雪が消え、山肌が出てきました。
あの、中越地震から19年も経つというのに、この斜面は復活しない。
この左の斜面辺りから激震ゾーンは始まっている。
当時、仕事で関係した線路が、この辺りから大きく動きうねった。
この辺りから北西方へ数百メートルの幅で存在した激震ゾーン。
右には複線のトンネルがあるが、何百トンもあるワンスパンは大きく動いた。
それにしても変わった地形です。この深い谷の奥で昨年は転落。
45度を超えるような急斜面は、人間業では簡単に登られるものではない。
今年は雪も多く積もったが消えるのも早い。そして、気温も高い。
山菜も始まったような、緑色の斜面になってきたが、行くのをためらっている。