ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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「筋肉を鍛えるといい事があります」のその4は、「体が温かくなります」です。今まで書いてきたことと重複しますが、運動をするわけですから確実に体温は上昇します。

これまで医療の仕事をしてきて不思議に感じてきた事のひとつとして、「体温が低いのを自慢する人が多い」というのがあります。「年収が低い」ことを自慢する人はあまりいませんが、どういう訳なのか「体温が低い」という事を自慢げに話す人は意外と多いのです。

深部体温は37.2度が理想だとされています。体温計で計った時の体温は36.5度くらいでしょうか。その体温が人間の活動に理想的な温度なのだそうです。しかし、人間の体温は年齢とともに低下していく傾向があります。ガンが年配の方に発症しやすいのは、ガンが低体温が好きだからという説があります。つまり低体温はガン発症のリスクが高くなるということなのです。

それでは体温を上げるにはどうすればよいのか?。体温を作り出すのに大きく関与しているのが筋肉です。筋肉が動くと熱が発生します。それが体温のもとになるわけですが、とくに腰から下の足の筋肉の関わりが大きいとされています。ですから、体温を上げるのに手っ取り早い方法は、歩いたり走ったりすることだと思います。

また、体温が上がればホルモンや酵素の働きも良くなりますから、体全体の働きも良くなります。アンチエイジングで大切なことは体温を低下させないことだと言えると思います。

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