青田淳は言った。大きく目を見開きながら。
「え?」

そして彼と向かい合いながら、赤山雪も言った。
同じく目をまん丸くしながら。
「え?」

雪はぽかんと口を開けながら、彼のことを見下ろしていた。
今何が起きたのか、彼女自身も理解出来ていない。
ふと、足元に視線を落とす。
「‥‥‥‥」

そこには書類が落ちていた。
‥そして自分は、先ほどそれを蹴ったのだ。
「ええええええええええ?!」

誰よりも、この場面で一番驚いたのは雪自身だった。
大きな声を上げながら、雪は自分のしでかしたことを思って顔面蒼白する。
先ほどまでキョトンとしていた淳は、そんな雪のリアクションを見ながら徐々に顔を顰め始めた。
それもそのはず。彼女の為に書類を取り出そうとしたのに、それを彼女自身に蹴られたのだから。

淳は立ち上がるやいなや、雪に向かって詰め寄った。
「何すんの?!?!」
「いやいやいやいや!!」

雪は手の平と首をブンブンと横に振りながら、正直に自分の気持ちを口にする。
「わ、私にも分かんない‥」

雪は半ばパニックに陥りながら、目の前の書類を見て考えた。
なぜに?!なぜにあんなことしたの私!悪意無かったし!!なんか見てたら‥反射的に蹴りたくなって‥

雪は無意識が引き起こした自分の行動を省みて、一人グルグルと思考にふけった。
すると笑顔ながら顔に青筋を立てた淳が、雪の口の端をつねりながら怒りをぶつける。
「何が”私にも分かんない”だよ!去年俺がしたことをやり返したんだろ?!えぇ?!」

淳のその言葉に、雪はイラッと来た。口の端の痛みも手伝って、雪もまた怒りを露わにする。
「どっちが先にやったと思ってんですか!」

バッと淳の手を振り払うと、雪と淳は笑顔に青筋を浮かべて相対した。
「書類を見れば蹴りたくなる私の気持ちを先輩が理解出来るかどうかは分かりませんけどねぇ?!」
「久しぶりのデートなのに、ちょっとやり過ぎなんじゃないのかなぁ?!」

雪は彼と向かい合いながら、ふっと軽く息を吐いた。
心の奥底、記憶の彼方に沈めてあったその気持ちを口に出す。
「ハッキリ言って‥」

「今現在私から好かれてるからって、このことを全部私のせいにしちゃ駄目でしょ」
「うぅ‥
」

雪は去年のことを思い出しながら、幾分意地悪な気持ちで話を続けた。淳はタジタジだ。
「てか教えて下さいよ。会社で先輩に言い寄って来る女の子はいませんか?
ん?もしかして思い当たるフシがあるのかな?そんでもってその女の子の背後から近付いてー‥」

記憶の中に、あの時の場面が蘇る。
ワックスの効いた廊下で滑った雪の肩を掴み、耳元で囁かれたあの台詞ー‥。

「”これからは気をつけ‥”」

しかしすべて言い切る前に、ほっぺたをムギュ、とされて雪は黙る。
「もう止めようね
」

笑顔で怒る淳。しかし雪はタコ口のまま全力で抵抗する。
「フン!もうひをつへないもんねっ!!」

プリプリ怒る雪の剣幕に、淳は気圧され息を飲んだ。
その後もわめき続ける雪に遂に淳は降参し、「分かった、俺が悪かった!」と平謝りするしか無かったのだった‥。


その後なんとか雪をなだめ、車へと移動した二人はもうヘトヘトだった。
ゼーゼーハーハー言いながら、二人は各々力尽きる。

雪は白目になりながら、この滑稽なやり取りを振り返って一人思った。
なんかもう‥笑っちゃうな‥。完璧忘れたと思ってたのに‥

座席に凭れる雪に対し、淳はハンドルに凭れながら「もう運転できない。雪ちゃんやって」と項垂れる。
雪は脳裏にあの時の場面を思い浮かべながら、当時味わった感情をふと反芻した。
あの時かなりショック受けたからかな‥自分でもビックリだわ‥

書類を蹴られたあの時。
生まれて初めて自分に向けられた”疎ましい”という感情に、顔が赤くなり、全身が震えた‥。

その記憶の痕跡が残っていたことは、雪にとっても意外だった。
まだ乱れている息を落ち着けながら、雪は隣に座る淳へと視線を流す。

淳は大きく息を吐きながら、突っ伏していたハンドルから顔を上げた。
そしてやがてゆっくりと、彼は彼女の方を向く。

二人はあの時の記憶を思い出しながら、ただ静かに見つめ合った。
出会ってから一年半。良いことも悪いことも、色々なことを乗り越えてここまで来たー‥。

やがて二人はどちらからともなく、ははは、と小さく笑い出した。
込み上げてくる若干自虐的な可笑しみを分かち合いながら。

一度笑い出すと、なかなか止まらなかった。
ハンドルに凭れていた淳も途中から座席に背中をつけて、二人は同じ体勢で笑い合う。

暫しお腹を押さえながら笑っていた雪だが、不意に胃が痛んで笑いが止んだ。
引き攣るような痛みがお腹に走る。

そんな雪を見て、淳が心配そうに眉を寄せた。
「どうした?どっか痛い?」「いえ‥ただの疲れだと思いますけど胃が痛くて‥。もう大丈夫‥」

「疲れが溜まってるんじゃない」と言う淳に雪は、
「期末が近付いてるからこうなるのかも。大丈夫ですよ」と言って彼を安心させる。

淳は笑顔を浮かべると、そんな雪に向かって提案した。
「それじゃ夕飯食べに行こっか。身体に良いものご馳走するよ」

彼の提案に雪は頷こうとしたが、あることを思い出して顔を青くする。
はっ‥!

雪はオロオロしながら、彼に事情を説明した。
「そうだ‥!今日は早く家に帰らないと‥。お母さんからそう言われてて‥」

お母さんが凄いディナーを用意して待ってるかもしれない、と呟きながら、雪は携帯を取り出す。
「うぅ‥せっかく久しぶりのデートなのに‥やっぱり帰れないって言って‥」
「いやいや、それはよくないよ。せっかく夕飯用意してくれてるのに」

迷いながらも雪がそう言うと、淳は首を横に振って家に帰るよう諭した。
「残念だけど、とりあえず家に‥」
「あっ!」

淳が言葉を続けようとすると、雪はとある良案を思いついて声を上げた。
そして彼の方に向き直り、笑顔でこう提案する。
「それじゃ先輩も家で一緒に夕食、どうですか?」

こうして二人は雪の家に向かうことになった。
ディナーショー第三幕へ向かって、車は走って行く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<一年半の月日>でした。
あれだけショッキングだった書類キック事件も、「これからは気をつけろよ」の台詞も、
もう笑い合えるようになったんだな‥と思うと、感慨深いですね‥(T T)
そして次回はいよいよディナーショー第三幕開幕です!
次回<ディナーショーの開幕>へ!
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「え?」

そして彼と向かい合いながら、赤山雪も言った。
同じく目をまん丸くしながら。
「え?」

雪はぽかんと口を開けながら、彼のことを見下ろしていた。
今何が起きたのか、彼女自身も理解出来ていない。

ふと、足元に視線を落とす。
「‥‥‥‥」

そこには書類が落ちていた。
‥そして自分は、先ほどそれを蹴ったのだ。
「ええええええええええ?!」

誰よりも、この場面で一番驚いたのは雪自身だった。
大きな声を上げながら、雪は自分のしでかしたことを思って顔面蒼白する。
先ほどまでキョトンとしていた淳は、そんな雪のリアクションを見ながら徐々に顔を顰め始めた。
それもそのはず。彼女の為に書類を取り出そうとしたのに、それを彼女自身に蹴られたのだから。

淳は立ち上がるやいなや、雪に向かって詰め寄った。
「何すんの?!?!」
「いやいやいやいや!!」

雪は手の平と首をブンブンと横に振りながら、正直に自分の気持ちを口にする。
「わ、私にも分かんない‥」

雪は半ばパニックに陥りながら、目の前の書類を見て考えた。
なぜに?!なぜにあんなことしたの私!悪意無かったし!!なんか見てたら‥反射的に蹴りたくなって‥

雪は無意識が引き起こした自分の行動を省みて、一人グルグルと思考にふけった。
すると笑顔ながら顔に青筋を立てた淳が、雪の口の端をつねりながら怒りをぶつける。
「何が”私にも分かんない”だよ!去年俺がしたことをやり返したんだろ?!えぇ?!」


淳のその言葉に、雪はイラッと来た。口の端の痛みも手伝って、雪もまた怒りを露わにする。
「どっちが先にやったと思ってんですか!」

バッと淳の手を振り払うと、雪と淳は笑顔に青筋を浮かべて相対した。
「書類を見れば蹴りたくなる私の気持ちを先輩が理解出来るかどうかは分かりませんけどねぇ?!」
「久しぶりのデートなのに、ちょっとやり過ぎなんじゃないのかなぁ?!」

雪は彼と向かい合いながら、ふっと軽く息を吐いた。
心の奥底、記憶の彼方に沈めてあったその気持ちを口に出す。
「ハッキリ言って‥」

「今現在私から好かれてるからって、このことを全部私のせいにしちゃ駄目でしょ」
「うぅ‥


雪は去年のことを思い出しながら、幾分意地悪な気持ちで話を続けた。淳はタジタジだ。
「てか教えて下さいよ。会社で先輩に言い寄って来る女の子はいませんか?
ん?もしかして思い当たるフシがあるのかな?そんでもってその女の子の背後から近付いてー‥」

記憶の中に、あの時の場面が蘇る。
ワックスの効いた廊下で滑った雪の肩を掴み、耳元で囁かれたあの台詞ー‥。

「”これからは気をつけ‥”」

しかしすべて言い切る前に、ほっぺたをムギュ、とされて雪は黙る。
「もう止めようね


笑顔で怒る淳。しかし雪はタコ口のまま全力で抵抗する。
「フン!もうひをつへないもんねっ!!」


プリプリ怒る雪の剣幕に、淳は気圧され息を飲んだ。
その後もわめき続ける雪に遂に淳は降参し、「分かった、俺が悪かった!」と平謝りするしか無かったのだった‥。


その後なんとか雪をなだめ、車へと移動した二人はもうヘトヘトだった。
ゼーゼーハーハー言いながら、二人は各々力尽きる。

雪は白目になりながら、この滑稽なやり取りを振り返って一人思った。
なんかもう‥笑っちゃうな‥。完璧忘れたと思ってたのに‥


座席に凭れる雪に対し、淳はハンドルに凭れながら「もう運転できない。雪ちゃんやって」と項垂れる。
雪は脳裏にあの時の場面を思い浮かべながら、当時味わった感情をふと反芻した。
あの時かなりショック受けたからかな‥自分でもビックリだわ‥

書類を蹴られたあの時。
生まれて初めて自分に向けられた”疎ましい”という感情に、顔が赤くなり、全身が震えた‥。

その記憶の痕跡が残っていたことは、雪にとっても意外だった。
まだ乱れている息を落ち着けながら、雪は隣に座る淳へと視線を流す。

淳は大きく息を吐きながら、突っ伏していたハンドルから顔を上げた。
そしてやがてゆっくりと、彼は彼女の方を向く。

二人はあの時の記憶を思い出しながら、ただ静かに見つめ合った。
出会ってから一年半。良いことも悪いことも、色々なことを乗り越えてここまで来たー‥。

やがて二人はどちらからともなく、ははは、と小さく笑い出した。
込み上げてくる若干自虐的な可笑しみを分かち合いながら。

一度笑い出すと、なかなか止まらなかった。
ハンドルに凭れていた淳も途中から座席に背中をつけて、二人は同じ体勢で笑い合う。

暫しお腹を押さえながら笑っていた雪だが、不意に胃が痛んで笑いが止んだ。
引き攣るような痛みがお腹に走る。

そんな雪を見て、淳が心配そうに眉を寄せた。
「どうした?どっか痛い?」「いえ‥ただの疲れだと思いますけど胃が痛くて‥。もう大丈夫‥」

「疲れが溜まってるんじゃない」と言う淳に雪は、
「期末が近付いてるからこうなるのかも。大丈夫ですよ」と言って彼を安心させる。

淳は笑顔を浮かべると、そんな雪に向かって提案した。
「それじゃ夕飯食べに行こっか。身体に良いものご馳走するよ」

彼の提案に雪は頷こうとしたが、あることを思い出して顔を青くする。
はっ‥!

雪はオロオロしながら、彼に事情を説明した。
「そうだ‥!今日は早く家に帰らないと‥。お母さんからそう言われてて‥」

お母さんが凄いディナーを用意して待ってるかもしれない、と呟きながら、雪は携帯を取り出す。
「うぅ‥せっかく久しぶりのデートなのに‥やっぱり帰れないって言って‥」
「いやいや、それはよくないよ。せっかく夕飯用意してくれてるのに」

迷いながらも雪がそう言うと、淳は首を横に振って家に帰るよう諭した。
「残念だけど、とりあえず家に‥」
「あっ!」

淳が言葉を続けようとすると、雪はとある良案を思いついて声を上げた。
そして彼の方に向き直り、笑顔でこう提案する。
「それじゃ先輩も家で一緒に夕食、どうですか?」

こうして二人は雪の家に向かうことになった。
ディナーショー第三幕へ向かって、車は走って行く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<一年半の月日>でした。
あれだけショッキングだった書類キック事件も、「これからは気をつけろよ」の台詞も、
もう笑い合えるようになったんだな‥と思うと、感慨深いですね‥(T T)
そして次回はいよいよディナーショー第三幕開幕です!
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予想1
-男二人はイライラ、雪ちゃんはハラハラ
-不安になった青田先輩、先ボスにチクる
-修羅場
-一人じゃ死んでもくじけないけど、姉まで危険に
-河村ズ夜逃げ
予想2
-河村氏の気持ちに気付いた雪、気まずい食事
-ストレスで倒れる
-素直に本音を言えるようになった雪、先輩に亮のことを話す
-青田「亮のせいで雪ちゃんが倒れた!」
-ところで蓮「亮さん、姉ちゃんは去年にも倒れましたよ」
-亮「(去年ならイタチ野郎の?)」
-手を怪我した自分(回想入り)と倒れた雪を同じだと思う亮
-「犬毛が倒れたのは淳の奴のせいだ!」
-青田「人呼んでくる」
-ボス「お金返せ!(壁ドン)」
-修羅場
予想3
-雪が倒れる
-去年の雪が倒れた事を思い出す青田(回想入り)
-淳「雪ちゃんには俺がいない方が幸せかも」
-亮&青さん「そうだそうだ」
-別れを告げられた雪の心の中が修羅場
予想4
-ディナーメニューが蓮が嫌いなもの
-蓮「食えるか!(食卓ひっくり返し)」
-皆「お母さんの料理なのに!」
-修羅場
-静香「やめて!あたしのために喧嘩しないで!」
せっかくの素直に言う良い雰囲気なのに、修羅場の予感・・・やはり相手が青田先輩である以上こうしかなれませんね。
前の話で先輩の顔が暗くなってましたが、それが次の話でどう展開されるのか、楽しみです…
でも休載って淋しい…
今回の晩餐、曲者勢揃いの波乱な展開になりそうですね。。亮を追い詰める社長から、みんなが亮を援護して先輩には面白くない展開になりそうな予感。。。
雪ちゃんの家族が亮の味方になるのは、先輩からしたらかなりのショックのはず。。シェンパイ!負けないで!心を強くやでぇ!
雪ちゃんの鼻血頻発を先輩に早く知ってほしい!
ちなみにマチャ彦も小学生のころ毎日鼻血をだしておりましたが、無事に大人になりました。
あだ名が鼻血にならなかったのが不幸中の幸いです。
しかしゆきちゃんたら無意識にけるとは
皆様ほんとに執念深いです
わらいあってるからいいけど
きっと先輩と亮とが一緒に(もしかしたら静香サンもいたりして・・・)、雪母のごちそうを囲むのですね!?
妄想で休載の1か月(?)悶々としそうです。
雪ちゃんが以前倒れたことや、「先輩から逃げている(いた?)」エピソードなど、いろいろ見えてくるのでしょうか・・・。(休学したのは2年の終わりで先輩に会う前だから、休学自体は雪自身の理由ですよね・・・。(←今更スミマセン))
何にせよ、最後のコマの雪ちゃんの笑顔が無邪気なだけに、波乱は必至ですよ・・・(-“-)
どの予想にももれなく修羅場がついてるのに笑いました^^今回のほっこり回を吹き飛ばすであろう修羅場ディナーショー、恐くもありますが楽しみですね‥!
>パルッチョさん
お久しぶりです~^^
先輩は雪ちゃんと関わってから、本当に人間らしくなりましたよね‥ほろり
後は亮に対する悪感情をどう消化してくれるか‥。彼が真人間になる日も近い‥のか‥?!(しかし休載‥)
>マチャ彦さん
いきなりハァハァしてるマチャ彦さん‥笑
どのような修羅場がやって来るんでしょうなぁ‥気になるところで休載‥。スンキさんの焦らしっぷりに読者は悶絶ですね!
アダ名が鼻血はキツイですよね‥。心優しいお友達に恵まれたマチャ彦さん‥良かった良かった‥。
>むくげさん
絶対亮さん待ってますよね‥。雪ちゃんでなくとも胃が痛いです(笑)
>どんぐりさん
そうか静香も来る可能性ありますね!もうそれこそ修羅場ですな‥!去年雪が倒れた事件や、学祭の準備の話し合いなど、まだまだ明かされてない過去がありますもんね~~それが現在にどう絡んでくるか‥気になりますね‥!!
マチャ彦さん、わたしも鼻血がアダ名になりかけたクチ…!いえもしかしたら影ではそう呼ばれていたかも。毎日出血は当たり前、それどころか鼻血で絵まで描けました!それが言いたかっただけです。キャーほんとごめんなさい。
その後のうさぎの内容がきになるところです。。
さかなさん!(グアシ!)
私も野外で画板で絵を描いてる時に流血し、赤い花が咲きました。秋の絵だったのに。鼻血連盟ですね。
やぁ、お久しぶりです。
またの休載。久々、あの書庫の出番ですかな。
今頃ようやく読みました~。
なんか絵だけ見てたらやっつけ的な印象で、師匠訳読んでても、なんか無理矢理感がしたのですが、最後の師匠の言葉(あの書類蹴り事件もようやく笑いあえる感慨深いシーン)というのに、少し納得。
でも、少し雑ですよねー?