「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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大人の女性がキレる、男性のダメな原因!(女性をしあわせにするオトコ!)

2015年05月11日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

随分ご無沙汰しちゃいましたが、4月に仕事を入れすぎました。

おかげで、いろいろ手が回らず・・・ま、仕事はやり遂げたので、なんとか復帰していきましょう。

もう、ゴールデンウィークなんて、どこへやら!です。


さて、その時、僕は御島さん(31)、イケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん(28)、

若い池澤くん(24)などと飲みながら話しておりました。

「でも、僕、最近よく言われるのが、若いオトコがだらしないって話なんですよね」

「女性に声をかけられないとか・・・それって、やっぱまずいっすかねー」

と、池澤くんがビールを飲みながら、そんな風に言葉を出しています。

「うーん、でも、池澤、おまえ、そもそも、人生を、どういう風に生きたいんだ?」

「その目的に沿った生き方なら、別に誰に文句を言われる筋合いも無いんじゃないか?」

と、貴島くんが先輩らしく言葉にしています。

「そうですねー。出来れば、好きな女性を作って、二人寄り添いながら生きて」

「マンションのひとつでも確保して、子供も男女二人くらい作って・・・そんな生き方かなあ」

と、池澤くん。

「それはわかるとして・・・なんか仕事での目標っていうか、人生の大目標みたいなモノはないの?」

「人生をかけてこれを成し遂げる・・・みたいな?」

と、ユキちゃん。

「え?そんな目標・・・皆、持ってます?」

と、池澤くんが否定的に言葉にする。

「うーん、そもそも他人と同じでいいって言う発想なのかしら?」

と、御島さんが真面目な顔で言葉にする。

「うーん、そういう後ろ向きな発想じゃあ、ないですけど」

「人生をかけて何かを成し遂げるって言う発想がそもそも無いと言うか・・・」

と、池澤くん。

「なるほど・・・じゃあ、他人並にしあわせなら、それでいいって言う発想ね」

と、御島さん。

「いやあ、そう一方的に言われると反発したくなりますけどね」

と、池澤くん。

「御島さんは、おまえに反発させたいんだよ」

と、貴島くん。

「ねえ、男性ってさー。一緒になる女性をしあわせにする義務があるってわかってる?」

と、御島さん。ちょっと戦闘モード入ってるな。怖い怖い。

「それはまあ、わかっていますけど。でも、男性だけが一方的にその義務を負うわけじゃないでしょう?」

と、池澤くんも対戦モード気味。

「それはそうよ。でも、池澤くんの言い方だと、自分は何もしないけど、女性にしあわせにしてもらおうとか」

「そういう意識が見え見えなのよね・・・」

と、御島さん。

「いや、そういうわけじゃないですよ。でも、僕が思うのは、女性と一緒になって」

「お互いでしあわせになっていこうと言うか・・・男性ばかりに責任を押し付けるのはどうかって話ですよ」

と、池澤くん。

「そうかしら?わたしには、どうしても、責任から回避しようとする池澤くんの腰のひけた対応に見えるけど」

と、御島さん。容赦ない。

「結局、現実逃避に見えるのよ。怖い現実から逃げて、適当に言葉だけ取り繕って、話しているように見えるの」

「奥さん貰って、子供を作って、マンションさえ確保すれば、それでしあわせ確定・・・僕の責任はそこまでです!」

「あとは奥さんの責任です!みたいな、そんな逃げ。そういうのって許されるのかしら!」

と、御島さん。

「だって、御島さんはそう言うけど、現実的にそれが今、僕らに出来る事じゃあ、ありませんか?」

「と言うか、今、この現代、それが出来る人間でさえ、そう多くはいないと思いますよ。むしろ、それが出来るだけでも」

「女性にありがたいって思われてしかるべきだと、僕は思いますけどね」

と、池澤くん。

「あのね。それって女性をバカにしていない?」

と、御島さん。

「バカになんか、していませんよ。僕はクールに現実はそうだって言ってるだけです」

と、池澤くん。

「じゃあ、何?仕事をしているオトコがいて、マンションを確保していて、そういう男性なら、その存在だけで」

「女性はありがたがれ!って言う事?そんなのおかしくない?」

と、御島さん。

「だったら、どこまで、女性は男性に求めるんですか?それを提供するだけでも、男性は大変なんですよ?」

「そういう男性の大変さとか理解せずに、オトコにもっと求めるって、どれだけ女性は偉いんですか?」

「そんな偉い女性を僕らはしあわせにしなきゃいけない義務がどこにあるんですか?」

と、池澤くん。酒を飲んでいるだけに、ヒートアップしている。

「まあ、まあ、二人共・・・おい、池澤、おまえ、御島さんの真意、わかってるか?」

と、貴島くんが割って入る。

「なんですか、真意って・・・いくら、御島さんでも、男性をバカにし過ぎだと僕は思いますよ」

と、池澤くん。

「御島さんは、そういう男性は面白く無い。結婚に値すらしないって・・・そういう事を言ってるんだよ」

「お前に、女性の立場に立って、相手の立場に立ってモノを考える癖をつけさせようとして、それで言ってるの」

「その真意わかってるか、おまえ・・・」

と、貴島くんが割って入る。

「女性の立場に立って、考える?」

と、池澤くん。

「そういう事だ。今の話で、お前が御島さんの立場で、結婚と言う事を考えたら、どう思うんだ?」

と、貴島くん。

「御島さんの立場で?」

と、池澤くん。少しクールダウンしている。

「だいたいなあ、お前、今のでわかったけど、人間性小さすぎるぞ。そんな事ですぐキレて」

「簡単にいっぱいいっぱいになり過ぎ・・・もう少し成長しないと、毎日キレてばっかりって事になるぞ」

「今の自分の対応、客観的になって考えてみろ」

と、貴島くんは少し呆れ気味。

「はあ・・・確かに、人間、小さ過ぎるかもしれません・・・」

と、池澤くんは、恐縮気味に頭を掻いた。


「あのさ、池澤くん。男性とすれば、マンションを用意して、サラリーマンの職を続けながら、結婚をしてやる」

「それだけでも、女性達はありがたいと思え・・・池澤くんの趣旨はそういう感じだったよね・・・」

と、僕。

「池澤くんは、そういう相手に対して、女性としは、どう思うの?」

と、辛辣姫。

「え?そうですねー」

と、池澤くん。

「うーん、まず、ありがたいと思えって言うところで、反発しますねー」

と、池澤くん。

「でしょ?」

と、ユキちゃん。

「それに、なんだか、そういう相手って、自分に対する細やかな愛情が無いような気がしますね」

「だいたい「ありがたいと思え」って言う発想をしている段階で、「知識者」の「俺偉い病」の匂いがぷんぷんするし」

「それって、ふしあわせスパイラル一直線ですものね?」

と、池澤くん。

「そういう事だね」

と、僕。

「それにさ・・・そういうオトコって、人生つまらなそうなのよ。仕事している自分こそ偉い・・・そういう発想が透けて見えるし」

「「釣った魚にえさはやらない」思想のオトコ・・・そんな男性、結婚する相手には選べないわ」

「女性として不幸になるのが目に見えているもの・・・」

と、御島さんも答え合わせをしてくれる。

「だったら、どういう男性がいいとお考えなんですか?」

と、池澤くん。彼は切り替えは速い。

「わたしだったら、人生を賭けた目標を持っている人がいいわ。その目標を達成すべく日々があるの。そして、その目標を達成すべく」

「日々の仕事があり、毎日の成長を志向し、日々、その目標に向かって歩いて行く。その為に仕事をしているから」

「お金は自然とその仕事なりに入ってきて、わたしは旦那のその目標達成の為に、最大限サポートするの」

「そうやって夫婦で目標達成を夢みながら、日々生きていく。そういう人生を歩めるパートナーこそ、わたしは一緒に」

「歩いて行きたい。夫婦で同じ目線で目標を見つめながら、歩いて行きたいのよ」

と、御島さん。

「なるほど・・・生活費やマンションのローン完済の為に仕事をするのではなくて、目標達成の為に日々仕事をし」

「それがお金になると言う・・・逆の発想ですか」

と、貴島くん。

「ええ。なにより、仕事はやりがいでなきゃ、いけないわ。生活費の為にいやいや働いているようではやりがいにならないじゃない」

「日々ストレスも溜まるし、長生き出来ないわ」

と、御島さん。

「仕事をすることで日々輝く・・・その仕事の充実こそ、毎日のやりがいを生む・・・そして、その毎日の先にこそ」

「目標の達成がある・・・わたしは旦那と同じ目標を見つめながら、相手を尊敬し、最大限サポートをしながら」

「夢実現の為に歩いて行きたいの」

と、御島さんは、感激的に言葉にした。

「なるほど・・・そういう考えがあるのなら・・・僕の表現は、満足出来るモノじゃないことはわかりますよ」

「でも、そういう生き方って出来るのかなあ・・・」

と、池澤くん。

「そういう生き方って、まず、自分に強みが無いと出来ないでしょうね」

「他人と違う自分を持っていて、他人と違う視野を持っているような、そういう人間じゃないと・・・」

と、辛辣姫。

「結局、社会に出てから、一切成長出来ていないから、そういう発想しか出来ないって事じゃない?」

「社会に出てからの成長分が、将来の夢に組み込まれないから、今出来る事しか言葉に出来ない」

「そういう事じゃない?」

と、御島さん。

「うーん、確かにそうかも。今の僕にとって、サラリーマンを続ける事でさえ、苦労する事だし」

「その上、家族を持ったり、マンションのローンを返して行くことなんて・・・未知の世界って言うか」

「ある意味、無理な事のように感じてますから・・・」

と、池澤くん。

「なるほど・・・ただでさえ、生きていく事に困難を感じているのに、この上、結婚なんて・・・そういう考え方だな?」

と、貴島くん。

「はい。そういう事だと思います。ある意味、結婚は現実的じゃないんですよ、僕らの世代にとって」

と、池澤くん。

「頼りにならないのね」

と、御島さん。

「はい。でも、それは仕方ないと思いますよ。世代の数だって少ないし、僕らは競争に慣れていなんです」

と、池澤くん。

「言い訳を言っても・・・社会じゃ、通用しないぜ」

と、貴島くん。

「言い訳を言う暇があったら、成長することなんじゃないかな。言い訳を言っても誰も相手にしないし」

「やさしく相手にしてくれるのは、母親や家族くらいよ・・・そっか・・・だから今の大学生とかって、すぐ実家に帰るのね?」

と、ユキちゃん。

「いつまでも、家族の中に逃げ込んでいたら・・・それこそ、「逃げ込み者」になって、現実に帰ってこれない「現実逃避者」に」

「なって、ふしあわせスパイラル一直線だぞ」

と、僕。

「はあ・・・そうですね。それはわかっているんですけどね」

と、池澤くん。

「いずれにしろ、わかったじゃないか。御島さんが珍しくキレたわけも・・・お前があまりにだらしないんで」

「お前にしあわせになって欲しくて・・・少々キツイ事を言った・・・そうですよね、御島さん」

と、貴島くん。

「まあね。物事の原因さえ、わかれば、対処方法も考えられるでしょ?」

「要は、社会での成長分が無い・・・成長する事を元々志向していない・・・家族の元へ逃げ込めば、すべて済むと考えている」

「その思考が、しあわせを実現出来ない、そもそもの原因・・・世の男どもがダメになっていく理由さえ、わかれば・・・」

「そうでない男性を結婚相手に出来れば、少なくとも現代の女性はしあわせになれる・・・そんな所かしらね」

と、御島さん。

「いい池澤くん。この世には、言い訳なんて通用しないの。人生とはやった分だけ成長し、やった分だけ報酬が貰える」

「そういうシステムなのよ。言い訳ばかり言ってどこかへ逃げ込んでいたら、一生成長せず、ふしあわせなままだし」

「さらに周囲も巻き込んで、ふしあわせスパイラル一直線になるだけよ。そうよね、ゆるちょくん」

「ゆるちょくんの座右の銘、池澤くんに教えて上げて」

と、御島さん。

「僕の座右の銘は、「人生やったもん勝ち!」・・・やった人間だけが、勝てるのさ」

と、僕が言うと、

「そうですね。なんか、その言葉、深い気がします」

と、池澤くんは真面目な顔でビールを飲み干した。


(おしまい)