近年、救急車の出動件数及び搬送人数はともに増加していて、救急車の現場到着までの所要時間が遅くなっています。平成27年中、大隅肝属地区消防組合管内の救急出動件数は、過去最高の7002件となっています。その内、約4割は入院を必要としない軽症の救急要請だったそうです。これでは本当に救急車を必要とする人が、後回しになってしまう事態が起きてしまうのも当然です。「病院に行く交通手段がない」「外来で待つのがめんどくさい」「日焼けで体がヒリヒリする」「靴ずれが痛くて」等といった通報もあったそうです。一刻を争う緊急患者の為に救急車の適正利用をしましょう。