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はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

大人のハロウィンアフタヌーン

2018年10月19日 | 食べ物
2018/10/19


昨日は浜松からKさん姉妹が来て、汐留のコンラッド東京28階の「トゥエンティエイト」で、ハロウィンアフタヌーンティを一緒に頂いたのです。

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コンラッド東京 

なんともおしゃれなアフタヌーンティをKさんが予約してくれたのです。
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天井の高い眺望のよいラグジュアリーな空間でアフタヌーンティ。

運ばれてきたスィーツを見て思わず歓声!
これは2人分です
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自分の覚書として、スィーツ名を記載。
・竹炭バンズバーガー(かぼちゃのサラダとカナディアンベーコン)
・パンプキンモンブラン ジャック・オ・ランタン
2列目
クレメ・ダンジュ ストロベリージャム
・チョコレートのスパイダーネット
・カボチャクリームの乗ったレッドベルヴェットドーナツ
・紫芋ガナッシュのチョコレートタルト

ただ甘いのではなく、複雑な味、香りがして手が込んでいました。
おいしかった~ 
それと空間の高級ムードが外国のよう。

その後はお台場に移動して、チームラボミュージアムに入りました。
私は前にも入りましたが、その時よりも混んでいるようでした。
ここでも非日常の空間に浸りました。

夕方の新橋で、少し早めの夕食
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お寿司おいしかった。
お寿司もアフタヌーンティもKさんにご馳走になってしまったのです!
ありがとう~

Kさんは今年、入院、手術があったので、こうして東京まで来られるようになって、ほんとうによかったね。

私も実は、今年はいろいろ悲しいことや体調の悪いことがあり、それでも何気なさを装い、感情を抑圧しつつ暮らしてきたので、こんなふうに声をかけてもらっておしゃべりをして、おいしいものを頂いて遊んだのが、ほんとうにうれしかったのです。


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大学生のリトミック参加

2018年10月16日 | リトミック
2018/10/16

先日のリトミックに、社会福祉学科の男子大学生2名が参加しました。
リトミックについては知らないということでしたが、一緒にやってもらいました。

男子大学生には乳幼児は縁遠い存在だと思います。
一緒にママたちの間に入ってくれるかなあと思ったら、最初は後ろで見ている感じ。どうやって入ったらいいか戸惑っているようでした。

でも、なにか役目があると関われます。
ロンドン橋の歌では、フープを高く掲げながら2人で橋の役になってもらいました。
歌の終わりにフープを下ろして、ちょうど下を通った子どもたちがフープの中にはまるのです。フープの中に入ってしまった子どもはキャッ~と喜ぶ内容です。歌のタイミングがあるほうが、自由に好きな時に、というものより関わりやすいのです。

そして「虫の声」(文部省唱歌)では、トライアングルを持ってもらって、チンチロ チンチロ チンチロリンのところを鳴らしてもらいました。
トライアングルを持つのは、たぶん小学校以来でしょう。いや、小学校でも鳴らした経験のある子は少ないかも。真剣なようすで鳴らしていました(笑)。
大学生には子どもっぽい曲かと思いますが、演奏するのは小さな楽器でも楽しいものです。

その日はちょうど、ひとりのパパが男の子を連れてきてました。いつも来る方で、子どもの扱いも手慣れたものです。こういう方の参加はモデルとしてとてもよいものです。

保育科でもないかぎり、ほとんどの若い人は子どもとどう接していいのかわからないようです。
子どもというのは忖度する必要はないので、最初からすごく親しい人と接するように接すればいいのです。

音楽を使うと、リズムに乗って自然にコンタクトを取ることができて、どう接しようかと考える必要がないのです。言葉のいらないやり取りです。




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久しぶりのフラ練習

2018年10月14日 | 習いごと
2018/10/14


いつもお世話になっている仕事先で、フラダンス講習の募集をしていたので、私も申し込んでおきました。1回目を受けてきました。講習は月1の4回コースです。
  
一昨年、区の主催するフラダンスを3カ月習いましたが、フラフェスタでの発表とともに終わってしまいました。その後習うことなく、残念だなあと思っていたのです。

忘れていた「カホロ」、「カラカウア」なんて言葉も思い出した(笑)

フラはゆるゆるとした動きで激しくないし、音楽に合わせて体を動かすというのが気分転換にもいいのです。1時間で軽く汗ばむ程度のちょうどよい運動。

しまいっぱなしのパウスカートも出番があるかな。


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鼓童のぶんきょう交流公演

2018年10月13日 | コンサート
2018/10/13

今日は文京シビックホールで、太鼓芸能集団「鼓童」の公演でした。

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昨年初めて見に行って、その迫力に感動してすっかり魅了され、今年も見たいと思っていたのです。
昨年、見た後には太鼓を叩いてみたくなり、鼓童のエクサドンの講座を受講しに、さいたま市まで行ったのでした。
見るのも楽しいけれど、叩くのも全身を使って、すごく楽しい体験でした。

今年も圧倒されて、あれだけの大きな音を聴いてストレスも何も消え去ってしまう。
演奏時の集中が素晴らしくて、目線も動かさず、研ぎ澄まされた感じがいいですね~
余分なものをそぎ落とした日本的な美。

鼓童は1年の1/3は海外公演だそうですが、この芸能のレベルの高さが日本人として誇らしい感じがします。

希望者が前に出て太鼓体験もあったのですが、老若男女みんな全力で叩いて、それが気持ちよさそう。
太鼓の音が大きいので、手に持ったプログラムの紙がビリビリ震えるし、床を伝わって足にも振動が来るのですよ。音は皮膚感覚というのもわかる。
大きな太鼓の音は、建物がなければ3.8㎞先まで届くのだそうです。これは新宿・渋谷間の距離だとか。




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美肌菌とヨーグルト

2018年10月11日 | 健康
2018/10/11


NHKの「美と若さの新常識」という番組は美肌についてだったので、興味津々で見ました。

http://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/132/306699.html

美肌を育てるのは表皮ブドウ球菌。この菌はグリセリンを分泌して、お肌の水分量を保っているのです。

美肌菌は汗と皮脂をエサに増えていくので、あまり顔を洗いすぎるのもよくないそうです。
そして、ヨーグルトの上澄み液ホエーを使ってパックするのがいいのだと。
ヨーグルトのビフィズス菌が、美肌菌のエサになるのです。

番組では、紙にホエーを浸して顔に貼っていましたが、ただ顔にホエーを塗るだけでもいいのではと、少量を顔に塗ってみました。これが感じがよい。

少しヨーグルトの匂いはしますが、肌の感じがいいのです。
いつもの栄養クリーム(お高いヤツ)のようにテカテカせず、すっとなじむ。
脂肪分0%のヨーグルトを使ったからかな。

気のせいか、小じわも目立ちません ←気のせい

最近、小じわに有効というレチノールクリームが資生堂から発売されていて、私も去年から使っていて、3本目です。効果はわかりません。使っているからこの程度で済んでいるのか、使わなかったらもっと老化しているのか…

このレチノールクリームは安くはありませんが、ヨーグルトのホエー液が使えるのだったら本当に安上がり。今のところ、アレルギーもなさそうです。
そういえば、前からヨーグルトパックというのは、聞いたことがありましたっけ。

ホエー液を塗ったうえから、いつもの保湿化粧水を使っていますが、肌の感じがちょうどいいのです。


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リトミック後期の見学会

2018年10月10日 | リトミック
2018/10/10

今日は、あるひろばでの前期コース最後のリトミックの日。
そして、後期コースに申し込みたい人の見学日でもありました。
人数が多いので一緒に参加体験はできないけれど、区切られた向こうから見てもらいました。

冒頭に職員さんが、こどもたちに「今日はみんなが見てるから頑張ってね」

私は1~2歳の子たちに「頑張ってね」は使いたくないので、いつもは言わないのですが、今日はその言葉につられて、つい「頑張ってね」と言ってしまいました。

いつもはママたちにも「頑張らないで」と言ってます。
頑張ってやるものではないという思いもあるし、集中したり、ノッてくると自然に頑張れる。だから、集中できるような環境作りと、集中できるような内容をやればよいと考えているのです。

でも、「見てるから頑張ってね」の言葉が効果があったのか、集中してできました。
見られている、あるいは見てもらっているということは効果があると思います。
集中して終わった後は、開放感や充実感を感じるものです。小さくても、その感じを味わうのは大切です。

終わった後に後期の申込受付になったのですが、ずらりと並んで行列ができていて(うれしいなあ~)と思いました。

リトミックの創始者、エミール・ジャック=ダルクローズの言葉として、こんなことをお話しました。リトミックの目的は「音楽を手段として個人の知的な能力と肉体的な能力の調和を図る」こと。

座って聴くだけの音楽ではない、知識として知っている音楽だけではない。体を使って音楽を表現することができて初めて、音楽がわかり、頭と体の調和が図られるのだということです。
楽器演奏は筋肉感覚です。譜が読めて、それを理解できて、それを体の動きに変えていく。大きな体の動きから、指をどう使うかという細心の注意を払うことまで肉体能力ですよね。
筋肉感覚とはダルクローズが実際に著書で使っている言葉です。

音楽を聴く、歌う、演奏する、作るといったことを体を動かす経験を通して感じ取っていくのがリトミックです。




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五十肩の経過

2018年10月09日 | 五十肩の記録

2018/10/09


先日書いた久石譲さんの『音楽する日乗』(久石譲 音楽する日乗 [単行本])を読んでいたら、こんなことが書いてあった。


このところ忙しい日々が続いている。・・・・M病院のF先生に動かなくなった左手と肩の診察を受ける。診断の結果、肩は肩関節周囲炎、早い話が五十肩とF先生は断定した。問題の手は使いすぎでしょ。注射を4本打った。左手でアルペイジオを弾くと、真ん中のドより右に手がいかない。痛くても練習して大丈夫。(p69)


わあ、私と同じ!
私のは使いすぎかどうかはわからない。じっと座っていたり、パソコンを見ていたり、腕を動かさない動作が長時間続くと痛くなってくるので、使わないのがよくないと思っていたけれど。

左手が真ん中のドより右に行かないって、久石さんは大曲をコンサートで演奏なさったりするので大変だと思う。私は、この点はかなり大丈夫だ。左手は右にも行く。
この本は2016年当時だから、もうさすがによくなっていらっしゃると思う。

痛くても練習して大丈夫だそうで、私は弾くときには痛みがないので、せいぜい練習しなくては。

最初に痛みを感じたのが3月だから、もう7か月も続いている。
初めて病院に行ったのが8月、なぜ長い間行かなかったかといえば、10年前にもなったことがあり、その時は1度だけお医者さんに行って診断をつけてもらい、そのあと自分でリハビリをしたら半年後には、ほぼ元通りに治ったので、今回も治るだろうと思ったのである。

でも、今回のほうがずっとしぶとい。
未だに軽減しているとは言えない、それどころか進行しているように思うときもある。
単なる五十肩ではないんじゃないか、頚椎か、他の病気ではないかしらと思ったこともある。

病院を変えて、またレントゲンを取ったら、典型的な五十肩だそうだ。
病院を変えたのは診断を疑ったからではない。混みすぎて、待ち時間が長すぎるのだ。

そして自己流でいろいろ試した。

肩をホットタオルで温めるのは気持ちがいい、お風呂であったまるのも気持ちがいい。しかし、そのときだけで、腕が伸びたり治ったりすることはない。お風呂の中で、後ろに手を回すリハビリをしたら、息が止まるほど痛かった。温めた分だけ、よけいに痛いようにさえ感じた。

マッサージチェアに座って揉んでもらうと気持ちがいいが、それで治ることはない。
磁気治療器を買って、肩に貼って使ってみると気持ちがいいが、治ることはない。

もらった痛み止めを服用しても、ほとんど効いているようには思えない。
貼り薬も皮膚の表面はスーと気持ちがいいけれど、内部の関節には効いているようには思えない。

確実に軽減すると感じたのは動作をすることのみ。
痛みをこらえながら腕を上げたり、伸ばしたり、後ろに回したりすること。

しかし、これが痛いのだ。う~と声が出て、息が止まり、うずくまってしまうほど。
長い間、軽減しなかったのは、この痛みに耐えられず、すぐにやめてしまっていたからだ。

しかし、この痛みをこらえつつ20~30秒我慢してやっていると、だんだん痛みが軽減し、腕の可動域が大きくなってくることがわかってきた。これを繰り返せばだんだん良くなってくるに違いない。
1度よくなったからといって、また数時間たつと、痛みを感じ、動かなくなっている。
その繰り返しなのだけれど、繰り返しやるしかない。



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シュウメイギク(秋明菊)

2018年10月08日 | 花・植物
2018/10/08

花屋の店先に置いてあったシュウメイギクを2鉢買ってきました。
まだ全て蕾でしたが、たくさんつけていました。
私はシュウメイギクが好きなのです。

数日で、ひとつ咲いた。清楚な感じの白
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それから次々と咲き始めて
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こんなふうに花が咲くのが、とてもうれしいのです。



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Japan Open2018の感想

2018年10月07日 | フィギュアスケート
2018/10/07


昨日は、さいたまスーパーアリーナで「Japan Open2018」が開催。
テレビ観戦です。


テレビ観戦でも、試合を見ると、会場独特の雰囲気を思い出してわくわくしますね~
それほど勝ちにこだわらないのも気楽。

町田樹さんがこの試合のゲストスケーターとして出演しました。
この日でプロスケーター引退でした。
「そこに音楽がある限り」の演技を見ましたが、町田君がこんなに満足げな笑顔で滑っているのを見たことあったっけ!

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今までの町田さんの滑りは観客とコンタクトを取るというより、自分の世界観を見せることに徹していたように思います。でも、今日の表情から、「実演家(パフォーマー)」を終える清々しさとか、やり終えた満足と感謝の気持ちを感じました。プロになってから、学業優先で自分のペースを守ったことで充実していたと感じさせる演技でした。

羽生さんが多くのファンの声をすくい上げようとして、期待に応えることを優先していたのと比べると、町田さんは対照的な感じがしてました。ファンからの花束もプレゼントも辞退していましたしね。
しかし将来への生き方の優先順位を考えた結果のことで、望んだとおりの人生を進んでいける確信も生まれているのかもしれませんね。

その方針のブレのなさは、町田さんが考えを言葉にするところから生まれているのではないかしら。言葉にすることによって、自分のやりたいことを明確にする。
羽生さんも、考えを言葉にすることの重要さを言っていましたが、町田さんもそうでしたね。町田さんのほうが文語的ですけれど。

町田さんは演技で伝えるというよりも、言葉を扱う能力に優れていると思います。町田さんの公式サイトを見ますと、プログラムのことが書いてあります。私にはこういうのがありがたいのです。


使われている音楽は誰が演奏しているのかというのは、私はいつもかなり気になることなのです。
今回は「楽興の時」が今井顕さん、「愛の挨拶」が五嶋みどりさんと書いてあります。曲に対する考え、背景、動きへの変換、演奏者などがわかると、そこを捉えどころとして、より興味を持って演技を見ることができます。

さて、Japan Openの感想ですが、なんだか転倒が多かったですね。そんななか日本勢は織田君がよかった。引退してから更に覚醒した感じ。
それとザギトワちゃん、ネーベルホルン杯も素晴らしいと思ったけれど、今回もレベルが高かった。マサルの癒し効果(笑)?

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さいたまスーパーアリーナでは、まだ見たことがないのですが、客席がすごく上のほうまで続いていて大きいですね~。来年3月の世界選手権はここで見られますように。






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見ること・聴くこと

2018年10月05日 | 
2018/10/05

先日読んだ久石譲さんの本に興味深いことが書いてありました。
 
「映像より先に音楽が脳に飛び込む」という文章で、久石さんは、映画の1秒間に24コマのレベルで厳密に音楽をつけていく作業をするのですが、同時にすると音楽のほうが早く感じるそうなのです。

このあたりを要約して引用しますと、

映画音楽では、映像と音を同時にすると音が先行して聴こえる。映像のほうが音より速いはずなのに。

養老猛司先生は、シナプスの数の違いだという。見ているのと、聴こえてくのでは脳の神経細胞が伝達して意識が発生するまでの時間が違う。 

脳には音楽のほうが先に届く。音楽を感じ取るのが脳の古い部分、まだ動物だったときからある脳で感じ取る。前頭葉を経由して入ってくる視覚よりインパクトが強いのではないか。


養老先生によると、視覚にないものは何か、それは時間です。目にとって時間は前提にならない。一方聴覚にないものは何か「空間」です。いわゆるデカルト座標は視覚、聴覚は極座標で距離と角度しかない。どのくらい遠くから聴こえるかと、どっちから聴こえるか。それだけです。

私にはデカルト座標とはなんぞや??ですが、とにかく、映像と音が同時のとき、脳は音のほうを先に認識するということなのですね。


なぜでしょうね。

脳の古い部分というのは、より原始的で生存にかかわる部分。
危険を察知するのは視覚でなく、聴覚に頼る部分が大きいのかな。

目は顔の前にしかなくて、自分が見ようとしたものしか意識しないのに対して、音は後ろからでも横からでも無意識のうちに聞こえてくる。 異質な音から危険を察知するアンテナが人にはあって、だから音のほうが早く感じるのかしら。

上の本に書かれた音と映像の話の初出は、久石譲さんと養老猛司氏の対談本です。
こちらも今、読書中ですが、更に興味深い。

『耳で考える ――脳は名曲を欲する 』(角川)

〈追記〉
養老氏の言葉

耳の元は身体の運動をつかさどる平衡器官。いわゆる三半規管がそれ。耳はものを聴く以前に、自分のからだの動きを把握する運動器官だった。振動をからだのいろいろなところで聴いているので、必ずしも耳だけで聴いているのではない。耳は外の世界を捉えるばかりではなく、からだの内側にも深くかかわっている。


感覚器の二重構造 外部を捉える感覚と内部感覚の二重構造

耳だけは古い感覚器が非常に強く残っている。体の運動に直接つながっていますから。脳の中では当然近い関係になる。脳からいうと、聴覚は古いところに直接届いている。それが情動に強く影響するということなんです。

大脳辺縁系というところ。それが一番遠いのは目。目は客観的。だから、見て感動するより聴いて感動するほうがよっぽど多いんです。(p.40)



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