喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

いよいよ

2006-04-14 19:16:32 | 芝居のこと
 本日、少年ライブラリィのチラシ撮影。
 晴天の下、なかなかいい写真が撮れたのではないかと。
 前回3月号の佃典彦さんに引き続き、今回も劇作家さんに協力していただきました。
 今回は今回でまた違った感じ。
 さぁさ。いよいよ動き出します。乞うご期待。

 いよいよと言えばダジャレであれですけど少年ライブラリィ相方、かこまさつぐ氏の劇団、試験管ベビー『イヨはまだ…』がもうすぐです。
 台本も先週に書き上がったとのこと。おめでとう。
 さぁさ。観に行きましょう。

人と繋がる

2006-04-13 23:36:11 | 日々のこと
 夕方まで、色々な人と電話やメールのやり取りを繰り返したり書いたり。
 夜になった頃、母と電話。やはり母は偉大。愚痴ったりアドバイスを得たり納得したり。
 夜真っ只中、ようやく気持ちが上向きになったので動き出したりあれこれ考えたり。
 動き出してからしばらくして、突然興味深いメールがやって来たり。
 ほんと、人は面白い生き物だ。

道を聞かれすぎる女

2006-04-12 12:19:52 | 日々のこと
 道を聞かれすぎる。
 その『聞かれすぎ』たるや、『夏休み子ども何でも相談室』の如しである。
 何せ、地下鉄の中でただ立っているだけで聞かれる程だある。
 何せ、自分すら初めての場所に旅行中ですら聞かれる程である。
 何せ、私に道を聞くためにわざわざ車がUターンして反対車線に来る程である。
 一ヶ月前、名駅でおばあさんに桜通口はどっちかと聞かれた。
 二週週間前、桜通を歩いていたら那古野神社はどっち方面か聞かれた。
 そして今日、伏見でおじさんに呼び止められた。
 またかと思いきや、「今何時かね?」。
 時間くらい自分で調べろ、とつっこみたくなった。
 何だこれは。
 私は「道を知っていそう顔」なのか。それとも「よほどのアホ面」なのか。
 たまぁに(ホントにたまに)ナンパが混じっていたりするが、大抵は道、道、道。
 『道聞かれ選手権』がTVチャンピオンで開かれたら、確実に道聞かれ女王である。
 あ、それともう一つ。これは、周りの人に力説している事なのだが。
 私が店に入ると、その後どんどんお客が入ってくるのである。
 入る前は2、3人。入ってしばらくすると外に行列が出来ていてギョッとしたりする。
 何だこれは。
 心配になって母に聞いてみたのだった。すると母の答え。
 「そんなの、うちは家族全員そうだよ」
 何だそれは。
 母曰く、鹿目家はよく道を聞かれ、店に入ると行列ができる愉快な一家らしい。
 つーか、遺伝すか?
 そういうのって遺伝すか?
 だが、思い起こせば正月。実家の方で両親と三人、とある喫茶店に入ったら。
 始めはそんなに入っていなかったのに、来るわ来るわお客さん。
 結論。これは遺伝です。

嬉しい言葉について

2006-04-10 21:30:24 | 日々のこと
 嬉しい言葉は、ミラクルだ。
 例えば。女性は綺麗とか可愛いとか言われたら嬉しい。
 その「綺麗とか可愛いとか」に値する女性になろうと思う。
 少なくとも、その「綺麗とか可愛いとか」言ってくれた人の前では、綺麗であり可愛くありたいものだ。
 「綺麗とか可愛いとか」言われた時点で「そっか、私綺麗なんだぁ」「あたしって可愛いのね」と安心して何もしなくなる女性は少ないだろう。
 だから嬉しい言葉は、言わないよりは言った方が良い。
 その方が、単純に幸せになれる。
 嘘をついた方が良いわけではない。
 少しでも本当を見つけ出してから言うべきである。
 本当が混じってないものは、すぐに剥がれてしまうから。
 とにかく、言わないよりは言った方が良い。

 今日、ようやく桜をゆっくりと見上げる。
 雨に散る桜も、なかなか綺麗だ。

 昨日はとみィの誕生日。
 今日は中元志津の誕生日。
 おめでとう。桜の季節に生まれて良かったね。

絵に描いたような

2006-04-09 05:24:53 | 映画のこと
 深夜。テレビで『Wの悲劇』が放映されていて、思わず全部観る。
 1984年の映画だから、私が8歳の時だ。
 薬師丸ひろ子主演。
 「私…おじいさまを刺し殺してしまったの!」という台詞が流行ったのを覚えているが、当時はしっかり観ていなかった。
 で、この歳になって観ると、まぁ凄いの何の。
 『Wの悲劇』という芝居を巡る、薬師丸演じる新人女優の揺れる心を描いた話で、かなりのジェットコースタードラマである。
 蜷川幸雄が役者に台本をぶつけて怒る演出家。
 三田佳子が大スター女優。
 三田村邦彦が女に手を出すイケメン俳優。
 驚きの「絵に描いたような」祭りである。
 世良公則が精悍で一途な青年役で格好良い。
 薬師丸はとても可愛らしい。
 高木美保のヒールぶりが気持ち良い。
 原作・夏樹静子。音楽・久石譲。美術・妹尾河童。舞台監修・蜷川幸雄。
 もう言うことなしのカードのはずである。
 しかしながら、80年代だから許された空気感をたっぷり感じる、面白懐かし凄い映画だった。
 ちなみに来週のこの時間は『セーラー服と機関銃』。
 やばい、見逃せない。

走り続ける人

2006-04-09 01:16:48 | 日々のこと
 明らかに、自分より大変な人は世の中に存在するわけで。
 そんな人が苦闘している様が伝わって来ると、自分のやる気にも火がつくわけで。けれど、今日はさすがに眠ったのだった。
 久々の深い深い睡眠は、肌から心から何から回復してくれた。肉体と精神の連動を実感する。
 明日からはまた、私よりずっと大変な人が走っている背中を見ながら走るつもり。そのままずっと走り続けられれば良いのだが、そううまくは行かないんだろうなぁ。
 ま、立ち止まりたくなったら、気晴らしに風呂にでも入ります。

 ところでユースホステルに『庭園露天風呂』という歌を書いたら、歌ってくれるだろうか。
 いい歌詞を思い付いたので、ぜひ歌ってほしい。
 これは知る人ぞ知る、ですね。

頼りたい時に頼りたい

2006-04-08 01:27:43 | 芝居のこと
 『とみィのハムレット』のチラシをようやく入稿。
 来週には劇場等に出回るかと。
 何が大変だったのかは、見てのお楽しみ。
 というわけで、コントの執筆にに入ります。詳細はまた後日。
 講師の準備と、少年ライブラリィ5月号の準備やホン書きも待機。
 最近、少々壊れ気味だったがだいぶ復活してきた。色々な人たちが色々な形で元気をくれた。
 本当に頼りたい時には頼って良いのだ。ただし、本当に頼りたい時に限る。
 たいして頼りたくないくせに頼りたいような気になる時は、頼るべきではないのだ。
 もしも自分が頼られる側だとしても、本当に必要とされている時に頼られる方が、本当に必要な何かを与えてあげられる気がするのである。
 安易な安らぎを安易に手に入れたくはない。

散るにはまだ早いのだ

2006-04-07 20:26:50 | 日々のこと
 桜が見頃である。
 ここ最近、桜を見上げる暇とか余裕とかが持てない日々が続いていた。
 ようやく昨日。劇作家協会の集まりの帰り道。
 立ち止まって、川沿いの桜を見る。少し癒される。
 今日。友人から桜の写メールが送られてきた。
 それでも十分癒される。
 だけど、できればもう少しだけ散らないで下さい。
 もう少しだけしっかり桜に癒されたいのです。

やさしさに包まれたなら

2006-04-06 14:39:53 | 日々のこと
 色々あってちょっと落ち込んだりした、昨日。
 宿屋に15ゴールド払って泊まれば、一気に満タン回復するのが良いんですけど。
 しかし、話すだけで不思議と元気をくれる人というのが、世の中には存在する。
 そんな人のおかげで、結構回復したのだった。
 ありがとう。
 落ち込んだりもしたけれど、私は元気です。って。
 生きろ。って。
 ジブリ、良い仕事しますね。
 はい。飛べねぇブタはただのブタです。

夜のお菓子と音楽と

2006-04-05 04:06:16 | 日々のこと
 なぜか、とみィと松井の企画『とみィのハムレット』のチラシを作る毎日。
 必死。とにかく、がむしゃらにモーレツに超ド級に必死。
 なぜこんなに必死なのか。チラシを手に入れれば分かります。手に入れてくださいね。
 今日もまた明け方コース。
 カカオ分86%のチョコレートと新しい携帯から流れる『着うたフル』が友だちだ。
 しかし、『着うた』を着信音にしても全然サビが聴けないうちに終わる。
 いい所に入る前に終わってしまう。だから着信音にはできない。
 着信音でなくて『着うた』と呼んで良いはずもない。
 とどのつまり私が聴いているのは、ただの『うた』なのである。