サンショウモ科の浮遊性の水生シダです。
図鑑の解説を読むと「葉は3枚輪生する」と書かれてありますが、オオサンショウモの葉はどうみても2枚ずつセットになって茎に着いているように見えます。
「3枚のうちの2枚は水面に浮かび、残り1枚は水中葉で、根のような糸状体に細かく裂け水中から養分を吸収する。」
つまり、水中にある根のように見えるところは根ではなく、第3の葉だということです。 根そっくりに形を変えてしまった上に水中から養分を吸収する役割までもつとは、すばらしい適応だと感心してしまいます。
(ただ、水中に伸びているこの器官は葉であるという意見と枝(茎)であるという意見があり、まだ結論は出ていないそうです。)
浮葉の上に水がのっかると、一瞬で水玉となり、つるんと滑り落ちます。 何度水がかかってもすごい勢いで水をはじいてしまいます。 この葉の上面には多細胞の毛があり、この毛によって水をはじきます。
水玉がのった葉をアップで撮影すると、この毛の状態がとても面白い形をしていることに気がつきます。
ルーペで拡大すると、すばらしい造形美です!!
毛は先が4つに分かれ輪を作っていて、長い柄があります。 ちょうど泡立器のような面白い形をしています。
思いもつかないことでしたー
ぽんぽんとよく水をはじく構造になっていたんですね!
そして泡だて器なんてぴったりの言葉!
ほんと泡だて器がびっしりついているんですね。
オオサンショウモは何となく見ていただけだったのでチャンスがあったら大きく写してみたいです。
水中にあるものは「根」にしか見えないです。
分厚い葉だと思っていたらこんな風な構造になっていたのですね。
有難うございます、助かりました。
ホントに美しいですね。
舞台のようです。
水玉とオオサンショウモ・・・水玉は下に焦点を結びつつ・・ナウシカのようにオームの触手の上に話が違った・・・。
面白い形でしょ~ この毛のようすは目では見えないのですが、ルーペ無しでもデジカメの接写で写せば簡単にみることができますよ。
下から2枚目の水玉のアップはカメラだけで写した画像ですが、毛のようすがわかるでしょ。
かわいい泡だて器がいっぱいついていて面白いですよ。
舞台・・・なるほどたしかにそうですね。
そして、水玉は下に焦点を結びつつ・・
KLXさんってどうしてそんなオシャレなコメントが出てくるのか不思議です。
コシダのアップ楽しみにしています。
KLXさんも、なかなかさんもシダをのせてくださるので
うれしい私です。一人じゃなかった!(*^-^*)ゞ
オオサンショウモはまだ見たことがありません。
でもいつかであったら、。必ずマクロで撮ってみますね。
水玉の光がきれいです。
シダ類はそうとう昔に採集して名前を調べたことがありますが、すっかり忘れてしまいました。 ですので身近なものだけの予定です。
オオサンショウモの泡立器ぜひ見てみてください。かわいいですよ。