喜劇な日々

名古屋の劇作家、鹿目由紀のほんの少しだけ喜劇的な毎日を、綴ります。

リザーブ

2015-06-13 23:18:11 | 芝居のこと
久々にスタバのリザーブ。
飲んだことない種類。
心おどりました。
美味しいコーヒーに助けられて。
今日も生きています。
他にも色々と助けられています。
ありがとう。

とよたこども創造劇場と、豊田

2015-06-12 01:12:58 | 芝居のこと
今日は『とよたこども創造劇場』の稽古。今年で5年目。豊田市とその近郊の小学4年生から中学3年生の子ども60人とともに、11月の本番に向けて、オリジナルの芝居をつくっていくのです。毎年、新たなやつらとの出会いがあり、教えられることがあり、違った面白さがあります。

それに今年は、この『こ劇』を4年間やってきた中学生2人と、短編芝居をつくりました。日本劇作家協会東海支部のユニット『東海連合』として、長谷川彩さんの戯曲を私が演出しました。長久手のどしのぎ祭、神奈川の劇王天下統一大会でも上演しました。神奈川では2位になり、出演していた溝口くんがベストアクター賞という立派な賞を貰いました。本人は名前が呼ばれた瞬間、わけもわからずきょとんとしてました…。8月にも札幌の教文短編演劇フェスティバルに行くことになりました。

しかし、『こ劇』のお話をいただき、始めたばかりの頃は、まさかそんなことになるとは思っていませんでした。

劇団員のカズ祥は演出助手として入ってくれて3年目です。私の気づかなかった細かい『良さ』をたくさん拾ってくれます。おかげでその子の意外な所に注目できたりします。正手くんは熱く細かい演技指導をしてくれます。豊田のスタッフ陣には、数年関わってくださっている信頼できる方がいらっしゃいます。今年のみなさんで言うと、竜さんには大きな信頼を寄せています。竜さん自体が子どもと同じ雰囲気を持ってて面白いです。木村さんには大きな安心を感じています。小島さん、近藤さんの細やかな気配りに感謝しています。田中郁子さんが合流されるのが楽しみです。音響の正木さんには、情熱と冷静を感じいつも助けられます。そしてフレッシュな方々も、みなさん頼もしいです。お話をいただいた時から事務的なことで関わってくれているうちの松井は、今年はどうやらがっつり絡むことになりそうです。他の技術スタッフのみなさんにも、助けられることいっぱいです。

なんとなく、豊田の演劇環境は、面白くなっている気がします。今年私が演出をすることになった『とよた演劇アカデミー』も数年前から続いているそうです。高校生以上の幅広い年齢層の受講生が、1年かけて演技からスタッフワークまで色んな事を学ぶという素敵な事業です。また短編演劇コンテストの『T-1』というものもあるようで、まだ観たことはないのですが、『こ劇』にずっと関わってくれていた図師さんやゆかさん、市川さんから色々とお話を聞きました。なにやら濃くて面白そうでした。

私が接している豊田の財団のみなさんは、本当に変です(すみません)。そして熱く可愛らしく、色々なことを真剣に考えてくださいます。

『豊田』という町はもちろん有名ですが、別の意味で大きく、大きすぎて、そのため細かい芸術的面白さが見落とされがちなのかもしれません。私は豊田の人間でもなく、ましてや名古屋の人間でもないのですが、関わった町のことは、たくさん考えます。はい、豊田には逸材が存在します。

で、何が言いたいのかというと、今年も楽しみだ。ってことですよ。こ劇。

写真。
打ち合わせでの本日のコーヒー。
と、おやつ。

糖分

2015-06-11 01:59:12 | 芝居のこと
細かいカットと改訂。
で、通し稽古。
で、音響会議。
ようやく少しだけ。
なにかが見えてきた。

糖分が足りなくて。
ケーキを食べました。
キャラメルとカシスの。
可愛らしいやつ。

疲れてるのでしょうが。
いいものが出来るなら。
構いませぬ。

見えてきたものを。
大事にしたいもんだ。

ああ、麗しの

2015-06-10 00:09:35 | 芝居のこと
今日もまた稽古前にコメダにて仕事の打ち合わせ。コメダについて少し。コメダは、私が大学卒業してから、約一年間バイトした喫茶店だ。ホールスタッフとして飲食物を運んだし、キッチン内でシロノワールの上にソフトクリームも巻いた。ほとんどの飲食物は作れる。あの頃は、あおきりみかんを旗揚げしたばかりで、コメダでのバイト後、稽古に向かう日々だった。コメダは思い出深い喫茶店だ。だからなのか、こういう仕事になった今でもコメダに行くと落ち着く。コメダに愛着をおぼえ、コメダに新たなメニューが登場するたびにドキドキする。一番落ち着く喫茶店はどこかと言われたら、ひとつ頭に浮かぶ所があるのだが、それはまぁ…秘密だ。
仕事などで遠方に行っても、コメダを見つけるとなんだか落ち着く。母が夕飯を作る我が家の台所の灯りを見て、駆け足で帰った高校時代を思い出す。それは言い過ぎかもしれないが、東京公演の折、コメダを見つけた時は、思わず、コメダのひげおやじのイラストに向かい、ありがとうと言ったもんだ。というわけで、この『だるい女』ツアー中も、コメダを見つけてやります。やりますとも。てか、コメダコメダ言い過ぎ。

一日一更新するぜ

2015-06-09 00:27:04 | 芝居のこと
はっ。油断するとご無沙汰しちまうぜ、このブログ。いつもツイッターを見てくださっている方、ありがとうございます。さて心を入れ替えて、本日からは劇団あおきりみかん新作『だるい女』ツアー開始を記念して、一日一更新を目指していきますぜ。ゆるーくお付き合いください。

先週土曜日、テレビ塔での即興劇イベント『トライ☆アングル』が、幕を閉じました。沢山のお客様に観ていただき、また楽しんでいただき、良かったです。ありがとうございます。松井、権藤貴志さん、カズ祥の三兄弟。即興の回を重ねるごとに、いい兄弟になっていったのではないかと。

来週水曜日からは、こまばアゴラ劇場にて『だるい女』東京公演が始まります。5都市ツアーの最初。ただいま、あがきにあがいてます。今回は、私の生まれ故郷、福島にも行くのです。

他にもお知らせ満載ですが、またおいおい。一日一更新することに意義があるという自分ルール…。はたして続くのか。というわけで、これから毎日、その日に飲んだコーヒーの写真をあげていきます。とはいうものの、こちらはコーヒーというより、サンドイッチの写真。ベーコンと卵とピクルス。凄く合うんだと気づきました。

散る

2015-04-03 21:18:07 | 芝居のこと
久しぶりに更新。新年度。桜の季節ですね。ええ、あれこれやっています。Twitterはけっこうやっています。桜のことを考えると、どうしても散るときのことばかり考えます。散らない三分咲きの桜だとしても。散る時の桜を思い浮かべて、ああ、いずれ散るんだよなぁと感じます。源義経のドラマを観ると、ああ、いずれ兄に追われるんだよなぁと思うのと似ています。義経千本桜、観たいなぁ。あの桜は、やはり、想像力としての桜なのだろうなぁと。あおきりみかん其の参拾参『だるい女』もぼちぼち動いています。今年度が始まり、やること満載です。『変化』の2015年度。ただいま、会津に向かっています。

今年も始まった

2015-01-12 22:44:35 | 芝居のこと
『身辺生理』は東京公演に向けての稽古開始。
より細かく、より積み上げて。
2月の『どしのぎ祭』の稽古も始まった。
『海獣日和』という長谷川彩さんのホンを演出します。
今年も色々と始まったという感じ。
今年も盛りだくさんの年になりそうです。
一仕事終えた後に。
あまおうタルトというものを食べました。
ジューシーですな、あまおう。
甘いもの食べて、プロット作成に集中。

整理

2015-01-09 18:06:19 | 芝居のこと
中日新聞朝刊にて、コラムを月イチ連載中です。昨日のコラムは本屋の話でした。で、本屋で写真を撮っていただいたのですが、その際、本棚の上に財布を忘れるという間抜けっぷり。そもそも何故そんなところに財布を置くんだ。昔から、自分のそそっかしさのせいでひと手間多い人生を歩んでおります。さて、年始から色々と動いています。なんだか頭の中が整理出来てない感じで、こいつはいかんな、と整理し始めました。今月は『身辺生理』東京公演もあります。整理ではなく、生理ですよ、みなさま。それから今月中にシナリオを1本。他に演出する作品の稽古が始まりました。来月は面白企画満載の『どしのぎ祭』も長久手でやっちゃいます。授業も始まり背筋がしゃん。というわけで、とにかくまず、頭を整理。

帰宅

2015-01-05 23:25:04 | 芝居のこと
昨日。新幹線内でねじれるように立ちながら帰宅。みんな頑張ってるんだなぁ、同じように立っている人を見ながらそんなことを思った。また明日から日常が始まる。母と話せて良かった。あと父が元気で良かった。弟が優しくて良かった。ばあちゃんが笑ってて良かった。

目的なく

2015-01-03 15:55:36 | 芝居のこと
なんだか食べ過ぎの感は否めないのだが、まぁ正月なので良しとしよう。今日もまた同じ店の同じカウンターの席で仕事。しかし色んな人がやってきて面白い。常連のおじさま、久しぶりに会い盛り上がっている女性たち、昼間からビールを飲んでる楽しそうな男性3人組、本を静かに読む老人、みんな正月を楽しんでいる。もしくは、もてあましている。これぞ正月だ。休憩の合間にやってみるか、とスマホのゲームをやってみたところ、ついついそのままやり続けそうな面白さだったので、やめることにした。ゲームというのは強い魔力を持っているもんだ。で、ゲームより面白いものはないかと考えたところ、やっぱり文章を書くことに辿り着いた。台本ではなく駄文と言えるとりとめのないもの。そういえば小中学校の時もそんなことやってたなぁ。詩を書きためてみたり、それをむりやり作曲してみたり。一応ピアノを習っていたため、家にピアノがあった。それで適当なメロディーを紡ぎ、適当にうたった。恥ずかしいので小さな声で。たいした作曲でもなかったし、詩もなんだか薄っぺらかった記憶があるのだが、それでも無性に楽しかった。たまには「目的なく」やることも大事だ。目的を意識しすぎて、本来のなにかを失うことだってある。いずれ目的につながれば、それはそれで素敵だ。なにかをやっていれば、なにかの足しにはなる。だからゲームももうちょっとやっても…と思ったが、あれはやめよう。やめておこう。