安倍首相70年談話其の3は
戦後日本の誓いと平和国家としての歩みについて
述べている。
1 日本は敗戦における教訓として、
いかなる武力の威嚇や行使も、
国際紛争を解決する手段としては、
もう2度と用いないこと、また
植民地支配からの永遠の決別を誓った。
2 戦後70年間、自由で民主的な国を創りあげ、
法の支配を重んじ、平和国家としての歩みをしてきた、
そのことに誇りを抱きつつ、この不動の方針をこれからも貫く覚悟である。
3 我が国は、先の大戦における行いについて
くり返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた。
そしておわびの気持ちとしての実際行動として、
東南アジアの各国に対して
その平和と繁栄のために戦後一貫して力を尽してきた。
4 こうした歴代内閣の立場は
今後も揺るぎないものである。
5 ただ、私たちがいかなる努力を尽そうとも、
戦争で苦しんだつらい記憶が決して癒えることはない。
【70年談話その3
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。
先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。
こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。
ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。】
戦後日本の誓いと平和国家としての歩みについて
述べている。
1 日本は敗戦における教訓として、
いかなる武力の威嚇や行使も、
国際紛争を解決する手段としては、
もう2度と用いないこと、また
植民地支配からの永遠の決別を誓った。
2 戦後70年間、自由で民主的な国を創りあげ、
法の支配を重んじ、平和国家としての歩みをしてきた、
そのことに誇りを抱きつつ、この不動の方針をこれからも貫く覚悟である。
3 我が国は、先の大戦における行いについて
くり返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきた。
そしておわびの気持ちとしての実際行動として、
東南アジアの各国に対して
その平和と繁栄のために戦後一貫して力を尽してきた。
4 こうした歴代内閣の立場は
今後も揺るぎないものである。
5 ただ、私たちがいかなる努力を尽そうとも、
戦争で苦しんだつらい記憶が決して癒えることはない。
【70年談話その3
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。
事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。
先の大戦への深い悔悟の念と共に、我が国は、そう誓いました。自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。七十年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。
我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。その思いを実際の行動で示すため、インドネシア、フィリピンはじめ東南アジアの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるアジアの人々が歩んできた苦難の歴史を胸に刻み、戦後一貫して、その平和と繁栄のために力を尽くしてきました。
こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。
ただ、私たちがいかなる努力を尽くそうとも、家族を失った方々の悲しみ、戦禍によって塗炭の苦しみを味わった人々の辛い記憶は、これからも、決して癒えることはないでしょう。】