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ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

都市の世代交代

2024年06月11日 | 日記

                  紫陽花

 久しぶりに新宿に出かけた。西口のヨドバシに買い物に行ったのである。丸の内線から西口に出るとなんと爆撃にあったような様変わり。小田急デパートがまるっきり姿を消して、シートで覆われている。その先にはJRの駅ビル・ルミネが見える。線路を越した向かい側である。そして反対側の西口にあった住友や各種のビルが、これまた解体され跡形なく無くなっている。
 この後、どんな町に様変わりしていくものやら。青写真があるのだったら、とうに発表されているだろうが、いずれも民間企業なので、この先どうなるか想像することもできない。
 東京の都市は変わっていく。発端は渋谷駅の改造だったろうか。あるいは品川の汐留区域だったろうか。いやいや東京駅の八重洲側だったのか。東京駅の丸の内改造だったかもしれない。
 とにかく東京は改造の真っ最中。ニューヨークやパリ、ロンドンなど大型のメガロポリスの改造は聞いたこともないが、東京は異常だ。何の、どのような需要があって街が変わるのか。
 私たちの青春時代は消費社会の円熟と共に、パラレルに東京が発展してきた。その象徴がデパートと都市交通だったかもしれない。西武鉄道がプロ野球のオーナーになって、デパートと消費文化とが、一体となって発展していったことを思えば想像がつく。
 その後の都市の在り方を今、未来の文化として模索しているのだろう。
 ファッションから飲食、各種娯楽、私たち老人からは全く異質のものになりつつある。時代の変化といえばそれまでだが、大きな文明の境目に至っていることは、確かなようにも思える。【彬】

 

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外国人が多い

2024年06月07日 | 日記

                             アオイ

 外国人が多い。街中や電車の中など、やたら目立つ。欧米人に限らない。アジア系、中南米系と、さまざまである。この人たち、何しに日本に来ているのだろう。とても旅行とは思えない。というのも子供連れだったり、携帯で怒鳴りあったり、コンビニの前でたむろったり。中には、道端に座り込んでいる人もいる。こういう外国人たち、明らかに長期に滞在している。

 円安で外国人が滞在しやすくなっているとかの説もあるのだが、単に円安だけではないだろう。観光が目的とは思えないのだ。

 言葉の通じないこうした人たちとどう向き合ったら良いのか、ということが問題となる。刺青をした大型の男女が4~5人、肌をあらわにして交差点などでうろついていたら、側に近づくのも憚れる。日本人も海外にいったら、集団でうろつくのだろうか。

 見知らぬ土地に行った時のマナーは、どうすべきかなど海外体験の多い人には、ぜひアドバイスしてほしいものである。芭蕉や司馬江漢らは、東北行脚をする場合、必ず土地の有力者の介添があった。そうでなければ、言葉の通じないところでは為す術がないはずである。

 異人を受け入れる側も同じである。電車の中で、グループで話し合っている人たちとどう向き合えばよいのか。彼らの為すままに、受け入れるのがベストとはおもえない。【彬】

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タブレット注文が苦手

2024年06月02日 | 日記

 

         ネットに絡んだヒルガオ 

 私は飲食店でのタブレット注文が苦手だ。同席している人がいればお任せする。いない場合は、店員を呼んで口頭で注文する。店員は嫌な顔をするが、代行してくれる。

 なんでタブレットが嫌いなのか。操作の手順に慣れていないせいかもしれないが、せっかくの飲食の楽しみが半減してしまいそうだからである。

 家庭内での飲食とは違って、外食の場合は、こちらはお客である。接待される側である。その立場がタブレットで逆転してしまう。そのことが敬遠する理由である。支払いはタッチパネルでも問題ないが、注文は口頭でやり取りするべきではないのか。

 などと、いつも思っているのだが、ニュースで回転寿司の「すしろう」が注文から支払いまで完全自動化、人間の操作が表にでないと伝えられている。そして繁盛しているそうだ。私は回転寿司にはいかないので、どんなふうになるのか分からないが、なんだか味気なさそう。お客の嫌がらせがあったことからの改良のようである。

 衣食住のうち、食だけは、どんなに時代が変わろうと、肉体的な仕草を含んだ文化的な所作である。世界中どこにいっても、宇宙に行ってさえも、これは変わらない。マシンにとって変わられるものではない。飲食店のタブレットは、食にまつわる人間の所作を強いて変えようとしている感じがするのである。

 「すしろう」ではテーブルに垂直のモニター盤を設置し、画像の寿司をタッチして注文でき、従来の回転ずしに近い楽しみ方ができる、というそうである。【彬】

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植物に恵みの天候

2024年05月25日 | 日記

             摘んできたドグダミ

 5月は好天がつづいている。4月の花見時期にぐずついていたことの反転なのか、連日、夏日を越える気温である。雨もよく降っている。ということは植物には絶好の生育環境ということになる。

 私の身の回りで気がつくことをあげてみる。

 薔薇が鈴なりのように咲きほこっていた。

 サツキが満開である。こんなに咲いたことはなかった。

 紫陽花の開花がいつもより早い気がする。

 雑草のドクダミが白い花、カタバミがピンク、黄色、きれいに咲き競っている。

 オリーブの花芽がついている。いままで咲いたことがなかった樹なのだが。

 栗の木も花がいっぱい。枝垂れるように咲いている。

 柿の木が実をいっぱいつけている。

 などなど。

 ああ、それに田舎から送られてきた、タケノコがいつもの年より太く、大きく、柔らかだった。

 そんなことなのに、野菜市場では、ブロッコリー、にんじん、キャベツなど軒並み高騰している。天候不順だという。そうなのだろうか。植物には絶好の季節だったはずなのに。雨で施肥した肥料をながされた、などという説もある。気象に左右される野菜類は、なかなかうまく生育しないものなのであろう。おそらく品種改良が背後で影響しているのかもしれない。

 今年のような気候で野菜が育たないというならば、農家は考えを変えなければならないだろう。つまり天候から開放され、工場生産に移行することである。技術的にはとっくに可能になっているのだが、費用対効果がうまくいかないらしい。それと法的な規制。農業は株式会社経営ができないことになっている。

 消費量が圧倒的に多い東京都などが、逆に農業改革につとめてもらいたいものである。【彬】

 

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大学祭から若さをもらう

2024年05月21日 | 日記

 5月19日(日)、自宅近くの大学、東京農工大学で祭り「皐槻祭」をやっているので行ってみた。以前にも行ったことがあるが、こじんまりとして、穏やかなものであった。今回は、自宅にもチラシが入り、内容もかなり充実していそうで、意気込みを感じる。

 僕のような充分大人にとっては、大学祭から、学生の若さを貰おうという、こんたんもある。祭りで楽しみなのは、ステージ。

 午前中は、ダンスパーフォーマンスを観た。10人ほどの男女が踊る。アマチュアなので、つたないところもあるがかなり上手い。午後は、奇抜な衣装で押し出してくるグループのバンド演奏。観客も若い人が多く、立ち上がり、曲にあわせ体をスウィングさせる。僕も、つられてその雰囲気に飲み込まれていく。

 国立で理系の大学だが、女子が多く、この祭りの中の学生は、キャンパスというより、渋谷の街を闊歩する風景が似合う雰囲気の子が多い。男子も、僕の古い理系学生のイメージ、「まじめで堅物」ではなく、ファッショナブルな服装で、とっつきやすい感じ。

 僕は、学生時代、大学祭にはあまり行ったことがない。自分の通っていた大学も祭りの間、山登りの合宿にいっていた。だが「祭り」は好きで、会社時代は、事業所の祭りの企画運営をしていたこともある。

 今回、自宅近くに大学の祭りで、祭りを楽しみ、大いに若さをもらうことが出来た。

 絵は、ステージの様子。

   2024年5月20日  岩下賢治

 

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