めおと上海生活(旧:北京的生活)

北京での留学生活を終了した年とゆっこ。上海での駐在員・太太の生活や食べ物・文化等を写真と一緒に書いてゆきます

孔明灯

2009-03-08 10:28:26 | 上海:人街人

ほぼ一ヶ月前の2月9日、その日は「元宵節」。
中国最大のお祝い旧正月から15日目にあたる、節目のこの日は提灯が賑やかな日でした。
そんな中、遠い夜空に「孔明灯」が空を舞うのを目撃

映画レッドクリフpart2、みなさん観ましたか?わたしはこの数日前に、映画館でちょうど観たばかり。
その一場面ですごく印象的だったのが、灯篭が風に乗って舞う姿。ちいさな気球がふわふわ~っと
夜空いちめんに舞う姿は本当に感動的で。

それが上海の空にも浮いている!!一回帰宅したものの、近くで見たいな~と諦めきれず
真夜中12時の30分頃前に、ひとりカメラを片手に寒空の下街へ繰り出すと…いましたー!やった

7人ほどの人だかり。どうやらみんな立ち止まって取り囲んでいるみたい。

まずは2人から3人がかりで火をつけます。




中に火が灯ったのを確認。紙の部分がふくらみきったら・・・リリース!




ふわ~っ もっと揺らめいたりするかと思ったら、意外とすすーっと迷いなく空へのぼってゆきます。





あっとゆう間に夜空の中にぽつんと光る、小さな点に。みんな黙って見守る。




「これはどの位のあいだ、飛んでいるもの?5分くらい?それとも10分とか?」と聞いてみたら
「見えなくなるまでよ」との返事。じーん。なんだか一体感がうれしく、どんどん小さくなるのがちょっと淋しい。

ちょうど月の綺麗な夜。お月様よりちっちゃくなっても、まだ見えました。


この孔明灯、三国志の諸葛孔明が発明したからそう呼ばれるそう。
中国に暮らしてはや丸4年。初めて見たよ。いいもの見ました、うん。ありがとう。
ちなみに現代ではイギリスの結婚式で使われることもあるみたい!国際化しとるねえ。
日本の「灯篭流し」、これもスゴく素敵で感動しそうだなぁ。いつか見にいきたい


そして、アンケートに答えてくださったみなさん、重ねてお礼申し上げます、謝謝
こうしてここでもらった温かいパワーみたいなものを、大切な燃料にして
また細々とではありますが、続けてゆこうと思います本当にありがとうございました

ちなみに、集計結果は…「4:上海の人、気候、街並など」がいちばん多く、続いて
「2:上海のレストラン、ショップ情報」「5:駐在員・駐在員妻の暮らし」が同着2位でした。
そして「1」「8」「10」がまた次に同じくらい。だいたいこの配分でやってゆけたらなぁと思っています。


以前写真を悪用されてしまった反省から文字を入れることにしました、よろしくお願いします。
またちょっと写真多目の記事も増やしてゆこうかと考えています
ページを開くのに時間が掛かることがあるかもしれません、これまたどうぞよろしくお願いします