チーム中川というのを聞いたことがあるだろうか?
多分、震災による原発事故依頼、ツイッターなどでかなり知っている人もいらっしゃると思う。
ちなみに、ツイッターでの自己紹介文は…
東大病院で放射線治療を担当するチームです。医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家がスクラムを組んで、今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。ブログはこちらです→ http://tnakagawa.exblog.jp/
となっている。
昨年の事故の最初の頃、何がどうなったのかワケが分からず、このチーム中川や同じく東大のハヤカワ先生のツイッターなどに噛り付いたものだ。
そういえば、原発がどうにかなってしまいそうだ…という話がNHKに出始めた最初の頃、テレビに出ていた専門家の先生方は、
換気を控えること
外出するときはクビを防御
帽子等を着用
着ていた服はビニール袋に密閉し、廃棄する
家の中央の方が安全
…くらいの勢いで注意を呼びかけた。
わ!外に出たときに着た服は棄てるの…ツライわ…なんて思っていた。
ところが…
今じゃ、
ガンなんて国民の半数がなるんだし、タバコなんかの方がもっと発ガンリスクあるんだし、食品の放射線レベル測るのは大変だし、若者が福島へ帰ってくれないと村が機能しなくなるし、多額の除染費用がムダになるから避難解除になった地域へはどんどん戻れ…
そんな調子になっている。
どういうことなんだ??
え?健忘症なの?それとも急に研究が進んで、放射能なんて発ガンリスクないってことになったの?
チーム中川のツイート、実は最近は腹が立つので見てなかった。今日、たまたま公式リツイートされてるものがタイムラインに上がっていて、読んでビックリ!!
東大病院ともあろう方が、足し算もできなくなったのか?
バナナのカリウムからの被曝の方が、原発事故の影響より大きいみたいな書きっぷり。
タバコの煙の方がずっと酷いし、医療に使う放射線だって年平均4ミリシーベルト、何なら別の東大の先生にいたっては、核実験が多く行われてたときに日本人の食卓にどれほとの放射能におかされた食材が上ったかをあげて、だから、今なんてどーってことないよ!って。
じゃ、ひとつ伺いたい。
被曝って足し算じゃないの?
比較の問題じゃなくて、今までそれほどの放射線を浴びて来たとして、そこに事故による放射能がプラスされるんだよ!
そりゃ、生きてりゃ、バナナも食べたいし、タバコを吸いたい人もいるろうし、ときにはレントゲンだって撮るさ。
そのすべてにホントは発ガンリスクがあって、でも生物ってのは常にそういう放射線などによってガン化してしまった細胞をやっつける機構を工夫して作り上げ、っていうか作り上げることができた生物だけが残ってこれたってなことだと思う。
だから、自然界にある放射線に対しては、その環境で生きていけるようにガンに対抗する機能が備わっている。
でもその機能の能力を上回った時点で、ガン優勢になってやられるってことでしょ?
だから現状に耐えられる、ということと、だからさらに同じだけの量が来ても耐えられるというのは、全く意味不明の論理である。
3.11以前の我々の周りが何ミリシーベルトだったか、との比較することには意味がなく、本当はそのままが一番良いんだけど、まあ電気も使いたいし、そうすればあとプラス年1ミリシーベルトくらいは目をつぶっていいんじゃないかい?っていう決まりなのだ。
1ミリだって、増えれば発ガンリスクは上がるかもしれない。でも現在の科学では幾つからが本当に危険か断言できない。だから、まあ1ミリアップまでは、諦めましょう…
そういうところへ、医療ではこのくらいだから、あと20ミリくらい増えてもガタガタいうな、的な理論はワケが分からない。
ましてや、タバコ吸ってガンになる人は、ある程度の覚悟もあろうし、もちろんなりたいワケはないけど、でもまあそのリスクより幸福な一服があったわけで、そのリスクと、何にも悪いことしてない子供達が、老化とか寿命とか不摂生とか関係なく、被曝によって発ガンしたとしたら、それを日本人の半数がガンになるんだからいいんじゃね?とこともあろうに、東大病院の医師が言い切っちゃうなら、医療なんてなくていいんじゃない?と聞き返したくなる。
あなた達は何をしてるんですか?
人が命に関わる病気になっても、まあけっこうみんながなるんだからいいんじゃね?というなら、とてもじゃないけど、命を預ける気になれん。
『1年1ミリシーベルトとか言ってる「自称専門家」がいるけど、その人は分かってない』みたいな記事もあったが、その値って、あなた達が決めたんじゃないの?自己否定ですか?と聞きたくなる。
もし違うなら、なぜその立法のときに言わなかったのか、またはダレにも聞いてもらえなかったならその程度の権威しかないってことで、そんな人が自分たちが一番分かってるみたいに言うのってどうかと思うよ。
放射能を怖がることが収まらなくて困るよ、ってなことも書いていた。自分たちが正しい知識をみんなに教えるって。
もし、自分や自分の子どもが過剰な被曝でガンになっても、みんななるんだからなにビビってるって言うのかな。汚染されたものを食べさせ、汚染された土地に住ませて、それでも水爆実験のあったひと昔前よりましさ、とか、バナナよりもましだよ、と言うんだろうか?
全く信じられん。
しかもそれが天下の東大病院チーム。
きっと10年後にガンが過剰に発生しても、バナナやタバコのせいにするんだろうな。あなた達を信じて、
放射能を浴びた人のことなんて、きっとどうでもいいに違いない。自分たちが治してやるから文句いうなってんだろうかね?
多分、震災による原発事故依頼、ツイッターなどでかなり知っている人もいらっしゃると思う。
ちなみに、ツイッターでの自己紹介文は…
東大病院で放射線治療を担当するチームです。医師の他、原子力工学、理論物理、医学物理の専門家がスクラムを組んで、今回の原発事故に関して正しい医学的知識を提供していきます。ブログはこちらです→ http://tnakagawa.exblog.jp/
となっている。
昨年の事故の最初の頃、何がどうなったのかワケが分からず、このチーム中川や同じく東大のハヤカワ先生のツイッターなどに噛り付いたものだ。
そういえば、原発がどうにかなってしまいそうだ…という話がNHKに出始めた最初の頃、テレビに出ていた専門家の先生方は、
換気を控えること
外出するときはクビを防御
帽子等を着用
着ていた服はビニール袋に密閉し、廃棄する
家の中央の方が安全
…くらいの勢いで注意を呼びかけた。
わ!外に出たときに着た服は棄てるの…ツライわ…なんて思っていた。
ところが…
今じゃ、
ガンなんて国民の半数がなるんだし、タバコなんかの方がもっと発ガンリスクあるんだし、食品の放射線レベル測るのは大変だし、若者が福島へ帰ってくれないと村が機能しなくなるし、多額の除染費用がムダになるから避難解除になった地域へはどんどん戻れ…
そんな調子になっている。
どういうことなんだ??
え?健忘症なの?それとも急に研究が進んで、放射能なんて発ガンリスクないってことになったの?
チーム中川のツイート、実は最近は腹が立つので見てなかった。今日、たまたま公式リツイートされてるものがタイムラインに上がっていて、読んでビックリ!!
東大病院ともあろう方が、足し算もできなくなったのか?
バナナのカリウムからの被曝の方が、原発事故の影響より大きいみたいな書きっぷり。
タバコの煙の方がずっと酷いし、医療に使う放射線だって年平均4ミリシーベルト、何なら別の東大の先生にいたっては、核実験が多く行われてたときに日本人の食卓にどれほとの放射能におかされた食材が上ったかをあげて、だから、今なんてどーってことないよ!って。
じゃ、ひとつ伺いたい。
被曝って足し算じゃないの?
比較の問題じゃなくて、今までそれほどの放射線を浴びて来たとして、そこに事故による放射能がプラスされるんだよ!
そりゃ、生きてりゃ、バナナも食べたいし、タバコを吸いたい人もいるろうし、ときにはレントゲンだって撮るさ。
そのすべてにホントは発ガンリスクがあって、でも生物ってのは常にそういう放射線などによってガン化してしまった細胞をやっつける機構を工夫して作り上げ、っていうか作り上げることができた生物だけが残ってこれたってなことだと思う。
だから、自然界にある放射線に対しては、その環境で生きていけるようにガンに対抗する機能が備わっている。
でもその機能の能力を上回った時点で、ガン優勢になってやられるってことでしょ?
だから現状に耐えられる、ということと、だからさらに同じだけの量が来ても耐えられるというのは、全く意味不明の論理である。
3.11以前の我々の周りが何ミリシーベルトだったか、との比較することには意味がなく、本当はそのままが一番良いんだけど、まあ電気も使いたいし、そうすればあとプラス年1ミリシーベルトくらいは目をつぶっていいんじゃないかい?っていう決まりなのだ。
1ミリだって、増えれば発ガンリスクは上がるかもしれない。でも現在の科学では幾つからが本当に危険か断言できない。だから、まあ1ミリアップまでは、諦めましょう…
そういうところへ、医療ではこのくらいだから、あと20ミリくらい増えてもガタガタいうな、的な理論はワケが分からない。
ましてや、タバコ吸ってガンになる人は、ある程度の覚悟もあろうし、もちろんなりたいワケはないけど、でもまあそのリスクより幸福な一服があったわけで、そのリスクと、何にも悪いことしてない子供達が、老化とか寿命とか不摂生とか関係なく、被曝によって発ガンしたとしたら、それを日本人の半数がガンになるんだからいいんじゃね?とこともあろうに、東大病院の医師が言い切っちゃうなら、医療なんてなくていいんじゃない?と聞き返したくなる。
あなた達は何をしてるんですか?
人が命に関わる病気になっても、まあけっこうみんながなるんだからいいんじゃね?というなら、とてもじゃないけど、命を預ける気になれん。
『1年1ミリシーベルトとか言ってる「自称専門家」がいるけど、その人は分かってない』みたいな記事もあったが、その値って、あなた達が決めたんじゃないの?自己否定ですか?と聞きたくなる。
もし違うなら、なぜその立法のときに言わなかったのか、またはダレにも聞いてもらえなかったならその程度の権威しかないってことで、そんな人が自分たちが一番分かってるみたいに言うのってどうかと思うよ。
放射能を怖がることが収まらなくて困るよ、ってなことも書いていた。自分たちが正しい知識をみんなに教えるって。
もし、自分や自分の子どもが過剰な被曝でガンになっても、みんななるんだからなにビビってるって言うのかな。汚染されたものを食べさせ、汚染された土地に住ませて、それでも水爆実験のあったひと昔前よりましさ、とか、バナナよりもましだよ、と言うんだろうか?
全く信じられん。
しかもそれが天下の東大病院チーム。
きっと10年後にガンが過剰に発生しても、バナナやタバコのせいにするんだろうな。あなた達を信じて、
放射能を浴びた人のことなんて、きっとどうでもいいに違いない。自分たちが治してやるから文句いうなってんだろうかね?