ニリンソウは形の整ったやや小振りの花を一斉に咲かせます。 萼片は温度に敏感で開閉するそうです。 暖かい日でないと花を開かないのでしょうね。
こちらには、萼片が紅紫色を帯びているものも咲いていました。 真っ白の花とは雰囲気が違って、花がスマートな感じがしていました。
ニリンソウは形の整ったやや小振りの花を一斉に咲かせます。 萼片は温度に敏感で開閉するそうです。 暖かい日でないと花を開かないのでしょうね。
こちらには、萼片が紅紫色を帯びているものも咲いていました。 真っ白の花とは雰囲気が違って、花がスマートな感じがしていました。
花が咲かないとどんな種かわからない植物が多いのですが、このツクバネソウは、4を基調としたその姿だけで判断がつきます。
4枚の葉、4枚の外花被片、雄しべ8個(4×2)、柱頭は4裂と、ツクバネソウは4にこだわっています。
名前の由来は、4枚の輪生葉を羽根つきの羽根にたとえたそうですが、果実が出来たときの方がツクバネソウの名にぴったりだと感じています。
今年は春先がとても暖かかったので、ヤマシャクヤクの真っ白い蕾も大きくふくらんできています。
日当たりの良い斜面では、もう花が開き始めている株もありました。 この場所では、例年よりも10日ほど早い開花の様子です。
葉がボタンの葉に似ているところから、ルイヨウボタンと名付けられました。 花は地味な感じで緑黄色をしています。
花びらのように見えるのは、内側の萼片で6枚あります。 その外側には外萼片がありますが早い時期に落ちてしまいます。 この画像は花が開いてまもない頃ですので、まだ外萼片が見られます。(花弁が二枚重なっているように見えています) 花弁の方は、小さくなって蜜を出しています。
雄しべの葯は、葯室の一部分が弁状になってめくれあがり花粉を出す「弁開」という面白い仕組みになっています。
野焼きをした草原に春の花が咲き始めました。 中でもオキナグサは、おおわれた白い毛がやさしく全身をつつんでいて、触ってみると子猫のような感じがします。
それほど高い山に生えるのではないのに、とても野草の風情があり、盗掘も心配される植物の1つです。
早春の谷筋に、柔らかな青々とした葉を広げ、不気味な紫色をした花を咲かせます。 全草に毒を含むことで有名で、あやまって口にすると「吐き気、めまい、幻覚等の症状を呈するそうです」
ハシリドコロの名は、幻覚が生じて走り回ることに由来するといわれています。 花の時期には、雄しべと雌しべは離れています。自家受粉を防ぐ仕組みのように思えます。
早春に花を咲かせ、初夏までの短い時期だけに地上に現れますので、ハシリドコロもまた、スプリングエフェメラルなのでしょうね。
山の沢沿いにうつむき加減に淡黄色の花を咲かせています。 気をつけていなければ素通りしてしまいそうなくらい、小さな可愛い花を咲かせます。 九州でこの花を見つけると、トウゴク(東国)という名前が、なんだか異国の花というような印象を受けてしまいます。
園芸プリムラといっしょに購入していたキバナカタクリ。 蕾だったのが花を開いてきました。 カタクリの属名 Erythronium は、 「赤い花を咲かせる」という意味で名付けられたのですが、 北アメリカ産のカタクリ属には黄花があることが後に発見されて、今となってはやや不適切な属名となっています。
えっ、今頃ミヤマキリシマ?・・・と思われた方もいらしゃるのではないでしょうか。
実は先日、Webサイトの制作をしておられる方から、ミヤマキリシマの写真を探していて、私のサイトで紹介されているミヤマキリシマの写真ににたどり着いたそうです。 (四季の樹木たち・6月ミヤマキリシマ)
サイトは『長崎県議・野本三雄氏のHP』の毎月のトピックス記事で、「長崎県内の各市の花を紹介」する予定で、雲仙市の花であるミヤマキリシマの画像を使わせて頂きたいという依頼がありました。
雲仙市の花として紹介されたミヤマキリシマ
長崎市は、シーボルトゆかりのアジサイ、大村市は、ここで発見された新品種のオオムラザクラ、他には平戸市のヒラドツツジ、対馬市のゲンカイツツジなどが紹介されています。 詳しくは、ここをクリックしてご覧下さい。