「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

女性がしあわせになる為には!

2015年05月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵

さて、その時、御島さんのマンションでの飲み会はまだまだ続いています。

そのメンバーは御島さん(31)、辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、

イケメン貴島くん(29)、若い池澤くん(24)、それに僕でした。

「わたし、この間、心理学関連の本を読んでいたら、アメリカの女子大学生の追跡調査の話が載っていて」

「「30年前の卒業写真で目の笑う笑顔をしていた女子学生は30年後の現在も概ねしあわせな生活を送っていた」」

「と言う報告がされていて・・・「目の笑う本当にしあわせな笑顔だった女性は、30年後もしあわせである」みたいな結論が」

「出ていたんですけど・・・これについて御島さんはどう思います?」

と、辛辣姫。

「目の笑う笑顔の写真・・・と言う事で思いついたけど・・・それってある種の技術っていうか、知恵なのよね・・・」

と、御島さん。

「・・・それはどういう?」

と、貴島くん。

「モデル業界や芸能の現場では常識の範疇に入るけど・・・「女性が目の笑う笑顔の写真を撮られたかったら」」

「「今、気になっている男性の笑顔を思い浮かべろ」って言う教えがあるのよ」

と、御島さん。

「今、気になってる・・・過去好きだった男性の笑顔ではダメなんですか?」

と、池澤くん。

「女性は過去の男性の事なんてほとんど覚えていないの。まあ、個人差はあるにしても、女性は今、好きな人の笑顔に」

「最高に癒されるし、その笑顔を思い出しただけでしあわせな気分になれるし・・・だからこそ、目が笑う、いい笑顔になれるのよ」

と、辛辣姫。

「じゃあ、モデルさんや女優さんが目の笑う、いい笑顔でいれるのは・・・その時、確実に好きな男性を彼女達が思い出しているから?ですか?」

と、池澤くん。

「そういう事。だから、そういう笑顔に触れたからと言って・・・池澤くんに恋していると勘違いしてはダメ・・・と言う事ね」

「それで痛い目にあった男性、結構多いわよ」

と、御島さん。

「色街の女性は男性を楽しく騙すのが、仕事ですからね・・・」

と、辛辣姫。

「池澤あたりじゃ、軽く騙されそうだな」

と、貴島くんが苦笑した。

「気をつけます」

と、池澤くんは悔しそうに言葉にした。


「でも確かに・・・わたしも過去好きだった男性の事は覚えていますけど、感情は動かないですね・・・それに比べて」

「今、好きな男性の事を思い出すと・・・すぐにいい感情に包まれる・・・だから、目の笑う笑顔になれるんですね」

と、ミユウちゃん。

「・・・と言う事は・・・目の笑う笑顔をしてた、そのアメリカの大学生は・・・当時から大好きなボーイフレンドのいた」

「女子大学生だった・・・と言う事が言えるわけですね?」

と、貴島くん。

「そうね。素敵な男性に愛され、しあわせを感じていた女子大学生だったからこそ」

「・・・当時から、愛される知恵を知っていたのかもしれないわ・・・だからこそ30年経った今は、より、そういう知恵を」

「深める事が出来て・・・しあわせだと言える・・・そういう事じゃないかしら」

と、御島さん。

「男性に愛されるには、ちょっとした知恵が重要・・・それを理解していた賢い女性だからこそ、その重要性を理解していた」

「女性だからこそ、今もしあわせ・・・そういう事なんですね」

と、ユキちゃん。

「まあ、そういう女性達は真に男性から愛される女性だったからこそ、目の笑う、素敵な笑顔になれていたのよ」

「その笑顔がボーイフレンドのこころを癒し、これまた、目の笑う笑顔にすることも知っていたのよ、彼女達は・・・」

と、御島さん。

「その知恵、知ってるのと知っていないのとじゃあ・・・なんか雲泥の結末を生みそうですもんね」

と、ミユウちゃん。

「よく10代の頃、男性に恋されない女性がいるでしょ?あれは人間的にも性格が弱いって言うのもあるけど」

「自分に自信が持てないから、目の笑う笑顔になれないことが原因なの」

「そういう女性がそのまま大人になると・・・肉食女子予備軍になっちゃうわけだけど」

と、御島さん。

「目の笑う笑顔になれる女性って・・・一歩前に出て、男性に対して、自分を試してみて」

「前に出る・・・がんばった行為のご褒美に男性に愛されて・・・それで目の笑う笑顔になれて・・・」

「「目の笑う、素敵な笑顔が、男性の心を恋に落とす」と言う事実を知って・・・そういう素敵な笑顔になれる女性に成長するから」

「男性に愛される素敵な大人の女性になれる・・・そういう話なんですね」

と、貴島くんは感心気味に言葉にする。

「年齢的に大人になっても・・・結婚していても、目の笑う、素敵な笑顔の出来ない女性はたくさんいるわ・・・」

「自分の妻がそういう女性である事に気づかない男性も多い・・・そういう現実だけどね・・・」

と、御島さん。

「わたしはそういう女性になりたくない」「わたしも」

と、ユキちゃんとミユウちゃんは同時に言葉にした。


「女性のしあわせって何なんですかね?」

と、池澤くん。

「それは恋する男性に・・・自分が愛される事じゃない?」

「もちろん、恋する男性は女性の成長と共に変わっていくわ。・・・と言うか出会いの世界が広がれば広がる程」

「素敵な男性が現れてくる感じかしら。最初は幼なじみ・・・それが中学高校、大学と進むにつれて、出会える男性の」

「水準も上がってくるし、旦那にしたい男性の条件もドンドン上がって行くもの」

と、御島さん。

「それって自分もドンドン成長して所属ステージが上がるに連れて、そのステージに所属している男性の質も上がってくるって」

「事ですよね?」

と、ユキちゃん。

「そうね。そういう事。まるでデパートの売り場みたいなモノよね。そして、この恋愛デパートに関して言えば、高いステージに」

「行けば行くほど、高い質を持ったオトコ達に出会える・・・そういうシンプルな構成になっているの」

と、御島さん。

「ただし、女性が気をつけなければいけないのは、自分も成長しないと高いステージには行けない・・・質の高い男子には」

「出会えないと言う事ね・・・つまり、男女の恋に関しても結局、類友だって事よ」

と、御島さん。

「類は友を呼ぶ・・・それは男女の結婚についても当てはまる話だったんですね」

と、ミユウちゃん。

「そっか。だから、シンデレラ・ストーリーを夢見て、自分磨きも何もせずただただ待っているだけの女性達は」

「誰にも相手にされず・・・気づいたら、20代後半になって、やっと婚活を始めるから・・・自分と類友レベルの男性にしか」

「相手にして貰えず・・・それだと納得いかない肉食女子は結婚の機会を減らし続ける・・・なんて事が起こるんだ」

と、池澤くん。

「「類は友を呼ぶ」と言う事は、女性と言う事にあぐらをかいていて、何もしなかった女性には」

「何もしなかった男性しか相手になってくれないから・・・お互いしあわせになれない要素の男女になるから」

「・・・よろしくないあり方よね・・・そこはシビアだわ」

と、御島さん。

「女性がしあわせになる・・・そういう結婚のこぎ着け方って何なんですかね?あえて御島さんに聞きますけど」

と、貴島くん。

「そうね。今までわたしが生きてきて思うのは・・・もちろん、離婚も経験しているわたしとして思うのは」

「若い頃から自分磨きは怠らず・・・自分史上最高の素敵なオトコが出てきても・・・その時こそ冷静になる事ね」

「わたしの結婚相手だったオトコは、テニス大好きなスポーツマンで、いつも陽に焼けてて白い歯がさわやかで」

「仕事も出来る女性にやさしい・・・女性にモテる男性だった。もちろん、その男性は周囲の女性から注目されているのも」

「知っていたから、「周囲の女性さえオーケーしているんだから」と思って、彼の情熱的な誘いに乗ったの」

「ある意味、そういう周囲の女性達に勝った・・・そういう思いがあったのが、そもそも間違いだったのよ」

と、御島さん。

「それはある意味、彼を仔細に見ていなかったって事?」

と、僕。

「そう。そこがキモよね。女性は何より、男性の普段を知らなくてはいけないわ。誠実な男性なのか?わたしなんかより」

「目の肥えている先輩の女性達、男性達に、その男性が評価されているか?愛されているか?それとも相手にされていないか?」

「警戒されているか?・・・そのあたりをもっとリサーチしておけばよかったと思うわ。自分の目を絶対視しすぎだったの」

と、御島さん。

「その元の旦那は・・・先輩の女性達、男性達の評判はどうだったんですか?」

と、僕。

「離婚してから聞いたんだけど、散々だったわ。今思えば人間の小さいオトコだったし、結婚すれば人生は上がりと考えて」

「いたみたい。仕事もやればやりっぱなし・・・おまけに赴任先のアメリカで堂々と浮気してた・・・それも日本人の女子学生相手」

「に、よ・・・相手の写真みたけど、さして美人でもない・・・素朴な女性・・・結局彼、若い女性なら誰でもよかったのよ」

「世間的に結婚をしているに過ぎなかったの。結婚は世間を安心させるパスポートのようなモノ・・・彼は、そんな風に考えていたのね」

と、御島さん。

「そんな相手じゃあ、目の肥えた諸先輩方の評価も散々だった・・・と言うのは頷ける話ですね」

と、僕。

「そうなの。だから、諸先輩方の評価と言うのは真っ先に聞いて置かなければいけない・・・それだけ人を見る経験を重ねた」

「先輩の目と言うのは大事・・・結婚に関しては特に、ね・・・って思ったわ」

と、御島さん。

「だから、両親の反対する早すぎる結婚と言うのは・・・必ず失敗して、借金とシングルマザーを作るハメになるんですね」

と、ミユウちゃん。

「経験の無い男女程、愛を神聖視し過ぎるの・・・恋愛経験の無いオトコが処女を絶対視するのと同じ構造ね」

「女性にとって、愛は夢なんかじゃない。愛は現実よ。そして、シングルマザー化は必ず貧困化を生むわ」

「そこは抜けられない、ふしあわせ地獄が待ってる・・・女性は、気をつけなきゃいけないわ」

と、御島さん。

「じゃあ、改めて御島さんに聞きますけど、女性はどう生きたら、しあわせになれますか?」

と、ユキちゃん。

「とにかく、子供の頃から自分磨きを重ねて、自分の価値を高めていくことね」

「女性だったら、自分が美人か、不美人か、すぐにわかるでしょう?女性は18歳くらいから、大人の顔に変わるわ」

「それまでは、自分の中身を鍛える事が必要だわ。好奇心旺盛に、サービス精神旺盛に、何事にも尻込みせず、チャレンジしていく」

「事が大事。チャレンジ出来れば、たとえ結果的に失敗だったとしても、経験が増えるわ。経験が増えれば」

「少しだけ自分が大きくなれる・・・それを繰り返せば、自分は成長出来るし、18歳を過ぎる頃から」

「男性の目と言うモノが意識出来るようになる。男性が自分をどう評価しているか・・・その頃から、わかっていくわね」

と、御島さん。

「女性の外見は中身の成長と共に綺麗になっていく・・・そういう事ですか?」

と、ミユウちゃん。

「まあ、女性は母親の若い頃の写真を見れば、自分の将来がだいたいわかるものだけど」

「自分を美しくする為にスポーツをやるのだっていいわ」

「その頃は新陳代謝能力も高いから、少々日焼けしたって色白の肌を保ってくれるし」

「大事なのは一歩先に踏み出していける強い自分を作る事よね・・・」

と、御島さん。

「何もしないで日々周囲に合わせて生きているだけじゃ、女性としても成長がないわ」

「成長とは、一歩前に出て、経験する事なの。辛い事も楽しいことも経験するからこそ、自分の糧になっていくし」

「そういう強い心が大人の自分を作る事になるの」

と、御島さん。

「じゃあ、そういう経験が、外見にも現れて・・・素敵な大人の女性に成長出来る・・・成長していくって事ですね?」

と、ミユウちゃん。

「ええ。それは同じ女性なら、わかるはずだわ。子供の頃から始終ひっこみ引っ込み思案だった女性は」

「しあわせになれるかしら?女性にとっては、怖くても、前に出る事がすべてのしあわせの始まりになるわ」

「怖がってばかりいたら、何も始まらないんだもの・・・」

と、御島さん。

「女性は男性より成長が早いの。だから、それを利用して、社会に出る前にどんどん成長しておくこと」

「経験をたくさん積み、人間的に大きく、精神的にもタフになっておく事が大事」

「そして、社会に出たら、それこそたくさんの経験を積み、男性から見て魅力的な女性になることよ」

「そして、自分に寄ってくる男性をより好みするの。いい?それでつきあってみるのよ」

「男性と付き合ってみて、自分を見つめている他の男性と比べてみるの。そして、大事なのが」

「さっきも言ったように、女性や男性の先輩方の意見よ・・・」

と、御島さん。

「なるほど・・・御島さんは自分の結婚で一度失敗しているからこそ・・・そういう気持ちの篭ったアドバイスが出来るんですね」

と、貴島くん。

「そうよ。失敗したからこそ、その失敗は二度と繰り返して欲しくない。そういう思いが強いわ」

と、御島さん。

「なるほど・・・それさえ、守っていれば、女性はしあわせな結婚が出来るんですか?」

と、池澤くん。

「ううん。もうひとつあるわね。それはその男性が人生賭けて何をやろうとしている男性か?っていう視点が必要だって事ね」

と、御島さん。

「わたしの元の旦那は、人生賭けて・・・結婚をしておけば、世間的には身を固めたオトコとして信頼されるから」

「あとは高給取りのサラリーマンとして女性にモテるのをいいことにそういう自分に群がる女性と遊んで生きていこう・・・そんな事を考えてた男性だったの」

「つまり、自分の事しか考えていないのよ。達成する目標すら無く・・・日々をサラリーマンとして生きていけばいい・・・そんな目標の無い人間だったの」

「だから、わたしもその結婚に懲りて・・・考えなおしたわ。人生を賭けて大きな目標を達成しようとする男性を支援する人生にしようとそう決めたの」

と、御島さん。

「だから、男性を見極めるには、そのオトコがどんな人生目標を持っているかが大事になるの」

「人生賭けて高いステージに向かおうとする強い男性こそが、価値のある男性よ」

「それ以外の男性はわたしにとって無意味・・・男性に対する、そういう価値観がわたしには出来上がった」

「離婚と言う失敗を通して・・・わたしはそれを学んだの。失敗しなければ学べなかった・・・だからこそ、失敗こそ、成功への道を照らしてくれる、成功の母なのよ」

と、御島さんは言い切った。


「御島さんは、結婚こそ女性のしあわせと考えているんですか?いないんですか?」

と、辛辣姫。

「わたしは女性のしあわせとは結婚がすべてじゃないと思ってる。離婚したからこそ言うんだけど、結婚って・・・そのカタチは女性ひとりひとりの性質に合ったモノでなければ」

「それこそしあわせにはなれないとわたしは思っているの」

と、御島さん。

「わたしは、人を育て、バックアップして、夢を実現化するお手伝いをする仕事にこそ、わたしの居場所がある事を知ったわ」

「元々、そういう性格だったし、日本社会と言うこの広大な海で、泳ぎまわって、わたしの事務所所属の人間を」

「しあわせにしながら、日本社会も同時にしあわせにしていく・・・そういう目的を達成出来る人間だとわたしは思っているから」

「自分の事を、ね・・・」

と、御島さん。

「だから、わたしは誰かひとりの男性との結婚にこだわらない」

「それより大きな自分の夢を見つけてしまったから・・・」

と、御島さん。

「御島さんは、そういう自分が誰かひとりの男性との結婚に・・・固執する意味はないと考えているんですね?」

と、辛辣姫。

「そう。わたしは欲張りなの。だから、ゆるちょくんを始めとした、才能のキラキラ輝いている人間達を」

「もっともっと高いステージにあげて・・・それをどこまでも支援したいの」

「それがわたしの人生を賭けた夢になってしまったんですもの」

と、御島さん。

「大きな夢ですね。御島さんらしいや。ま、そういう御島さんがいてくれるからこそ」

「僕らもそれぞれ夢を持ち、歩いて行く事が出来る。御島さんは、ありがたい存在ですよ」

と、僕。

「わたしはそのゆるちょくんの目の笑った笑顔が好き」

「そういうオトコの夢を支援出来る事が今のわたしの毎日の最大のしあわせだもの・・・」

と、御島さん。

「だから、それは女性個人個人の考え方だと思うの」

「例えば、好きな男性に出会って、その人と結婚して子供を産んで・・・素敵な家庭を作る事だって」

「女性にとってはしあわせな夢だと思うし・・・それは基本なんじゃない?」

と、御島さん。

「でも、御島さんはそういう考えではなくなってしまった・・・どうしてですか?」

と、ミユウちゃん。

「そういう夢の最大値って・・・旦那の能力次第って言うか・・・」

「旦那はサラリーマンだったから、一生サラリーマンを務め上げて、後は退職金で悠々自適の生活・・・みたいなモノが将来の夢だって知ってしまったら」

「なんか、それはわたしが追求したい夢じゃないなーって、思ってしまったの。幸い、二人の間に子供もいなかったし」

「やり直すのなら、今しかないって思って・・・自分が満足出来なかったのよ、そういう生活に・・・」

と、御島さん。

「だって人生って一度きりなのよ。わたし、人生で後悔はしたくないの。だから、離婚に踏み切ったの」

「当然、その事によって数々の犠牲やネガティブな経験もする事は覚悟したわ・・・でも、今から考えれば、その決断は正しかったと言えるし」

「事務所の社長として全国を飛び回りながら、ゆるちょくんを始めとした皆の成長と皆の目標の実現を支援する今のお仕事は」

「わたしが人生を賭けるべき仕事だと・・・わたしにしか出来ない仕事だと誇りを持って言えるから・・・わたしは毎日しあわせなの」

と、御島さん。

「ま、御島さんはオトコマエだからね・・・多分、人間性の大きさとか精神的タフさなんかによって、その女性のしあわせの獲得方法って」

「個人差があるって事なんじゃないかな・・・」

と、僕。

「わたしもそう思います。わたしは好きな男性と愛し合って子供が欲しいし・・・子供を産んでからもお仕事もがんばりたいし・・・」

「専業主婦になってしまうのは、少し気が引ける感じですね。このまま、社会で活躍したいと言う気持ちもあるから」

「・・・その時になってみないと自分でもどういう選択をするか、わからないけど・・・責任を持って選択する自分ではあると思います」

と、辛辣姫。

「わたしは生活費を稼ぐためにお仕事をしたくはないんです。生活に引っ張られて自分がコントロールされるのは、嫌」

「じゃなくて、逆に、自分のしたい仕事があって、それをどこまでも追求出来るのなら、お金はあとからついてくればいい・・・」

「そういう思いがあるから・・・それが最優先でしょうね、わたしの人生の中では・・・」

と、ミユウちゃん。

「だから、その一番大事な自分の思いと好きな人が出来た時にどんな生活が始まるのか・・・子供を生む選択をどうするかは」

「その自分の思いと相手の彼の思いとの重ねあわせにあると思うんです」

と、ミユウちゃん。

「わたしゆるちょさんに教えられたのは」

「「自分の人生の優先順位を決めなさい。生きていて最も大事な事、守るべき事を決めなさい。それを明確化し、生きていけば」」

「「後悔もしないし、人生が輝く・・・僕はこれまで、そうやって生きてきたから、今、人生が輝いているんだ」」

「「人生賭けて君は何を取りに行くのか?何を実現するのか?・・・人生と言う観点で、それを常に考えなさい」と言う事で・・・」

「わたし、その教えにものすごく共感して、感動して・・・だから、その思いを胸にこれからも生きていこうと考えているんです」

と、ミユウちゃんは言葉にする。

「なんかね・・・わたしもそういう生活に追われて自分を犠牲にしているんだ・・・みたいな自虐って嫌いなの」

「女性にも、男性にも、そういう人間っているでしょう?結局、日々、愚痴しか出てこない人達・・・そういう不幸せな人間になりたくないの」

と、御島さん。

「要は、最初から何を目的に人生を生きるのかを明確に設定出来れば・・・一番大事にしたい事を守れる人生になるはずだわ・・・」

「それはわたしもゆるちょくんの生き方に教わったわ・・・ゆるちょくんは、「自分は人と同じ事が何一つ出来ない。だからこそ、優先順位一位の事以外は」」

「「あっさりと諦める。そうすれば、せめて優先順位一位の事くらいは実現出来るだろう。いや、それ以外にそれを実現すべき対応方法は無い」と言う考えを」

「大学卒業時に持ったからこそ・・・強く強く生きてくる事が出来て、しあわせな今があるんだと思う」

「それはある種・・・感動的ですらあるわ。だって、ひとつの事を実現するためにそれ以外のすべてのしあわせを放棄した事になるんですもの・・・」

「それって強い生き方だわ」

と、御島さん。

「だから、ゆるちょさんは大学卒業以来、家庭的なしあわせは一切拒否してきた・・・愚直に脱サラとその後の脱サラの完成・・・それだけを実現するために」

「ふしあわせな現実をどこまでも生きてきた・・・同期の皆が結婚し、暖かい家庭を築き上げ、しあわせを実感しているその中で」

「ゆるちょさんはたった一人・・・脱サラ仲間の大学時代の親友に助けられながら・・・背中を押されながら、それでもひとり生きてきた・・・」

「その話を聞くと、ゆるちょさんがどんだけ苦労したか・・・泣けますよね・・・ゆるちょさんを慕う女性とすれば・・・」

と、辛辣姫。

「でも、わたしは思うんですけど、その辛い時間こそが・・・ひとりきりの時間こそが、強いゆるちょさんを作ったんだと思います」

「その目標は半端無く巨大ですけれど・・・ゆるちょさんは日々、その夢の実現のためにしっかり前進してる・・・それが感じられるから」

「だから、わたしはゆるちょさんを応援するんです」

と、ミユウちゃん。

「ふふ。結局、ゆるちょさんの生き方に影響を受けた、女子3人って、話になっちゃったわね・・・」

と、御島さん。

「そういう絶対の孤独を経験しているからこそ・・・今のゆるちょさんはいつも笑顔なんですね」

と、辛辣姫。

「だから、わたしもしあわせになりますよ。だって自分の人生だもん。人生賭けて何を追求するか・・・わたしも日々考えていますから」

「それはゆるちょさんと同じでしょう?」

と、ミユウちゃん。

「そうだね。結局、人間は皆ひとりで生きていくものなんだよ。そして、その人生で何を実現するのか?それが毎日の生きるテーマのはずじゃないか」

と、僕。

「そうですね、強く生ききなきゃ」

と、ユキちゃんが笑顔で返してくれた。


「結局、女性のしあわせって・・・人生賭けて何をしたいか、明確にして・・・」

「それを人生で実現するって事よね・・・わたしは今のところ、社長としてゆるちょくんを世界一のオトコにしたい」

「ギャラも年収も地位も名誉もすべて世界一・・・それを実現する事にわたしは人生を賭けるわ」

と、御島さん。

「もちろん、他の皆も、世界一にしたいのよ。あるいは、その夢実現の為に手伝って貰う事になるかしら?」

と、御島さん。

「大丈夫ですよ。事務所の皆もそれ願っていますから」

と、貴島くん。

「なんか、話がすげーっすよ。すげーすぎて・・・僕には言葉に出来ません」

と、池澤くん。

「ま、なんとかしなくっちゃね。そうなったら」

と、僕は涼しい顔をして、近くにおいてあったグラスのシャンパンを飲み干した。


(おしまい)