はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

本選スケジュールと、NHK「ショパンコンクールのレジェンドたち」感想

2021年10月18日 | ショパンコンクール

2021/10/18

 

ショパンコンクール本選は今日の深夜、日付は19日(火)からです。

 

◆日本のファイナリストの演奏予定時刻(日本時間)

反田恭平さん
10/18(月)26時50分頃 (=翌10/19(火)2時50分頃)

小林愛実さん
10/20(水)25時00分頃 (=翌10/21(木)1時00分頃)

 

すべてのスケジュール

◆10/18(月) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) Kamil Pacholec カミル・パホレツ(ポーランド/22歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Hao Rao ハオ・ラオ(中国/17歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

--(休憩)--

26:50(翌2:50) 反田恭平(日本/27歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

27:30(翌3:30) Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ(イタリア/29歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11


◆10/19(火) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ/17歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア・スロヴェニア/26歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

--(休憩)--

26:50(翌2:50) Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン/24歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

27:30(翌3:30) Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア・アルメニア/17歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11


◆10/20(水) ※日本時間(深夜)

25:00(翌1:00) 小林愛実(日本/26歳/スタインウェイ479)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

25:40(翌1:40) Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド/24歳/スタインウェイ479/)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

--(休憩)--

26:50(翌2:50) Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国/21歳/カワイ)
ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21

27:30(翌3:30) Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ/24歳/ファツィオリ)
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

 

 
 
昨夜はNHKEテレのクラシック音楽館で放送の「ショパンコンクールのレジェンドたち」を見ました。
 
貴重な映像で大変勉強になりましたし、おもしろかった。
この人が優勝したとか、こんな演奏だったと記録で読んでも、なかなか演奏動画までは見てません。(You Tubeがありますけど、なかなか探してまで見ないので)
 
ショパンコンクールは第1次大戦終結後の1927年(昭和3年)から始まったのですね。
 
ポリーニの24の前奏曲(サントリーホール 2002年)の演奏はどうも私にはピンとこなかった。この荒々しさはなんだろう。前奏曲ってこういうふうに弾くものかしらと。
小林愛実さんのほうがずっといいと思うのですが。
 
まあ、それは個人の好みということで・・・。
 
1980年のポゴレリチの演奏が審査員たちに巻き起こした議論。話には聴いていたけれど、その動画は初めて見ました。彼はカジュアルなシャツにパンツ、赤い椅子で弾いているんですね。ちょっとロックミュージシャンぽい。
 
作品の解釈にどこまで個性や自由が認められるのか。彼はこのコンクールにはふさわしくないという審査員に対して、席を立つアルゲリッチら数人。審査員たちもみな一流の弾き手であり、芸術家としての誇りもあり、自論を持っていますよね。
 
ショパンらしさとは、新しい解釈とは、今も議論の余地のある問題ではないかしら。
 
それにしても、あの時代に若き日本の女子、中村紘子さん、小山実稚恵さんが入賞していたとはすごいことですね。
 

ショパンコンクールのレジェンドたち - クラシック音楽館

ショパンコンクール・ファイナル直前特集!▽ポリーニ、ブーニン、小山実稚恵、ブレハッチ…コンクールが世に送り出したレジェンドたちの名演奏をたっ...

クラシック音楽館 - NHK

 

 

昨日紹介した動画の感想で

【ショパン国際ピアノコンクール】空前絶後の華麗なる戦い! 反田恭平&角野隼斗 満場の喝采を浴びた第3次予選の舞台が終わってほっと一息しているおふたりへ藤巻暢子さんが緊急インタビュー!

https://youtu.be/8jzLwoCrO3o

今回参加したコンテスタントたちは、世界中に演奏が配信されることによって、自分の存在をもっと広く知らしめることができたと思います。

角野さんは、今までショパンにふれたことのなかった人々をクラシックの作曲家ーショパンに導いていったと思うし、ご自身がさらに飛躍するきっかけになる大会だったと思うのですよ。

反田さんも世界中からコンサートの依頼が来ているそうですし、反田×角野ペアでワールドツアーに行ってもらいたいですね。

もちろん、その前に全国ツアーをお願いします!

今回の大会もきっとNHK取材班が入っていると思うので、後日の舞台裏放送がもう楽しみ。(気が早い)

 

 


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