梅ヶ枝餅と博多通りもん

大宰府天満宮の名物といえば言わずと知れた「梅ヶ枝餅」です。この名の由来は菅原道真が大宰府で不遇な生活を送っているときに浄明尼という老婆が道真の境遇に同情しこのお餅を持参して慰めていたそうです。そして道真がこの世を去った後に、このお餅に梅の枝を添えて送ったという故事にならい「梅ヶ枝餅」と称されるようになったそうです。「梅ヶ枝餅」には病魔を防ぐ特効があるそうです。
ということはこの間から何個か食べているので、当分の間病気とは縁がなさそうです。ヨカッタ。

★梅ヶ枝餅


先日の「飛梅」の記事の「梅ヶ枝餅」とこれはお昼ご飯を食べたところでいただいたものです。そのあと参道をぶらぶらしたのですが、長男が「梅ヶ枝餅の食べ比べをする」と言い出して、何ヶ所かの梅ヶ枝餅を買いました。

防府天満宮の「天神餅」との違いといえば、梅のマークが入っているのが「梅ヶ枝餅」というくらいで、他の大きな違いはありませんでした。

参道の両側にはたくさんの梅ヶ枝餅を売るお店があるのですが、この日、唯一行列ができていたのが「かさの家」というお店の梅ヶ枝餅でした。行列を見てしまっては並ばないわけにはいきません。家へのお土産は「かさの家」さんの梅ヶ枝餅にすることにしました。

★かさの家


家に帰って食べてみたら、「何か他のところのものより美味しい気がする」なんて、行列の力は偉大です。

★「かさの家」の自動梅ヶ枝餅製造装置


こういうのって同じことの繰り返しなのに見ていて飽きないのですよね。この機械があったのは「かさの家」さんだけで、他のお店は手作りで作っていました。

★お土産


あっという間になくなりました。

★博多通りもん




博多のお土産の定番になりつつある「博多通りもん」です。妻が大好きなお菓子です。白餡にバターが練りこんである独特のあんこはしっとり、ねっとり、まったりとしていて確かに美味です。東京の「東京ばなな」のような存在になりつつあるようです。