gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

戦後日本の誓いと平和国家としての歩み

2015-08-17 18:47:03 | 日記
安倍首相70年談話其の3は
戦後日本の誓いと平和国家としての歩みについて
述べている。

1 日本は敗戦における教訓として、
いかなる武力の威嚇や行使も、
国際紛争を解決する手段としては、
もう2度と用いないこと、また
植民地支配からの永遠の決別を誓った。
2 戦後70年間、自由で民主的な国を創りあげ、
法の支配を重んじ、平和国家としての歩みをしてきた、
そのことに誇りを抱きつつ、この不動の方針をこれからも貫く覚悟である。
3 我が国は、先の大戦における行いについて
くり返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた。
そしておわびの気持ちとしての実際行動として、
東南アジアの各国に対して
その平和と繁栄のために戦後一貫して力を尽してきた。
4 こうした歴代内閣の立場は
今後も揺るぎないものである。
5 ただ、私たちがいかなる努力を尽そうとも、
戦争で苦しんだつらい記憶が決して癒えることはない。

【70年談話その3
 二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
 事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。
 先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
 我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。
 こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。
 ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。】


安倍談話は「大きな苦しみを通してそれ以前の運転の誤りを自覚できた」と示している

2015-08-17 07:15:23 | 日記
私は
70年談話を
全体を少しずつ分けながら
何を安倍首相がこれによって伝えようとしているのかを
分析しているのですが、
過日投稿した、其の1、其の2の部分から分かるように
戦時中の苦しみ、そして敗戦という苦しみは
日本という国が戦前に為した「進むべき進路」の誤りを
徹底的に自覚するためには、
やむを得なかったものであった、
迷いの自壊作用なのであったと
示しているのであります。
ちょうど人が
病気になって初めて
以前の自己のまちがった心の在り方に気付くとか、
事故を起こし怪我をした時に初めて
自分の無謀運転に気付き
反省するのと同じです。
安倍首相は戦争に散った若者たちに
日本という国を守るために殉じたことを称え感謝しておられますが、
戦争自体を良いものとして肯定しておられるのではないので、
この点注目すべきであります。