消費者庁によると、ストーブなどの暖房器具を巡り、6歳以下の子どもがやけどやケガをした事故の情報が今年9月までの約7年間で357件寄せられたそうです。製品別では「ストーブやヒーターによる事故が208件」で最多。次いで、「こたつ80件」「加湿器46件」「湯タンポ・あんか14件」の順でした。ストーブ・ヒーターでは、つかまり立ちして本体に直接触れたり、上に置かれたやかんをひっくり返して熱湯を浴びたりした事故が起きています。こたつでは、座布団に引っ掛かって転び、天板の縁にぶつかるなど転倒事故が、やけどより多いのが特徴です。加湿器では高温の蒸気に触れた事故や、コードを引っ張って倒してしまい熱湯を浴びた事故も起きています。湯タンポ・あんかは低温やけどが目立ちます。寒くなってきたので注意が必要ですね。自宅の他、祖父母宅など帰省先や外出先での事故もあるので、年末年始の休みにも注意が必要です。大人が危険予知をして事故を防ぎましょう。