ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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パソコンはまたまたクロネコヤマトのパソコンパックで運ばれて行きました。あんまりにも腹が立ったので、写真のようにパソコンに怒りを貼り付けて持って行ってもらいました。



修理に出す前には点いていたランプが点かなくなったというのではなくて、ランプそのものがなくなっていて、あった場所が空洞になっていると言っているのに、

「このままではお客様に気持ちよくお使いいただくことは出来ないと考えまして、引取りの修理ということにさせていただきました。」

だって。

もともとあったものがなくなっているのだから、明らかに修理した側が壊しているのに、このような言い草です。使おうにも使えなくなっているのだから、気持ち良くも悪くもあったものではありません。

全ての人が悪かったわけではなく、非常に親切な方もいらっしゃいましたが、かなりの確率で、電話の応対の悪い社員がいたことも事実です。こんなことをやると「クレーマー」とか言われそうですが、「社長を出せ!」と怒鳴りつけたくなる気持ちもよくわかります。のどちんこの所まで出ていましたもの、「社長を出せ!」が。

「クレーマー」だとか「モンスターペアレント」だとか、理不尽な要求をする消費者や保護者が問題になっていますが、もう一方の当事者である企業や学校の先生にも大いに問題があると思います。

昨今の「食の問題」を見ても、倫理観や責任感の欠けた企業や企業経営者は沢山います。また学校の先生にも対応の悪い人はいっぱいです。子ども会に関わってよくわかりました。そういう対応のまずさが「クレーマー」や「モンスターペアレント」を作っている部分もあると思うのです。

この会社も以前は「地方発の優秀なベンチャー企業」ということでもてはやされていましたが、全くの期待はずれでした。もう二度と買いませんが、とりあえず今のパソコンだけはきちんと使えるようにしていただきたいものです。

話はコロッと変わりますが、うちのホームページを作ってくれた方が、「今の時期はパソコンが壊れやすいんですよねぇ~」と言うので理由を聞いてみたら、パソコンは動くと熱を発するので暑い時期というのは結構大変らしいのです。そして急に涼しくなったりすると調子が狂って壊れてしまうということが多いらしいのです。つまり「パソコンの夏バテ」です。僕も先日15分くらい山道を歩いただけでバテたのでかなり夏バテ気味なのですが、パソコンも夏バテするなんて驚きです。

夏バテはするし、ウイルスには感染するしで、パソコンがだんだんと人間に近づいてきているような気がします。そのうち「パソコンのうつ病」というのも発生するかもしれません。以下の(ユ)はユーザー(メ)はメーカーです。

(ユ):「パソコンを朝立ち上げようとすると全く反応しないんです」
(メ):「それは故障の可能性がありますね」
(ユ):「でも不思議なことに夕方になると普通に立ち上がって、問題なく使えるんです」
(メ):「そうですか、そして次の朝にはまた立ち上がらなくなるんですね」
(ユ):「そうなんですよ、前の日が嘘のように次の日の朝にはまったく反応しなくなるんです」
(メ):「それでまた夕方にはまた問題なく使えるんですね」
(ユ):「ええ、全くそのとおりなんです。こんな不思議なことがあるんですか。壊れているのか、壊れていないのかよくわからないんです」
(メ):「それはですね、パソコンのうつ病です」
(ユ):「えっ?・・・」
(メ):「パソコンのうつ病です」
(ユ):「マジですか?、そんなものがあるんですか?」
(メ):「あるんです、最近企業で使われているパソコンを中心に増えてるんです」
(ユ):「何でこんな風になるんですか?」
(メ):「はっきりとした原因はよく分かっていないんですが、ストレスが原因だと言われています」
(ユ):「えっ?、パソコンにストレスなんてあるんですか?」
(メ):「あるんです。人間関係の不調、あっ、この場合は機械と人間との関係ですから人間関係という言葉がふさわしいかどうかはわかりませんが、使用する側と使用される側の関係がうまく行っていない時に起こると考えられています」
(ユ):「別に普通に使っているんですけど・・・」
(メ):「皆さん、そのようにおっしゃいます」
(ユ):「前のパソコンも同じように使っていましたが、全くこのようなことはありませんでしたよ」
(メ):「パソコンの性格にもよるみたいです」
(ユ):「パソコンに性格なんてあるんですか?」
(メ):「あるんです。生真面目なパソコンだとか責任感の強いパソコンがかかりやすいみたいです」
(ユ):「今度買うときには気をつけたいので、どういうパソコンがかかりやすいのか教えてください」
(メ):「外見では全く判断できませんし、使って見なければわからないと思います」
(ユ):「そうですか・・・、それでこのパソコンはどのくらいで直るんですか?」
(メ):「この場合、自宅療養という方法もありますが、一度精密検査のために入院されたほうがいいかと思います」
(ユ):「パソコンが入院するんですか?」
(メ):「そうですね。今でしたら丁度ベッドが空いていますので、すぐに入院できますけど」
(ユ):「パソコンがベッドに寝るんですか?」
(メ):「はい、何よりまずは安静が必要ですから」
(ユ):「それともうひとつ気になることがありまして、夕方立ち上がってから使っていると、急に異常なくらい動作が速くなったり、音量が大きくなったりして、人間でいうとハイになったような感じになるんですけど、これもうつ病と関係あるんですか?」
(メ):「ああ、それは躁状態ですね。つまりこのパソコンは躁鬱病ということです。「双極性うつ」とも言います。こちらのほうがはるかに治療が大変です」
(ユ):「それで治療というのはどのようにするのですか」
(メ):「まずは抗うつ剤を投与します」
(ユ):「パソコンが薬を飲むんですか?」
(メ):「いえいえ、そういうプログラムをインプットするんです」
(ユ):「そうですよね。それで直るんですよね」
(メ):「やってみないとわからないとしか申し上げられません。数種類の抗うつ剤を使用することはよくあることです」
(ユ):「それでもし直らなかったらどうするんですか?」
(メ):「カウンセリングを行います」
(ユ):「これもそういうプログラムをインプットするんですね?」
(メ):「いいえ、優しく話しかけるだけです」
(ユ):「マジですか?」
(メ):「マジです」
(ユ):「それでどのくらいで直るんですか?」
(メ):「わかりません、長引くことだけは間違いないと思います」
(ユ):「パソコンがないと仕事にならないので困るんですけど・・・」
(メ):「それでしたら、新しい従業員の方を雇用されることを検討されたほうがよろしいかと存じます」
(ユ):「それって、新しいパソコンを買えということですよね」
(メ):「そうとも言います」
(ユ):「そうとも、じゃなくて、モロにそうでしょ」
(メ):「新しい方にはもっといたわりの心を持って接してあげられるとよろしいかと存じます」

なんてことが起こるかもしれません。こうなったらウィルスが蔓延するよりももっと大変な状況になることは確実ですね。

何はともあれ、ほんとにもう、泣きそうです。

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