相原言の『日々是好日』

日々の生活での出来事や鉄道模型工作、写真撮影等を日記と備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。

花月園運転会-第二十二章 その2

2012年11月26日 23時21分48秒 | 鉄道模型:運転会
花月園運転会の続きです。

夕方になり、手元が見えなくなったころ、糸ノコ教室は無事終了。

この後、こちらの方に、夕食をはさみながらDCCのイロハについてレクチャー頂きました。
相原は1chipマイコンを使用した製品の設計開発や評価を行っていましたので、エレキについては、詳しくないとは思っていませんが、鉄道模型になるとLEDを点けることすら面倒で、DCCと聞いただけで拒絶反応が出る始末です。今回は、DCCの専門家に、基礎から丁寧に教えて頂き、大変助かりました。

歌う車両達です。


キハ20に組み込まれた長円型スピーカ。

うまく組み込まれています。

コントローラ。

難しい&高そうですね。

いずれ、DCC付きが標準になるのでしょうねぇ。
ますます「生きた化石」化していく相原です。


ここで参加された方の車輌のうち、気になった車輌達を。

オシ17

北陸トンネルで火元となった、悲劇の車輌。
しかし、均整のとれたスタイルはナシ20に比べて軽快で、好ましいデザインだと思っています。
こちらの方の作品

ちなみに大集合のEF62も同じ方の作品です。



スカイブルーの201系と


381系はこちらの方


電車のパンタ周りはこうやって作るのか、フムフム。



糸ノコ名人のこの方の作品がこれ。

クルと無蓋車みたいなやつはなんていうのでしょうか?


地下鉄銀座線はこちらの方

子供のころ乗った銀座線の記憶がよみがえりました。

寝台特急北陸編成

すみません。どなたのかわかりません。
ただ非常に感じが良かったもので。


さて、今回、次回への課題を頂戴しました。<(_ _)>
課題はこちら。

キハユニ15です。
これを「好きにしていいけど、出来れば綺麗にしてブログで公開して」との事。

家に帰ってじろじろ眺めます。
動力はパワートラックで、室内灯もパネルライトが入っています。

前頭部

少しディテールを追加しようと思います。
実車の写真を見ると、ジャンパー栓納めの有り無しがポイントになりそうです。

連結面

気動車で運転席の無い連結の製作は初めてです。窓枠が曲がってます。

車体中央部

ドアが傾いていますね。
キハユニ16とありますが、形状からキハユニ15が正解と思います。

車体後部


でも最大の問題点は、車体全体に散見される車体のひずみです。

べこべこ。

う~ん、かなり楽しめそうですね~。(^^ゞ

前々回の互助会で入手したキハユ15。


まだある仕掛かり気動車キハ22


やっぱりまた気動車ですかな。


来週から3ヶ月間、福岡での生活が始まりますが、今回の花月園で、この道の大先輩に相談すると・・・
「模型製作環境は絶対に持っていった方がいい」
「毎日作れます。165系1編成いけますよ、3ヶ月で!」
との神の御言葉を頂きましたので、一応、持っていく予定にしようと思います。

長々とお付き合い、ありがとうございました。
花月園報告はこれでおしまいです。
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花月園運転会-第二十二章 その1

2012年11月25日 22時42分56秒 | 鉄道模型:運転会
11月24~25日にかけて、恒例の花月園運転会に参加してきました。
今回は、自分にとって、非常に有意義な運転会になりました。

いつものように、新橋から東海道線の各駅停車の地下室(G車1F)で出発。

浜松町の世界貿易センタービル。

ニッポンの高層建築の草分け的存在ですが、再開発による建て替えの話があるようです。
子供の頃、親に連れて行ってもらって、展望室で記念メダルを買ってもらった記憶があります。

東京機関区跡地~品川客車区あたり

大分、整備が進んでいます。

遥か遠くにサンライズが


で、着きました。花月園。

今回の大集合は「60番代貫通型電機」で主にはEF62、63、64、65PF等が対象でした。
我が家からはこの2輌(再掲載)

向かって右側が、唯一の今年の完成品、天賞堂EF64-1000の塗り直し。
左側が、塗装失敗で完成までたどり着けなかったカツミEF65-1000キット組。

で、肝心の大集合の写真はありません。(^^ゞ
他の方のブログをご覧ください(完全他力本願)。

KATOのEF65-1000をお借りして、並べてみました。

感じは同じ(当たり前)ですが、カツミの方がやや屋根が高い(丸い)ようです。

キャブ屋根上

ヘッドライトケースの形状(屋根に合流する個所)は、KATOが正解でしょうね。

前頭部側面

この難しい塗装をどうこなすかが問題です。

さて今回は、こちらの方に「糸ノコ教室」の開催をお願いしていたところ、わざわざエッチング板(江若鉄道)と糸ノコ、ノコ歯を盛って来ていただきました。

ノコ歯ですが、相原は、以前、誰かに教わった「ヘラクレス#000」を愛用していましたが、他にも「VALLORBE」や「Antilope」等のメーカがあり、いろいろ使ってみて、使いやすい歯を使った方が良いとの事。


実際にこちらの方に切って頂くと、速い早い。
しかもエッチング板のラインギリギリを、ノコ歯がグングン進んでいきます。

このブログをご覧の皆様に、特別に、コツをお教えします。

コツは「歯を寝かして(45度位)、出来るだけ歯を長く使って、糸ノコの重さで前へ進めて行く」事です。
(トクイ車輌さん、補足事項が有ればどうぞ)
聞くところによると、エッチング板1枚の切り出し窓抜きは大体1時間くらいとか。
びっくりですね。

相原も教えて頂いた事を活かしながら、実際に切っていきます。

(この画像に写っている方は、相原ではありません。もっと工作の上手な方です)

「歯を全体で使って!」「角ではもっと歯を細かく動かして!」等、トクイ車輌さんのアドバイスを頂きながら、エッチング板を切り抜いていくと、少し、感覚がつかめてきて、歯の進みが早くなりました。
すると不思議な事に、切り口が、あまりヨタヨタしなくなってきました。

理由はわからないですが、遅く切っていると歯先が「迷う」ようで、それでヨタヨタする様な感じ(あくまで感じです)がします。

いずれにしても、非常に親切にコツを伝授頂いたトクイ車輌さんに感謝いたします。<(_ _)>

時間が遅くなってきたので、続きはまた明日以降に。
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ご報告

2012年11月24日 01時54分50秒 | 鉄道模型:EF65-1000(カツミキット組)
今日は花月園の運転会です。

春の運転会以降、自分としては精力的に取り組んできたカツミ製EF65-1000キット工作ですが、残念ながら、今回の運転会には間に合いませんでした。

間に合わなかった理由は、塗装の失敗。


プールにドボンする前に、何とか完成を経由させようと思いましたが、諸般の事情により時間が無くなりました。
残念。

今回のお題(貫通型電機)に出す2台を記念撮影。


正面から


失敗の理由はいろいろありますが、精神的にあせっていた事が敗因の様です。

えっ、なぜ焦ったかって?


実は12月から、会社の都合で福岡へ長期出張(3ヶ月程度)することが決まってしまいました。
この間、模型工作が中断する可能性が大で、何とかEF65-1000を仕上げて行きたかったと思っていました。

で、結果、失敗。

ま、人生なんてこんな物でしょう。

現地に、工作環境を持ち込むかは検討中ですが、とりあえず福岡周辺で16番のパーツ類を扱う模型店があればご教授下さい。

そろそろ寝ますか。
明日は花月園。
温泉でのんびりしてきます。
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台車組立、ステップ取付、仮組

2012年11月17日 23時04分37秒 | 鉄道模型:EF65-1000(カツミキット組)
先週、車体生地完成を宣言したので、下廻りの工作を進めます。

まず台車の組立をします。
台車枠に砂箱とまくらバネを取り付けるだけですが・・・。

組説によると「砂箱を台車枠に圧入して下さい」と書いてありますが、とても圧入出来る様な感じじゃありません。
叩きこんだら、台車枠が割れるか砂箱の取付部が折れるか、そんな感じです。

一つずつ、やすり掛けをして合うようにします。
台車枠のブレーキロッド等のバリも取り除いておきます。


次に、スカートにステップを取付ます。
ステップは左右一体となっていますので、そのまま付けてから、カプラーの障害になりそうな中央部分をリューターで削除しました。


ここまで出来たところで、再度、仮組をします。
パンタ母線に修正個所があり、ハンダで修正しました。

塗装前公式写真


斜め上から


前頭部


中央モニター部分


こうして眺めていると、粗が目立ちます。
ただ手を掛けたところは、それなりに、こちらの思いが車両に反映されていて「手を掛けてよかった」と思います。

反省の続きは完成してからにするとしましょう。
明日の塗装に備えて分解して洗浄作業を完了させました。


洗浄はクリームクレンザーでゴシゴシ+清水浸け置き15分。
中性洗剤でゴシゴシ
清水でゴシゴシ+浸け置き15分。
その後はキムワイプで、大まかに水分を取り除き、ドライヤーで乾燥させました。

いよいよ明日、塗装の再チャレンジです。

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車体組立終了

2012年11月11日 22時58分47秒 | 鉄道模型:EF65-1000(カツミキット組)
ようやく車体の組立てが終了しました。
先週~週末の工作をまとめて報告します。


屋根上の配管です。

先ず先に、パンタグラフへのエア配管です。
この配管の上をパンタグラフから避雷器までの配線が交差しますので、先に付けます。

エア配管は0.4mmの真鍮丸線です。
配管止はエコーのNo.1132配管支え(片止/φ0.5用)を使用しました。

次にパンタグラフから避雷器までの配線を付けます。
配線は精密パイプの0.5mmに0.3mmの洋白線を通したものです。

配管止は前記のエコーのパーツと、ウイストジャパンのNo.2197配管押え両止め台付φ0.5を使用しました。
このパーツのおかげで屋根の段差に関係なく、配線が真っ直ぐに取り付ける事が出来ました。

合わせて、パンタ側の母線も取付ます。
こちらもエコーのNo.2696パンタ引き込み母線を使用しました。

このあたりのパーツは、さっぱり心当たりがありませんので、エコーさんで相談させてもらいました。
非常に親切に対応して頂き、感謝しております。
同じ有名模型店でも「こんなのある?」と聞いても「わからないから自分で調べて」と言う店もあります。
エコーさんは「プロショップ」を自称するだけあって流石です。

ランボード、避雷器、扇風機カバーを乗せてみます。

下手でもやってみると楽しい物です。
扇風機カバーはこの段階で接着しました。
避雷器は塗装後接着の予定です。


ランボードに母線の切り欠きをつけたので、貫き碍子と一緒になっているキットのロストパーツでは母線の長さが足りなくなりました。

元々、届くか届かないかのぎりぎりの寸法です。

また本体に開いている穴径が大きすぎて、座りが悪そうです。

仕方なく、裏から0.4mmの真鍮板で裏打ちをして穴をあけ直してあります。

ロストパーツの母線を配管止めまででカットして、それから先はφ0.4mm真鍮丸線を継ぎ足します。

右が継ぎ足し前、左が継ぎ足し後です。


スカート部に点検口を付けます。

0.1mmの真鍮板を適当に切りφ0.3mmの真鍮丸線でヒンジを表現しました。

ヒンジ表現は0.2mmの真鍮線の方が良かったようです。


ここで仮組をしてみると、問題点が・・・・

下回りと組み合わせてみると、何故かランボードが浮く?


原因は、長すぎるランボードの取付足が、ウエイトに当たっているのです。
取付足を短くします。


以前の雨樋の取付足といい、このランボードの取付足といい、このキットの状態で完成品として組んでいるとは思えないような内容です。しかも組説にも、HPにも、何も記載がありません。
もしランボードをハンダで付けてしまった場合は、削るしかなく、リューター等無ければ面倒な作業なる事、間違えありません。
是非、改善して頂きたい個所ですね。
私のキットは古いので、最新は改善されているのかな?


今度、パンタグラフを付けようとして問題が。
何故か、ネジが「ハの字」になります。

最初はパンタ台の位置が、ずれているのかと調整をしていたのですが、収まりません。
で、パンタ本体の裏側を見ると・・・・

取付穴とフレーム(?)が近接している為、この個所にガイシが乗り上げていました。
フクシマさんのガイシを使っているのですが。

どうする事も出来ません。
とりあえず、ガイシの向きを上下を逆さまに付けておきます。



台車とスノープラウ取付ステーが当たります。


大丈夫だと思いますが、念の為、スノープラウ取付ステーを削っておきます。


これにて何とか車体組み立て作業終了とします。
車体関係で残っている作業は、キャブインテリアの組立てが有りますが、追々、やっていこうと思います。



実は、ここまでの作業を日曜日の朝の2時過ぎまで掛かってやって、今朝から塗装に着手したのですが、あせっている為か、遭えなく玉砕しました。
シンナープールにドボンです。

これで月末までの完成は非常に困難な状況です。

皆様、お許しを~。
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ランボード切り欠き、汽笛取付

2012年11月07日 23時59分59秒 | 鉄道模型:EF65-1000(カツミキット組)
ランボードの母線位置の切り欠きを行いました。

図面を見ながら適当に・・・

実はこの個所、2回失敗して、都度、ハンダで埋めて削り直しています。

正直、こういう工作は難しいですね。
位置が少しずれていますが、これが限界です。

汽笛も取り付けました。

途中まで耐雪カバー無しで考えていたのですが、塗り分けが面倒になり(?)、カバー付きとします。

追い込み状態になって、工作が雑になってきました。
締め切りに追われる工作は、余りした事がないのですが、何となく仕事の様な感じで、楽しさが感じられなくなってきました。

追い込まれると弱い相原です。

明日は屋根上配管ですかね。
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足削り、カバン掛け、ナンバープレート、製造銘板、非常灯掛け他取付け

2012年11月04日 22時25分40秒 | 鉄道模型:EF65-1000(カツミキット組)
この週末に組立を完成させる予定でしたが・・・・・。

まず始めに、内部に出っ張った乗務員室雨樋の足をリュータで削り落とします。


そのまま削ると雨樋が引っ張られて変形する可能性がありますので、一旦、雨樋に半田を盛り、足を削ってから余分な半田を落とすことにしました。

きれいさっぱり。


その途中でアクシデント発生!
リュータが滑って、乗務員室窓の淵に当たり、アッというまに車体が変形してしまいました。

呆然。
適当に修正しますが、直らないものは直りません。あきらめます。

削りが終わったら、雨樋の半田を修正し、この部分は終了。

次に、乗務員室脇のカバン掛けを取付けます。
0.3mmの洋白線を使用しましたが、オーバースケールです。

雰囲気が出てればOK。

次はナンバープレートと製造銘板を取付けます。
前回のEF64-1000の時、塗装後にナンバープレートを付けた所、厚みが出てしまったので、今回は半田付けしてみました。

※注意!
このブログを見ながら、キットを組み立てている人は居ないと思いますが、ナンバープレートと製造銘板は、塗装前に接着剤で取付けるのが普通だと思います。
良い子は決してまねしないでください。<(_ _)>

テープで位置を決め、片側をハンダ付け。


全体にハンダを流して仕上げれば終わりです。


ナンバープレートはBONA FIDE PRODUCTの「65PF後期ナンバー3(PH014)」から1098号機を選びました。
製造銘板は同じくBONAの「新型EL製造銘板(PH006)」から東洋電機+川重を選びました。

今回のEF65-1000は、この後に製作予定のEF65-500他(あえて書きませんが)の製作課題として組立てています。
それじゃ、なぜEF65-1000を選んだのか?
それは「組み立てやすそうで価格が一番安いから」でした。

東海道筋のブルートレインに乗ったのは「はやぶさ」西鹿児島→東京、「あさかぜ3号」東京→広島、「あかつき」新大阪→長崎の3回で、時期的にみるとはやぶさとあさかぜはEF65-1000が牽引していたと思います。

で作るに当たって写真等を調べると、全く記録が有りません。
はやぶさは一番前まで行って機関車を見た記憶は有るのですが、写真は有りません。
その時の牽引機が、うろ覚えながらEF65-1098だった気がします。
「EF65-500のときに乗りたかったな」とか「もう少しで1100だったのに」とか思ったような気がします。

そんなわけで、今回はEF65-1098号機にしました。
ちなみに実車のEF65-1098号機はJR東に継承され、比較的早い段階で廃車されちゃいました。

話が脱線しました。
元へ戻します。

キャブインテリア取付金具、基板取付金具を取付け。
両方とも車体内部の部品です。

基板取付金具は組立説明書に記載がありません。
取付け位置はこちらを参考にしてください。

非常灯掛けを付けます。
取付け場所は、前面のおでこの部分。
この巨大ロストパーツに、テレテレのロストパーツを取付けます。

穴のサイズが大きくなっていますので、一旦、半田で取付け穴を埋めます。


改めて非常灯掛けの足のサイズに合わせて穴を開けなおします。


こてに半田を盛って、裏から一気に半田を流し込みます。

最後に向きを修正して完成。


残り作業は
1.ランボードに母線の切欠き加工。
2.開放テコ受け取付け
3.汽笛取付け
4.信号炎管取付け
5.屋根上配線取付け
6.乗務員室ドア裏打ち
7.避雷器、扇風機カバー取付け

本当は、今週末に全ての組立作業を終了させる予定でした。
明日からもがんばります。
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