はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

辻井伸行さんのカプースチン

2023年02月15日 | ピアノ
2023/02/15


11日の「題名のない音楽会」は
辻井伸行さんのカプースチン。

その演奏には圧倒されてしまいました。
リズミカルで力強く、ジャジーで疾走感があります。

辻井さんの実力をあらためて知った思いでした。


見る前は辻井さんがカプースチン?
と思いましたが
小6のときに、お母様が買ってきたCDが
きっかけで、かなり前から
カプースチンには注目されていたとのこと。

2018年にはサントリーホールで演奏している
動画がYou Tubeにあがっていました。

いつも思うのですが
辻井さんの音は1音1音がクリアーで
鮮やかさがあります。

辻井さんもカプースチンは
弾いていて楽しいとおっしゃっていました。
あのスピード感は素晴らしかったですね。

カプースチンで好きなのは同音の連打です。
打楽器を叩いているかのような
小気味よい感じがします。


去年まではカプースチンは
知らない作曲家でしたが
角野隼斗さんのコンサートで聴いて
私もすっかり耳馴染みになりました。


こちらの番組サイトの
「これまでの放送」から
各演奏の冒頭部分が聴けます。


  

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昔話研究家・小澤俊夫さんのお話

2023年02月14日 | 
2023/02/14
 
 
先日、朝早く目が覚めたので
NHKラジオ深夜便の
「明日への言葉」を聴きました。
 
この時間はだいたい眠っているので
めったに聴かないのですが
その日は昔話研究家の小澤俊夫さんでした。
 
途中からだったので(この人は誰?)
と思いながら聴いていて
92歳の方とわかり
とてもそうは思えないと思いました。
 
声も若々しく内容も魅力的でした。
 
小澤俊夫さんは
指揮者の小澤征爾さんのお兄さんで
小沢健二(オザケン)さんのお父様です。
 
それがわかって
(ああ、あのオザケンさんは
この人に育てられたのね)と思いました。
 
 
(お写真お借りしました)



小澤さんは
「昔話と音楽は近いものがある」
とおっしゃいました。
 
それでとても興味を惹かれました。
 
「昔話は語られている時間のあいだだけ存在する」
 
語られている間だけ存在し
終わると消えてしまう時間文芸。
 
それが音楽と似ています。
音楽も演奏が終わると消えてしまう。
 1回きりのものであるのが同じ。
 
昔話では同じ場面は同じ言葉で
くりかえすのも音楽と同じです。
 
音楽では同じ音型をくりかえします。
「ねむれ ねむれ 母の胸に~」
 
2回くりかえされると
子どもはうれしいし落ち着くというのです。

 
昔話には民族の集合的、根源的な考え方が
あるといいます。
 
 
「怖がることを習いに出かけた若者の話」は
示唆に富んでいます。
 
怖いということを知らない若者が
怖いことを探しに出かけていって
結局、王女と結婚するというグリム童話です。
 
私も小さい頃に読んだことがあります。

話はおもしろいと思ったものの
それほどピンときませんでした。
 
小澤さんは
「弟の征爾は指揮者になろうと
貨物船に乗ってヨーロッパに出かけたが
あれは怖いを習いに出かけたのだ」
とおっしゃるのです。
 
若者が就職するのも結婚するのも
実は怖いことを習うのです。
 
なるほど、おもしろい考え方だなあと
思いました。
 
新しい世界に飛び込んでいくことは
確かに怖さもありますね。

でも
怖いことを習いに出かけるからこそ
新しい世界が開けるのです。
 
新しい世界でさまざまな経験をして
貴重なものを手に入れることができる。
人生ってそういうものなんだなと
あらためて思ったのです。

好奇心があり、希望があり
世界を知りたいと思うから
人は怖くても、出かけて行くんですよね。


そんな話に興味を惹かれて
図書館から、こんな本を借りてきました。
 
 
 

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大人のピアノ

2023年02月12日 | ピアノ
2023/02/12



リトミックでピアノを弾くせいで
ひろばの職員さんからは、ときどき
「私もピアノを習い始めたんですよ」
と話しかけられることがあります。

ピアノを始めたという方が何人もいて
ピアノを弾きたいという気持ちは
みんな持っているんだなあと感じます。

いくつになっても弾けたら楽しいですよね。


私のピアノは残念ながら
何年やっていても「この程度⁉」というレベル。
才能なしですが、弾くことは好き。

少しでもかっこいい伴奏で弾きたい
新しい曲を弾きこなしたいと
気長に練習を続けています。





私が技術面でアドバイスできることは
少ないのですが
大人になってピアノを習う人は
ただ練習曲を弾くだけでなく
人前で披露できるレパートリーを
いくつか持つといいと思います。

例えば、街角ピアノがあったとしたら
譜面なしでもさっと弾ける曲。


やはり大人のピアノでは
ポピュラーでもクラシックでも
なじみのある人気曲や、あこがれの曲を
レパートリーにしておくのがいいと思います。

そして、レパートリーを
2曲、3曲とだんだん増やしていきます。


大人ピアノを習い始めて2年くらいの方が
言っていました。

ほぼ弾けるようになると先生が合格をくれて
次の曲に移ることになります。

まだ暗譜では弾けないけれど
次の曲にとりかかってしまうので
前の曲は忘れていってしまう。

だからレパートリーと言える曲はないのだとか。

そういうときは
新しくもらった曲を練習する前に
指ならしとして
前の曲を弾いてみるといいですよと
お伝えしています。

もうほぼ弾ける曲はスムーズに
気持ちよく練習に入っていけますし
くり返すことで暗譜もできて
それがレパートリーになります。


私の場合、レパートリーにするなら
みんなで一緒に歌える曲とか
どこかで聴いたことがある曲が
いいと思っています。





音楽療法ピアノを教えてくださった先生は
みんなで歌うときには
余裕をもって合わせられるような
シンプルな伴奏でいいと言ってました。





あまり難しいレベルでは
弾くことに懸命になってしまって
声を聴く余裕がなくなってしまいます。

できれば、タンバリンでも鳴らしながら
ステップを踏みながら歌えるような曲が
いいなと思います。

ピアノをご披露するというよりは
みんなが歌いたいときに
伴奏ができたら最高だなと思っています。






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ヒヤシンスがそろそろ見頃

2023年02月11日 | 花・植物
2023/02/11


ヒヤシンスがだいぶ咲きましたよ。




このピンクのヒヤシンスは
家の中に入れて、あったかくしていたら
1日で急に茎がひょろっと伸びました。


しかも花の重さで首が倒れかかっていて
茎の触ると、ぐにゃりと柔らかいのです。

いけないと思って
寒い外に出しておいたら
茎もしゃんとして固くなりました。




これは茎が短くて窮屈そう。
もうちょっと伸びてくれたらいいんだけど。






成長が遅いのもあります。
まだ色もわかりませんが、紫かな。



花っておもしろいですね。

動物のように動きはしないけれど
光や温度に反応して、ゆっくり動いてます。

2月3日の咲き具合です。



毎日観察していると飽きません。
(元・生物クラブ)


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雪になりました

2023年02月10日 | 日々の出来事
2023/02/10


こちらでは朝8時頃から雪が降りだしました。

昼前、厚いダウンを着こんで歩いてみました。

雪になると街の表情が変わるので
写真を撮るのも楽しみ。



訪れる人も少ないお寺





ロウバイに雪が積もりはじめました。







雪の日は赤いよだれ掛けがいっそうあざやか。




寒さも感じずほほえんでます




パウダーシュガーをふりかけたお菓子のような葉ボタン



午後からは雨に変わるかもしれない
という予報です。

こんな日には出かける用事がなくて
ほっとしています。

家で読書とピアノ練習、ときどきストレッチ。



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