相原言の『日々是好日』

日々の生活での出来事や鉄道模型工作、写真撮影等を日記と備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。

久しぶりの撮影・・・Part3

2022年09月22日 22時11分34秒 | 撮影紀行
(Part2からの続きです)

「成田市さくらの山」から昼食&休憩をはさんで、いつものモノサクに来ました。

同業者が2組居たので、邪魔にならない位置から撮影を始めます。

209系

結局、20年以上使われてきた「重量半分・価格半分・寿命半分」電車。

同じく「E」の付かない209系

天気は今一つでしたが、それでも秋の気配を感じられる素敵な空の色でした。

E217系

初秋の房総台地を軽やかに駆け抜けている空港連絡の快速列車。
E217系も徐々にその数を減らしていると聞いています。

陽が傾いて同業者もいなくなったので、私の写真の師匠がいつも言う「逆光を活かした」作画を意識してみます。
狙いが中途半場でヘタなのですが、大目に見てやってください。

陽が傾きかけた空をバックに疾走するE217系

シャッター速度1/3秒、手持ちで止まります。さすが!

こちらは同じ場所で209系

シャッター速度1/30です。
車内がもう少し明るく撮れるとよいのですが・・・修行が足りませんね。

スマホ?携帯電話?E235系1000番台!

そういえば113系の時も、総武快速線用は1000番台だったな。
撮影期間中、この1本だけしか来ませんでした。

辺りも暗くなってきましたが、18時の貨物まで粘ります・・・・・


来るかな?


来た!


う~ん、暗い!


で結果は・・・・


EF65-2091

ISO感度4000、シャッター速度1/60秒で何とかとらえる事が出来ました!
6次車の最終番号。
久しぶりに国鉄特急色のEF65-1000を見ましたが、文句なくカッコいいですね!
撮影の最後に、EF65-1000を見られて&撮れてよかったです。

大分引っ張りましたが、今回の撮影紀行、これにて終了です。
ヘタな写真にお付き合いいただきありがとうございました!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの撮影・・・

2022年09月17日 23時51分24秒 | 撮影紀行
まだ日中は暑い日が続きますが、それでも朝夕は大分過ごしやすくなってきたと感じる事が出来る季節になりました。

この三連休に、撮影仲間と、カメラを持って撮影に出かけました。
感染症が流行り始めてからは、撮影に出掛けたことが無いので3年ぶりですかね。
この間、全く撮影をしなかったのか?というとそうでもなくて、被写体が鉄道や飛行機から人(孫や親戚)に代わって「パチャパチャ」やっていました。

機材もE-M1 Mk-2を売却して、ブランクがあったものの、OMDSのOM-1(普通にOM-1と書くとOLYMPUSのOM-1と区別できない!?)を入手して、今回が初「鉄道&飛行機」撮影となりました。
この時期に大型の出費は避けたかったのですがOMDSの「OLYMPUSロゴの入ったカメラはこれが最後になる予定」という、OLYMPUSユーザに対する脅迫(笑)があったので、あえなく屈したわけです(笑)。

さてOM-1の鉄道デビュー戦の場所は、成田スカイアクセス線の成田湯川駅にしました。
高速で通過するスカイライナーはAF性能と連写性能を試すのにちょうどいいかと。

上りホームから下りの列車を狙います。

まだ構図やシャッター速度が決まっていません。
この位置で1/1000では止まりませんでした。

スカイライナーはバンバン来ます。

特別塗装(今風に言うとラッピングってやつですね)車です。
このころから、小ワザを入れ始めます。プロキャプチャーモード、AI被写体認識等。
少し、落ち着いてシャッターが切れるようになりました。

最終的には、こんな感じで撮れるようになりました。

シャッター速度は1/1600です。

スカイライナー以外にも電車は来ます。
京成3100形アクセス特急。

ちなみに成田湯川駅にはアクセス特急以外は停車しません。

東京都交通局5500形

5300形は最高速度が110Km/hだったので、アクセス特急運用に入れなかったのですが、この5500形から出来るようになりました。

京成パンダ


成田湯川駅外観

駅前に「信号機が無い」不思議な感じのする駅でした。

久しぶりに会う撮影仲間と近況をだべりながら、(周りに人がいないので)気兼ねなく撮影が出来る、とても良い撮影地だと思います。

成田湯川駅に2時間くらい居たでしょうか。
この後も河岸を変えて撮影を続けました。
それは、また後程。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの撮影・・・Part2

2022年09月17日 23時51分24秒 | 撮影紀行
(Part1からの続きです)

成田湯川駅から「成田市さくらの山」へ移動し飛行機撮影に転じます。
3連休の初日ですが、到着したころは人出も多くなく、楽しく撮影を始める事が出来ました。
飛行機は好きですが、あまり詳しくないので、説明は大目に見てください。

まずは全日空のBoeing787-9。

よく見たら、後ろに「Air Japan」と書いてい有ります。
Boeing787も最新型と思っていましたが、既に登場から10年が経過しているのですね。
翼形や操縦席窓周りが近代的です。

続いて全日空のBoeing777-300ER。

ストレッチ型の長距離タイプ(ER)らしい。
私はBoeing777が好きです。特に-300/-300ERが好きです。カッコイイ。

誘導路から滑走路に進入するFedExのBoeing777-200

この時期、陽炎がゆらゆらしていて、冬のほうがきれいに撮れるのかもしれません。

ジャンボジェットも見られました。
機体番号わからず。日本貨物航空のBoeing747-8


そしてCargolux ItaliaのBoeing747-400F

世代が違うのでエンジンの大きさが違いますね。

撮影中に思わず「なんだぁ?」と思った機体がこれ。

ピーチのAirbus A320ですが、塗装がバニラエアの塗装です。
こんなのがあるとは知りませんでした。

主に離陸機が多い時間でしたが、着陸機もありました。

ピーチのAirbus A320neo

これがピーチの標準塗装ですね。

アシアナ航空のAirbus A330-300

この機体も結構好きです。
スカイマークのA330は本当に残念でした。

最後はエティハド航空のBoeing787-9

登録は2019年2月となっていますが、とてもきれいな機体ですね。

このころになると、人出も増えて、スマホ片手に右往左往する一般人や立入禁止の作の中で平気で撮影する方等が増えてきたので引き上げることにしました。

食事と休憩をはさんで、午後はいつものモノサクで締めることにしました。
それは、また後程。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てっぱくに行ってきました!

2021年10月31日 20時55分19秒 | 撮影紀行
先日、友人と大宮の鉄道博物館(てっぱく)に出かけてきました。

考えてみると2020年春以降、家族以外の人とプライベートで出かけることはありませんでした。
改めてコロナの自粛期間が、いかに長期間だったのかを思いしらされました。

鉄道博物館まで、大宮駅から徒歩で向かいます。

休日の為、工場内は閑散としています。

この場所は、工場内部が歩道から見えるように、囲いの一部が透明になっています。

更に歩いていくとD51が保存されています。

端正な標準型のD51です。

・・・峠の長いトンネルを絶気で出る瞬間をとらえました・・・

もちろん、そんなことは無いのですがイメージだけでも(笑)
「大宮工場1号」の表示が良いですね。

てっぱくは2度目ですが、拡張されてから行くのは初めてです。
以下掻い摘んで・・・

オハ31の車内

妙に落ち着きます。
例えて言うなら「発車時間ギリギリに駅について、列車に飛び乗って、自分の座席を確保した」そんな状況です。
垂直の木の背ずりも、蒸気暖房装置の上に足を乗せなければならないことも、全部含めて「落ち着く」のです。
何時間でも座っていられるような不思議な感じでした。

展示中のキハ41300に座ると突然列車が動きだし、仮想旅行へ出発です。

車窓の外側の壁に景色の風景が映し出され、なかなか面白かったです。

反対側の車窓には待機中の車両が・・・・

181系とED75が一緒にいることは現役時代は無かったかな?

11時頃に早めの食事します。
場所は南館4Fのビューレストラン。
メニューは、あの伝説の「ハチクマライス」です。

ハンバーグ、ハムエッグ、キャベツの千切りに漬物といった具合。
これを食べながら、食堂車が連結された夜行寝台列車に乗務されていた車掌さんの気持ちを考えておりました。
おいしく頂きました。

更に館内を見て回ります。

101系

電番にアルファベットが無い。
オレンジバーミリオンならA(三鷹)、H(武蔵小金井)、T(豊田)のいずれかを入れて欲しいですね。
冬の寒い朝、こいつのドアに手を挟まれると指先が痛かった思い出が・・・。

485系の車内

立ち入ることはできませんでしたが、このブルーの座席に白のカバーが本当に美しいですね。
ひじ掛けにも白カバーが有ったような無かったような。

ED75-700番台

美しいですね。
中学校の修学旅行で青森駅からED75-1000番台牽引の20系寝台特急ゆうづるで帰ってきたことを思い出します。
「700番台はまだ新しい」とか時代錯誤なことを思っている私です。

EF66

正直、殆ど馴染みのない機関車ですが、カッコいいですね。
近くで見ると青のボディがツヤツヤしていました。

キハ11

以前は「エンジンを掛ける」イベント等ありましたが、最近はどうなのでしょうか?

そして最後は181系です。

美しいですね。
展示されているクハ181-45は、クハ161として発注され、途中で181系に変更されクハ181-45として落成した車両。
前照灯やスカートに161系のイメージが色濃く残っていますが、161系を名乗ったことはない生粋の181系です。

このころから貯めてきたこだま型電車(鉄道模型16番の話です)が、最近になって、ようやく希望の台数を確保することができました。
来年は是非、着手したいですね。
早くも来年の抱負です(笑)。

結局、10時の開館から16頃までいましたが、帰宅して調べると、まだ回れていな箇所が沢山ありました。
是非、また、再訪問したいと思います。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残雪が残るモノサクで

2019年02月11日 22時26分30秒 | 撮影紀行
先日、購入した「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm」を試しに残雪の残るモノサクへ出かけてきました。

モノサクに行く前に京成電車でウォームアップを。

京成3000系

最近の京成グループの標準車です。

京成3700系

この2枚の写真を見ると、先頭車の先頭台車付近から泥汚れが跳ね上がっているのがわかります。
雪の日、独特の汚れ方なのではないでしょうか?

モノサクに到着
線路わきの道路を歩き撮影地へ移動しながら1枚。

今時、こんな写真が撮れる場所は少ないですよね。
これからも柵やトラロープなどが張られない様に、マナーを守って撮影しましょうねぇ~。

成田エクスプレス


こちらも


そんなことをしているとチラホラ撮影者が増え始めました。
そしてしばらくするとこいつが来ました。

EF65-2095が牽引する貨物列車

拡大してもう1枚

こういう撮り方が出来るようになったのは、このレンズのおかげです。
従来のレンズ構成では12-40mmと40-150mmでしたから。

さて貨物列車が通り過ぎたら、同業者は誰もいなくなりました。
私はこの状態が好きです(笑)。

引き続いて成田エクスプレス


踏切を高速で通過するE259系


「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm」は「悪魔のレンズ」とか「人間をダメにする」等と言われていますが、買って使ってみると確かに便利です。
今までは40mmを境に標準ズームと望遠ズームを付け替えて使用しなくてはなりませんでしたが、12-100mmまで一気に使用できるところは、鉄道撮影に限らず、どんな場面でも不自由は感じないのではないでしょうか。

いずれにしても「使ってナンボ」のもの。
今年は頑張って撮影に出かけたいですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたらせ渓谷鉄道

2018年11月25日 23時53分31秒 | 撮影紀行
大分、秋らしくなってきました・・・というかそろそろ冬です。

三連休の中日に、久しぶりに友人とわたらせ渓谷鉄道に撮影に行ってきました。

途中、日光宇都宮道路の日光口PAから「日光そば祭り」に寄ったので、
最初の撮影地の間藤に到着したのは12時を過ぎていました。

秋の陽を浴びながら、2両編成のディーゼルカーが紫煙を吹きながら登ってきました。

左側に見える線路はスイッチバックの引き上げ線のようです。
貨物輸送があったころ(だと思う)は、現在の位置から本山寄りの平地にホームと駅舎が有り、そこから引き上げ線に押し込んでから本山へ向けて出発していたのだと思われます。

以前は来たときは夏だったので雑草に覆われて全く見えませんでした。

(2010年06月撮影)

辺りは紅葉の最盛期を過ぎたとはいえ、秋の日差しを浴びて木々がキラキラと輝いていました。


場所を変えます、原向駅。
国鉄色のDE10-1678がけん引するトロッコわたらせ渓谷号。


下り間藤行き普通列車


先日、鉄道写真家の広田泉さんのセミナーを聞いたとき、「逆光、怖くないですね!」と言われてました。
そういう目で見ると、確かにプロが撮影した写真は順光より逆光等「光線をどうコントロールするか?」が課題となっていることにようやく気が付きました。
プロと同じ機材を使っても雲泥の差ですね。まだまだ精進しますよ~。

もう一度、場所を変えます。沢入駅に来ました。

秋の斜光線を浴びながら進む上り列車。

この場所は以前、TVで紹介された撮影ポイントでしたね。

上りトロッコわっしー号と下り普通列車の交換。


トロッコ列車が木々の間に吸い込まれていきます。

楽しかった撮影もこれで終了。

わたらせ渓谷鉄道は、いつも期待せずに行くのですが、1日の終わりに満足感を得ることができる素晴らしい路線です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モノサクー有名撮影地で

2017年09月17日 19時25分30秒 | 撮影紀行
この3連休は台風の影響で晴れ間は拝めそうにありませんね。

実は土曜日に、友人と撮影の予定を立てていたのですが、急遽、近所のモノサクに変更して出掛けてきました。

今回は、あの有名な亀崎踏切で撮影してきました。
当日は台風接近に伴う曇天から雨天の予報。
なので、流石の有名撮影地でも、誰もいません。
ラッキー!

まずは上り側。
良く鉄道雑誌に掲載されているのは、このカットですね。

確かに、かっこいいですね。
この写真は、線路から少し離れた、並行道路の中央部付近から撮影しています。
誰もいなかったので、その位置から撮影できましたが、他の撮影者が居ればは無理かもしれませんね。

換算420mmで引っ張るとこんな感じです。

このアングルなら、いつもの場所と大差ないですね。

貨物列車。

いつも上手に撮れない私は、やっぱり下手だと、改めて思います。

次に下り側。


何度も書きますが人が居ないので、上りも下りも位置を移動しながら撮影が出来ます。


稲刈りが終わって、もみ殻を燃やしています。


右側の道路は、総武線の旧線跡です。


最後に流しの練習です。
散々、撮影したのに、ほとんど当たりが出ませんでした。


なぜか途中からAFモードが「C-AF」から「S-AF」になっていまして。


何はともあれ、久しぶりに会う友人と撮影をするのは、本当に楽しい時間でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E-M1Mk2での流し撮り

2017年09月09日 23時54分05秒 | 撮影紀行
今年の春にE-M1からE-M1 Mk2に切り替えて半年が経過しました。

「お陰様で大分、機材に慣れてきました」と書きたいところですが、なかなか思うようには撮影できません。
もっとも、これは「機材が悪い」わけではなく、100%腕の問題だと思っております。

さて、E-M1 Mk2に替えてから、真横の流し撮りの成功率が下がりました。
「手ぶれ補正は無印より優れているはずだし、おかしいなぁ」と思っていたのですが、正直「最近、撮ってないから腕が落ちたのだろう」位に思っていました。

しかしオリンパスのサイト等を見ていると思い当たる節があり、この週末、いつもの場所で確認してみることにしました。
それは「C-AF追従感度設定」です。
C-AFが流している最中に、列車以外の背景や前景に惑わされて合焦出来ないのではと考えました。
なので「C-AF追従感度設定」をデフォルトの「0」から「-2」に変更してみました。
ちなみに「-2」は、「被写体の前後を別のものが横切った場合にも元の被写体にピントをあわせ続けやすくなります」(メーカサイトより)とあります。

で結果は・・・・

当たりが出るようになりました。思った通り。

E-M1の時は、C-AFが遅いため全く使っておらず、「S-AF」か「置きピン」で撮っていました。
「C-AF」で撮影するようになったのはE-M1 Mk2になってからなのでこういう概念がある事すら知りませんでした。
最近は「C-AF」の精度が上がったので、専ら「C-AF+電子シャッター18コマ」を使用しています。

もう少しアップで、255系


さらにアップで、209系

もう少し、下が欲しかったな。

撮影の最後は、いつもの貨物列車。

この日は日没時間と同じ時間にやってきました。
この時、既に1/320秒/F3.2でISO感度が3200まで上がってしまいました。
ISO感度3200は「これが限界かな」という感じです。

ちなみに、この貨物列車と同じ構図で「AFターゲットモード」の「オールターゲット」と「C-AF+TR」も試してみましたが、上手くいきませんでした。何度も試したわけではないのですが、その時は「オールターゲット」は列車の中央部にピントを合わせ、「C-AF+TR」は先頭部でロックオンしても右側まで持たない感じでした。
これらの機能についても、もう少し使い込んでみようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡紀行-その3 博多周辺編

2017年06月13日 23時37分36秒 | 撮影紀行
大分引っ張った「福岡紀行」もこれで最後です。

久留米で野暮用を済ませて福岡に戻ってくると、知人が車で「近所を案内してくれる」というので、お言葉に甘えて「志賀島一周ショートツァー」に連れて行ってもらいました。

福岡の素晴らしいところは、東京等と比べて比較的短時間で、多様な観光資源にアクセスが出来る事です。
博多駅前から、車で小1時間も走れば、この様な素晴らしい景色を見ることが出来ます。

のんびり、砂浜に腰を下ろして、コーラで乾杯しました。

波の音に混ざって大瀧詠一が聞こえたような・・・

僅かな時間でしたが、のんびり出来ました。

帰り道に、ちょっと我儘を言って、福岡市の貝塚公園に寄ってもらいました。
時間は閉園時間の17時を過ぎていて、内部に入ることはできませんでした。

やむを得ず公園をぐるっと回ります。

西鉄貝塚線の600形


この反対側に「デ・ハビランド・ヘロン」があったのですが、なぜか写真を撮らず・・・。

そして正面というか国道3号線側からみられるのが、これです。

9600型蒸気機関車49627号とナハネフ22-1007です。
もちろんキューロクにも興味はあるのですが、やはりナハネフ22-1007が目当てです。

一言、美しいです。

「上部の細帯が欲しい」「扉部分に帯が欲しい」「扉上部に【B寝台】の行灯が欲しい」「サボ受けは無い方がいい」等、いろいろありますが、とにかく、現状、この形で保管されていることに関して感謝いたします。

前頭部

東京駅の今は無き15番線(在来線)に何度も入線し、そして多くの人の人生を載せて走り続けた20系客車の顔。

ナハネフ22-1007はナハネフ22-7として1965年に日本車両で製造され品川客車区に配置されました。
品川に9年、広島3年過ごした後、1000番台改造され鹿児島で1987年に廃車されるまで約22年間、運用されてきました。
20系というと、名門、品川客車区に配置され「あさかぜ」で颯爽と東海道山陽筋を運用されていたイメージが強いのですが、このナハネフ22-7が品川に配置されていた期間は僅か9年間。
当時の日本が短期間に高度成長を遂げたため、生活スタイルも大きく変わってしまったのだと思います。

殆どの仲間が廃車-解体の道をたどったなか、このナハネフ22-1007は幸運にも保存されることになり、初夏の夕陽の中、静かに佇んでいました。

既に廃車されてから30年。現役時代の22年を上回っています。
ブルートレイン発祥の地である福岡の公園で、華やかだった「あさかぜ」運用時代の思い返しているのかもしれません。

そんなことを思いながら、福岡空港まで送って頂き、機上の人となったのでした。
長くなりましたが、これで「福岡紀行」の完成とします。

お世話になりましたIさん、ありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡紀行-その2博多→久留米移動編

2017年06月11日 15時43分54秒 | 撮影紀行
少し、時間が経過してしまいましたが、前回の博多訪問の続きです。
前回の記事はこちらから。

乗ったのはこの電車。

快速久留米行き。
運転席後ろから前面展望を楽しみました。

この電車の運転室と客室の仕切りは、天井部で空間があるため、運転席の音(ノッチ操作音や喚呼等)が、もろに客室まで聞こえるので臨場感があります。

博多を出ると次は竹下(通過)。

名門「門タケ」ですね。
当時、20系あさかぜや10系寝台車等がいたであろう構内では、国鉄形電車の411系が入れ替えをしていました。

そして、こちらも有名な南福岡電車区。

門ミフですね。
583系、485系、475系等がゴロゴロしていたんだろうなぁ。
見たかったなぁ。頑張れば見れたはずなのになぁ。

列車は快調に飛ばします。
見覚えのある築堤に出ると、そこが地元では「テンハル」と呼ばれているポイントです。

写真の左側に車と人影が見えます。
この前を走る「ななつ星」の撮影をされたのでしょう。

そして原田。

駅設備は昭和感満載なのですが、駅前には真新しいマンションが見えます。

夏休みに親戚の家に遊びに行くときに乗った各駅停車の窓から見た感じ。


本線を787系が勢いよく通過していきました。

以前、原田を訪問した際の記事はこちらから。
このどこかにC55がいたはずなんですけどねぇ。

甘木鉄道AR305

後から調べたら「2013年12月に旧国鉄の急行形気動車塗装に変更」されたらしいです。
見たときは「ヘンな色」と思っていたのですが、旧国鉄急行気動車色だとは知りませんでした。

鳥栖

駅の上屋根等は昭和感満載ですが、その後ろにそびえる「鳥栖スタジアム」が異様な光景に見えます。
う~ん、ここにも名門、鳥栖機関区があったはず。
C59やC60、C61等、どこに行ったのでしょうか?

鳥栖では先行した「ななつ星」が停車しており、ここでも撮影会になっていました。


新幹線の高架が近づき


筑後川を渡ると


目的地の久留米です。


久大本線の気動車。

キハ20とか40とか、ましてや10とかわがままは言いません。
これでも十分にかっこいいです。

駅前のからくり時計と高層マンション。

駅前には「とんこつ発祥の地」のモニュメントがあります。

長くなったので続きは次回に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする