喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

愛である

2007-06-23 02:03:06 | 日々のこと
しょうが焼きは、めんつゆに浸して作ると美味しい。
名古屋に来る前に母から聞いた言葉を思い出しながら、本日は豚肉のしょうが焼き。
ひとり暮らし歴もかなり長いので、一応それなりにそれなりではある。
所詮、それなりレベルですけれどね。
母曰く「めんつゆは万能」だそうで。
肉じゃがも、めんつゆを入れて作ると、確かに旨い。ちょっといい感じになる。
世の中の料理好きとか料理上手とか言う人を尊敬したりするけれど。
やはり一番尊敬しているのは、手際よく美味しい物を毎日作っていた母である。
幼稚園からずっと私立のカトリックに通っていたので、ずっとお弁当だった。
別にお嬢様ではない。会津唯一のカトリックは庶民的学校である。
給食を食べた事がない。なので、給食に憧れていた。
近所のますみちゃんやしほちゃんが話す、給食の小魚スナックの話についていけないのが悔しかった。
けれど、今にして思うと『毎日お弁当』ほど幸せなことはなかった。
こちらに来て、誰かの為に何かを作ったことも幾度となくある。
その度に、毎日早起きして休むことなくお弁当をこしらえていた母に感心する。
愛だとか恋だとか、この歳になっても80歳になっても死んでも分からないかもしれないが。
誰かの為に何かを作る行為は、それだけで愛に値する。
ナンデアル、アイデアル。である。
とか言うと劇団員にジェネレーショギャップと言われるはずだが、別に私も生まれていない。

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5 コメント

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Unknown (N)
2007-06-23 06:33:23
あ、そこにギャップがあるということはわかるんだね。
他の人たちも。
でも、それが傘だということはわかるんだろうか?
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Unknown (まな)
2007-06-23 21:11:40
お久しぶりです。

そうですね、私たちの学校はお弁当でしたものね。でも、小さい頃に愛情のこもったお弁当を毎日食べることが出来たのは、給食にはない親のありがたみを感じますよね。
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はい (かのめ)
2007-06-26 01:04:16
Nさん
多分知らないですね。傘だという事ははね。
多分大橋巨泉も知らないですね。

まなさん
お弁当でしたよ。お弁当でしたとも。
けれどやっぱり当時は給食に憧れましたねぇ。
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巨泉ではなく (nekomatagi)
2007-06-26 08:59:56
植木等ですね。
んなことはどうでもいいですね。
お呼びでないですね。
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あ、そっか (かのめ)
2007-06-26 15:14:17
はっぱふみふみと混ざってました。
植木等でしたね。
テレビ探偵団でしか観たことないけど(笑)
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