦です。


【柏レイソル戦独自採点】
GK荻(6)→前節に引き続き3失点したが、自身のプレーはミスがほとんどなく好セーブもあり活躍していなかったらもっと失点が増えていた。

DF佐々木(5.5)→横に揺さぶられる機会が多く、対応が追いつかなかった印象。ロングボールが来たとき山本選手とポジションが重なる場面が目立つ。動きが不安定だった。

DF山本(5.5)→積極的に前に出てボールの繋ぎ役となるが、その意識が強すぎて守備がおろそかになってしまう機会もみられた。

DF青山(5.5)→サイドのディフェンスに奮闘。サイドに引き出されてしまい、ゴール前で自身の長所を出す競り合う機会が少なかった。

MFマルキーニョス・パラナ(6.5)→負傷から戻り躍動。攻撃の出発点としてチームに落ち着きをもたらした。また本来のボランチだけではなく、状況に応じてCBやシャドーに入るなど柔軟なプレーを披露した。

MF新井(5.5)→ボールを前で受け上がっていくプレーは効果的だったが、ボールを保持している際は慌てたりパスミスも目立った。落ち着きをボランチのパートナーのパラナ選手に学んでほしい。後半30分に途中交代。

MF阿部翔(6)→ポジションを常に上げ気味にして頻繁に攻撃に参加するものの、自身裏のスペースを突かれるシーンも多かった。攻守に動き回り、疲弊した感が強い。

MF石原(5)→良く動きボールに触るものの、あまり攻撃に絡めなかった。今回はチームに馴染むことができず、無念の前半のみの交代。

MF稲垣(6)→スタートはシャドー、後半はウイングバックとポジションを変更し豊富なスタミナを存分に活かす。運動量と屈強なフィジカルで守備面では貢献したが、攻撃面はイマイチだった。

MFジウシーニョ(5.5)→ボールを受けた際は確実に繋ぐテクニックを持っているが、積極性に乏しく守備でも失点に繋がる脆さをみせた。後半19分に途中交代。

FWクリスティアーノ(5.5)→数回カウンター攻撃に反応し個人技でバー直撃のシュートを放つものの、全体的には‘消えている’時間が長かった。味方との呼吸が合わないシーンも多かった。


【途中出場】
FW盛田(6)→後半開始から石原選手に代わり途中出場。前線で良く動き、ポストプレーで味方に繋げるプレーを懸命に行う。しかしもっと決定機に絡みたい。

FW松本(6.5)→後半19分、ジウシーニョ選手に代わり途中出場。ペースを考えずにひたすら動き回る。点差が離れ、個の力を必要としていたチームにとって、彼のがむしゃらな姿勢は勢いを取り戻すきっかけとなった。

DF畑尾(6)→後半30分、新井選手に代わり途中出場。やはり出場直後は緊張していたのか、フリーのヘディングを相手に渡してしまうシーンもみられたが、次第に落ち着いた印象。まずまずのデビューだった。


【指揮官】
城福監督(5)→1トップのクリスティアーノ選手をディフェンス力のある2シャドーが支える布陣を採用し序盤は良かったが、失点してからその戦術は脆くも崩れてしまった。クリスティアーノ選手が動き回ったため、前線に飛びこんでいくような攻撃的な姿勢の選手がおらず、攻撃に迫力が生まれなかった。ポジションを前目にとるウイングバックの裏のスペースを頻繁に狙われてピンチを何度も迎えており、チームが採った作戦はすべて裏目に出てしまった。しかしこの状況の中で松本&畑尾選手を実戦で使えたのは数少ない収穫点と言える。




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試合終了【柏レイソル戦】

2014-08-30 | Weblog
本日19時よりアウェーで行われたJ1第22節柏レイソル戦ですが、試合が終了し0対3でヴァンフォーレは敗れてしまいました。

1点のビハインドで前半を折り返したヴァンフォーレ。早期の巻き返しを図るべく、石原選手に代わり盛田選手を投入します。チームが攻撃的に移ろうと準備していた後半開始僅か1分後、ジウシーニョ選手が上がったためにできたサイドのスペースを柏の橋本選手が突いていき左サイドを疾走。そして中央に上げられたクロスボールをFWレアンドロ選手がフリーの状態でヘディングで合わせて柏に貴重な追加点を奪われてしまいます。前節に引き続き後半の立ち上がりに失点をしてしまったヴァンフォーレ。ホームチームに2点のリードを献上する苦しい展開となったヴァンフォーレはジウシーニョ選手に代わりFWの松本選手をたまらず起用します。

松本選手は細身ながらも長身で足が速いのが最大の特長。前線でプレッシャーの少なかったヴァンフォーレに与えられた‘オアシス’的な存在に。積極的なプレーで相手守備陣をかき回す貴重な存在となりましたが、決定機まで持ち込むことができずにチームのシュート数は増えず。フィニッシュまで持っていけないヴァンフォーレは攻撃が停滞し始めると、次第に柏が試合のペースを握っていくことになります。

柏はヴァンフォーレの3バックの脇のスペースを効果的に突いてきましたね。特にヴァンフォーレが巻き返しを図ろうと阿部翔選手とジウシーニョ選手が上がるタイミングを狙っていた後半はとても有効なサイド攻撃を展開していました。サイドを嫌らしく攻めてくるので3バックの選手はサイドのケアの意識が強くなり、ふいにくる中央へのパスに反応が遅れる場面が目立っていました。山本選手が相手と競り負けて決定的な場面となったのもディフェンス時のフォローが足りずに1対1の場面で能力的に劣ってしまうこのパターンが多く、相手の攻撃によって守備の構成が混乱していた機会が多かった気がしますね。ヴァンフォーレの両ウイングバックは追い上げるべく高いポジション取りをしながらも守備に追われる場面があまりにも多く、上下動の動きでスタミナを消耗したことも痛かったですね。

今回攻撃の起点として置いたクリスティアーノ選手は単発では鋭いカウンター攻撃を仕掛けますが、試合の大半の時間は味方選手との呼吸が合わずに‘消えている’印象が強かったですね。ヴァンフォーレはシュートまで噛み合わなかった前半の戦いを受けて、後半は盛田選手を起用して前線でタメを作ってくれる存在を作りたかったのですが、相手に得点が動きやすい時間帯でゴールを奪われ、なりふり構わず攻撃的になったところでダメ押し点を奪われる。試合を観ていてもヴァンフォーレがもがいたものの、なにもできずに完敗したという試合でしたね。残念ながらこの3失点&無得点敗戦という結果を受け入れなければなりません。


今節ヴァンフォーレより下位にいる徳島&大宮&C大阪がともに敗れたために順位こそ15位と変わりませんが、14位から上にいるクラブは徐々にその降格争いグループと勝ち点差を離しにかかっています。ヴァンフォーレがこれからギリギリをもがくシーズン展開が長く続かないためにも、白星という良薬が早期にほしいですね。今は苦しい時期に入っていますが、脆くなる精神状態を懸命に維持しつつまた調子を上向きにするために我々サポーターは一生懸命チームを支えていきましょう!




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前半終了【柏レイソル戦】

2014-08-30 | Weblog
現在アウェーで行われている柏レイソル戦ですが、前半が終了し0対1でヴァンフォーレは1点リードを奪われています。

試合序盤のペースはヴァンフォーレでした。ファーストシュートをヴァンフォーレが放つと、敵陣でボールを回し展開していくことが多くなります。前半の攻撃の中心となったのは、ケガから復帰したマルキーニョス・パラナ選手。やはり彼がボールを多く触れるとチームに良いリズムが生まれますね。しかしゴール前まで運べてもシュートを打てないシーンが目立っています。それは1トップのクリスティアーノ選手がピッチを動き回り、シャドーに入る選手が石原選手と稲垣選手という攻撃的ではないタイプなので、ゴール前に飛び込んでいく選手が少ない印象ですね。

阿部翔選手やジウシーニョ選手など両ウイングバックが積極的に攻撃に参加していますが、サイドが頑張ってそれに加えて中央の選手も飛び込んでいくような展開をヴァンフォーレは多く作りたいですね。柏はロングボール1発で得点に結びつけ、徐々に攻撃の圧力を強めてきましたが、ヴァンフォーレは起点となるレアンドロ選手を抑えて工藤選手の連動する動きを最大限警戒したいですね。

ヴァンフォーレは先制されて苦しい展開ですが、なんとか1点をもぎ取って早い段階で追いつき、試合の流れをヴァンフォーレに変えてほしいと思います。

頑張れヴァンフォーレ!!




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本日柏レイソル戦!

2014-08-30 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。J1第22節アウェー柏市の日立柏サッカー場にて柏レイソル戦です(19時キックオフ)。

中断期間後いまだ勝利のないヴァンフォーレ。勝ち点3を獲得して降格圏内に入らないためにも、アウェーゲームでも白星を狙っていかなければいけません。今回も厳しい戦いが予想されますが、前節G大阪戦で気持ちの入ったプレーが90分間できていたので、それを今回も活かしてほしいですね。

なお、このブログでは試合の途中経過(ハーフタイム時)と試合結果を速報でお伝えする予定です。お楽しみに♪





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柏レイソル戦見どころ紹介

2014-08-29 | Weblog
前節G大阪にアディショナルタイムで追いつかれて勝利が逃げていったヴァンフォーレ。早期の勝ち点3獲得のためにはアウェーゲームといえども‘勝ち’を狙っていかなければいけません。G大阪戦のような気持ちのこもった熱い闘いを無駄にしないためにも、次の試合でもアグレッシブに試合を展開していきたいですね。

明日(30日)にアウェーで対戦するのは柏レイソル。柏は21試合をこなして8勝8分け5敗の勝ち点32で7位に位置しています。チームの中心として活躍してきたMFレアンドロ・ドミンゲス選手やFW田中選手が退団したものの、いなくなって在籍選手たちにさらなる自覚とまとまりが生まれてきました。ここ最近5試合の柏の対戦成績は2勝2分け1敗とまずまずの成績。しかし現在まで4戦無敗と調子を上向きにさせており、良い状態でヴァンフォーレ戦に臨んできそうですね。


【柏レイソル予想スタメン】
   レアンドロ
   高山 工藤
橋本 大谷 栗澤 藤田
エドゥ 増嶋 鈴木
     菅野

※エドゥはエドゥアルド選手。増嶋選手に代わり近藤選手、栗澤選手に代わり茨田選手&小林選手が入る可能性あり。


柏の基本フォーメーションはヴァンフォーレと同じく3-4-2-1。トップのレアンドロ選手の得点力と工藤選手の推進力を活かして素早く攻撃を仕掛けていくのが得意。橋本選手と藤田選手の両ウイングバックも攻撃力があり、3バックは堅実さがあります。ネルシーニョ監督のもと組織的に試合を進めることができるので、ヴァンフォーレはそう簡単に勝ちを狙える相手ではありません。3バック両脇に出来やすいスペースなどフォーメーションの弱点を徹底的に突いていき、それを何度もチャレンジしていかないと勝機はないと思いますね。

柏の注目選手はヴァンフォーレサポーター的には2007年に同クラブに在籍していたDF増嶋選手と言いたいところですが、増嶋選手は先日の試合で負傷していて今回出られるかどうか微妙な状況みたいですね。なので特に注意すべき選手としてチームの得点源FWレアンドロ選手を挙げておきます。レアンドロ選手はG大阪や神戸&山形などで活躍してきたFWで、ゴール前での冷静さが最大の武器。またどんな体勢でもシュートを狙っていく器用さがあり、華麗なシュートを放ったと思えば泥臭いゴールもある典型的なストライカータイプと言えます。こちらのクリスティアーノ選手同様レアンドロ選手にボールを集めれば何とかしてくれる雰囲気を漂わせており、待つレアンドロ選手と前へ飛び出していく工藤選手のコンビネーションにも注意したいですね。


【ヴァンフォーレ甲府予想スタメン】
      盛田
    石原 クリス
阿部翔 パラナ 稲垣 ジウソン
   佐々木 山本 青山
       荻

※負傷からマルキーニョス・パラナ選手が復帰見込み。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは柏と同じく3-4-2-1。負傷していたマルキーニョス・パラナ選手がこの試合で復帰できる見込みで、ボランチの位置で攻守の橋渡し的な役割を担います。ここ数試合は彼が不在だったので中盤での落ち着きや試合の組み立ての質が乏しく、うまくゲームメークできない機会が少なくありませんでした。しかし復帰によって速攻と遅攻を使い分けできるベテラン選手が増えるので、攻撃の流れがスムーズになりバリエーションもより増えることでしょうね。またパラナ選手と同じく負傷離脱していた河本選手がこの試合ベンチ入りすることが濃厚となっています。シャドーの位置で動き回り攻撃を活性化させる原動力になるので、彼のジョーカー的な役割を期待したいですね。

ヴァンフォーレと柏は同じフォーメーションを採用する‘ミラーゲーム’となるので、柏攻略のポイントは自分たちの弱味を相手にも徹底的に突いていくことだと思います。3-4-2-1のフォーメーションはピッチ中央に人数が集められる一方、サイドがウイングバックのみと手薄になる機会が多いのが難点でもあります。特にウイングバックに攻撃が得意なタイプを起用していればさらにその傾向が顕著となります。なのでこの試合勝敗を分けるキーポイントとして‘ウイングバックの主導権争い’を挙げておきます。サイドの攻防でチームの方針に従いながら後手を踏まずに常にこちらが先手を打つ展開に持っていけるかが鍵となります。そのためには阿部翔&ジウシーニョ選手の頑張りはもちろん、彼らにフリーの状態でパスを回す周りの選手たちの工夫も求められます。今回はその試合構成をパラナ選手中心に展開していくことが勝利への一歩でしょうね。


どちらかが先制点を奪ったのなら、そのチームはウイングバックのポジションを下げ気味にして守備的に戦うことが予想されます。もしそうなってしまったら相手を崩すことは容易ではなくなるので、可能ならばこちらが先に得点を奪って試合を優位に進めたいところ。得点が動きやすい時間帯にヴァンフォーレは攻守に積極的に動き、素早い展開でゴールを狙っていきたいですね。またチームは得点力不足が露呈してしまっているので、チャンスを多く作り出してそのうちの数回を決定打にしたいですね。

5月17日にホーム中銀スタジアムで行われたJ1第14節。そのときの対決では盛田&クリスティアーノ&水野選手のゴールで3対0と快勝しました。ナビスコカップでの対戦は1対1の引き分け。今シーズン柏との対戦時相性は悪くはないのですが、その良いイメージを今回も活かしていきたいですね。

久しぶりの白星をこの柏戦で狙っていきましょう!




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松本山雅の挑戦43~得意の夏&天皇杯首都決戦~

2014-08-28 | 松本山雅
月イチでJ2に所属している松本山雅を応援する企画の第43弾。今回はお伝えできていなかった7月の成績と8月の試合を振り返っていきたいと思います。


◇松本山雅7月・8月の戦績◇
第21節(7月5日) 対アビスパ福岡 ホーム 2-1○ 得点者:犬飼、山本

第22節(7月20日) 対V・ファーレン長崎 アウェー 2-0○ 得点者:多々良、船山

第23節(7月26日) 対東京ヴェルディ ホーム 1-1△ 得点者:犬飼

第24節(7月30日) 対ロアッソ熊本 ホーム 2-1○ 得点者:喜山、サビア

第25節(8月3日) 対ジュビロ磐田 アウェー 1-1△ 得点者:岩上

第26節(8月10日) 対栃木SC ホーム 2-1○ 得点者:岩間、船山

第27節(8月17日) 対愛媛FC アウェー 4-1○ 得点者:サビア、船山、オウンゴール、山本

第28節(8月24日) 対モンテディオ山形 ホーム 0-0△

第29節(8月31日) 対ザスパクサツ群馬 アウェー

※5勝3分け(勝ち点18)→17勝7分け4敗(勝ち点58) 2位


6月のW杯開催中も試合日程をこなしてきたJ2。松本山雅(以後山雅)は順調に勝ち点を伸ばしてきて上位に顔を出し、ジュビロ磐田との2位争いが熾烈を極めていました。7月の試合を3勝1分けと無敗状態を維持すると、8月の初戦で大一番を迎えることになります。敵地に乗り込んでの磐田戦。この試合のチケットは早々に完売となるなど上位対決の注目の高さを示していましたが、大勢が駆けつけた山雅サポーターの勢いそのままに試合が進んでいくことになります。

J2 2014 第25節 ジュビロ磐田ー松本山雅FC

※動画再生時は通信料にご注意ください。


縦に速く攻めていく攻撃で先制した山雅でしたが、終盤タレントが多く揃う磐田の構成力に耐え切れず山崎選手に押し込まれて1対1とスルリと勝ち点3が逃げていきます。しかし勝ち点3は得られませんでしたが、2位争いをする相手に勝ち点差を詰められなかったのは大きな収穫で、この一戦で自信を得て今後の試合に臨んでいくことになります。

ホームでの栃木戦では一時は同点に追いつかれるものの、終盤にエースFW船山選手のゴールで勝ち越す力強さをみせた山雅。続くアウェー愛媛戦でもアウェーの不利を感じさせないチームの勢いの差を見せつけて4対1で勝利。最近の試合は山形にスコアレスドローでしたが、7月に続き8月も無敗状態をキープするなど絶好調を持続させていると言えますね。

個人的に思う松本山雅の強さは、多少の困難には動じない強い精神力がチームに備わっていると思います。熊本戦でもそうでしたが、相手に先制されてもチームが混乱せずに状況を見極めて落ち着いて挽回していく姿勢が選手全員から感じられます。その強い精神力を持っていると90分通したゲームプランの中で同点に追いつき、逆転していくシナリオが最近の試合では冷静に描けていると思います。ヴァンフォーレもそうですが、懸命に頑張るチームのために動く選手がたくさんいるとそう簡単にはチームは崩れません。その中で接戦をモノにして負け試合を勝ち点1に、勝ち点1を勝ち点3に変えていく術を山雅はJ2の戦いの中で身につけたと思います。


◇J2順位表◇
1.湘南ベルマーレ(73) +46
2.松本山雅 (58) +22
3.ジュビロ磐田(51) +14
4.ギラヴァンツ北九州(48) +4
5.ファジアーノ岡山(47) +7
6.大分トリニータ(42) -6
※()内は勝ち点、その横は得失点差


現在28試合を終えて松本山雅は勝ち点58で2位に位置しています。首位の湘南はすでに勝ち点73を獲得していて勢いが今でも持続しているのでJ2優勝は確実だと思います。山雅が最終的に目指すのはJ1自動昇格となる2位でのフィニッシュ。下から追い上げている磐田との勝ち点差は‘7’と徐々にその差を離しつつありますが、まだまだ油断は禁物。磐田は高いレベルの選手を多く揃えているので、連勝を記録するとグンと伸びる可能性があります。またその下にいる北九州は堅実な戦いから勝ち点を稼ぎ、岡山はつい最近まで長い無敗状態をキープしていました。今後も勝ち点を順調に積み上げてくると思うので、山雅はチーム状態が落ち込む時期がやってきても無理をせずに引き分けでも勝ち点をもぎ取っていくことが必要になってきますね。苦しいチーム状態でチームを支えてくれるのはサポーターです。山雅はJに誇れる大サポーターがついています。サポーターの力を借りてさらに良い成績を残していってほしいですね。


(選手入場)FC東京vs松本山雅 天皇杯3回戦 20140820

※動画再生時は通信料にご注意下さい。


20日に行われた天皇杯3回戦FC東京戦。会場はFC東京のホームスタジアムの味の素スタジアムで開催されたのですが、山雅のサポーターはおよそ2000人がスタジアムに詰めかけたらしいですね。大声援で選手を後押ししたのですが、結果は0対2と敗戦。J1クラブの洗礼を受けた感じですね。天皇杯の舞台からは去りましたが、山雅の存在感を味スタで示せたと思いますね。



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ガンバ大阪戦の写真公開

2014-08-27 | Weblog
23日にホーム中銀スタジアムにて行われたJ1第21節ガンバ大阪戦の試合の様子をたくさん写真に収めてきましたので、ここで紹介したいと思います。




この日の天候は雨雲が上空を漂うくもり模様。試合前と序盤に雨が降ってきましたが、その後はなんとかもった感じですね。気温はあまり上がらず、試合観戦のしやすい温度でした。




ヴァン君&フォーレちゃんはいつも中銀スタジアムに来るサポーターを元気に迎えてくれます♪




中央市のゆるキャラ‘とまチュウ’。トマトの妖精らしいです。いろいろなゆるキャラが出てくるなぁ。




この日初めて気づいたんだけど、ゴール裏席上部の青赤の幕って前からありましたっけ?これだけでもヴァンフォーレのホームスタジアムを誇張できるので格好良いですよね。





昨シーズンヴァンフォーレがお世話になったFWパトリック選手とGK河田選手。G大阪でも頑張れ!




アウェーG大阪サポーター。当日のビジター自由席は完売だったそうで、たくさんの方が山梨&中銀スタジアムにやってきてくれました。応援も声が出ていて迫力がありましたよ。




迎え撃つホームのヴァンフォーレサポーターも負けていません。最近の傾向でもあります試合直前にサポーター席が埋まるパターンで、ジワジワと盛り上がっていきました。雨が降っていたこの日は特に顕著だったかも。





試合のキックオフ。




前半セットプレーでチャンスを得るヴァンフォーレ。盛田選手とマークしている選手の身長差を活かしたかったのですが、ここではシュートに結びつかず。




前半8分の石原選手のゴールに沸くサポーター。長年チームを支えてきたベテランが決めるといつも以上に盛り上がります!




パトリック&宇佐美選手が形成するG大阪強力2トップ。攻撃時は凄まじかったのですが、あまり守備意識が高くないのでヴァンフォーレの後方でのパス回しは楽だったかもしれません。




青山選手に指示を出す城福監督。大きなジェスチャーで伝えています。熱い!




後半山本選手の見事なロングシュートのゴールが決まりましたが、前半のこの位置からのFKでなにかシュートへの感覚を掴んだのかもしれませんね。




前半は石原選手のゴールで先制して終了。ハーフタイムには夏の恒例となっている激励花火が上がっていました。花火の最初は単発の細かいものだったので、雨が降って花火師さんが大玉の種類のものを持ってこなかったのかなと思いましたが、打ち上げ後半は大きなものも上がっていました。にくい演出です(笑)





G大阪の遠藤選手のFKシーン。キュッと固まったこの壁はGKを除く10人で形成されています。




PKは外すオーラが全く出ていませんでした。




この試合の入場者数は1万2191人。毎試合このくらい、これ以上入ってほしいですね。





相手チームのCKにはプレッシャーをかけにいき、自分たちのチームには鼓舞していく。ホームスタジアムというのはそんな場所です。




山本選手スーパーゴール時のスタンドの様子。





そして1分後の阿部翔選手の逆転ゴール時のスタンド。興奮の坩堝とはこのことです。




終盤激しく動く劇的な展開に固唾を飲んで見守る城福監督。ベンチのコーチ陣も立って見守っています。






しかしアディショナルタイムに追いつかれて3対3の引き分けで試合終了。力を出し切りピッチに座り込む選手が両チーム多かったのが印象的でした。まさに死闘でしたね。





サポーターに挨拶に回る選手たち。みんな同点に追いつかれたことで表情は固かったのですが、ルーキー松本選手のリーグ戦デビューなど今後に繋がる出来事も多かったですね。




勝ち点3獲得には難しい道のりが続きますが、久しぶりに気持ちのこもった試合をみせてくれたのでこの引き分けを前向きに捉えていきたいですね。選手&サポーター一丸となって戦っていきましょう!




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ガンバ大阪戦独自採点

2014-08-26 | Weblog



直接現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口で評価し採点していくこのコーナー。今回の対象試合は23日にホーム中銀スタジアムで行われたJ1第21節ガンバ大阪戦です。


【ガンバ大阪戦独自採点】
GK荻(6.5)→前半相次いで好セーブを記録。ミスもほとんどなかった。3失点したが、失点シーンはいずれもノーチャンスだった。

DF佐々木(5.5)→大半の時間は競り合いや1対1での強さを発揮するものの、細かいミスも目立った。アディショナルタイムの失点は自身がパトリック選手に競り負けたことが大きな原因に。

DF山本(7)→要所要所でのパスカットや確実な繋ぎなど冷静さを発揮。ポジションチェンジも効果的だった。終盤に決めた衝撃のロングシュートは圧巻だった。

DF青山(6)→相手が放つロングボールを跳ね返す役割を担うものの、今回はそんなに見せ場はなかった。無難に仕事をこなしていた印象。

MF保坂(6)→攻守のバランスを見極め、主に守備重視の仕事をこなす。ミスも少なかった。

MF稲垣(6.5)→前半の決定機を外すなど攻撃面では物足りなかったが、懸命に動き回り守備で奮闘。攻撃面を差し引いても守備時の貢献であまりある好評価。

MF阿部翔(7)→247試合で初ゴールの得点はお見事。得点の他にも左サイドからクロスを上げチャンスを作り出すシーンが多かった。

MF石原(6.5)→献身的にプレスをかけにいき、攻撃にも頻繁に絡む。先制点のミドルシュートはトライしていく気持ちが実を結んだ。

MF下田(6)→攻撃時にスムーズに絡んでいくプレーはサッカーセンスが感じられる。週中の天皇杯でフル出場した影響からか後半早々に退く。もっとプレーが見たかった。

MFジウシーニョ(5.5)→ボールを持ちクロスを上げられるまでテクニック力を活かせたが、自らゴールを狙っていくプレーは少なかった。守備面でも相手に自身のスペースを使われる機会が多かった。‘良さ’を発揮できていない。

FW盛田(6)→自ら狙っていくプレーは少なかったが、ポストプレーで攻撃をスムーズにさせる前線の起点となった。


【途中出場】
FWクリスティアーノ(6)→後半11分、下田選手に代わり途中出場。今シーズン初の途中出場となった交代直後はドリブルやシュートなどで見せ場を作るものの、やってやろうとする気持ちが強すぎてアタックが単発で終わる場面もみられた。次第に目立たなくなった印象。

FW松本(5.5)→後半40分、盛田選手に代わって途中出場。少ないプレー時間で懸命にチェイジングするものの、シュートを打つ場面は訪れず。


【指揮官】
城福監督(5.5)→クリスティアーノ選手を先発から外して組織的なチーム構成を行い、戦えるチームにしたことは評価できる。しかし逆転したあと交代枠を一つ残しながら守備専の選手を投入しなかったのは痛恨。攻撃が得意な選手がピッチに多く出ていたので、残り数分でディフェンスが得意なタイプが一人でも多くほしかった。盛田選手が残っていたら守備にも参加できていたと思うと、悔やまれる交代だった。




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ガンバ大阪戦のゴール動画

2014-08-24 | Weblog
23日にホーム中銀スタジアムで行われたJ1第21節ガンバ大阪戦の試合ゴール動画がYouTubeにありましたので、ここで紹介させていただきます。


石原 克哉(甲府)の右足ミドルシュート! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

前半8分の石原選手のミドルシュート。得点は打ってみなければ分からない、そんなゴールでしたね。‘ミスターヴァンフォーレ’がゴールを決めると格段にチームの雰囲気が良くなります。


宇佐美 貴史(G大阪)の伸びのあるミドル! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

後半開始早々3分、宇佐美選手のスーパーゴール。ボールを持った際のスピードの速さと正確で強烈なシュートは敵ながらお見事でした。



遠藤 保仁(G大阪)の逆転PK! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

後半22分。このPKの前にはFKで存在感を発揮した遠藤選手。遠藤選手がPKを蹴るときにはGKに止める空気が感じられなくなります。


山本 英臣(甲府)のスーパーロングシュート! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

後半42分、かなり遠い距離から放った一撃。シュートは無回転気味の軌道を描きながらゴールに突き刺さりました。まさしくスーパーゴール!


阿部 翔平(甲府)の気持ちがボールに宿った逆転弾! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

後半43分、プロデビューから9シーズン目、J1で247試合目で待望の初ゴール。阿部翔選手のインタビューを勝利で聞きたかったのですが…。


倉田 秋(G大阪)が折り返しを執念で押し込む! J1第21節 甲府vsG大阪

※動画再生時は通信料にご注意ください。

アデショナルタイム経過3分、最後の最後に決められてしまったこの得点。パトリック選手の頭での落としが非常に効果的でした。

計6発が飛び出すスリリングで白熱した展開に中銀スタジアムは大いに盛り上がりましたよ。



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試合終了【ガンバ大阪戦】

2014-08-23 | Weblog
今までホーム中銀スタジアムで行われていたJ1第21節ガンバ大阪戦ですが、試合が終了し3対3の引き分けに終わりました。ヴァンフォーレの得点は、前半の石原選手の得点と後半挙げた山本選手と阿部翔選手のゴールでした!いや~、盛り上がりましたね。久しぶりに選手&サポーターともに気持ちのこもった試合を観た気がします。白熱した好ゲームでした。


…早速試合を振り返っていきたいと思います。前半を石原選手の打ってみなければ分からないお手本のようなミドルシュートで先制したヴァンフォーレ。しかし後半すぐG大阪強力攻撃陣の牙が向きます。宇佐美選手のスピードに乗った突破と素晴らしいシュートが決まりあっという間に同点に追いつかれます。後半22分にはゴール前での相手FK時に、壁に入った選手が手を使ったとしてG大阪にPKのチャンスを与えてしまいます。蹴るのはほとんどPKを外したことのない遠藤選手。きっちり決められて早い時間帯に逆転されてしまいます。ヴァンフォーレは1対2と追いかける展開に変わり終盤の時間帯を迎えることになります。

しかし個人的には観ていてあまり焦りというものは感じてませんでしたね。G大阪はバランスを多少崩して得点を狙いに来ていた印象にあり、ヴァンフォーレは焦らずにマイボールの機会を多くして回していけば相手のその隙を突いて必ずチャンスはやってくると思っていました。丹羽選手&明神選手とディフェンスを得意とする選手を次々と投入して逃げきりを狙うG大阪。対するヴァンフォーレはクリスティアーノ選手&松本選手など攻撃的なタイプを続々とピッチに送り出し、‘攻’のヴァンフォーレと‘守’のG大阪という明確な試合展開になります。試合が動いたのは後半42分。中盤の位置まで上がっていた山本選手が遠い位置からフリーで思い切ってロングシュートを放つと、無回転気味の軌道を描きながらゴールに吸い込まれていきます。

主将の素晴らしい一撃で土壇場で同点に追いつくと、さらにヴァンフォーレに歓喜の瞬間は待っていました。山本選手のゴールから1分後、左サイドを駆け上がった阿部翔選手が上げたクロスボールは相手GKの手をかすめてそのままゴールに入っていきます(狙っていたかも)。1点ビハインドの状態から土壇場で逆転する衝撃の展開にスタンドのサポーターは全員総立ちで盛り上がり‘発狂’状態に。みんなこの試合勝てると一瞬頭をよぎった次の瞬間、提示されたアディショナルタイムはなんと‘5分’。攻守に奮闘し動き回って限界近くまで達していた選手たちにとって悪夢のような我慢する時間が始まります。

1点リードしたことでアディショナルタイムを攻撃的な選手を揃えながら守りきる体勢に入るヴァンフォーレ。一方逃げきりに失敗したG大阪は守備的な選手を多く揃えながら攻撃していくという選手構成的には面白い展開に。G大阪はパトリック選手やDFの背の高い選手をめがけてパワープレーを敢行します。懸命に跳ね返すヴァンフォーレ。しかしアディショナルタイム3分が経過したワンプレー、ゴール前の混戦を最後は倉田選手に押し込まれて同点に追いつかれてしまいます。そしてそのまま3対3で試合終了。個人的には間際まで掴みかけていた勝ち点3がするりと逃げていった悔しさと、それでも気持ちの入った良い試合をみせてもらったという思いが複雑に絡み合ったような気持ちでしたね。それでもやはり勝利という結果が欲しかったのが少し経ってから思った印象です。


…とりあえず先に試合内容と感想&結果をお伝えしました。試合会場の様子や選手たちの評価などはまた改めて書きたいと思います。お楽しみに♪


…勝ちたかった!




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