ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

介護認定の不条理

2017-01-13 18:02:39 | 日記
きょうは介護保険の認定調査があり、午前中、調査員のおばさんがやっ
てきた。その前に、「対応を協議したい」ということで、ケアマネさん
が姿を見せた。

「トイレも一人で出来ます。風呂も一人で入れます」と現状を正直に言
うと、介護度を低く認定されてしまう恐れがあるので、工夫が必要だと
いう。事実、前回の認定調査では、「あれも出来ます。これも出来ます
」と正直に答えたために、介護度を一段低く見積もられ、車椅子のレン
タルが認められなくなって、自腹で購入せざるを得ない仕儀となったの
である。

苦しいリハビリに耐えて、現状を維持し、できれば向上を、と私自身は
願っているのに、この時ばかりは、その願いのベクトルを無理やり逆方
向に捻じ曲げなければならないのが、バカバカしさを通り越して、なん
とも理不尽に思える。「できる」ことを「できない」と偽ることは「で
きない」から、「できることはできるが、寄る年波には勝てず、一人で
するのが辛くなってきた」と答えることにした。これなら生活の実感を
正直に言ったことになる。

リハビリを頑張って、自立度を上げられたら、「よくできましたね、よ
く頑張りましたね」ということで、「では、ご褒美をあげましょう。介
護保険の援助額に相当する分をあなたに差し上げます」とでもいうの
だったら、申し分はない。まあ、そこまでは望まないとしても、「頑
張った分だけ、援助額を差っ引きます」というのは、やめにして欲しい
なあ・・・。リハビリへのモチベーションが下がってしまうから。
コメント
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