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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載332「ジャガイモ飢饉」(その1)

2025-07-18 14:17:22 | 暮らし
       ジャガイモ飢饉(その1)

 19世紀の半ばに欧州でジャガイモの疫病が流行した。多くの人がジャガイモを主食としていたアイルランドでは、食料不足に陥り100万人が命を落とす大惨事になったのだとか。
 こんな大惨事を引き起こしたのは、収量が多いという理由で、単一の系統だけ栽培していたことだった。この系統には胴枯れ病に弱いという重大な欠点があった。ひとたび胴枯れ病が発生すると国中のジャガイモが感染するリスクがあったのです。
 植物学者の稲垣栄洋さんは、著書の中で「どんなに優秀であっても、個性がない集団はもろい」と書いている。
 何と含蓄、示唆に富んだ話ではないか。今、共産国家と言われる国々では国のトップを選ぶ選挙で、一票の反対票も無く選出、再選されたと報じられる場合が多い。少し前の話しだが全人代では、今までの規定まで変え三選目を目指した習近平が一票の反対票も、一票の棄権もなく思惑通りの代表を決めて満面の笑顔を見せた。
              (続く)
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サツマイモの葉が・・・

2025-07-18 04:19:01 | 
 一昨日の夕方の事でした。待望のニンジン用の畝を作り帰宅しようとした際です。
サツマイモの最初の畝の異変に気が付き、軽トラから下りて行ってみると大変なことに。

 何者かに、サツマイモの葉が食べられています。
それも、まとまって連続して食べたような跡なのでした。足跡は確認できない。

 きれいに柔らかな葉だけを食べていました。
何者の仕業なんでしょうか。柔らかな葉だけを食べられたのは初めてです。

 ウサギにも、カモシカにも食べられたことは無かったサツマイモの葉。
頭の中をぐるぐると色々な考えが駆け巡る。そこで考え付いたのは日本鹿。

 それほど大きな足跡ではない。カモシカだったらもっと大きい。
想像するに、まだ成獣になっていない幼齢の日本鹿ではないだろうか。
 翌朝になる昨日の朝も朝食前に行ってみたけれど、食痕は増えてはいない。
近所のオジサンの手も借りて、持参した電柵と点滅ライトを設置してきました。
コメント (2)
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