はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

キッチン、蛇口の取り替え

2020年08月26日 | 我が家

2020/08/26

 

しばらく前から、我が家の台所のシンクの蛇口から水がぽたぽたと漏れるようになりました。

水栓は上下に動かして操作しますが、今までは軽く動かすだけで操作できていたのが、止めるとき、ぎゅっと力を入れて押さないと水が止まらないのです。レバーを強く押せば水は止まるので、水道代の心配をしなくてもよいのですが、気になります。入居して15年も経っているので、経年劣化かもしれません。

コロナのこともあり、業者さんが家に入って作業してもらうのも心配な気がしてそのままでした。

修理を引き延ばしていてもコロナはすぐに終息するとも思えず、いい加減に直さないとと、マンションのお客様センターに電話をして、業者さんに来てもらいました。

水漏れは緊急を要することもあるらしくて、その日の夕方6時半に来てくれました。

私はどこかの栓を閉めなおせばよくなるものと思っていましたが、水栓のメーカーが倒産していて部品がなく、水栓を取り換えることになりました。リクシルのシンプルなもので、お値段もそう高くありません。

出張費、修理代は、マンション管理組合の火災保険が適用されるそうです。なので、水栓本体の値段だけで済みました。

30分ほどの作業で終わりました。

水栓ってこんなに軽い力で操作できるの!と思うほど軽くて、水もやわらかい出方なのです。

こういった部品ってどんどん改良されて、いいものがでているんでしょうね。いつまでも不自由しながら古いものを使うことないなあと思った次第です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリジナルTシャツ

2020年08月25日 | ファッション

2020/08/25

 

息子が自分のデザインしたオリジナルTシャツを作ったというので、販売サイトから取り寄せてみました。

おもしろそうなロゴのものを色違い、大きさ違いで5枚。

今どきらしいロゴ。

女性用Sサイズですが、ややゆったりめ。布もしっかりしています。

こちらのサイトで、自分のオリジナルができるようですよ。

https://suzuri.jp/lp/t-shirt

たくさんのデザインがあって、見ていると楽しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多めのストック

2020年08月24日 | 日々の出来事

2020/08/24

 

コロナ以前のことですが、家に不要なものを置かないようにという家事の達人の本を読んでいて、そのとおりだと思い、トイレットペーパーや食品のストックは最小限にするようにしていました。

たくさんストックしておくと場所を取ります。醤油や調味料はたくさんストックをしておくと、使う頃には時間がたってしまい新鮮さがなくなってしまいます。

ストックを使うより、そのとき使っているものがなくなりそうになったら買うということをしていました。

でも、コロナになって、トイレットペーパー、ティッシュ、マスク、消毒薬、体温計、小麦粉、ホットケーキミックス、米、パスタなどがいっぺんに店頭から消えてしまいましたね。

コロナと関係がないものでも、日常の消耗品は何かあると買い占めがおこってしまうということを目の当たりにしました。

値段が上がったり、高級品ばかりが店頭に並んでいた時期もありました。

うがい薬の例もありましたね。

私はイソジンのうがい薬は子どもたちが小さい頃から使っていて、けっこう信用していました。喉が痛いとき、風邪かなと思ったとき、イソジンでうがいをするとよくなるのです。

うがい薬が効くというニュースを聞いたときには、すぐにネットで買おうとしましたが、もうすべて売り切れでした。

でも、すぐにうがい薬の効果は否定され、今は買いに走る人もいないでしょうが、このことから、いつどんなものが注目されて店頭から消えるのかわからないので、常に日常の消耗品は多めにストックしておくほうがいいと思うようになりました。

もうこの時代に最小限のストックでは、乗り切れないかもしれない。私も、コロナの中でどんなものが必要となるのか探るようになってきました。

「備えあれば憂いなし」って諺があったけれど、このことかしら。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽生選手の卒論完成

2020年08月23日 | フィギュアスケート

2020/08/23

今日、「24時間テレビ」に羽生選手がリモート出演しました。

私はリアルタイムで見られなかったのですが、ネットニュースやスポーツ紙に、話の内容があがってきていました。

おぉ、卒論完成、おめでとう~!!

何か自分のことのように、あるいは自分の息子のことのようにうれしくて、ほっとしました。

羽生さんも報告できて、うれしかっただろうなあ。

コロナ禍の中、全く動向が伝えられていなかった羽生選手は、きっとその静かな時間を生かして大学の勉強に集中しているのだろうと想像していました。

スポーツ報知の記事を引用させていただきます。

 

 リモート出演した羽生選手が、コロナ禍で「動いたこと」として卒業論文の完成を明かした。

 早大の通信過程で人間情報科学を専攻する羽生は「勉強してました、ひたすら」と口にした。卒業論文を書いていたといい「フィギュアスケートにおいて、モーションキャプチャ技術っていうのはどれだけ使えるかっていうのと、どういうふうな展望があるかをまとめた論文です、基本的には」。

 内容は3Dモーションキャプチャによるジャンプの研究。自らの体にモーションキャプチャをつけ、陸上でジャンプを跳んで研究した。3回転半(トリプルアクセル)をデジタル化。将来的に選手の技術の向上やAI採点など、スケート界の発展に役立てたいとの思いから選択したテーマで「練習する時間が少なくなってしまったからこそ勉強にすごい集中できていて。自分の論文を完成させられたことが一番動いたことかなと思っています」と話した。

 現在の日常については「出来る限りの所ではマスクをして、出来る限りのところは全て消毒してみたいなことをひたすら頑張ってやっているつもりです」と、細心の注意を払っている。

「病床数が増えれば増えるほど、医療の最前線で本当にウイルスと戦っている方々ってすごく大変だなっていうのは常日頃感じていて。ウイルスをまずは自分に感染させない。そこからまた広げないっていうことをすることこそが、今回一番のみなさんへの応援なんじゃないかな。感染拡大につながるような行動をしないという選択をしているだけで、僕たちは回復した未来に向かって動けているんだなというふうに思っているので」。医療従事者に思いをはせた。

 今年は大会やアイスショーの中止、延期が相次いでいる。「早くみなさんの前で思い切って、本当に少しの不安もなく少しの心配もなく自由に演技をして、自由に声出して自由に笑える、自由に泣ける、そんな日が来ることを願っています」と締めた。

 

うん、羽生さんらしい配慮の言葉。やっぱり賢いな、この人は。

You Tubeに早速動画があがってきているので、貼らせていただきました。(ありがとうございます)

24hTV2020 YH

モーションキャプチャーって、体のあちこちに計測器をつけて動いてみるのですね。さらに細かくジャンプの動きがわかりますね。

トリプルアクセルをデジタル化。トリプルアクセルを跳べる人は世界でも少数。それを科学的にデータで分析。自分の得意分野をテーマに研究したのですね。

それにしても、この動画のときはとても静かな語り口。試合のハイテンションとは真逆(笑)。静かな満足感が伝わってきました。

コロナの時間に何をするか、でまた一歩成長したのに違いありません。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三島由紀夫文学館を訪れて

2020年08月23日 | 三島由紀夫

2020/08/23

 

山中湖畔の三島由紀夫文学館は三島(平岡)家に保管されていた大量の資料を、山中湖村が一括購入し、「三島文学の研究と普及」のためにつくられた文学ミュージアムです。三島研究者にとっては資料の宝庫でしょうね。

三島夫人・瑤子さんの遺志を受け継ぎ、1999年(平成11年)に開館しました。

山中湖は三島家にとって縁故のある土地ではありませんが、三島は取材などでときどき訪れていたようです。

 

入り口で住所・氏名を記入して、入館です。コロナのせいなのか、いつものことなのか、ひっそりしていましたが、私たち以外にも少し訪問者がいました。

手書き原稿、創作ノート、執筆資料、メモなどや、学習院時代の成績表や応召の際の遺書、川端康成との往復書簡の写しなども展示されていました。

手書きの整った文字で書かれた原稿は、几帳面な性格がよくわかる乱れのない字です。これら原稿は、昨年、鎌倉文学館の「三島由紀夫展」で見たとおりです。

20歳のときに、徴兵検査を受けるにあたって書いた毛筆の遺書も初めて目にしました。

興味深い、いくつかの逸話を読みました。

ドナルド・キーン氏の書かれたもので、1970年8月頃、三島と寿司を食べに行ったときに、三島は高いトロばかりを注文していた。そして伊勢エビも5貫注文して食べ、さらに2貫追加して食べていた。高いものばかり、いつもと違う食べ方をしていたので、キーン氏が不審に思い「何か悩みがあるなら話してくれないか」といったところ、苦い顔をして黙っていた(この通りの文章かどうか記憶が曖昧ですが)とありました。

死の3か月前のこと、この話は初めて知りましたが、何か思うところがあったのか、精神のバランスを崩していたのか、そんなことがあったのだと興味をひきました。

三島は、「比喩を大切にしており、他の人の書いた文章でも比喩が気になり、そこに注目する」とありました。なるほど、独特の比喩、やはり比重を置いていたのですね。

三島は絵にこだわる人で表紙絵を9回描き直しさせ、結局、妻の瑤子さんの描いた絵を使ったという話もありました。

楽しみにしていた映像『生涯と作品』(30分)、『豊饒の海』(24分)は、コロナのためコーナーが閉鎖されていて見られませんでした。これはほんとうに残念でした。遠いところを出かけたのも半分はこのためですから。

密になるのを避ける目的のようですが、密になるもなにも、見に来ている人がほとんどいないのですから、上映してもよさそうなものですが、言うのも憚られてました。今はYou Tubeで多くの映像が見られる時代です。

2階は資料室になっており、申請すれば閲覧できるようです。

いろいろな思いを抱いて、決心して出かけて行った文学館ではありましたが、午後の暑い時間帯、入館してもどっと汗が吹き出し、暑くて頭もぼうっとしていました。

入り口によく置いてあるような簡単な目録もなく、ミュージアムショップも見当たらないので、結局、資料らしきものは何も買ってきませんでした。

庭の「アポロ像」。自宅にある有名な像ですね。こちらはレプリカなのかな。

手入れされた芝生のきれいな場所でした。

「庭は夏の日ざかりの日を浴びて しんとしている」(『天人五衰』最終稿)

 

『蘭陵王』に収録された「自衛隊を体験する」の中で、三島は山中湖の春を次のように描写しています。

山中湖の満目の春のうちをすぎる帰路の行程は佳(よ)かった。私はこれほどに春を綿密に味わったことはなかった。別荘地はまだ悉(ことごと)く戸を閉ざし、山桜は満開、こぶしの花は青空にぎっしりと咲き、湖畔の野は若草と菜種の黄に溢れていた。

 

期待通りだった、収穫がいっぱいだった、とは言えませんが、訪れることができてよかったと思います。この春から、ずっと行きたいと思っていた所です。

文学の森と道を隔てたところにある山中湖を見ることもできました。

なぜか芭蕉の句を思い出しました。奥州、平泉で詠んだ句ですが、

「夏草や 兵どもが 夢の跡」

緑に包まれた地に残された三島の魂の痕跡も、死後50年たって薄れてきたような気がします。

 

三島由紀夫文学館のサイト

https://www.mishimayukio.jp/

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする