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仏教は、悟りには出家が必要と説く

2015-08-28 12:26:55 | 日記
仏教では
本当に悟りをめざすなら
とにかく出家することが必要だと
説くのである。
在家出家であろうと、
出家の出家であろうと
「出家すること」が
なにはともあれ大事であると
正法眼蔵は
くり返し説いている。

(参考 正法眼蔵を読む 出家功徳の巻〔拾遺〕 谷口清超著)
<出家の本義>
 かくの如くであるから、「出家」は最もすぐれた「真理」である。相対的な言葉で言う頓(とん=突然の悟り)でもなく漸(ぜん=次第に悟る)でもない。現象上の常でもなく、無常でもない。未来でも過去でもない。静か動かでもない。住でも作でもない。広でもなく、狭でもなく、大でなく、小でない。作でも、無作でもないのである。仏法を伝えられた祖師諸仏は、この「出家」「受戒」をかならず受けておられるのであり、これを除外しうるものではないのである。今ここに言う提多迦が、はじめて優婆毱多尊者にあい奉り出家を求めたというのは、本当をいうとかくのごときは「出家」の現成する姿である。こうして出家受具し、優婆毱多尊者に参じて、ついに第五祖となられたのであった。