喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

好きな季節になる

2009-09-01 08:12:05 | 文章とか
淀みない青空とともに秋がやってきた。一番好きな季節がやってきた。栗松茸秋刀魚読書秋色の服涼やか切なげうろこ雲紅葉散歩鈴虫夜長の秋である。秋の思い出が次から次へと蘇り、気分を晴れやかにも切なくもさせる。秋にはその魔力がある。秋にはその魅力がある。今年もまた、秋ごとに蘇るような思い出が生まれるのだろうか。不思議なもので、夏の気持ちは昨日気分転換にやってみた線香花火の玉とともにぽたりと消えて無くなった。夏には夏の気持ち、秋には秋の気持ち、そうして四季に左右されながら、これからも生きていくのだろう。四季だけでない、左右される出来事が沢山あり過ぎるので、私は今日もゆらゆらと流されていくのだろう。そしてなによりゆらゆらと流されるのは、案外嫌いじゃないのだ。

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