ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

川崎フロンターレ戦独自採点

2017-08-29 | Weblog
実際に現地で観た試合のヴァンフォーレの選手たちの活躍を独自の視点で辛口に評価&採点する『独自採点』のコーナー。今回の対象試合は8月27日にホーム山梨中銀スタジアムで行われた2017年明治安田生命J1リーグ第24節川崎フロンターレ戦です。


【川崎フロンターレ戦独自採点】
岡(6)→落ち着いてセービングやハイボールの処理を行う。失点シーンはPKと至近距離でのヘディングだったので致し方なし。全体的には良かったと思う。

エデル リマ(6)→3バックの左で独特な存在感を放ち相手の侵入をブロック。前方のスペースを突いてボールを運び最終ラインを押し上げるプレーは彼しかできない特技。ただしPKを献上したファールは相手との駆け引きに屈してしまった。

新井(6.5)→吉田監督が推し進める前に出ていくディフェンスをまさに具現化する存在。3バックの中央から積極的にインターセプトを狙い、バイタルエリアのスペースをうまく埋めていた。

新里(6)→俊敏なスピード対応と多少の体の当たりに負けない空中戦の強さはチームでもトップクラスで、この試合でも守備面では存在感を発揮していた。しかし攻撃時にボールを持つと途端に不安な雰囲気となるので、もっと自信を持って攻撃に関与したい。

阿部(5.5)→鋭いクロスボールやサイドでのスピード突破など派手なプレーは少なかったが、相手に突破されないディレイディフェンスや守備陣の逃げ道となるパスコースを作り出すポジショニングなど、ベテランらしいプレーを披露した。後半27分に途中交代。

田中(5.5)→精力的にピッチを動き攻守に顔を出す。しかし要所要所でのプレーのミスが多く、チームの流れを切ってしまうことも少なくなかった。特に前半に訪れた堀米選手からの素晴らしいクロスボールは決めたかった。後半37分に途中交代。

兵働(6.5)→攻守のバランスを考えての適切なポジショニングをとる。DF陣のパスの受け皿となって相手のプレスを自分に引きつけて往なし、味方のマークを外した状態でパスを送るなどベテランらしい老獪なプレーをみせた。カウンター主体で守備陣と攻撃陣の選手間の距離が広がりやすいチームの中でうまく中盤でプレーしていたと思う。

小椋(6.5)→中盤で激しく相手にプレスに行く姿はまさに‘蝮’。川崎は中盤のパス回しが特徴的だが、そこで自由を与える時間を作らせなかったのは彼のチェイシングあってのこと。リンス選手の同点弾に繋がるサイドチェンジもお見事。

橋爪(5.5)→いつもは松橋選手が担当する右ウイングバックで先発出場。ポイントとなる相手の左サイドからの攻撃に対応するべく守備的なポジショニングをとって相手を待ち構える。しかしそれで彼の良さである攻撃性は影を潜めてしまい、しばらく90分間出ていなかった影響からか、終了直前にも左サイドから失点に繋がる痛い突破を許してしまう代償を払ってしまった。

ドゥドゥ(7)→前節1試合休めたこととメンバーから外された危機感がプラスされ、序盤から士気が高くキレのあるプレーを披露。カウンターアタックのターゲットとして前線のスペースを徹底的に突いていき、一人でドリブルでシュートまでもっていく強い気持ちをみせる。シュート数7本はその強い気持ちの表れ。後半からは相手マークが厳しくなり自由に動けなくなったが、リンス選手投入で相手マークが分散され、あの逆転弾が生まれたと思う。ウイルソン選手に頼っていた今までから、この試合で自分が率先してやらなければという自覚が芽生えたと思う。

堀米(6)→ドゥドゥ選手とコンビを組み、主に前線でパスの供給者として存在感を示す。前半何度もシュートシーンにもっていけたのは彼のチャンスメークのおかげ。あまり目立たないが、試合中に中盤を幅広く動いてチームのパスの受けどころになり、ボールを運んで良い状態で次に渡す黒子的なプレーは地味に効いていた。後半11分に退いたが、彼のプレーをもっと長く見ていたかった。


途中出場
リンス(6.5)→後半11分、堀米選手に代わり途中出場。自身のコンディションが良いのかキレのある動きを何度も披露。特に初動が速く、相手への鋭いプレスなどディフェンス面でも役立っていた。後半25分の左サイドから一人でゴールまで持っていったプレーは圧巻の一言。リンス選手の‘仕上がり’と個の高い力が感じられる素晴らしいゴールだった。

松橋(6)→後半27分、阿部選手に代わり途中出場。阿部選手が務めていた左ウイングバックにそのまま入り、主に守備に目を向けたプレーを行う。ドゥドゥ選手の逆転弾からはさらにその傾向が強まったため、終盤の時間帯で相手に守備にも視線をもっていくために攻撃参加を適度にしたかった。

曽根田(5.5)→後半37分、田中選手に代わり途中出場。小柄ながらも吸い付くような小回りの効くボールチェイシングで相手のロングフィードの機会を阻止。終盤の逃げ切る戦略の一員として組織的な守備の動きがほとんどだったので、残りの時間で彼の攻撃的な良さを見たかった。


指揮官
吉田監督(6.5)→今までエースとして使ってきたウイルソン選手をメンバーから外す決断は結果的に今回は成功。カウンター主体のサッカーがさらに洗練されたのはドゥドゥ選手に自覚が生まれたからだと思う。相手のドゥドゥ選手の対策が進んだ後半でマークを分散できるリンス選手の早期の投入も評価できる。しかし終盤川崎が猛攻を仕掛けてくることを予想できたが、その勢いを采配によって止められなかったのはマイナス点。特に警戒していた左サイドから同点弾を許してしまったのは悔やまれる。対峙する疲れていた橋爪選手のポジションをフレッシュな選手で強化したかった。




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試合終了【川崎フロンターレ戦】

2017-08-27 | Weblog
今までホーム山梨中銀スタジアムで行われていた2017年明治安田生命J1リーグ第24節川崎フロンターレ戦ですが、試合が終了し2対2の引き分けに終わりました。ヴァンフォーレの得点は後半に挙げたリンス選手とドゥドゥ選手のゴールでした。


前半をPKによる1点のビハインドで折り返したヴァンフォーレ。後半スタートしてからも川崎ペースで変わらないと判断すると、吉田監督は早くも動きます。堀米選手に代えて‘切り札’リンス選手を投入し、ドゥドゥ選手とともに2トップを組んでゴールを狙っていきます。リンス選手はキレの良い動きをみせて前線でチェイシングを敢行。相手のパスワークを乱していきます。それで徐々にチームのエンジンがかかってきたヴァンフォーレは、小椋選手や兵働選手などのベテランも積極的なプレスに参加し、ボールをカットする機会が増えていきます。次第にボールが持てるようになってきたヴァンフォーレ。左サイドをリンス選手が積極的に仕掛けていくと、相手の間合いをうまく図りながらゴールへの距離を縮めていき、細かいステップで相手マークを一瞬かわして素早くシュート。あまり角度のない場所でしたが、その強烈なシュートは相手GKの脇を抜けてゴールに突き刺さります。リンス選手の個の力が爆発したシュートにスタンドのサポーターは何が起こったのか分からず一瞬静まりますが、ゴールを確認すると一斉に喜び歓喜の声を挙げました。リンス選手はヴァンフォーレ加入後初ゴール。良い時間帯に同点に追いついたヴァンフォーレ。強豪川崎相手に追いつくことができた事実は、サポーターも選手たちも自信を深めるスパイスになりましたね。


【公式】ゴール動画:リンス(甲府)70分 ヴァンフォーレ甲府vs川崎フロンターレ 明治安田生命J1リーグ 第24節 2017/8/27



スタジアム中が興奮冷めやらぬその4分後、ヴァンフォーレにさらなる歓喜が訪れます。岡選手のロングフィードに反応したドゥドゥ選手が前線で相手DFとの空中戦に競り勝ち、ドリブルで独走状態に入ります。ドゥドゥ選手はそのままドリブルでエリア内に侵入すると、最後は迷いなく右足を一閃。強烈な低い弾道のシュートがゴール左隅に吸い込まれます。この試合何度も決定機を作っていながらもなかなか決めることができなかったドゥドゥ選手でしたが、ようやくその積み重なっていた努力が実を結ぶことになりました。


【公式】ゴール動画:ドゥドゥ(甲府)74分 ヴァンフォーレ甲府vs川崎フロンターレ 明治安田生命J1リーグ 第24節 2017/8/27



ドゥドゥ選手の逆転弾&ヴァンフォーレの連続ゴールにスタジアム中のサポーターは狂喜乱舞。勝利が近づいてきたヴァンフォーレはこの点差を守るために残りの時間で精力的にディフェンスを行います。リンス選手もポジションを下げてほぼ全員が参加しての守備で逃げきりを企てますが、その受け身の状態をしたたかに突いてくるのが川崎でした。

ゴール前に複数人&サイドにも選手を配置する川崎の分厚い攻撃に押され始め、クロスボールをクリアしてもサイドに逃れられず、相手に繋がれる展開が続いていきます。セカンドボールの競り合いにも後手を踏み始めると、二次&三次攻撃を受けボディブローのように効いてきたヴァンフォーレの守備がついに崩れます。ファーサイドに上がったクロスボールの競り合いに負けると中央に折り返され、最後は森本選手にヘディングを決められてしまいます。後半45分に入ってからの失点にヴァンフォーレの選手たちは倒れ込み、ガクッと肩を落とします。


【公式】ゴール動画:森本 貴幸(川崎F)90分 ヴァンフォーレ甲府vs川崎フロンターレ 明治安田生命J1リーグ 第24節 2017/8/27



逃げ切れなかった悔しさは同対戦の第6節でも味わっていましたが、またその悔しい気持ちを味わうことになりました。試合はそのまま終了。結果的には強豪川崎相手に2対2の引き分けは上出来だと思いますが、やはりあと数分で勝利が見えていただけにとても悔しいですね。


ヴァンフォーレはこの引き分けで勝ち点1を上積み、勝ち点21にしました。同節で札幌が勝利したために15位と順位は下がりましたが、間近に迫ってきている大宮と広島との差を少しでも広げることができた事実は評価しても良いと思います。試合数はありますので残留のために慌てて取り組み自分たちのスタイルを見失うよりか、この試合で停滞していた攻撃の形をようやく見いだすことができたので、これまで積み上げた経験を活かしてチームのスタイルを継続していき、自信をもって今後の試合に臨んでほしいですね。ここで得ることに成功した2得点をこれからの試合で活かしていきましょう!



【勝ち点41への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


勝利を取り逃したのはやはり痛いですが、ここでの勝ち点1獲得&積み上げを大切にしてこれから戦っていきましょう。




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前半終了【川崎フロンターレ戦】

2017-08-27 | Weblog
現在ホーム山梨中銀スタジアムにて行われているJ1第24節川崎フロンターレ戦ですが、前半が終了し0対1でヴァンフォーレは1点リードを奪われています。


不調のウイルソン選手に代えて前節メンバーを外れたドゥドゥ選手が先発出場し、堀米選手と2トップを組んだヴァンフォーレの攻撃陣。試合は川崎が攻めてヴァンフォーレが守る展開となっていたので、ドゥドゥ選手が前線のスペースに走るシンプルなカウンター攻撃が活きます。堀米選手がパスの供給者となり、彼のテクニック力を使ってドゥドゥ選手にタイミング良くスルーパスを出します。走るドゥドゥ選手はマークにつく相手をかわして何度もシュートを放つシーンがみられます。シュート自体の精度は良くなかったのですが、ここ最近の試合で見えていなかった攻撃の形がはっきりと分かり、ヴァンフォーレの攻撃の希望が見えてきました。その他にも田中選手が前線に走り込むなど決定機が幾度かありましたが、そこを決められないでいると川崎に隙を突かれてエリア内に侵入され、エデル リマ選手が相手を倒してしまいPKを献上してしまいます。

しかし失点はこの1点のみ。川崎にボールを持たれていますが、危ないシーンはこの機会のみと言って良いので、このままの状態でしばらくは我慢すること。終盤の時間帯になるとさすがに川崎は攻め疲れてくると思うので、そこをドゥドゥ選手を中心とした素早いカウンター攻撃で仕留めたいですね。ヴァンフォーレの攻撃の形はできています。自信をもって後半戦っていきましょう!




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本日川崎フロンターレ戦!

2017-08-27 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2017年明治安田生命J1リーグ第24節ホーム山梨中銀スタジアムにて川崎フロンターレ戦です(18時キックオフ)。

昨日行われた試合で広島と大宮が引き分けて勝ち点1を上積み、ヴァンフォーレとの勝ち点差がともに‘1’差以内になるなど、いよいよ残留争いが本格的になってきました。一刻も早くその争いから抜け出すためにも、早期の勝ち点3獲得が求められます。しかし今回の対戦相手は川崎と優勝を狙うような強豪クラブで現在チーム状態絶好調と相当厳しい戦いが予想されるので、接戦から勝ち点を少しでももぎ取る粘り強い試合を展開してほしいですね。そしてあわよくば勝利といきたいですね。

なおこのブログでは試合の途中経過(ハーフタイム時)と結果を速報でお伝えする予定です。そちらもどうぞお楽しみに♪



【会場周辺の天気情報】 goo天気 8月27日 5:00発表
山梨中銀スタジアム(山梨県)
曇り時々晴れ
最高気温:31℃ 最低気温:22℃
降水確率
6時~12時:0%
12時~18時:20%
18時~24時:20%

日中は気温が30℃を超えるなど暑い日になりそう。空には雲が多くなるので、不意の雨に十分警戒して雨具の準備をしておきましょう。


※この週末(本日まで)山梨県内の日帰り温泉10施設で割引サービスが受けられるヴァンフェス企画『お風呂デー』が実施されています(サービスを受けるためにはお風呂マップの持参&提示が必要)。試合観戦の前や後にも疲れを癒しに温泉に入りに行ってみてはいかがでしょうか?

8月27日川崎フロンターレ戦「お風呂デー」お風呂マップダウンロードページ開設のお知らせ(ヴァンフォーレ甲府公式HP)



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川崎フロンターレ戦見どころ紹介

2017-08-26 | Weblog
前節残留争いのライバルとなる広島に敗れて下位との勝ち点差が縮まったヴァンフォーレ。これ以上敗戦を喫すると一気に順位が下がる可能性があるので、ここでなんとか踏み留まなければいけません。対戦相手はACLの舞台に参加している川崎フロンターレ。現在リーグ戦で3位に位置している強豪相手に、第6節でみせたように戦力差のある中で自分たちのスタイルを貫きつつ粘り強く戦えるかが注目されます。


【公式】ハイライト:川崎フロンターレvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J1リーグ 第6節 2017/4/8




川崎フロンターレ
13勝6分け4敗(勝ち点45) 3位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×△○○○
注目選手:車屋選手、中村選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


川崎の基本フォーメーションは4-2-3-1。今シーズンより指揮する鬼木監督のもとで序盤戦は不安定な戦いが続いていたものの、次第に調子を取り戻して白星を増やし夏場の連勝で優勝を狙える上位に進出してきました。川崎の特長はなんといっても細かいパスワークと連携力。小林選手は基本トップにいますが、家長選手&阿部選手&中村選手とともに前線を流動的に動き回り、ポジションを頻繁に入れ替えながら相手マークの的を絞らせない工夫をします。狭いエリアでも落ち着いてパスを回せる技術がないとこのやり方は成り立ちませんが、川崎の攻撃陣はそれをやってのけるレベルにあります。相手守備網を手数の多さで崩していき、最後はゴールにパスをするような感覚で正確にシュートを決めてしまうリズミカルなサッカーは見るものを魅了します。また前線4人の連携が封じられているときにはボランチの大島選手やサイドバックの選手たちが攻撃参加してチームの攻撃に躍動感を生み出しており、風間前監督時代から引き継いでいる攻撃サッカーがさらなる進化を遂げています。

リーグ戦前節の札幌戦とACL準々決勝浦和戦。この2試合で川崎にみられた共通点が‘左サイドからの得点が多いこと’。パスワークの中心となる中村選手から攻撃を展開し、スピードとテクニックのあるアタッカーが複数人でサイドのエリアでボールを繋ぎます。そこにサイドバックの車屋選手がサイドライン近くを疾走することで攻撃のテンポを変え、敵陣深くからマイナス気味の弾道の速いボールをゴール前に供給することで相手の対応を惑わせます。そして点で合わせることが上手い小林選手が押し込むというのが川崎が得意としている一連の攻撃の流れ。川崎が良いときは前線の選手たちが近い位置でコンパクトに距離を保ちながらプレーしているので、まずはゴールに近い場所で彼らに仕掛けをスタートさせないことが大切になってくると思います。なのでヴァンフォーレは3バックと3ボランチで人数をかけて中央を固めるディフェンスをいかに高いクオリティで維持できるかがこの試合の基礎的な要素となると思いますね。

そして攻撃に手詰まり感を感じたときには川崎はサイドバックの選手が果敢にオーバーラップしてきます。二番目の守備のポイントは‘サイドバック対策’。細かくパスを繋いでいるその横を縫うようにサイドを疾走してくるサイドバックに、タイミング良くパスを出させると守りにくい危険なスペースを突かれることになります。それはできるだけ避けなければいけません。川崎の左サイドからの攻撃に対峙する、ヴァンフォーレの右サイドの選手のディフェンスが非常に重要になります。右のウイングバックでディフェンス力がある松橋選手が常にサイドバックの攻め上がりを警戒し、川崎に躍動感を与えないようにするべき。相手に付け入るスペースを全く与えないことがペースを乱して攻撃の停滞感を生み出します。4月にアウェーで行われた第6節のように粘り強く守備をしていれば、試合中何度かカウンター攻撃で決定機を作れるはずです。そこをドゥドゥ選手やリンス選手を中心とする攻撃性能の高い選手がその機会に決め切ることができるかが、ヴァンフォーレに勝ち点が巡ってくるポイントになると思います。川崎の守備陣はディフェンス面に関してはヴァンフォーレでも付け入る隙があると個人的には思います。積極的に仕掛けていけば、シュートシーンはいつも以上に多く作れると思いますよ。


ヴァンフォーレ甲府
4勝8分け11敗(勝ち点20) 14位
ここ最近5試合のリーグ戦成績:→×○×△×
注目選手:松橋選手、ドゥドゥ選手、リンス選手
予想スタメン

※メンバーとフォーメーションは実際と異なる可能性があります。


ヴァンフォーレの基本フォーメーションは5-3-2。ヴァンフォーレは現在3人しか出せない出場枠を4人のブラジル人選手が争っており、吉田監督はその3人の起用を誰にするのか大いに頭を悩ませていると思います。今回はウイルソン選手が外れ、エデル リマ選手&ドゥドゥ選手&リンス選手の3人になる模様。彼らがウイルソン選手が出られない代わりにその悔しい気持ちを受け取り、どれだけ助っ人選手としてのクオリティを保てるかがヴァンフォーレのチーム力を上げる鍵となりそう。川崎相手に守る時間が長くなることが予想されるので、カウンター攻撃への精度の高さと動きのキレの良さが求められます。攻撃面ではカウンター攻撃の中心となる彼ら2人の個の力を信じたいですね。


川崎は優勝を狙うチーム、一方のヴァンフォーレは残留を目指すチーム。立ち位置とチーム力の差は明らかにあるので、いくら負けると順位が降格圏内に下がる恐れがある中でも軽々しく勝つというキーワードは言えません。リーグ戦3連勝中&ACLで浦和に勝利する今の川崎の状態を考えたら個人的には引き分けに持ち込めたら上出来だと思っています。ヴァンフォーレは現在‘8分け’とJ1リーグで最も引き分け数が多いチーム。引き分ける術を知っているので、計画的に戦って強豪相手に勝ち点を掴んでほしいですね。



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浦和レッズ戦の写真公開

2017-08-25 | Weblog



だいぶ遅くなりましたが、8月9日に行われたJ1第21節浦和レッズ戦の様子を写真にたくさん収めてきましたので、ここで紹介したいと思います。





ヴァンフォーレホームゲーム夏のイベント‘ヴァンフェス’。公園内のスペースで様々なイベントを行い大いに賑わいました。写真はこの試合に招待された女性レーサーさんのトークイベント。また子供向けふわふわバルーン型の迷路も設置されていましたよ。




大挙して来てくれた浦和サポの注目は山梨のB級グルメ‘鳥もつ煮’。とても暑い日でしたが、冷たい食べ物と同じく周囲の視線を奪っていました。




この日のサイン会はオーストラリア人のオリヴァー ボザニッチ選手。ヴァンフォーレ屈指のイケメンさん。このときの努力が次節の先発出場に繋がります(うそ)。





山梨県富士吉田市出身のプロレスラー武藤敬司さんがスタジアムに来場。派手な入場曲で登場した割にはカートの持ち手をしっかり握っている慎重な姿が印象的でした。決めポーズをする瞬間を待っていたのですがなかなかやらず、終盤にやったときにはシャッターチャンスを逃していました…。




ゴール裏にいる子供たちと触れ合うヴァン君。




大迫力のアウェー浦和サポーター。





タレントを多く揃える浦和との対戦やお盆期間直前の夏休み中ということで、大勢の人がスタジアムに来てくれました。毎試合このくらい入ればなぁ。




ゴール裏もサポーターでぎっしり埋まっていましたよ。





小椋選手がJリーグ通算300試合出場達成。小椋選手おめでとう!花束を渡していた息子ちゃんたちも可愛かった。こういう光景が後に記憶に残るんだよね。




セットプレーの守備でマークを確認するヴァンフォーレの選手たち。ゴール前に両チームの選手たちが密集しています。




まんまる満月が夏の夜空を照らします。




セットプレーのキッカーは阿部選手。その左足でチャンスを作ろうとするも得点には結びつかず。




浦和サポーターの近くでゴールキックを蹴る河田選手には容赦ないブーイングが浴びせられます。蹴りにくそうだなぁ。




ハーフタイムには夏のホームゲーム恒例の花火が上がりました。ここ最近数試合と比べて今回はしっかりと空が暗くなっていたので、花火を綺麗に見ることができましたよ。夏の良さを堪能できました。




スタジアム内に展示してあった車(高級車)に興味津々のヴァン君。フォーレちゃんと2人でこのオープンカーでドライブする計画を企ててるのかな?




ドリブルで相手を抜こうと仕掛けようとしているドゥドゥ選手。



ラファエル・シルバ選手のシュートをブロックしている新井選手。選手たちの懸命なディフェンスが接戦を生んでいます。




左サイドでスピードに乗ってクロスボールを蹴ろうと積極的にプレーする高野選手。その強気な姿勢はヴァンフォーレにはいないタイプなので良いですね。





しかし得点を奪えないまま0対1で試合終了。終盤の時間帯は押していただけに悔しかったですね。





選手たちの努力はなかなか報われません。しかし高野選手のような果敢にプレーできる存在を見つけることができたのは今後に向けての大きな収穫だと思います。




この試合を最後にドイツのクラブに移籍する関根選手を見送る浦和サポーター。彼を囲む報道陣の数が凄いなぁ。対戦相手チームの選手ですが、ドイツでも頑張れ!




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※おまけ


試合終了後この試合スタンド観戦していた堀米選手がスタジアムを出るときに子供たちに捕まり、サインに応じていました。その対応が懐が深く、子供たちに夢を与えているようで大人になったなぁと親の気分でその光景を見ていました。プレーでも結果を残せるように頑張れ!

ベストゲームセレクション37

2017-08-23 | ベストゲームセレクション
ヴァンフォーレの過去の名シーンや名勝負を動画で紹介する『ベストゲームセレクション』。第37弾となる今回紹介するのは、次節の対戦相手が川崎フロンターレということで過去の川崎フロンターレ戦をピックアップしてみたいと思います。


川崎と戦うリーグ戦はあまり良い印象がなくいつも苦杯を舐めさせられている感じがしますが、2014年にホーム山梨中銀スタジアムで行われたJ1第30節の試合ではそのような印象がガラリと変わる強い気迫をヴァンフォーレの選手たちは見せてくれました。



2014 Jリーグ第30節 ヴァンフォーレ甲府vs川崎フロンターレ ゴールシーン



川崎レナト選手のスーパーボレーシュートで先制されたヴァンフォーレでしたが、この日の選手たちはこの失点に慌てませんでした。右サイドでジウシーニョ選手がアーリー気味にクロスを上げ、中央で盛田選手がポストプレー。はたいたボールを阿部拓選手が反応してシュート。見事な連携から流れるようなゴールが決まり、ヴァンフォーレは前半のうちに同点に追いつきます。

この得点でさらに勢いづくヴァンフォーレ。高い攻撃力を誇る川崎の猛攻を長い時間防ぎながら勝負は終盤の時間帯に突入します。そして迎えた後半35分、相手ペナルティエリア左45度の位置で得たFKのチャンス。山本選手がカーブをかけて巻いてゴールに迫る絶妙なパスにヴァンフォーレの選手たちは躊躇なく飛び込み、最後は佐々木選手が打点の高いヘディングで合わせてついに逆転することに成功します。優勝を狙うような強豪クラブ相手に終盤の時間帯で逆転する‘小瀬劇場’を演じて2対1で勝利。その後のJ1残留の大きな一歩となる勝ち点3獲得となりました。


日曜日(27日)に行われる試合も、攻める川崎に守るヴァンフォーレと試合展開の構図ははっきりと分かれそうですが、ヴァンフォーレはこのときのような計画的で気持ちのこもった戦いをして勝利を掴んでほしいですね。


※当時の過去記事
試合結果【川崎フロンターレ戦】




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試合結果【サンフレッチェ広島戦】

2017-08-21 | Weblog
19日にアウェーで行われた2017年明治安田生命J1リーグ第23節サンフレッチェ広島戦ですが、試合結果は0対1でヴァンフォーレは敗れてしまいました。


前半を押されながらも無失点で抑えたヴァンフォーレ。守備では健闘していたものの攻撃面ではほとんど良いところがなかったため、吉田監督は後半スタートから動きます。田中選手に代えてリンス選手を投入。ウイルソン選手だけに狙いを定めて攻撃する手段からリンス選手の推進力を加え、相手の守備の的を絞らせない手段に変えてきました。これが功を奏し、ヴァンフォーレのチャンスシーンは確実に増えていきます。しかしそのチャンスを活かせないでいると、後半26分に相手に得点を許してしまいます。

左サイドを走り込んだアンデルソン・ロペス選手は中央へライナー性のクロスボールを出しGK岡選手が弾くと、手前にいたエデル リマ選手に当たりこぼれ球となります。そのボールに誰よりも早く反応したのが柴崎選手。ゴール前で豪快に右足を振り抜き、広島に痛い痛い先制点を献上してしまいます。このシーンでは3バックの右の位置にいた新里対応がパトリック選手に気をとられて一瞬中央にポジショニングをとったところをタイミング良く左にパスを出されましたね。それで新里選手が左右に体を振られてディフェンスが不安定になったのも、アンデルソン・ロペス選手に突破を許した要因になったと思います。またエデル リマ選手に当たったこぼれ球に岡選手の反応が遅れ、セーブする歩調が合わなかったことも少しアンラッキーでした。

追いかけなくてはならなくなったヴァンフォーレ。攻撃ではウイルソン選手が封じられていただけにリンス選手への期待が大きくなっていて、リンス選手はその期待に応えようとアグレッシブにプレーしますが、やはりチームに合流して間もないということで周囲との連携面や体のキレなど物足りないところがありましたね。終盤の時間帯に堀米選手を投入し、彼のパスセンスによって決定的なシーンを何度か作れましたが、短い出場時間で得点まで繋げることはできませんでした。1点差のリードを保つリスクを犯さない戦術に出た広島を最後まで崩すことができず、結局0対1で試合終了。接戦の試合を展開することはできていたヴァンフォーレでしたが、相手に先に先制点を奪われてそのリードを保つ戦略でこられると同点&逆転に繋げることはとても難しいと実感した試合だったと思います。


この結果ヴァンフォーレは勝ち点20は変わらず。16位大宮に勝ち点1差&勝利した17位広島との勝ち点差は‘2’となるなど、J1残留に向けていよいよ予断を揺るなさい状況になってきましたね。J2降格圏が間近に迫ってきていますが、いわばここからが本当の勝負のとき。降格圏内に落ちて精神的にショックを受ける前に今の位置で踏ん張りを効かせ、浮上へのきっかけを早急に掴みたいですね。



【勝ち点41への道】
★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


クラブが今シーズン目標にしている勝ち点41への道のり。残留を争うライバルクラブ相手のアウェー連戦で1分け1敗の勝ち点1獲得だけではやはり物足りませんね。今後はホームでは勝ち点3を、アウェー戦では勝ち点をできるだけもぎ取れるような戦いをしていきたいですね。


※試合ハイライト動画
【公式】ハイライト:サンフレッチェ広島vsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J1リーグ 第23節 2017/8/19





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前半終了【サンフレッチェ広島戦】

2017-08-19 | Weblog
現在アウェーで行われているJ1第23節サンフレッチェ広島戦ですが、前半を終了し0対0のスコアレスでハーフタイムに入っています。


前節からオリヴァー ボザニッチ選手をスタメンで起用し、ベンチに途中加入したリンス選手を入れるなど修正を図ってきたヴァンフォーレ。5-3-2のシステムは同じながらも攻撃的なボザニッチ選手を使うことでやり方を変えずに攻撃力をアップさせようとする意図があると思います。試合の立ち上がりから1トップ気味にポジションをとるウイルソン選手が相手のマークに遭って思うように動けず、なかなか攻撃の起点が作れません。ヴァンフォーレは守備はしっかりとブロックを形成して組織的にできていますが、いざボールを奪いマイボールとなってもパスの出しどころを封じられてバックパスや横パスを多用しており、縦に‘勝負していく’パスの本数があまりにも少ないですね。仕掛けのポイントにボザニッチ選手がポジショニングをとって味方のパスを積極的に呼び込んでいますが、そこまで思うように繋がらないのが現状です。

相手の広島は屈強なフィジカルのパトリック選手にロングフィードで狙いを定めるシンプルな攻撃を仕掛けています。柏選手もうまくこの攻撃に絡んでおり、ヘディングシュートがポストに直撃するなどチャンスを作っています。しかしながら全体的には最低限抑えている印象があるので、ディフェンス面はそのままで良いと思いますね。

後半ヴァンフォーレはまずは攻撃の起点をウイルソン選手以外に作ることが求められます。そこから相手の守備の意識を分散させ、ウイルソン選手にキツくマークがいかないようにしたいですね。接戦の状態をできるだけ保ちつつ、相手が先に攻撃的に動いてきたところで、ヴァンフォーレはその隙を鋭く突いてカウンター攻撃を仕掛けたいです。ベンチには‘仕上げのリンス’もいます。終盤の時間帯に攻勢を仕掛けていき、1点とって逃げ切りたいですね。広島に勝ち点3を渡さずに、山梨に勝ち点1&もしくは勝ち点3を持って帰ってきてほしいですね。

後半も頑張れヴァンフォーレ!




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本日サンフレッチェ広島戦!

2017-08-19 | Weblog



ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2017年明治安田生命J1リーグ第23節アウェー広島県広島市のエディオンスタジアム広島にてサンフレッチェ広島戦です(19時キックオフ)。

J1残留を争う15位札幌と17位広島とのアウェー連戦中のヴァンフォーレ。札幌にはなんとか追いつき引き分けに持ち込んで勝ち点をもぎ取ったので、今回の広島戦には勝利で勝ち点3を掴みたいところ。生まれ変わりを果たそうと必死にもがいている広島相手に厳しい戦いが予想されますが、ヴァンフォーレは長年取り組んでいる明確なサッカーの継続性を武器に、迷わずブレずに戦っていきたいですね。

またJリーグ全試合放送のDAZNはもちろんですが、YBSラジオでも試合の生中継が行われます(ラジオがない場合はテレビのnnsデータ放送で山梨エリアのラジオが聞けます)。本日会場に行けない方はメディアを通してヴァンフォーレに声援を送りましょう。きっとその想いは広島に届き、選手たちの後押しになるでしょう。

なおこのブログでは試合の途中経過(ハーフタイム時)と結果を速報でお伝えする予定です。そちらもどうぞお楽しみに♪




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※おまけ
写真は2013年8月の試合結果。佐々木選手&柏選手&パトリック選手と広島には元ヴァンフォーレの選手が多い!あと稲垣選手も。稲垣選手スタメン確保に頑張れ!佐々木選手リハビリ頑張れ!柏選手は今回は大人しくしていてください(笑)