おはようございます。
ゆるちょです。
ま、土曜日と言う事で、楽しみたいですねー。
さて、その時、僕は辛辣姫ユキちゃん(28)と都内のカフェで、お仕事の疲れを癒やしていました。
「しかし、今日回った3軒のクライアント・・・いずれもいい結果になりましたね」
「これもゆるちょさん自ら、営業してくれたおかげですよ」
と、ユキちゃん。
「まあ、クライアントの方としても、仕事を受ける人間がどんな人間かを最初から把握出来れば」
「それに越した事無いし、うちとしても信頼感が上がるし、僕としても、いい人間関係を増やす事が出来て」
「一石二鳥以上の効果があるからね。仕事として、当然だね」
と、僕。
「まあ、ゆるちょさんは、なによりトークが上手いですから。初対面でも全く苦にしないし」
「それに何より、ゆるちょさんのそのキラキラお目目で、相手を見つめたら・・・特に女性のクライアントさんは」
「ドギマギしていましたよ・・・もう、わかりやすかったですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「交渉事にこそ、伝家の宝刀を使わなければね・・・相手の本能を揺さぶる事が出来ればこっちのものさ」
と、僕は涼しい顔。
「別名「蛇に睨まれた蛙作戦」でしたっけ。ま、そんな作戦使えるのは、ゆるちょさんくらいですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「まあね。でも、今年度の後半戦は、さらに忙しくなるな。だいたい来週も新たな顧客開拓の仕事があるんだろ」
「ま、新しい人間関係を作るのは、面白いけれどね。僕の得意とする所さ・・・」
と、僕。
「そういうお仕事の中で、ゆるちょさんは、美田園社長と出会ったんですよね。この間、一緒にお食事ごちそうになりましたけど」
「・・・って、ゆるちょさん、美田園さんの会社の問題点指摘の仕事もしたらしたんですね」
と、ユキちゃん。
「ああ。でも、あれは・・・僕と季節毎に食事会を開く・・・言い訳みたいなお仕事だけどね」
「多分、部下達に、僕と食事する正当な理由を説明する為に・・・僕に仕事のアドバイスを受けている・・・」
「そういう説明をして、会社を抜けてくるんだよ、あの人は・・・」
と、僕。
「その仕事、いつくらいから、やってるんですか?」
と、ユキちゃん。
「2年くらい前からかな。一週間くらい前にメールで資料が送られてきて・・・」
「それをチェックするだけだから、まあ、そんなに時間もかからない」
と、僕。
「ゆるちょさんって、何でもやるんですね。ただの書き手ってだけじゃなくて、営業もやるし」
「・・・御島さんにも、いろいろ無茶ぶりされているようだし・・・」
と、ユキちゃん。
「御島姐さんの無茶ぶりは・・・あれは僕を成長させようとしてくれてんだよ」
「まあ、確かに無茶ぶりだけどね・・・この間は、銀座のママさんに、成功の秘訣を教えてもらって来いって」
「そんなの簡単に教えてくれるわけないじゃーん」
と、僕。
「それでも、その仕事、完遂してきたんでしょ?」
と、ユキちゃん。
「それは、ね・・・相手が女性なら、僕なら、いくらでもやりようはあるからね・・・」
と、僕。
「ゆるちょさんって、ホント、女性に愛されますよね・・・この間の美田園さんの食事会だって」
「美田園さんは、普段は、ビシっとした男性すら、怖がらせるような女性なのに・・・」
「ゆるちょさんの前では本当に、ひとりの少女のようになっちゃうって言うか、子供をかわいがるお母さんのようだったり」
「まあ、ゆるちょさんの事が大好きって、言う風情がドンドン出てましたよ・・・」
と、ユキちゃん。
「ふ。なんだかね・・・」
と、僕。
「なんか、ゆるちょさんって、皆に愛されて・・・女性の共有財産みたいな、そんな存在ですよね・・・」
「しかも、年齢を重ねた、社会での経験をたくさん持っている女性に限って、ゆるちょさんを評価しているし、好意を抱いている」
「そういう様子を見ていると、ゆるちょさんって、皆に愛されてるんだなーって、ほんと、思いました」
と、ユキちゃん。
「まあ、ありがたい事だよ。年齢を重ねて、大人の女性達に嫌われるようになる・・・よりはいいよね」
「自分が進んできた道は、正しかったって言う証拠だもん、それは」
と、僕。
「ゆるちょさんは、社会の中で、絶えず裸一貫で勝負してますものね」
「今日もそうでしたけど、たくさんの人間を見てきた目の肥えている男女だからこそ、ゆるちょさんの魅力に一発でやられちゃう」
「そして、期待感と共に信頼感を獲得しちゃう。そういう人間ってなかなかいないと思いますよ」
と、ユキちゃん。
「まあ、それに横には、僕に的確にツッコミを入れてくれる美人秘書的なユキちゃんがいてくれるから」
「場も和むし、笑いにも包まれるし・・・御島姐さんが僕とユキちゃんをペアで使っている意味を理解出来るよ」
と、僕。
「ゆるちょさんは、時に暴走気味に突っ走る事がありますからね。それはわたしが止めないと・・・」
と、ユキちゃん。
「ま、その為に僕は暴走するんだけど・・・」
と、僕。
「ほんと、ゆるちょさんは、確信犯ですよ・・・」
と、ユキちゃんは笑ってくれる。
「でも、わたし、今日の女性のクライアントの方も、そうでしたけど・・・女性って、ゆるちょさんに圧倒されちゃうんですよね」
「楽しくおしゃべりした後に、そのキラキラしたお目目で見つめられると・・・理性が吹っ飛んで本能のままに行動したくなる」
「・・・今日、わたしがいなかったら、あの女性のクライアントさん・・・この後、ゆるちょさんと飲みに行きたそうな風情でしたもん」
「ま、そういう流れで、美田園さんとも、仲良くなったんでしょうけど・・・」
と、ユキちゃん。
「それは図星だけどね。でも、人生なんて、どこに岐路が待ってるかわからないじゃん」
「それは人を見る目のある女性程、フットワークが軽いって言うか、興味のある男性には、即、探りを入れてみるってのが」
「出来る女性のやり方なんじゃない?一期一会とは言うけど・・・その一期一会を研ぎ澄まされた女の勘で、何かのチャンスに変えられる女性こそ」
「本物の起業人だと思うし・・・チャンスはいろいろ転がっているけど、それを生かせなければ、結局、ダメじゃん」
と、僕。
「そうですね。わたし・・・御島さんがよく、ゆるちょさんの事を「超使える人」って言うのは、知っていたんですけど」
「最近、なんとなく、わかってきたのは、ゆるちょさんは、出会った人を「やる気」にさせる天才なんだって事なんですね」
と、ユキちゃん。
「ほー。その物言い初めてだね。詳しく聞かせて」
と、僕。
「今日のクライアントさん達も、そうでしたけど、皆、ゆるちょさんと目を合わせた瞬間、目の色が変わるんですよね」
「そして、あっちから食い気味にいろいろな提案をしてくれる。つまり、皆、ゆるちょさんを使いたくってしょうが無いんですよ」
「もう、本能から、ゆるちょさんを使いたくて、譲歩案すら出してくれて・・・そういう状況の中で、ゆるちょさんも」
「圧倒的な譲歩案を出してくれたりするから・・・あっちは嬉しくってしょうがない状況にまで行っちゃって・・・場が納まるって言うか・・・」
「そういうゆるちょさんにすっごいいい印象を持って・・・まあ、ゆるちょさんは基本誠実だし、性格いいし、素直で・・・」
「それでいて、圧倒的に仕事が出来るから・・・人材好きの日本人相手だと、結果残すことになりますよね・・・」
と、ユキちゃん。
「っていうか、それで愛されちゃうんですよね・・・男性にも女性にも・・・そうか、そういうカラクリだったんだ・・・」
と、ユキちゃん。
「仕事を通してクライアントに愛される・・・それがゆるちょさんの理由なんですね・・・それって只者ではないですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「だから、相手の圧倒的な「やる気」を引き出すのがゆるちょさんなんだなーって。それがゆるちょさんの人間的迫力」
「や、女性に対する人間的魅力になるのかなって・・・それで、女性に圧倒的に愛されるゆるちょさんの現在があるって」
「薄々わかってきたんです」
と、ユキちゃん。
「僕が思っているのは人間の関係と言うのは、楽しくなくっちゃ「やる気」が起こらないって事だよ」
「楽しくなくっちゃ人は動かない。逆に楽しければ人はドンドン動いてくれるし、それがいい仕事につながる」
「結局、大事なのは、「やる気」とその仕事が楽しいって事」
「嫌な事を嫌々やっていたって結果は伴わないよ」
と、僕。
「確かにそうですね。それってなんとなく、サラリーマンの仕事って感じ」
と、ユキちゃん。
「創造的で、クリエイティブな仕事は、やっぱ、やってて楽しいよ。女性を笑顔にする仕事はほんとに楽しいし」
「女性が笑顔をくれるって事は、ひとりの男子として、やっぱ、しあわせな事さ。だから、ドンドンいい仕事になっていくのさ」
と、僕。
「そういう考え方がベースにあるから、ゆるちょさんと仕事をする人はいいイメージを持つし」
「笑顔なんでしょうね・・・ゆるちょさんを好きな女性ってどれくらいいるんですか?」
と、ユキちゃん。
「さあね・・・でも、お互い笑顔で、切磋琢磨出来れば、ドンドン人生のステージだって変えていけるはずだろ」
「それでいいんじゃないかなー。そうでないといけないんじゃないかなーって僕は思っている」
と、僕。
「いつまでも、人間性小さくて、ルーティーンワークな仕事しか出来ない「思考停止者」のままでは、笑顔になれないですもんね」
「ゆるちょさんは、そういう世界から、抜け出してきた・・・だからこそ、今は日々「純思考者」として、様々な仕事を」
「する事が出来て、周囲をやる気に溢れさせる・・・異性を笑顔に出来る大人のオトコになった・・・そういう事ですね」
と、ユキちゃん。
「ああ。日本人の評価は、第三者の大人が判断してくれる。特に男性の価値は、大人の女性がするだろ。そして、いろいろな経験を積んだ素敵な大人の女性を」
「ココロから笑顔に出来る事が最も重要な仕事・・・これだよ」
と、僕。
「じゃあ、ゆるちょさんは、大人のオトコとして、合格・・・そういう事になりますね」
と、ユキちゃん。
「なら、いいけど。あるいは、その男性を笑顔で見つめる大人の女性の数でも、表現出来るな・・・」
と、僕。
「だったら・・・今日は、10人以上の女性の笑顔を貰っていましたよ、ゆるちょさん」
「コーヒーを持ってきてくれた秘書の女性や資料を説明してくれた女性なども合わせて・・・わたしも含めて、10人程は」
と、辛辣姫。
「まあ、今日は外回りだったから、いつもより多かったよ」
と、僕。
「男性のしあわせは、女性に笑顔を貰う事。女性のしあわせは、尊敬出来て、笑顔の素敵な男性の傍にいる事」
「傍で笑っていられる事・・・そんな風に思います」
と、ユキちゃん。
「だったら、少し早いけど、飲みに行く?」
「立ち飲みだったら、もう、開いてるだろ」
と、僕。
「はい。お伴します」
と、ユキちゃんは、暖かいアップルティーを飲み干してから、笑顔で席を立った。
(おしまい)
、
ゆるちょです。
ま、土曜日と言う事で、楽しみたいですねー。
さて、その時、僕は辛辣姫ユキちゃん(28)と都内のカフェで、お仕事の疲れを癒やしていました。
「しかし、今日回った3軒のクライアント・・・いずれもいい結果になりましたね」
「これもゆるちょさん自ら、営業してくれたおかげですよ」
と、ユキちゃん。
「まあ、クライアントの方としても、仕事を受ける人間がどんな人間かを最初から把握出来れば」
「それに越した事無いし、うちとしても信頼感が上がるし、僕としても、いい人間関係を増やす事が出来て」
「一石二鳥以上の効果があるからね。仕事として、当然だね」
と、僕。
「まあ、ゆるちょさんは、なによりトークが上手いですから。初対面でも全く苦にしないし」
「それに何より、ゆるちょさんのそのキラキラお目目で、相手を見つめたら・・・特に女性のクライアントさんは」
「ドギマギしていましたよ・・・もう、わかりやすかったですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「交渉事にこそ、伝家の宝刀を使わなければね・・・相手の本能を揺さぶる事が出来ればこっちのものさ」
と、僕は涼しい顔。
「別名「蛇に睨まれた蛙作戦」でしたっけ。ま、そんな作戦使えるのは、ゆるちょさんくらいですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「まあね。でも、今年度の後半戦は、さらに忙しくなるな。だいたい来週も新たな顧客開拓の仕事があるんだろ」
「ま、新しい人間関係を作るのは、面白いけれどね。僕の得意とする所さ・・・」
と、僕。
「そういうお仕事の中で、ゆるちょさんは、美田園社長と出会ったんですよね。この間、一緒にお食事ごちそうになりましたけど」
「・・・って、ゆるちょさん、美田園さんの会社の問題点指摘の仕事もしたらしたんですね」
と、ユキちゃん。
「ああ。でも、あれは・・・僕と季節毎に食事会を開く・・・言い訳みたいなお仕事だけどね」
「多分、部下達に、僕と食事する正当な理由を説明する為に・・・僕に仕事のアドバイスを受けている・・・」
「そういう説明をして、会社を抜けてくるんだよ、あの人は・・・」
と、僕。
「その仕事、いつくらいから、やってるんですか?」
と、ユキちゃん。
「2年くらい前からかな。一週間くらい前にメールで資料が送られてきて・・・」
「それをチェックするだけだから、まあ、そんなに時間もかからない」
と、僕。
「ゆるちょさんって、何でもやるんですね。ただの書き手ってだけじゃなくて、営業もやるし」
「・・・御島さんにも、いろいろ無茶ぶりされているようだし・・・」
と、ユキちゃん。
「御島姐さんの無茶ぶりは・・・あれは僕を成長させようとしてくれてんだよ」
「まあ、確かに無茶ぶりだけどね・・・この間は、銀座のママさんに、成功の秘訣を教えてもらって来いって」
「そんなの簡単に教えてくれるわけないじゃーん」
と、僕。
「それでも、その仕事、完遂してきたんでしょ?」
と、ユキちゃん。
「それは、ね・・・相手が女性なら、僕なら、いくらでもやりようはあるからね・・・」
と、僕。
「ゆるちょさんって、ホント、女性に愛されますよね・・・この間の美田園さんの食事会だって」
「美田園さんは、普段は、ビシっとした男性すら、怖がらせるような女性なのに・・・」
「ゆるちょさんの前では本当に、ひとりの少女のようになっちゃうって言うか、子供をかわいがるお母さんのようだったり」
「まあ、ゆるちょさんの事が大好きって、言う風情がドンドン出てましたよ・・・」
と、ユキちゃん。
「ふ。なんだかね・・・」
と、僕。
「なんか、ゆるちょさんって、皆に愛されて・・・女性の共有財産みたいな、そんな存在ですよね・・・」
「しかも、年齢を重ねた、社会での経験をたくさん持っている女性に限って、ゆるちょさんを評価しているし、好意を抱いている」
「そういう様子を見ていると、ゆるちょさんって、皆に愛されてるんだなーって、ほんと、思いました」
と、ユキちゃん。
「まあ、ありがたい事だよ。年齢を重ねて、大人の女性達に嫌われるようになる・・・よりはいいよね」
「自分が進んできた道は、正しかったって言う証拠だもん、それは」
と、僕。
「ゆるちょさんは、社会の中で、絶えず裸一貫で勝負してますものね」
「今日もそうでしたけど、たくさんの人間を見てきた目の肥えている男女だからこそ、ゆるちょさんの魅力に一発でやられちゃう」
「そして、期待感と共に信頼感を獲得しちゃう。そういう人間ってなかなかいないと思いますよ」
と、ユキちゃん。
「まあ、それに横には、僕に的確にツッコミを入れてくれる美人秘書的なユキちゃんがいてくれるから」
「場も和むし、笑いにも包まれるし・・・御島姐さんが僕とユキちゃんをペアで使っている意味を理解出来るよ」
と、僕。
「ゆるちょさんは、時に暴走気味に突っ走る事がありますからね。それはわたしが止めないと・・・」
と、ユキちゃん。
「ま、その為に僕は暴走するんだけど・・・」
と、僕。
「ほんと、ゆるちょさんは、確信犯ですよ・・・」
と、ユキちゃんは笑ってくれる。
「でも、わたし、今日の女性のクライアントの方も、そうでしたけど・・・女性って、ゆるちょさんに圧倒されちゃうんですよね」
「楽しくおしゃべりした後に、そのキラキラしたお目目で見つめられると・・・理性が吹っ飛んで本能のままに行動したくなる」
「・・・今日、わたしがいなかったら、あの女性のクライアントさん・・・この後、ゆるちょさんと飲みに行きたそうな風情でしたもん」
「ま、そういう流れで、美田園さんとも、仲良くなったんでしょうけど・・・」
と、ユキちゃん。
「それは図星だけどね。でも、人生なんて、どこに岐路が待ってるかわからないじゃん」
「それは人を見る目のある女性程、フットワークが軽いって言うか、興味のある男性には、即、探りを入れてみるってのが」
「出来る女性のやり方なんじゃない?一期一会とは言うけど・・・その一期一会を研ぎ澄まされた女の勘で、何かのチャンスに変えられる女性こそ」
「本物の起業人だと思うし・・・チャンスはいろいろ転がっているけど、それを生かせなければ、結局、ダメじゃん」
と、僕。
「そうですね。わたし・・・御島さんがよく、ゆるちょさんの事を「超使える人」って言うのは、知っていたんですけど」
「最近、なんとなく、わかってきたのは、ゆるちょさんは、出会った人を「やる気」にさせる天才なんだって事なんですね」
と、ユキちゃん。
「ほー。その物言い初めてだね。詳しく聞かせて」
と、僕。
「今日のクライアントさん達も、そうでしたけど、皆、ゆるちょさんと目を合わせた瞬間、目の色が変わるんですよね」
「そして、あっちから食い気味にいろいろな提案をしてくれる。つまり、皆、ゆるちょさんを使いたくってしょうが無いんですよ」
「もう、本能から、ゆるちょさんを使いたくて、譲歩案すら出してくれて・・・そういう状況の中で、ゆるちょさんも」
「圧倒的な譲歩案を出してくれたりするから・・・あっちは嬉しくってしょうがない状況にまで行っちゃって・・・場が納まるって言うか・・・」
「そういうゆるちょさんにすっごいいい印象を持って・・・まあ、ゆるちょさんは基本誠実だし、性格いいし、素直で・・・」
「それでいて、圧倒的に仕事が出来るから・・・人材好きの日本人相手だと、結果残すことになりますよね・・・」
と、ユキちゃん。
「っていうか、それで愛されちゃうんですよね・・・男性にも女性にも・・・そうか、そういうカラクリだったんだ・・・」
と、ユキちゃん。
「仕事を通してクライアントに愛される・・・それがゆるちょさんの理由なんですね・・・それって只者ではないですよ・・・」
と、ユキちゃん。
「だから、相手の圧倒的な「やる気」を引き出すのがゆるちょさんなんだなーって。それがゆるちょさんの人間的迫力」
「や、女性に対する人間的魅力になるのかなって・・・それで、女性に圧倒的に愛されるゆるちょさんの現在があるって」
「薄々わかってきたんです」
と、ユキちゃん。
「僕が思っているのは人間の関係と言うのは、楽しくなくっちゃ「やる気」が起こらないって事だよ」
「楽しくなくっちゃ人は動かない。逆に楽しければ人はドンドン動いてくれるし、それがいい仕事につながる」
「結局、大事なのは、「やる気」とその仕事が楽しいって事」
「嫌な事を嫌々やっていたって結果は伴わないよ」
と、僕。
「確かにそうですね。それってなんとなく、サラリーマンの仕事って感じ」
と、ユキちゃん。
「創造的で、クリエイティブな仕事は、やっぱ、やってて楽しいよ。女性を笑顔にする仕事はほんとに楽しいし」
「女性が笑顔をくれるって事は、ひとりの男子として、やっぱ、しあわせな事さ。だから、ドンドンいい仕事になっていくのさ」
と、僕。
「そういう考え方がベースにあるから、ゆるちょさんと仕事をする人はいいイメージを持つし」
「笑顔なんでしょうね・・・ゆるちょさんを好きな女性ってどれくらいいるんですか?」
と、ユキちゃん。
「さあね・・・でも、お互い笑顔で、切磋琢磨出来れば、ドンドン人生のステージだって変えていけるはずだろ」
「それでいいんじゃないかなー。そうでないといけないんじゃないかなーって僕は思っている」
と、僕。
「いつまでも、人間性小さくて、ルーティーンワークな仕事しか出来ない「思考停止者」のままでは、笑顔になれないですもんね」
「ゆるちょさんは、そういう世界から、抜け出してきた・・・だからこそ、今は日々「純思考者」として、様々な仕事を」
「する事が出来て、周囲をやる気に溢れさせる・・・異性を笑顔に出来る大人のオトコになった・・・そういう事ですね」
と、ユキちゃん。
「ああ。日本人の評価は、第三者の大人が判断してくれる。特に男性の価値は、大人の女性がするだろ。そして、いろいろな経験を積んだ素敵な大人の女性を」
「ココロから笑顔に出来る事が最も重要な仕事・・・これだよ」
と、僕。
「じゃあ、ゆるちょさんは、大人のオトコとして、合格・・・そういう事になりますね」
と、ユキちゃん。
「なら、いいけど。あるいは、その男性を笑顔で見つめる大人の女性の数でも、表現出来るな・・・」
と、僕。
「だったら・・・今日は、10人以上の女性の笑顔を貰っていましたよ、ゆるちょさん」
「コーヒーを持ってきてくれた秘書の女性や資料を説明してくれた女性なども合わせて・・・わたしも含めて、10人程は」
と、辛辣姫。
「まあ、今日は外回りだったから、いつもより多かったよ」
と、僕。
「男性のしあわせは、女性に笑顔を貰う事。女性のしあわせは、尊敬出来て、笑顔の素敵な男性の傍にいる事」
「傍で笑っていられる事・・・そんな風に思います」
と、ユキちゃん。
「だったら、少し早いけど、飲みに行く?」
「立ち飲みだったら、もう、開いてるだろ」
と、僕。
「はい。お伴します」
と、ユキちゃんは、暖かいアップルティーを飲み干してから、笑顔で席を立った。
(おしまい)
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