先月2月の最終土曜日に、母校、上智大学の同窓会があった。同じ卒業年度の全学部の卒業生に案内が出されている。卒業したのは遥か昔のこと。
案内状には「皆さんお誘いのうえご参加ください。」のようであったが、僕はあえて誰にも声をかけず参加した。会場でいったいどのような人と会えるか、を楽しみにしていたのだな。
長い年月は、人達の外見をおおいに変えている。同じ学年だから、ある程度分かりそうなものだが、まったく別世界に迷い込んだよう。それでも、段々わかってくる。クラスメイトや、クラブで一緒に活動した人たちなど。特に、なにを話すわけでもなく、なんとなく昔に戻った時のように過ごした。ただ懐かしい、それが、同窓会のたのしみだ。
来月、長年勤めた会社の、僕の所属していた事業所のOB会が開催される。僕も幹事の一人で、150名ほどに案内状を発送した。参加者は45名ほどになりそう。返事の名前を見ているだけで、懐かしいなあ~。という気持ちになる。
OB会の楽しみは、ただ懐かしい人に会えること。その楽しみの場を作るためにだけ幹事をやっている訳だ。
絵は、上智大学の1号館廊下。ここ歩くと、母校に来たな~、といつも思う。
2024年3月4日 岩下賢治
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